2016年12月31日

最後良ければすべて良し☆(3ヶ月ぶりの更新)

びっくりなくらいお久しぶりです、、コイケです。。
いや〜!9月の更新からあっという間に大晦日!!
最低でも1ヶ月に1回更新の目標どうなったあぁぁぁ〜!!
いや、途中更新する予定だったんですよ。(言い訳)
でもいざ更新しようと思って保存していたテキスト開けたら全てが「-------」になっているという呪いのようなことがありましてて…!!
ぎっくり腰になって全く歩けなくなってしまった話とか臨場感たっぷりに書いたんですがね〜、、全部消えちまった…!!(どうでもいい話w)
そして気付けば大晦日です。。

1年早くね!?と思いましたが、振り返ると1月に3年ぶりの「名所じじばば百景展」を開催、2月なぜかパフォーマンスをし(笑)、色んな方とコラボしたり意外な企画展に参加したりと、今年も色々やらせていただいたなあ〜と。
そして、なんと言っても、昨年から熱望していた中二男子とのコラボZINE「CHU-ni」をちゃんと世に出せたこと!
これが私の今年のやり遂げ感NO.1案件ですかね☆妄想を実現させた達成感がありました。

それにしても歳を重ねる度に反比例してどんどん落ち着きがないライフスタイルになっている気がするので、来年はどっしり構えて高倉健のように黙々と作品を積み上げていきたいと。
私、最近気付いたんですよ。
この調子で名所じじばば百景作っていったら、、百景到達するの80代じゃね!!?と。
細かい線見えるのかい!!!?と。。
来年から名所じじばばシリーズのピッチを上げていきたいと思います!!

と宣言したところで、来年早々の展示が1/7から始まる「冬の金魚」展なんですけどね☆
コイケと金魚…。冬の金魚より珍しいんじゃないか!!?
さっそくドMを発動している2017年の作家業ですが、まあそこも私の長所だと思いますので(笑)生暖かく見守っていただけると幸いです。

2017年のコイケジュンコもご愛顧の程どうぞ宜しくお願い致します!!
posted by コイケジュンコ at 23:09| Comment(0) | 日記

2016年09月16日

中二という煌めき

またも時間が空いてしまった…!
こんばんは。コイケジュンコです。

でもまだまだ暑いですね〜〜!!(2ヶ月前の前回の日記でも暑いって言ってる…)
これ、100万回くらい言っていると思いますが、ほんとーに暑いのが苦手です!!
夏は生きているだけで精一杯になってしまうので、ひと夏の思い出☆どころかひと夏の記憶がありません(笑)
なので、今回はこの夏に体バキバキになりながら頑張って作ったZINEの話をさせてください…!!

昨年から今夏にかけて「CHU-ni」という大型ZINEを作りました。
その「CHU-ni」を作るきっかけは、友人である作家さんがtwitterであげていた息子さん作の紙剣写真でした。
当時、息子さんは中学二年生。そう、いわゆる「中二」!


  「中二」というと「こじらせる」、と合言葉のように出てくるのが常識となった今。
  しかし私は、「中二」=「第二次ほとばしり期」だと思っている。

  5歳と14歳は内面がほとばしる時期のように思う。
  ただただ興奮にまみれる5歳に対して、14歳は興奮と冷静が交錯する。
  リアルを妄想し、あらゆる可能性を想定し、設計し、実現する。
  それが14歳を象徴する稀有な煌めきな気がする。


9/3から始まっているパラボリカビスさんでの個展に際し、この文章を寄せさせていただきました。
細かい事を言うと、「こじらせる」は現役中二に対してよりも中二思考から抜け出せない大人に使うことが常ですが、どっちにしろネガティブな意味合いが強い気がします。
でも私には中二は眩しい存在。
繊細で難しいお年頃ですが、その鬱屈としたパワーを思い思いの方向に放出する様は、「かなわない!」と思ってしまうものです。

話はそれましたが、今回の「CHI-ni」。
その中二男子の作る堂々たる紙剣に魅せられ、私の紙服作品(HI-FUKKUシリーズ)と一戦交えることはできぬかと、お母さんである友人作家さんに交渉したことから始まりました。

ここで大切にしたのは落としどころ。
私は、紙剣を超格好良いものとして昇華したかった。
それにはユルくもなくコスプレでもなく、ゴリゴリにモード的にしたかった…!
というわけで、面白い融合ができるのではないか!?と思われたカメラマンの山中基嘉さん、信頼のヘアメイク・岩原かえさん、子どもと大人が同居しているような可能性の塊・モデル五日蛙さんに声をかけさせていただいて挑んだ撮影。
大成功だった…!!!
どう大成功だったか、これは実際の「CHU-ni」を手に取ってもらいたい!(宣伝)

「重いですよ」と言われながら事前に受け取った紙剣はほんとーに重くて、家に着いた頃にはグロッキーになっているほど重くて、撮影中みんなでマジマジとみると…盾の中に割っていない割り箸が敷き詰められてるぅ〜〜〜!!!
これが中二なんですよ。
ただただ興奮にまかせて剣を作るだけじゃない。敵が攻めて来たら本当にこれで戦えるのか、そういう想定を冷静にしているんですよ。もうやたらと強度があるんですよ…!!
ノートを使った剣に見え隠れする演習したと思われる文字に胸を熱くする大人たちなのでした。。。

