約2ヶ月ぶり、、間あいちゃってすみません。。
どうも、こんばんは、ニューヨーカー・コイケです。
うちの近所って気持ちよさそうに歌いながら歩いている人がホント多い!
小学生はもちろんのこと、先日は歌いながら自転車漕いでいる男子高校生とすれ違った数分後、これまたガン歌いしている女子高生とすれ違いました。
あんな思春期の子たちも公道で歌ってしまうここはN.Y.なのか?そうなのか!?
それか、コイケが一部の人間にしか見えない妖精か、どっちかですね。。。
12月もバタバタ、数件の締め切りに追われている身ですが、忘れないうちに(いや、もうすでに軽く忘れてる…)先月行った新東京丸ツアーのお話をば!
まず、新東京丸ツアーとは何なのか!
視察船「新東京丸」に竹芝桟橋から乗り東京湾を一周、色々な埠頭を見たり東京ゲートブリッジを下をくぐったりしながら、私たちの生活と深く関わる東京湾の役割を知ろう、そういう目的のツアーなのです。
こんなツアーあったんだ!知らなかった。。
しかもこれ、なんとタダ!すごい!!
アーティスト友のミヤタケイコさん発案だったのですが、ミヤタ姐さん、、どこで見つけてくるんだ…すばらしい!!
期待を膨らませ竹芝桟橋に向かうと、乗り組みメンバー(予約制)は、ミヤタ組(キャラ濃し)、爺婆仲良し組、中国のツアー客。
爺婆がいるとわかった時点で、私はもう期待以上の満足度☆
こっそり様子を伺っていたら、好みの爺に集合写真を撮ってくれと頼まれここぞとばかりに爺にグイグイ食い込んでまいりました(笑)
13時半出発でしたが、ほぼ集まっている段階でスタッフのおっちゃんがジレ始めました。
「モタモタしないで早く乗っちゃって!」ってゲキを飛ばされましたが、まだあと20分以上ありますけど!?
せっかちスタッフが多かったのか、参加メンバーが全員乗り込んだ直後、13:15には出向いたしました。。なんでそんなに焦る!?
船の中は大会議場のような一室。どでかい長机に椅子が数十脚あるという状態。つか、机でかすぎじゃねえか!?中心は全く使われないんだろうか…というくらいの机と低い天井で圧迫感ハンパない(笑)
じじばば、ミタヤ組、中国ツアー客の順で入ったため、はからずも隣が爺という状況…!どんだけ私得!!
クルーズを楽しんでいるのか爺に萌えているのかわからなくなってまいりました…!!
この日はまったくもってクルーズ日和。11月だというのに日差しが室内に入り込んで熱気ムンムン☆
午後イチという時間帯も相まって、じじばば様たちもウトウトする人がちらちら。。ふと後ろを見ると、解説がわからない中国人がほとんど爆睡しとるーー!!
最初はおっちゃんガイドが説明する内容を通訳さんが伝えていたんですが、まあ、東京湾からですので、解説もマニアックなんですよ。。しかもおっちゃんの「あの10時の方向に見えるのが…」と表現も独特。
途中できっぱり諦めたんでしょうね、通訳さんも寝てるやんけーー!!
日中のいい時間帯の一時間半、もっと他に観光するところがあるんではないか…と要らぬ心配をしましたが、時には休息も必要ですものね。ここでゆっくり寝てから元気に観光しておくれ。。。
そう、このクルーズは所要時間一時間半なんです。
スタッフも解説しているおっちゃんも、一度どこかを引退されたような方々。いわゆるプロではない感じなんです。
なので、最初は丁寧に博識を披露されていたのですが、最後の方になるとぶっちゃけ話満載(笑)!!
「あれね、の○ピーが捕まった場所ね」「あれ、宗谷(南極観測船)。タロ、ジロかわいそうだったよねー」などちょっとしたゴシップを織り交ぜ、お客たちの心を虜にするおっちゃん。そして盛り上がるばば様たち。
解説のおっちゃん絶好調につき、回転椅子に肘を置き斜めに立つ姿は、さながら往年の関口宏のようでしたよ。
そういうじじばばたちを狙うヘンタイ・コイケ。そのヘンタイを写真に収めるミヤタさん。。
新東京丸は複雑な人間交差点を見せていたのでした…。
最初は長くないかな…と心配していたクルーズ、始まってしまえば本筋とは違った楽しみも加わって、あっという間の面白イベントでした♪ミヤタさんに感謝!
