2017年11月28日

文化祭トリエンナーレ

めっきり寒くなってきましたね〜!
暑さに弱い私としては嬉しい限りですが、今年は敏感に寒さを感じております。
これが年を取るってこと…!?
この調子で、食欲ももうちょっと年相応になってほしいです。

そんな私は、3年ぶりに友達の娘が通う学校の文化祭に行ってきました。
(※3年前の日記はこちらで→「文化祭の秋!」http://koikejunko.sblo.jp/article/104141357.html

なぜか珍事件ばかり起こったあの地へ再びー

前回も入ったはずの地でなぜか古い校舎の階段や手洗い場などに萌え始める私。もはや人ではなく…!
人がいた残像で萌えるという技術を身につけたワンランク上の猛者となっておりました。3年って人を成長させるね☆
そして、それ以上に十代は成長する・・・
久々に会った友達の娘は立派なJKになっておりました。
対面で話すより画面に向かって話す時間の方が長いくらい写メる!
JKたち息をするように写真撮るんです…!しかも早い!!
20世紀には「魂が取られる…!」と頑に撮影を拒む爺さんいたというのに。。21世紀はんぱねえ…
その上、もらった写真の加工がはんぱねえ!!
中年のJK(ジュンココイケ)が現役JK並みな瑞々しさで写っていました。。。
四十代でこんなに若々しくなるアプリってどんなだよ、、あんたたち10代半ばでしょうよ…
色んなことに震えたJKとの交流でした。

文化祭といえば、浮き足立った高校生たちの祭典。
気になるあの子の勇姿を見たり、告り告られな人間模様があったりすると思いますが、
四十代にもなると、そんな影で文化祭を全うする生徒たちの輝きに魅せられました。
華のある飲食店ではなく教室を使った催し物を一生懸命宣伝する男子。「足元お気をつけ下さい〜!!」と本意気の紳士感。教室から出て来た私たちに2クラス先まで届くほどのお礼の挨拶。
浮き足立った男子と女子が寄り付かない世界の片隅でこんな熱い奴らがいるんだぜ…!
目頭を抑えるババアたち。

そして、今回も恒例のライブ会場へ。
バージョンアップした私の目は華あるバンドをすり抜け、ガラスというガラスにダンボールを貼った会場作りに釘付け。ロケーション最高…!
出てくるバンド、バンド、「モテるね。ありゃ、モテるね」とプロデューサー並みに腕を組み、反っくり返りながら鋭い目で見定める私たち。
そんな中、見つけましたよ、逸材を。
クラスメートに誘われて付いてきた風の、一番は端っこに佇む全くライブ慣れしていないメガネ男子を。
最前を陣取りながらも隣りと保つ微妙な距離感、手拍子の取り方の上品さ、挙げた拳の優しさ、冷静にバンドを見つめる眼差し、控えめに動く唇・・・イイ!!
今すぐクロッキーしたいくらいイイよあんた!!!
バンドを見ているふりして、彼の感情の機微を観察しておりました。
一バンド終える頃には彼が主人公の短篇を見たような軽い感動を覚え、またも目頭を抑えるババアたち。

文化祭を楽しむ指向は人それぞれ。
そのそれぞれに目を向けると、そこには形の違う青春が在るのだ。
と目を細めほくそ笑みながら悟る、なぜか仙人目線のコイケであった…(誰?)
posted by コイケジュンコ at 02:07| Comment(0) | 日記
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