そんな「CHU-ni」お披露目に合わせて、パラボリカビスさんで個展「糸氏…!」が開催中です。
最近、「『いと・うじ』行きますね☆」や「『いと・し展』伺います!」と言っていただけるのですが、
すみません、これで「か み … !」と読みます。
「神=素晴らしいの最上級」を「ネ申」と表す若者言葉からきています(笑)
CHU-niで使った作品、最近イベントなどで使っていただいた作品など、実物を見ていただいていないものが多数でており、またHI-FUKUシリーズだけを集めて展示するのも久々です。
この機会に私の紙偏愛ぶりを見ていただき、「なんでこんなに紙…の最上級=糸氏…!」と呟いていただきたく存じます☆
で、やはり「CHU-ni」を手にとってもらいたい。(宣伝二度目…!)
ビジュアルもさることながら、デカさ・仕様など、私のあがきを見てもらいたい。なぜそうした!?感を見てもらいたい。もちろん私にとっては必然なんですけど。
そう、私もある意味中二なんです(笑)
posted by コイケジュンコ at 23:04| Comment(0) | 日記

2016年07月21日

42歳の貫禄

みなさんこんばんは。湿気の多いこの季節いかがお過ごしでしょうか?
私は年々、紙と同化し湿気に弱い人間になっております。
この湿気耐えられない…!!

そんなこんなで42歳を迎えた6月の日記を完全にスルーしてしまい季節は夏本番の7月…
世の中的にはデパートなどでセールが始まっておりますね!
こういうタイミングこそ、いつもと違うファッションに挑戦する機会にしたらよいと言いますか、自分の可能性広げちゃったりしてもっとおしゃれを楽しめばよいと思います☆

そんなこと言っている私自身は、調べたりすることが苦手なのでセールをうまく使いこなせたことがないのですが、先日たまたま待ち合わせ場所がセール初日まっただ中だったため恩恵を受けることができました。財布を新調してやりましたよっ!!

何年も前に「お金が貯まるかも!?」と買った金色の財布は、いぶし色になって「これ金色じゃないだろ!?貯まらんだろ!!」という感じを呈しておりました。
ボタンも外れやすくなっていたので新調しなきゃな。。とも思いつつも、「でも、ま、いっか〜☆」とずっとやり過ごしていたんですよね〜。

この日は人を待っていた場所にちょうど財布売り場があり、「これだあ!!」な一品があったわけじゃないんですが、色々見ていたら気持ちが盛り上がり「…買うか!」と決心できたので、商品を持って勢いよくレジに行きました。
少し商品券を持っていたのでどうせならそれも使おうと、レジの方に使えるかどうか確認しました。
しかし、どうも話が通じません。最終的には「商品券の売り場は上の階になります」と言われる始末。

焦った私は「あ、あの、商品券じゃなくこの財布を買いたいのですが…」と中学英語教科書の例文のような文章で改めて伝えると、レジの二人が同時に驚いた顔になりました。

「はっ!!す、すみません!!お客様のお財布かと…!!」
…えっ!?二人とも私の私物だと思っていたの!!?(汗)

そそくさと逃げるように会計手続きするA店員の横で「申し訳ございません…!!お客様のお財布かと思ってしまって!!」とひたすら謝るB店員。
「いやいや、そんなに似合っていましたか?ありがとうございます☆買って良かったです!」とおどけながら取り繕う私。

それにしても財布売り場でレジに持って行った財布を私物と思われるって、、どういうことなのよ!?
二人も間違ったので私の言い方が悪かったのかもしれませんが、それだってこの状況なかなか難しいぜ!!

セールで冒険して自分の似合わせの可能性見つけるどころか、商品がジュンコ色に染まるという。。
あれですかね、私ともなるとアッチ(ファッション)から寄ってくるんですかね☆
なんて強がってみましたが、せっかく新品を買ったのに馴染みすぎて心機一転感を削がれ複雑な42歳の夏なのでした……。
posted by コイケジュンコ at 21:23| Comment(0) | 日記

2016年05月07日

30年後に花開くこともある

5月、早めの更新!(いいぞいいぞ☆)
こんにちは、コイケジュンコです。

みなさんにはどんなあだ名がありますか?
私は上記自己紹介した「コイケジュンコ」、本名でありあだ名でございます(笑)
私としてはなんら疑問を持たないのですが、人から指摘されるとあだ名がフルネームって確かにおかしい☆
20歳くらいから一番仲の良いメンバーがフルネームで呼び出したのを皮切りに、今でもその脈とは別に派生しているので、たぶん声に出して呼びたい名前なのだろうとありがたく思っております。