大人の社会科見学、いいですね☆
大人になると、逆に学ぶことへの興味が出てくるというか、小学生とかの時より面白いと思える気がする…!
そしてこういう場所にじじばばあり、ということも分かり、いろんな意味でまたこういう場に行きたいと思ったのでした(笑)
2013年12月17日
私を東京湾に連れてって
posted by コイケジュンコ at 23:53| Comment(0)
| 日記
2013年10月24日
電車でおつきあい☆
季節もすっかり秋めいて理性が保てるようになってきたコイケです。こんばんは。
長期的に忙しかった日々もようやく落ち着いてきた今日この頃で、大変穏やかな気持ちでございます。
とは言いつつお年頃なので、いつの疲れだか分からない疲れを引きずっており、昨日も打ち合わせ中に「で、これを来週までに…うわ!コイケさん、すんごいクマですよ。どうしたんですか!?一年前に出会った頃はもっと若々しかった…」と言われる始末。
なかなか疲れが取れない日々でございます。。
しかし、疲れが取れないのは私だけでなく、電車に乗っていると疲れている人が本当に多い!
特に私の周りにそういう人がいることが多い!!
類は友を呼ぶのか、昨日も隣りに座った女の子が途中から激しく旋回し始めまして、ここに台風27号到来!?と思うほどの激しい渦巻きを体で表現、からの、時々「ここはハードコアなライブ会場か!?」なヘッドバンギング!
爆睡しているとはいえ、こんなに激しく動いてたら起きてもどこか疲れが取れていないだろう…と同情いたしました。
そしてその前の日にも、私の前に立ったサラリーマンがすごい爆睡を。。。
両手でひとつの吊革につかまる(高らかと手を挙げて祈りを捧げているようなポーズ)サラリーマン、全てを握力に任せて脱力して寝ておりました。ビジネスマン特有のB4サイズくらいのカッチリしたカバンを腕に通して。
どんどんグロッキーになってきたサラリーマンは寄せては返すさざ波のように前後運動し始めました。
…なんだか嫌な予感がしてまいりました。
そのさざ波は、ぶらんこの立ちこぎのような激しさに。引いている時は体をくの字に曲げ、その助走で勢いよく私の前に腹を出しながら迫り来る。私との間は数十センチというところ。
身の危険を感じつつ、じっと耐えておりました。そのうちに数十センチといえどこの圧迫感はなんだろう…と左目の端にで捕らえていた影に目を配ると、、バッグ近っっ!!!!
腕に引っかけたバッグのマチの部分が今にも私に当たりそうなほど前にせり出しておりました。その間、4,5センチ!!
本を読んでいた私はとりあえず身を起こし、いつでも逃げられる体勢に。
立ちこぎのごとくどんどん揺れが深くなっていくサラリーマン、遠心力で揺らめくバッグ。
その姿、何かに似ている……あれだ!お寺の鐘突きっ!!
私の頭を鐘代わりに突くの?煩悩だらけの私の頭を108回突くというの!?
気分は除夜の鐘。。。厳粛な気持ちになりながらボクサーのように右に左に除け、彼の爆睡を見守ったのでした…。
と、お隣さんの爆睡日記を書いていてふと思い立ちました。
もしかしたら、、こういう気苦労が私の疲れが取れない要因ですかね!?
長期的に忙しかった日々もようやく落ち着いてきた今日この頃で、大変穏やかな気持ちでございます。
とは言いつつお年頃なので、いつの疲れだか分からない疲れを引きずっており、昨日も打ち合わせ中に「で、これを来週までに…うわ!コイケさん、すんごいクマですよ。どうしたんですか!?一年前に出会った頃はもっと若々しかった…」と言われる始末。
なかなか疲れが取れない日々でございます。。
しかし、疲れが取れないのは私だけでなく、電車に乗っていると疲れている人が本当に多い!
特に私の周りにそういう人がいることが多い!!
