2015年09月30日

たまには真面目に、素材「紙」の話

こんばんは。コイケでございます。
9月二度目の投稿でございます。この調子で頑張りたい…!
とは言っても、くだらない事件も起こらないくらいの閉じた生活をしているので、たまには真面目(!?)な話をば。。。

私は紙を使った作品を出しておりますが、そうするとたまに言ってくださることがあります。「紙じゃなきゃ売れるのに〜!」
それは、素材の限界の話でして、布などの素材だったら気軽に販売・購入できるのにということです。

紙を、しかも消耗的な紙を選んで使っているのは、純粋に素材感の好みだけではなくその儚さにあるからで、よって耐久性はないのです。そこに作品の意図があります。
「この作品を布で」と提案されると一気に下がる意欲…(笑)
実際に着られる服は自分のやることではない、という気持ちが強いんだと思います。
機能が備わるともうそれは表現したいことと違うのです。(グッズなどはまた別ですけどね。「純作品」の話です。)

最近では紙でぬいぐるみを作る機会もあり、素材の高級感、耐久性がお客さんの選ぶ要素のひとつになっていることを実感します。
実際私も作家さんたちの縫いぐるみ作品を触れるとその素材の上質さに感動することも多いのですが、自分が作ることを考えた時、そこの興味は抜け落ちます。
何度も言ってしまいますが、私は純粋な素材感だけでなく、紙の持つ時間の流れをもろに受ける性質込みで表現に使いたいのです。

話は変わりますが、私は山下清の作品が好きです。
彼は折り紙などの色紙を使うことが多く、それこそ色が飛びやすい劣化著しくなる素材を使っています。
幼少の頃から度々鑑賞する機会がありましたが、数年前に観た展覧会では修復された作品が出展されていました。
鮮やかに蘇った作品。
でも私には違和感がありました。
鮮やかに変身した作品は、私が小さい頃観て感動した少し褪せた作品とは別物だったからです。
その時実感しました。作品だって生きていると。
作品も私たちと一緒に年を取り、「美しい」の形を変えていくのです。

作家が生み出した時の状態からは離れていってしまうかもしれないけれど、その時々に出会う美しさがあって、そこにはまた違う感動が生まれるのではないか。
鮮やかに貼られた紙は色が飛び、何十年何百年経ったら全て無彩に戻ってしまうかもしれない。でもそこには元々はそれぞれの色があった遍歴が無彩の中に片鱗となって見え隠れし、ただの無彩にはならない気がします。
それを想像した時に「それも観てみたい!」と思ったのです。

ネガティブに「この素材は保つのか」「劣化しないか」という心配するのではなく、朽ちていくのも楽しんでもらいたい。その朽ちている感じは今だけなんだよ!と、紙をポジティブに使う作家はそう思います。

私たちも朽ちていきます。
若い人には若い良さが、中年には中年の魅力が。そういうことです。

…はっ!私のじじばば好きはそういう所にも通じているのかも!!
意外にHI-FUKUとじじばば版画は強く繋がっているのかもしれません。
posted by コイケジュンコ at 23:13| Comment(0) | 日記

2015年09月15日

お久しぶりのフォーティワン☆

みなさま、おっ久しぶりです!コイケです。元気してた?☆
気が付けば、、最後の日記から三ヶ月半……えっ、そんなに!?

三ヶ月半もの間、コイケが何をしていたかというと…何してたんだろ?(笑)
えっと、えっと、、と、とりあえず41歳になりましたよっ!
しかし感慨はありませんね〜。
40歳になった時は「ええ〜?40代になっちゃった☆キャッキャッ」って感じだったんですが、一年間40代やると慣れるというか、「41?あっそお。(ホジホジ)」ってなもんです。
しかも40歳なりたての時は「記念にJK(女子高生)の格好してJK(コイケジュンコ)写真撮ろ〜♪」なんて言ってたんですが、忙しさにかまけていたらあっという間に一年。
セーラー服を貸してもらう約束をしていた方もいたんですが、気付けば一週間前でした。。。
「どうする?やるの!?やらないの!?」と自問自答している間に後数日。もう「借りてる暇もねえ…!」と。
締め切り抱えている身ながら、何かにかき立てられるように紙でセーラー服を急いで制作。前日に出来上がり、誕生日当日を迎える数時間前に自撮りするという慌ただしさ。
当初は昭和のアイドルみたいに撮るつもりだったんですけどまさか疲れ切ったスッピンで、現実の疲れ顔と現実離れした紙セーラー服にはギャップがありすぎて普通の髪が似合わず、撮影で使った銀髪被った怪しいJKに…。
そこまでする必要あるのか!?と言われれば全然ないわけなんですが(笑)、40歳の公約(?)をギリギリで果たすという私らしい41歳の幕開けとなりました。

ノー日記だった三ヶ月半、「ヤバイ」しか言ってなかった気がします(笑)
ありがたいことに年々忙しくなっておりますが、今年の心の余裕のなさは稀にみる感じです。
自分のフィールド以外での活動が重なったことによる緊張ですかね。。制作効率が著しく落ちる夏と重なったこともあり、なかなか追いつめられた夏を送っておりました。
なので、何にも覚えてないんですよね〜…。
ココスに行ったり(誕生日当日に一人で行き「今日誕生日なんです」と言ってみようかとモジモジしたり)、ガチャガチャしたり(またも機械が詰まって、お兄ちゃん店員3人たらい回しにされるという辱め受けたり)したことくらいしか覚えておりません(笑)
さ、寂しすぎる…!!つか怪しすぎるっ!!!

秋めいたことだし、もう少し心に余裕を持って今年の修羅場を乗り切っていきたい、後半素敵な41ライフを送っていきたい。そんなことを心に誓いながら久々の日記を締めたいと思います。

★ふぁんしー★と大きく印刷されたTシャツ丸だしでココスで文字打ちしているコイケがお届けいたしました☆(言ってる先から漂う怪しさっ…!!)
posted by コイケジュンコ at 19:01| Comment(0) | 日記