でも、小学生の頃などはそれなりに略したあだ名がありました。
コイちゃんとかがやはりスタンダードでしたが、昭和な頃は何かメジャーなものにちなんだあだ名を意地悪そうな言い方で呼ぶ、というのが定番でしたので、もちろん私も呼ばれていましたよ。
コイケヤ、と…。
「小さい池」と呼ばれていたこともあったかな。。もう、そのまんまじゃねーか!!って感じですが、これを「や〜い、小さい池〜〜!」と意地悪そうな言い方された途端にからかいになる不思議(笑)
コイケヤの商品は美味しいし、今だったら「逆に光栄です!!」と最敬礼したい気分ですが、あの頃はシュンとする一因でありました。懐かしいですね〜…(細い目)

そんな私も来月には42!30年以上前の話、、綾小路きみまろの世界ですよ…。思えば遠くへきたもんだ。。。
疲れなんか知らなかった小学生の頃と比べると、四十代は元気と思っていても体が斜めになっていたり、ご飯食べているのに眠くなったり、笑ったフリして一瞬寝たりするわけですよ。

昨日も、雨の中傘さしながら変わりそうな信号に焦って小走りしようとしたら、思ったより足が上がっていなかったようで、縁石に右足を盛大に引っかけました。
うわ〜〜!!これ絶対こける〜〜〜!!!
勢いよすぎて飛び上がるほど前のめりになっている体を左足で力一杯踏み止めました。
しかし、思いっきり引っかけた重力に勝てず着地がピタッと止まらず、踏み止めたはずの左足が前へトントントントンと出てしまいました。
体は前傾のまま。いつ派手にコケてもおかしくない。危機を感じた私。
右手には傘や買い物袋を持っていたので、いつ地面に手を着いてもいいように左手をめいっぱい前に出しました。なんならエアー突起に手を着いて踏ん張るくらいの心持ちで!
めいっぱい出した左手、片足で踏み止まろうとケンケンする左足……か、歌舞伎かよ…!!!!!

横断歩道が花道と化し、車の中にいる観客の前で盛大に「飛び六方」を披露するコイケ。
これってまさしく「コイケ屋」じゃねーか!!!

30年前とは違う、喝采に似たコイケヤを心に鳴り響かせ、私は横断歩道を渡りきったのでした…。
この勇姿、小学生の頃の私に見せてやりたい!!(笑)
posted by コイケジュンコ at 17:59| Comment(0) | 日記

2016年04月29日

ココス、これからも君を愛す。

お久しぶりです。コイケです。
ありがたいことに何気に忙しい日々を送っております。
歯科医院の予約をすっぽかした二日後に気付く程度には忙しくしております。。
そうなんですっ!やっちまったよーー!!電話も無しにすっぽかすとかそういう迷惑なことはしないように気をつけていたのに…。
最近トシなのかパンパンの脳みそにひとつ入れるとひとつ出ちゃっており、、いかんですね。本当に気を付けます。。

そんな私はただいま安住の地・ココスにおります。
作品に煮詰まった時、後回しにしたいような作業の時、ココスでやるとスムーズに動いたりすることから、私のアトリエ第二号館として活用しております。
そんなココス、やってくれましたよ…!

前回訪れたのが数週間前。
会計をしにレジへ行くと、「プリペイドカードが出来たのですが作られますか?」とのお誘い。
私は一瞬止まりました。
急には受け入れらないことが多すぎたからです。

(1)なぜ今プリペイドカードなのか。

(2)しかもそれがなぜココス限定(+姉妹店)のプリペイドカードなのか。(私には需要があるけれど…!)

(3)つい最近作ったのになんで昭和感漂うつがいのイルカ柄なのか…!!(これ一番衝撃!!!)

本当に2016年なのだろうか今は…と頭トリップしかけました。
ココスを愛する私としては作っても良かったのですが、ずっと愛用していたポイントカードがありました。ドラえもん柄で気に入っていたのよね。。
そこで「プリペイドカードになったらポイントカードは不要になるんですよね」と自分に言い聞かせるように質問してみました。
「いえ、使えます」

…え?
私のたじろいだ表情を察してか、「大丈夫です。ポイントカードも今まで通りお使いいただけます」と、まるでヒーローのような包容力のある微笑みで静かにかつ力強く答える店員さん。

その包容力に心射抜かれ、イマイチ事態が飲み込めないものの『もう貴方の好きにして…!!』と、店員さんに身を任せて入会することに。(注:店員さんはおばちゃん)
プリペイドカードを作りチャージして会計してみると、長いレシートにはポイントカードのポイントとプリペイドカードの別ポイントがそれぞれ記載されておりました。ややこしっ!!!
なんだこのポイント制…これがほんとのWポイント。。。

そして今ならプリペイドカードを作ると500円分付いてくるということで、チャージする時に加算してくれるのかな〜と思っていたら、まさかのお食事券でした。カオスッ!!!