類は友を呼ぶのか、昨日も隣りに座った女の子が途中から激しく旋回し始めまして、ここに台風27号到来!?と思うほどの激しい渦巻きを体で表現、からの、時々「ここはハードコアなライブ会場か!?」なヘッドバンギング!
爆睡しているとはいえ、こんなに激しく動いてたら起きてもどこか疲れが取れていないだろう…と同情いたしました。
そしてその前の日にも、私の前に立ったサラリーマンがすごい爆睡を。。。
両手でひとつの吊革につかまる(高らかと手を挙げて祈りを捧げているようなポーズ)サラリーマン、全てを握力に任せて脱力して寝ておりました。ビジネスマン特有のB4サイズくらいのカッチリしたカバンを腕に通して。
どんどんグロッキーになってきたサラリーマンは寄せては返すさざ波のように前後運動し始めました。
…なんだか嫌な予感がしてまいりました。
そのさざ波は、ぶらんこの立ちこぎのような激しさに。引いている時は体をくの字に曲げ、その助走で勢いよく私の前に腹を出しながら迫り来る。私との間は数十センチというところ。
身の危険を感じつつ、じっと耐えておりました。そのうちに数十センチといえどこの圧迫感はなんだろう…と左目の端にで捕らえていた影に目を配ると、、バッグ近っっ!!!!
腕に引っかけたバッグのマチの部分が今にも私に当たりそうなほど前にせり出しておりました。その間、4,5センチ!!
本を読んでいた私はとりあえず身を起こし、いつでも逃げられる体勢に。
立ちこぎのごとくどんどん揺れが深くなっていくサラリーマン、遠心力で揺らめくバッグ。
その姿、何かに似ている……あれだ!お寺の鐘突きっ!!
私の頭を鐘代わりに突くの?煩悩だらけの私の頭を108回突くというの!?
気分は除夜の鐘。。。厳粛な気持ちになりながらボクサーのように右に左に除け、彼の爆睡を見守ったのでした…。
と、お隣さんの爆睡日記を書いていてふと思い立ちました。
もしかしたら、、こういう気苦労が私の疲れが取れない要因ですかね!?
posted by コイケジュンコ at 19:06| Comment(0)
| 日記
2013年09月30日
暑さ寒さも5年まで
お彼岸も過ぎ、本格的に涼しくなってきましたね!
朝晩は特に季節が変わったことを実感致します。
しかし私は「袖が邪魔」という理由で、ブルブルくる11月くらいまで制作中は半袖。
先日、制作途中で買い忘れに気づき、近所までだからいっか☆と半袖にビーサンで飛び出しましたら、そんな格好しているのは男子小学生と私だけでした…。
いや、男子小学生も半袖+靴かサンダル+長袖だった!
一人はしゃいだような格好をしてしまったアラフォー女、夕方の秋風に体も心も寒い思いをしたのでした。。。
そんな秋めいて、私が一番活動的になる季節を迎え歓喜したいところですが、ちょっと気持ちが伏せることがありまして…。
それは、一気に涼しく感じられた今月上旬のある日のこと。
いつものようにmacbookを立ち上げ、メールをチェック。迷惑メールなどを削除していたら、1件の削除がなかなか終わらない。
しかし、これは最近よくある光景。あまりに長かったらこのブラウザを強制終了すればいいや、くらいに軽く考えておりました。
しかし、今回は違った!ブラウザ終了どころかどこもいじれなくなってるやないかいっ!
前macと違って今使っているmacは根元から強制終了をしたことがないお利口ちゃんだったので、最初の一回、そんな気軽な気持ちで強制終了しました。
まさかこれがアイツの最期になるとは…。
再起動をすると、長い白画面の後のハテナマーク点滅…え!?こっちがハテナなんですけどーー(汗)!!
20年くらい前のmacか?と思えるほど遅いスマホで焦りながら調べつつ、twitterで友たちにも助けを求めて4時間ー。。(注:展示前の修羅場中。いつもこんなタイミング…)
結局、私のmacが目覚めることはありませんでした…。
どうやらHDD自体がやられてしまったみたいで、もう根本的にお亡くなりになったようなんです。
というわけで、私がここ数ヶ月忙しくしていたために怠っていたバックアップもしない状態でデータも消え…ウッ!(号泣)
思えば、私のmacはこの夏5年を過ぎておりました。
「5年保ったら大往生」と言われている中、それを過ぎていたので気をつけるべきだったんです。
だけど、異常だった今夏をなんなら昨年以上の安定をもって動いていたマイmacちゃんを過信してしまっていたんですね。。
それにしても、あの暑い夏を乗り越え、何故こんな涼しい日に。。。と未だ信じられない気持ちでいっぱいですが、蝉のように最期のあがきで頑張ってくれていたのかもしれません…(涙)
暑くても寒くても5年経ったら気をつけろ!