というわけで、今度お会計する時はお札に見立てたお食事券と厚いカードを二枚出す事に。
何でも電子化している世の中で、それに準じようとしたのに結果逆行しているココス…最高だ…
これからも末永く通わせていただこうと心に誓ったコイケなのでした。

さて、、これからお会計行ってきます。。。
posted by コイケジュンコ at 19:23| Comment(0) | 日記

2016年03月04日

初めての夢の海…(後編)

(前回までのあらすじ)
棚ぼたチケットを手に入れ初めてのディズニーシーにOさんと一緒に来たコイケ。
入園直後にゼペット爺さんに遭遇し爺ボルテージが上がったりしつつ楽しんでいたが、二人とも激しい系の乗り物が苦手にも関わらず連続して乗ってしまう。
体力を奪われた二人に、1月には珍しい鋭い陽の光が容赦なく照りつけるのだったー。

*****

珍しく陽の光が強い日だったこともあり疲労が隠せない私たちはイタリアンな町をブラブラしながらクールダウン、落ち着いたところで予約を取っていたインディー・ジョーンズのアトラクションへ向かいました。
Oさんは「予約取ったけど、別に行かなくてもいいよ…?」と言ってくれたのに対し、もったいないっすよ〜☆と私がノリノリで決行したんですが、、Oさんは気づいていたのかもしれない…二度あることは三度あることを。。。

軽いノリで行ったものの通路に貼ってあるポスターを見て嫌な予感がこみ上げてまいりました…インディー・ジョーンズのロゴが稲妻に包まれているんですよ!
不安が立ちこめる中トロッコに乗ると、捕らわれたインディー人形が「なんでこんなところに来たんだっ!おまえたちが来るようなところじゃない!!」と私たちに訴えかけ…か、、帰りてええ!!!!

一気にさっきまでの憂鬱がこみ上げてきました。どうしよう、どうしよう、降りたい…!!(涙)
これが5歳だったら泣き叫ぶところですが、あいにく41歳のBBAなので気持ちをコントロールすることにしました。
私は楽しい…楽しい……そう、楽しい仮面を被るのです…!!
私の中の月影先生が呼びかけ、北島マヤばりに仮面を被りました。「そう、私はインディー…!!」(白目)

そこから脳内に爆音で鳴り出すインディージョーンズのテーマ曲(コイケアカペラver)。
「これからどんな冒険が始まるんだろう…ワクワクするぜえ!!!」(※映画を見たことないので、キャラ設定に関してはご容赦ください。)
色んな危機に見舞われガッタンガッタン揺れまくるトロッコに、振り切り過ぎてインディー・ジョーンズというよりはデス・ロードかっつーくらいヒャッハーモードな私。隣りでOさんの「だ、だめかも…」という声を聞きながら、「ゴキゲンだぜ〜〜!!」と脳内で言いながら乗った結果、なんのダメージも受けずに乗り終えることができました!!(涙)
果たしてそこまでする必要があるのかという声が聞こえてきそうですが、自分のイメトレ実践力に可能性を感じた時間でございました。

しかし、調子に乗った矢先すぐに挫かれる出鼻。。。

ディズニーシーで一番恐ろしい乗り物「タワー・オブ・テラー」を乗らずにアトラクションの説明を受けるという面白い裏メニューをOさんがご存知で、それを申し込んだところ開催していただけることに。
申し込んだ時に受け付けてくれたお姉さんが先程はどうもな感じでやってまいりまして、「お約束の時間になりましたので、これより始めさせていただきます」とこぢんまりと開始。
注意事項を伝えるなり、お姉さんの表情がスッと変わりました。
「皆様、こんにちは!私、ハイタワーホテル保存協会のニューヨーク支部の◯◯と申します☆」
チラホラ人が通る中、アトラクションの片隅で、おばさん二人に対して本意気で架空の自己紹介を始めるお姉さん。で、できる…!
さきほどインディー・ジョーンズで仮面を被り切った私でしたが、あんたの勝ちだよ…あんたに本日の北島マヤ賞やるよ‥☆と早くも敗北宣言。

急降下する恐ろしいアトラクションを楽しもうと並ぶ人々の間をすり抜け、架空の設定を崩さず内装のひとつひとつを説明してくれるお姉さん。一つ目、二つ目、と指折るスタイルも堂に入っており…どんだけ訓練されてるんだ!目が無くなるほどの満面のスマイルをしながら、30分ものツアーのあいだ一度もつっかえることなく分かりやすい説明をしてくれました。プロや。。。
それにしても、ディズニーのアトラクションの外装・内装ってすごく細かい設定・ストーリーの元作られているのだと知り、感心致しました。
みんなそんなところまで見てないよ!という細かいところにまで小ネタを込めて作られているんですよ。面白い!
さすがに聞かないと分からないよ、な事も多いんですが、これから建物やアトラクションを見る目が変わりそうです☆

ディズニーシーまで来てカフェで女同士で語り合ったりして、結局閉園まで居た私たち。思った以上に堪能いたしました…!!