そんな教訓を身を以てして刻んだ2013年の夏でございました…。
しかもこの後、搬入前日とかにトイレの水漏れがあったりと、2013年の私は安定のうだつの上がらなさですが、身に厄がふりかかると制作活動面でいいことがある、という変なジンクスもありまして、「なんかいいことあるかも!」と妙なポジティブ・ナチュラルハイになっております(笑)
そんなある意味絶好調な私は、ただいまパラボリカ・ビスにて「Little Creatures展III」参加中!
併せて、10/6(日)には「コイケジュンコ トークショウ」もやらせていただきます!
どうぞ宜しくお願い致します。
と、いきなりの宣伝☆テヘペロ
厄にも慣れてくるとただでは起きませんぜ!!
朝晩は特に季節が変わったことを実感致します。
しかし私は「袖が邪魔」という理由で、ブルブルくる11月くらいまで制作中は半袖。
先日、制作途中で買い忘れに気づき、近所までだからいっか☆と半袖にビーサンで飛び出しましたら、そんな格好しているのは男子小学生と私だけでした…。
いや、男子小学生も半袖+靴かサンダル+長袖だった!
一人はしゃいだような格好をしてしまったアラフォー女、夕方の秋風に体も心も寒い思いをしたのでした。。。
そんな秋めいて、私が一番活動的になる季節を迎え歓喜したいところですが、ちょっと気持ちが伏せることがありまして…。
それは、一気に涼しく感じられた今月上旬のある日のこと。
いつものようにmacbookを立ち上げ、メールをチェック。迷惑メールなどを削除していたら、1件の削除がなかなか終わらない。
しかし、これは最近よくある光景。あまりに長かったらこのブラウザを強制終了すればいいや、くらいに軽く考えておりました。
しかし、今回は違った!ブラウザ終了どころかどこもいじれなくなってるやないかいっ!
前macと違って今使っているmacは根元から強制終了をしたことがないお利口ちゃんだったので、最初の一回、そんな気軽な気持ちで強制終了しました。
まさかこれがアイツの最期になるとは…。
再起動をすると、長い白画面の後のハテナマーク点滅…え!?こっちがハテナなんですけどーー(汗)!!
20年くらい前のmacか?と思えるほど遅いスマホで焦りながら調べつつ、twitterで友たちにも助けを求めて4時間ー。。(注:展示前の修羅場中。いつもこんなタイミング…)
結局、私のmacが目覚めることはありませんでした…。
どうやらHDD自体がやられてしまったみたいで、もう根本的にお亡くなりになったようなんです。
というわけで、私がここ数ヶ月忙しくしていたために怠っていたバックアップもしない状態でデータも消え…ウッ!(号泣)
思えば、私のmacはこの夏5年を過ぎておりました。
「5年保ったら大往生」と言われている中、それを過ぎていたので気をつけるべきだったんです。
だけど、異常だった今夏をなんなら昨年以上の安定をもって動いていたマイmacちゃんを過信してしまっていたんですね。。
それにしても、あの暑い夏を乗り越え、何故こんな涼しい日に。。。と未だ信じられない気持ちでいっぱいですが、蝉のように最期のあがきで頑張ってくれていたのかもしれません…(涙)
暑くても寒くても5年経ったら気をつけろ!
そんな教訓を身を以てして刻んだ2013年の夏でございました…。
しかもこの後、搬入前日とかにトイレの水漏れがあったりと、2013年の私は安定のうだつの上がらなさですが、身に厄がふりかかると制作活動面でいいことがある、という変なジンクスもありまして、「なんかいいことあるかも!」と妙なポジティブ・ナチュラルハイになっております(笑)
そんなある意味絶好調な私は、ただいまパラボリカ・ビスにて「Little Creatures展III」参加中!
併せて、10/6(日)には「コイケジュンコ トークショウ」もやらせていただきます!
どうぞ宜しくお願い致します。
と、いきなりの宣伝☆テヘペロ
厄にも慣れてくるとただでは起きませんぜ!!
posted by コイケジュンコ at 13:03| Comment(0)
| 日記
2013年08月31日
赤白の夕日
またもお久しぶりです〜!
夏に弱いコイケはまたも廃人のような毎日を送っておりました。気がつけば8月も終わり…!このままではアカン!と久々の日記更新でございます。
私の近況と言えば、数日前、電車座席に座っていたところ、目の前に立っている男性が網棚に乗せたスティック状のものが10本ほど落ちてきました。軽いものだったので痛さはさほどでもありませんでしたが、5割くらいの確率で私の頭に落ち、しかも時間差で落ちるものでその度に「アタッ!アタッ!」と声が出る始末。
なんだこのコントのような展開は…!?
「網棚から物が落ちてきて星が飛ぶ」というと、某横山弁護士が真っ先に浮かぶのですが(私の中でコント王)、それとはまた違ったタイプのいい星の飛びっぷりでしたよ☆
まあ、そんな感じで、暑くても寒くてもワタクシは相変わらずでございます。。
さて、皆さんは夏休みどこか行かれましたか?
私は基本、夏はどこかに行きたいタイプではないのですが、お盆に東京タワーなんてすごくベタなことをしてきましたよ!逆に新鮮っ!!
メンツは2012.11.27日記「これがホントのトイザらスキッズ」で出てきたマンガ祭りメンバー、Pさん母娘、Tさん、私の4名。実はこのメンバーは記念撮影隊という別の顔も持っているのです!
昨年の東京大学を散策を第一回とし、今回が二回目。何をするのかというと、観光をして記念撮影を撮ってもらうというもの。全員、楳図かずおの赤×白ボーダーTシャツとビン底メガネを着用して…。
今回は、東京タワーの蝋人形館が9/1に閉館するとの情報を受け、それを観に行こうというのが主旨。しかし、メンバーが奇しくも記念撮影メンバーだったため、撮影会も決行!という流れになりました☆
まずは東京タワー土産物階で待ち合わせ。こういう時に目立つ赤白ボーダーは便利です♡他人にどう映るかは別にして。。。
着いてすぐ、すでに着いていたPさん、Tさんに誘われた場所が昭和が息づく東京土産コーナー!
メイン場所はゆるキャラやダジャレな菓子折りが占めておりましたが、端に追いやられる形で凄い濃度の土産物コーナーがあったんですよ!!
着いたばかりの私は、PさんTさんの興奮にたじろぎつつ商品に目を配ると…な、なんじゃこりゃー!!
30年前にタイムスリップしたような品・品・品!!しかもキーホルダーが平均200円って、どうなってるんじゃーーー!!
こんなオフィシャルな場所にデッドストックの宝庫があるとは思いませんでしたよ。。。
失礼にも聞える賛辞を叫びつつ物色していると、「それ、まだ在庫あるよ…」と裏から持ってきてくれた店員さんが…こ、好みの爺やないかーーい!!
ど、どんだけ…この店、どんだけ……!!!
「コイケさん好きそうな物が隣りのお店にもありますよ」と1mも離れていない隣りの店に行くと、今度はベレー帽被った爺さま!!
も、もうやめて…!選べない。。。選べないよ…!!
野球部とサッカー部のエースに挟まれ悶絶する私。いや、学級長と生物係かもしれない!(どうでもいい)
頭の中で竹内まりやの「けんかをやめて」が流れる中、鼻息荒く色々なお宝をゲットしました☆ホクホク
ここでどれだけの時間を過ごしたか分かりませんが、、とりあえず私たち蝋人形館に来たんじゃなかったっけ?ということで、後ろ髪を引かれつつメイン会場へ。
いい感じにただならぬ店構えをしている蝋人形館入り口で写真を撮ってもらうことに。
しかし赤白ボーダー×4人の周りにはあまり人がいません。。誰に頼もう…とあたふたしていながらも、「あの人はちょっと機械苦手そう…」「ちゃんと撮れる人じゃないと…」と頼む人を選り好みしている私たち。ひ、ひどい(笑)
結局、(1)ちゃんと撮れそう(2)友達がいるから頼む事で席を取られるということがなさそう、という変な格好しているけど冷静な大人判断から、友達連れでベンチに座っている女子に頼む事にしました。
そして「色々なカメラで撮ってもらいたいけど、悪いから2つまでね!」と携帯1、デジカメ1でお願いすることに決定。何故か思慮深い怪しい集団。。。
撮ってほしい角度を指定し、スチャっとビン底メガネを装着し、敬礼ポーズで無事撮っていただきました☆いや〜良い写真が撮れた!