そして、改めてディズニーの魔力を感じた一日でもありました。みんな優しい!
顔ハメ的な看板あるところがありまして、そういうの見つけたらもちろん飛びつく私ですので、順番を待っていました。
看板の前では、見ず知らずの女子高校生同士が気を遣い合いながら写真撮りっこをしており、こういうところで譲り合い声かけ合うのは気持ちが和らいでいる証拠だなあと、緊張感のあった昭和の修学旅行を思い出しながら感じ入っておりました。
女子高生達が撮り終わり、さて撮ろうかという段階になったら、さっき撮っていた女子高生たちが気にかけてくれて「撮りましょうか?」と声をかけてくれました。
そのサービス精神と優しさからOさんが「あ、スタッフの方ですか?」と勘違いするほど。「いえ、自分たちただの女子高生です」とちょっとカッコイイ返事もらいながら、無事に撮影終了!
ありがとうございます〜!とスマホを受け取ると、一人の女子高生が「このスマホ、画面暗いですね…」と言ってきました。
私はハッといたしました。
実は朝から気になっていたんです。でもこの異常な陽の光のせいだと思っていたのです。「そ、そう!そうなんです!!今朝からなんだか暗くて…!!日中だからかと思っていたんですけど。。」と、ここぞとばかりすがるように話を聞いてもらうと、「設定だと思います☆」と笑顔でサラリと返されましたw
ワタクシ、どうやら夢の海に向かう途中で変なところ押したらしく…探してみたら直りました。。犯人自分。。。
JK(コイケジュンコおばちゃん)、JK(女子高生)にやんわりとアドバイスもらう巻…優しい……でもなんか哀しい☆

子どもにもインディー・ジョーンズにもなれた夢見られる場所で、文明の利器に翻弄されるBBAという現実に引き戻されたー
そんな初ディズニーシーでございました。
posted by コイケジュンコ at 23:35| Comment(0) | 日記

2016年02月23日

初めての夢の海…(前編)

みなさま、あけましておめでとうございます!!

年明け早々に木版画の個展があり、かなり修羅場っていた私は「2016年の年明けは旧正月にする!」と宣言していたので、個展が終わった今、ようやく年が明けた気持ちであります☆(つか旧正月よりだいぶ経ってるけど…!!)

なんて言うと1月は忍んでいたような雰囲気ですが、、修羅場から個展初日まで駆け抜け休みも取らんと会期中にディズニーシーに行って参りました…(笑)許して!!!(各方面へ向かって)

訳あって手元にディズニーチケットがあったのですが、その期日が1/15。会期4日目だったのです。。。
MOTTAINAI精神のコイケとしては無理を押して行ってしまいました…すんません。。。
作家仲間のOさんにおつきあい願って、初のディズニーシーへ!!

もう棚ぼた的なチケットだったので、ノープランで行こうと。
予習する余裕もなかったのですが、何も知らないで行くのもまた良かろうと、行ったことのあるOさんに完全に頼って(すんません…)連れ子モードで参加してきました。
入ってみると、噂に聞いていたヨーロッパ感。まさか同じ千葉県内でちょっとした海外気分が味わえるとは☆
「ほぉ〜ほぉ〜」と感嘆の声をあげながら、まずは園内を周遊することに。

そうしたら早速、今回はなんなら散策するだけでもいいと思っていた私の前になんと、、ゼペット爺さん@ピノキオが…!!う、うそでしょ、、、!?(感激の潤み)
憧れのテニス部の先輩に声をかけるように写真をおねだりし、ツーショット撮影に成功っ♡
もう、良い、、もう満足…!!思ってもみなかった夢の接触に、入園15分くらいで満足してしまった私。
ディズニーシーの素晴らしいのは、ピノキオに出てくるオオカミとかジャングルブックの猿とか、そこら辺のレアキャラが園内をフラフラしているところですね〜♬
広い園内で出会えないキャラも多くいる中で、入園早々に爺さんに会えたなんて、、、これって運命じゃない!?この日一番ハイテンションになったクライマックスでした(笑)
満足した!!もうあとは余生…とリラックスして行き当たりばったりを楽しむことに致しました。

まずは、実は観た事のない「リトル・マーメイド」の世界へ。
小さいお子たちも楽しんでいる、ただ上がるだけのくらべの乗り物にちょっと恐怖を味わいながら(私どんだけ…)、アリエルのショーへ。
上空を優雅にクルクル回るアリエルに「交代制かしら…」と肉体の心配をしつつ、テンション120%のアリエルをぽかん口で熱心に見つめる子どもたちを見ていたら(舞台を見なさい)、なんか泣けてきました。。
ほら、おばちゃん、修羅場明けで心が隙だらけだから…。

その後、「センター・オブ・ジ・アース」へ。
もう、こういうのは元ネタが全く分かりません。そこにアトラクションがある、だから乗る。そういう高倉健スタイル。
ありがたくもOさんが来たことがある&私と一緒で早い乗り物が苦手ということで、身の安心はしておりました。
そんな余裕ぶっこいていた私に天罰が。
楽しんでいたら、いきなり速くなるトロッコ。どんどん速くなり体感的には光速に…!そしたら、そしたら、、あの一番苦手なフワッとくる落ちるのキターーーッ!!
もうこの時は目をがっちり閉じていたんですが、瞼に変化を感じ一瞬だけ開けてみると真っ白、光で何も見えない真っ白なんですよ。
あ、死んだな。と思いました。
「速くならない」と思っていた中でののジェットコースターって想像以上に恐いですね……(震え)
一発目で足がガクガクに。

心臓の高鳴りを押さえつつ、5月になくなってしまうということで「ストームライダー」へ行くことに。
ストームを撃退するヘリに同乗する旨の説明を聞き、シアターへ。
ここでも私は何の身構えもしていませんでした。説明をしてくれているお兄ちゃんの語り口調が気になって、内容を聞き流していたのです。
ベルトをしていよいよ始まった時、後悔いたしました…ゆ、揺れるぅ〜〜〜!!
ストーム=台風なわけで、それのライダーなわけで、、これも激しいヤツだって、冷静に考えればわかるはずでした(笑)
ビュンビュンにかっ飛ばすヘリを不安いっぱいに体感していると、操縦者のデイビスが無茶をし始めました。
一緒に飛ばしていた奴がストームに巻き込まれたのを見ると、俺が敵を取ってやるな感じで暴走。
本部「キャプテン・デイビス、聞いていますか?戻りなさい。キャプテン・デイビス?キャプテン・デイビ、、(ブツン)」
デイビス「よぉ〜っし、さっさと終わらせて帰ろうぜ〜!!」
オオオォイイイイイイ〜〜〜!!デイビス何やってんだよぉぉぉ〜〜〜〜!!!
速いもの苦手、なのにさっき乗ってしまった、それなのにここでデイビスの気まぐれでまたスリリングな体感をしなければならないことが分かり、本気でデイビスにイライラする私。
自分で打ったミサイルが刺さったというテイで、雨が降る劇場…眉間にシワを寄せ薄ら目させながら水を浴びる我ら……ちょっとした滝行を想像しながら揺れに耐えました(笑)

ぐったりしながら外へ出て、私たちは鋭い陽の光を浴びながら、園内を彷徨うのでした……(続く)


まさかの前後編!!!笑
posted by コイケジュンコ at 23:24| Comment(0) | 日記

2015年12月20日

あどれっせんすな紙ドレス

もう12月!う、うそでしょ…?
というわけで、まだ12月を受け入れていないコイケです。(もう後半っ!!)
そんな往生際の悪い私は10月に書こうと思っていた話をしようと思います(笑)

みなさんは観てくださったでしょうか?
そう、たんきゅんデモクラシー「あどれっせんすドレス伝」MV!!
ワタクシ、衣装を担当させていただきました〜!もちろん紙で☆
タイトル大フューチャーな要素を任され、至福であります!恐縮っす!

今回とても興味深くありがたかったのが、本当の最初の最初から参加させていただきまして。
たんきゅんプロデューサーと作詞の松永天馬さんとの第一回打ち合わせからMV担当のALiさんと衣装担当の私も同席し話に参加させていただきました。
プロデューサーの「こんな雰囲気のこういう面を出した曲にしたい」というきっかけから「ではこんな要素入れる?」「これはあり?」みたいなやりとりまで見せていただいたことにより、「ただ衣装を頼まれた」というのではなくそこから自分で膨らませて自らコンセプトを持って作らせていただけたのは刺激になりましたしありがたかったです。
もうほぼ「こうしようと思います」という事後報告というか(笑)
全てを受け入れてくれたプロデューサーたちに感謝です。
そんなやる気が出たコイケは当初4着だったのを、自ら7着に増やすという…スケジュール詰まっている自分の首を絞めるという…(笑)

今回のきっかけは、TQDCプロデューサーのまゆたんが3月のカフカイベント「破壊・消滅」に来てくださって、作品を観てくださり作品破きに参加してくれたことが始まりでした。(ペチャコさん、ご縁の導きありがとうございます…!)
「紙で二人の制服作れないか」と話をくださり、「破いたりしたら面白いよね〜」「そしたらテストなどのプリント?」とどんどん話が膨らんでいきました。
曲が前半後半でメリハリを付けることから衣装も2着ずつ作ることになり、そしたら憂鬱・拘束→解放の流れにしようと考えまして。籠の中の鳥が放たれるような。あどれっせんす(思春期)は籠の存在の気付き、嫌悪、もがきの始まりですから。
そして、「勉強」の反対語は「漫画」だろうと思いまして(私の時代はそうだった!)、前半は国語・数学・英語・理科・社会をテーマにした動きに不自由感のある5着のドレス、その殻を破っての動きやすい(紙ドレス比)少女漫画ドレスという方向に決めました。

少女漫画を使ったドレスは、コイケ作品おなじみのドレス。
今回は衣装ですので、雑誌一冊丸ごとは使っていません。あま〜いカワイイ雰囲気にしたかったので、オレンジ・ピンクの紙のみをチョイスして作っています。
この色の紙、少女漫画雑誌の中でも割合少ないんです。しかもホラーやコメディーが多い(この事実、興味深い!)。なので、キュンキュンする台詞はかなりの希少部位です(笑)
それをここぞというところに配しながら、微妙なデザインにこだわっております。