この撮影が終わるともう行事は終わったようなもので(注:本当は蝋人形を見るのが目的でした)、気楽な気持ちで蝋人形館へ。
ここも濃厚な昭和が閉じ込められておりましたよ…!!
最初に飛び込んでくるハリウッドシリーズの脈略のなさ、40代以上に見えるジェームズ・ディーン。すまし顔の中に紛れる苦虫を噛んだような三船敏郎。そして地味に一番強烈だった、就活に疲れたようなジョディー・フォスター…!!
そして出口付近、別枠のようにミュージシャンブースがあり、ここがまたハテナがいっぱい湧く謎のゾーンでありました!
どうやら館長の趣味コーナーだったようで、洋楽好きにしか分からない人選、ところどころにあるショーケースにはそのミュージシャンの縁のものかと思いきや、そうではない古今東西の地方限定商品や野鳥カレンダー(なぜか4月)なんてものも共存していて、これをカオスと呼ばずになんと呼ぶか…!状態。
いや、一見はロックな感じでまとまっているのですが、よーくよーく見ると全然関係ない物が混ざってるんですよ!故にどうして!?感が強いというか。。。
凄い情報量でパンパンになりながら出てくると、そこは洋楽グッズの店!この階に来た時に「こういうお店が東京タワーにもあるんだね〜〜!」と言っていた店やないかいっ!まさか蝋人形館に入ったらもれなくここに誘われるとは…。東京タワー、バン…ザイ…!!
そんなこんなで東京タワーを堪能してきた私たち。え?展望台??いや、それ以外でお腹いっぱいだったので、そういったものには昇りませんよ☆
なんならもう一回昭和お土産コーナーに行きましたから(笑)
でも、それでも足りなかった!あの時迷ったあんなものやこんなものが未だに頭を駆け巡っていて。。。それをゲットしに再度行こうと思っております!!
実は東京タワー内に初めて入った私。いつでも行けると思うと行かないものですよね〜。いや〜行ってよかった!
蝋人形館がなくなってしまうのは寂しいですが、あの土産物屋はなくしちゃならねえ!!皆さんも是非、イケ爺にエスコートされながら素敵な品々を手に入れてください♡
余談ですが、そのお土産コーナーの他店のおばあちゃんに「いらっしゃいませ〜、いら……フロム・アメリカ?」と突然話しかけられました。
全員で赤白ボーダー着ていたので、海外から来た団体客かと思われたのかしら。。。
苦し紛れに「私はずっと人を観察してきたからわかる。日本人離れした体型をしている!」と力説されたけど、どう考えても純日本人体型だし…辛くなるから止めてっ!おばあちゃん!!
ただ、パラシュートのようなパンツと足袋シューズだったので、日本かぶれの外国人に見えたのかもしれません…。
体型っつーかスタイルっつーかコスプレスタイルっつーか…ってことですかね。。ア、アハハ☆
夏に弱いコイケはまたも廃人のような毎日を送っておりました。気がつけば8月も終わり…!このままではアカン!と久々の日記更新でございます。
私の近況と言えば、数日前、電車座席に座っていたところ、目の前に立っている男性が網棚に乗せたスティック状のものが10本ほど落ちてきました。軽いものだったので痛さはさほどでもありませんでしたが、5割くらいの確率で私の頭に落ち、しかも時間差で落ちるものでその度に「アタッ!アタッ!」と声が出る始末。
なんだこのコントのような展開は…!?
「網棚から物が落ちてきて星が飛ぶ」というと、某横山弁護士が真っ先に浮かぶのですが(私の中でコント王)、それとはまた違ったタイプのいい星の飛びっぷりでしたよ☆
まあ、そんな感じで、暑くても寒くてもワタクシは相変わらずでございます。。
さて、皆さんは夏休みどこか行かれましたか?