そんな中で、私が決めた裏テーマは3つ。
(1)1stシングル制服スタイルに則る、(2)可愛いだけでなく恋をした大人っぽさを醸す、(3)Wink的な個々の特徴を出す。
(1)紙でドレスというだけでいつもと違う感じが出るので、今までの流れと関連づけたい気持ちがありました。
そこで、1stのレトロ制服のデザインから派生させることにしました。セーラー襟にベルト。ベルトはネックレスのようなアクセで乙女感出しつつ、変身ベルトを意識しました。少女が恋に目覚めて変身!的な。
(2)今回のテーマのひとつは「初恋」。なので、たんきゅんデモクラシーの二人のドキッとする感じも出したかった。しかし、まだ幼い二人がフリルいっぱいの可愛いドレスを着たら、本当に可愛くなりすぎてより幼くなってしまう。
フリルいっぱいに可愛くしたい・でも成長した感じも出したいということで、ここら辺のさじ加減はすごく気を配りました。
(3)2からの流れですが、デュオといえばやはりwinkだろうと(笑)ちょっとアンニュイな感じとそれぞれの個が立ってる感じを参考にしました。
お揃い感を出しつつそれぞれの個性に沿いつつ制作。全くのお揃いを着ると、年齢的にちょっと離れてみえるそれいゆちゃんとくるみちゃんを揃えて見せる、というのも目標でした。年が離れているのではなくタイプが違う的な。
あとはwinkのクラシカルで、少し野暮ったく、総じてハレやか、そこら辺を取り入れたいと勝手に思いながら制作していたのですが、振付見たらwink的手遊びが多くておお〜!と上がりました!(この振り付けがまた可愛いっ!!)

そして、前半の五教科のドレスはTQDCが中三ということもあって、現役リサーチして作っております!
社会の公民(三権分立!)だったり、数学の公式だったり、教科ごとに中三ならではなモチーフを選びそこからデザインを決めていきました。
例えば数学だと、公式柄のワンピースからボリューミーなドレスが生えてるんですが、数学からの逃避で空想しているドレスなんです(笑)
そんな中で、国語は森鴎外の「高瀬舟」。安楽死がテーマの物語です。
中三でこんな題材扱っているのか!とリサーチしたとき驚いたのですが、そのことが印象に残っていたので今回採用しています。

「高瀬舟」のクライマックスは、病弱な弟が兄に迷惑かけまいと自殺を図るんですが死に切れず、そこへ帰って来た兄に「とどめを刺してくれ」と頼みます。戸惑う兄。弟は死に切れない苦しさから怨めしいほどに懇願する、というシーン。
その鬼気迫るシーンのみを抜粋し、様々なコピーをしコラージュしています。このシーンが反芻され歪んでいく、そんなドレスにしました。題材が題材なだけにちょっと重いコンセプトに。。
最近、文章を色んな風に印刷してドレスを作る機会が重なっていますが、昨年パフォーマンスをして3月に消滅させたカフカ城ドレスもしかり、文字を身に纏うって耳無し芳一感あるな〜としみじみ思う次第です。 身を守るような、呪縛されるような、そういう感覚があります。

そう考えると、文字を使ったドレスあり、ドレス破く行為あり、少女漫画使ったドレスあり、でコイケの代表作集合のような衣装群になっております。
全て楽曲に沿った最善としての流れでしたが、結果がこうなり面白さを感じています。

面白いと言えば「縁」で。
今回のプロジェクトは、作詞:アーバンギャルドの松永天馬さん、映像:ALiさん、衣装:コイケ…全員パラボリカ・ビスさんと絡んでいる!
ALiさんに関しては、カフカのパフォーマンスでがっぷり一緒にやっておりますから!笑(ALiさん、さすがの仕上げでした!ブラボー!)
その事実をプロデューサーのまゆたんが全く知らずにメンツを組んだ、そのことに興奮いたしました。嗅覚すごいわ…

話は戻りますが、曲作りの行程をずっと見せていただいたのが本当に面白かった!!
ずっとccに入れてメールで横で見せていただいていたんです。
音楽の創造性は全くないので、あれがこうしてああなった!みたいなのが感動で。
その刺激が確実に「アタイもがんばんなきゃなー!」に繋がっていました。
郷拓郎さんの素敵なメロディーと仕上がるまでの華麗なる変身、松永天馬さんの詩の的確な方向性と独特な言葉のチョイス。出来上がっていくのをドキドキしながら衣装作っていました。

そしてみんなで作ったものを全部背負ったたんきゅんデモクラシー二人の頼もしいこと!
小さな巨人ですよ。軽やかにだけど真剣に取り組んでくれる二人のおかげで、とても素敵なものに仕上がりました。

いつもは一人で考え、一人で作り、一人で完成させることが常ですが、ひとつのものをみんなで作り上げる醍醐味を味わい、そしてそれが良い形で仕上がるとこういう達成感があるんだなと。
クセになりますね、これは☆

まだまだその余韻に浸っていたいですが、こんなことを書きつつ、ただいま絶賛じじばば中です!(笑)初々しいアイドルからじじばば…振り幅すごいです!!
新年早々1/12から始まる「名所じじばば百景展」、こちらもある意味カワイイので(笑)宜しくお願い致します!!
posted by コイケジュンコ at 11:32| Comment(0) | 日記

2015年10月28日

平和のそよ風

さきほどの電車の中での出来事。

座っている私の斜め前にそーとーな酔っぱらいがつり革に捕まり舟を漕ぎながらチーズ蒸しパンを食べており、それも気になっていましたが、社会の窓が全開。気になりすぎる…!
食べ終わると更に脱力つり革持ちになり、かなり前に競り出た状態になっておりました。