私は基本、夏はどこかに行きたいタイプではないのですが、お盆に東京タワーなんてすごくベタなことをしてきましたよ!逆に新鮮っ!!
メンツは2012.11.27日記「これがホントのトイザらスキッズ」で出てきたマンガ祭りメンバー、Pさん母娘、Tさん、私の4名。実はこのメンバーは記念撮影隊という別の顔も持っているのです!
昨年の東京大学を散策を第一回とし、今回が二回目。何をするのかというと、観光をして記念撮影を撮ってもらうというもの。全員、楳図かずおの赤×白ボーダーTシャツとビン底メガネを着用して…。
今回は、東京タワーの蝋人形館が9/1に閉館するとの情報を受け、それを観に行こうというのが主旨。しかし、メンバーが奇しくも記念撮影メンバーだったため、撮影会も決行!という流れになりました☆
まずは東京タワー土産物階で待ち合わせ。こういう時に目立つ赤白ボーダーは便利です♡他人にどう映るかは別にして。。。
着いてすぐ、すでに着いていたPさん、Tさんに誘われた場所が昭和が息づく東京土産コーナー!
メイン場所はゆるキャラやダジャレな菓子折りが占めておりましたが、端に追いやられる形で凄い濃度の土産物コーナーがあったんですよ!!
着いたばかりの私は、PさんTさんの興奮にたじろぎつつ商品に目を配ると…な、なんじゃこりゃー!!
30年前にタイムスリップしたような品・品・品!!しかもキーホルダーが平均200円って、どうなってるんじゃーーー!!
こんなオフィシャルな場所にデッドストックの宝庫があるとは思いませんでしたよ。。。
失礼にも聞える賛辞を叫びつつ物色していると、「それ、まだ在庫あるよ…」と裏から持ってきてくれた店員さんが…こ、好みの爺やないかーーい!!
ど、どんだけ…この店、どんだけ……!!!
「コイケさん好きそうな物が隣りのお店にもありますよ」と1mも離れていない隣りの店に行くと、今度はベレー帽被った爺さま!!
も、もうやめて…!選べない。。。選べないよ…!!
野球部とサッカー部のエースに挟まれ悶絶する私。いや、学級長と生物係かもしれない!(どうでもいい)
頭の中で竹内まりやの「けんかをやめて」が流れる中、鼻息荒く色々なお宝をゲットしました☆ホクホク
ここでどれだけの時間を過ごしたか分かりませんが、、とりあえず私たち蝋人形館に来たんじゃなかったっけ?ということで、後ろ髪を引かれつつメイン会場へ。
いい感じにただならぬ店構えをしている蝋人形館入り口で写真を撮ってもらうことに。
しかし赤白ボーダー×4人の周りにはあまり人がいません。。誰に頼もう…とあたふたしていながらも、「あの人はちょっと機械苦手そう…」「ちゃんと撮れる人じゃないと…」と頼む人を選り好みしている私たち。ひ、ひどい(笑)
結局、(1)ちゃんと撮れそう(2)友達がいるから頼む事で席を取られるということがなさそう、という変な格好しているけど冷静な大人判断から、友達連れでベンチに座っている女子に頼む事にしました。
そして「色々なカメラで撮ってもらいたいけど、悪いから2つまでね!」と携帯1、デジカメ1でお願いすることに決定。何故か思慮深い怪しい集団。。。
撮ってほしい角度を指定し、スチャっとビン底メガネを装着し、敬礼ポーズで無事撮っていただきました☆いや〜良い写真が撮れた!
この撮影が終わるともう行事は終わったようなもので(注:本当は蝋人形を見るのが目的でした)、気楽な気持ちで蝋人形館へ。
ここも濃厚な昭和が閉じ込められておりましたよ…!!
最初に飛び込んでくるハリウッドシリーズの脈略のなさ、40代以上に見えるジェームズ・ディーン。すまし顔の中に紛れる苦虫を噛んだような三船敏郎。そして地味に一番強烈だった、就活に疲れたようなジョディー・フォスター…!!
そして出口付近、別枠のようにミュージシャンブースがあり、ここがまたハテナがいっぱい湧く謎のゾーンでありました!