そのうち私の方まで足を踏み出し靴を踏まれ「あっ」と思うと同時ぐらいに隣りからすごい怒のオーラが。
舟を漕いでいた酔っぱらいのバッグが前に座っていたサラリーマンに膝にバシバシ当たっていたらしく、彼の怒りはもう限界スレスレ…!
サラリーマンは固いバッグがグイグイくるのをあからさまに膝でワンバン、それでも起きない酔っぱらいにサラリーマン限界越え!!忌まわしいバッグをサンドバッグに強烈なパンチ!!
さすがの酔っぱらいも起きて「アアン!?」と喧嘩成立。
サラリーマン「当たってんだよ…」
酔っぱらい「アアッ!?」
サ「当たってんだよ!」
酔「アンッ!?」
立ち上がったサ「さっきから当たってんだよ!!!」
嗚呼、、メンチの切り合い…ど、どうなるの!?とヤキモキしていたら、
サ「…開いてる」
酔「アアッ!!?」
サ「開いてる」
酔「ア〜〜!?」
サ「チャック開いてる」
酔「…ああ。」

上がったボルテージが社会の窓からのそよ風により鎮火と相成りました。

サラリーマンはその後も酔っぱらいのバッグ攻撃を喰らっていましたが、一度鎮火したおかげか最後まで耐え忍んでおりました。
いつまた着火するか…と思うと気が気じゃなかったんですが、ある駅で空いて酔っぱらいは離れた席に座りに行きました。
ホッと胸を撫で下し、今どこの駅か確認すると……乗り越しとるーーーっ!!
がっつり席が空いた駅、それが我が駅でした。。。トホホ

まあ、でも、社会の窓の開放は平和をもたらすなあと改めて痛感致しました。


というわけで、こんばんはコイケです。結構ボロボロですが生きてます☆
1ヶ月ぶりの日記がこんなんですみません…11月はもっと素敵な出来事に遭遇しますように(笑)
posted by コイケジュンコ at 23:41| Comment(0) | 日記

2015年09月30日

たまには真面目に、素材「紙」の話

こんばんは。コイケでございます。
9月二度目の投稿でございます。この調子で頑張りたい…!
とは言っても、くだらない事件も起こらないくらいの閉じた生活をしているので、たまには真面目(!?)な話をば。。。

私は紙を使った作品を出しておりますが、そうするとたまに言ってくださることがあります。「紙じゃなきゃ売れるのに〜!」
それは、素材の限界の話でして、布などの素材だったら気軽に販売・購入できるのにということです。

紙を、しかも消耗的な紙を選んで使っているのは、純粋に素材感の好みだけではなくその儚さにあるからで、よって耐久性はないのです。そこに作品の意図があります。
「この作品を布で」と提案されると一気に下がる意欲…(笑)
実際に着られる服は自分のやることではない、という気持ちが強いんだと思います。
機能が備わるともうそれは表現したいことと違うのです。(グッズなどはまた別ですけどね。「純作品」の話です。)

最近では紙でぬいぐるみを作る機会もあり、素材の高級感、耐久性がお客さんの選ぶ要素のひとつになっていることを実感します。
実際私も作家さんたちの縫いぐるみ作品を触れるとその素材の上質さに感動することも多いのですが、自分が作ることを考えた時、そこの興味は抜け落ちます。
何度も言ってしまいますが、私は純粋な素材感だけでなく、紙の持つ時間の流れをもろに受ける性質込みで表現に使いたいのです。

話は変わりますが、私は山下清の作品が好きです。
彼は折り紙などの色紙を使うことが多く、それこそ色が飛びやすい劣化著しくなる素材を使っています。
幼少の頃から度々鑑賞する機会がありましたが、数年前に観た展覧会では修復された作品が出展されていました。
鮮やかに蘇った作品。
でも私には違和感がありました。
鮮やかに変身した作品は、私が小さい頃観て感動した少し褪せた作品とは別物だったからです。
その時実感しました。作品だって生きていると。
作品も私たちと一緒に年を取り、「美しい」の形を変えていくのです。

作家が生み出した時の状態からは離れていってしまうかもしれないけれど、その時々に出会う美しさがあって、そこにはまた違う感動が生まれるのではないか。
鮮やかに貼られた紙は色が飛び、何十年何百年経ったら全て無彩に戻ってしまうかもしれない。でもそこには元々はそれぞれの色があった遍歴が無彩の中に片鱗となって見え隠れし、ただの無彩にはならない気がします。
それを想像した時に「それも観てみたい!」と思ったのです。

ネガティブに「この素材は保つのか」「劣化しないか」という心配するのではなく、朽ちていくのも楽しんでもらいたい。その朽ちている感じは今だけなんだよ!と、紙をポジティブに使う作家はそう思います。

私たちも朽ちていきます。
若い人には若い良さが、中年には中年の魅力が。そういうことです。

…はっ!私のじじばば好きはそういう所にも通じているのかも!!
意外にHI-FUKUとじじばば版画は強く繋がっているのかもしれません。
posted by コイケジュンコ at 23:13| Comment(0) | 日記