どうやら館長の趣味コーナーだったようで、洋楽好きにしか分からない人選、ところどころにあるショーケースにはそのミュージシャンの縁のものかと思いきや、そうではない古今東西の地方限定商品や野鳥カレンダー(なぜか4月)なんてものも共存していて、これをカオスと呼ばずになんと呼ぶか…!状態。
いや、一見はロックな感じでまとまっているのですが、よーくよーく見ると全然関係ない物が混ざってるんですよ!故にどうして!?感が強いというか。。。
凄い情報量でパンパンになりながら出てくると、そこは洋楽グッズの店!この階に来た時に「こういうお店が東京タワーにもあるんだね〜〜!」と言っていた店やないかいっ!まさか蝋人形館に入ったらもれなくここに誘われるとは…。東京タワー、バン…ザイ…!!
そんなこんなで東京タワーを堪能してきた私たち。え?展望台??いや、それ以外でお腹いっぱいだったので、そういったものには昇りませんよ☆
なんならもう一回昭和お土産コーナーに行きましたから(笑)
でも、それでも足りなかった!あの時迷ったあんなものやこんなものが未だに頭を駆け巡っていて。。。それをゲットしに再度行こうと思っております!!
実は東京タワー内に初めて入った私。いつでも行けると思うと行かないものですよね〜。いや〜行ってよかった!
蝋人形館がなくなってしまうのは寂しいですが、あの土産物屋はなくしちゃならねえ!!皆さんも是非、イケ爺にエスコートされながら素敵な品々を手に入れてください♡
余談ですが、そのお土産コーナーの他店のおばあちゃんに「いらっしゃいませ〜、いら……フロム・アメリカ?」と突然話しかけられました。
全員で赤白ボーダー着ていたので、海外から来た団体客かと思われたのかしら。。。
苦し紛れに「私はずっと人を観察してきたからわかる。日本人離れした体型をしている!」と力説されたけど、どう考えても純日本人体型だし…辛くなるから止めてっ!おばあちゃん!!
ただ、パラシュートのようなパンツと足袋シューズだったので、日本かぶれの外国人に見えたのかもしれません…。
体型っつーかスタイルっつーかコスプレスタイルっつーか…ってことですかね。。ア、アハハ☆
posted by コイケジュンコ at 23:59| Comment(0)
| 日記
2013年07月25日
夢の国に舞い降りたおばちゃん
どうも。おっちょこちょいコイケです。
先日、初めて触るプロジェクター用スクリーンをしまっていた際、「これかな?」とボタンを押した途端に棒がすごい勢いで降ってきて指肉が巻き込まれ結構な出血、皮を切るどころか肉見えクレーターができるほどの大負傷をいたしました…。
女の子のドジはかわいいものですが、私は元々ド級のおっちょこちょいな上に女の子というトシでもなくなったので、ドジがまったくテヘペロ☆ ではなく、白目に血走りがあるような、シューシュー言っちゃって心配してくれる第三者が2,3歩後ずさっちゃうくらいのドジなわけです。
このまま行くとそのうち命を落としかねないので気を付けたいところです。テヘペロ☆
はい、そんな物騒な感じで始まりましたが、テヘペロ☆なかわいい女の子に戻れるような場所・東京ディズニーランドに、なんと25年くらいぶりに行ってまいりましたよ!!
千葉に住んでいるというのに十代後半から全く足を運んでいなかった私。私の青春が透けて見えますね。。。
そんなブランクがあるので突然朝から遊んだら屍になってしまうだろうと、友人Hと二人で15時なんて時間に入園。
この日は日曜日、そして私がスリルものが苦手ということもあり、人気のアトラクションは避けて久々に訪れた私のノスタルジーに付き合ってもらう、という流れになりました。
そうとなると、まずは初入園の30年前に観た事のあるキャプテンEOへ!
入ったロビーでちょっと長めの制作秘話を立ったまま見させられるんですが、これがバリバリ80年代!!順調さを音に乗せ、キャッツアイのようなダンサーたちが練習しまくり、舞台美術の人たちが「お前、ナイスアイディア♪」感を出す。なんなら本編より衝撃的でございました(笑)
もちろん本編は面白かったですよ!3Dも頑張っていましたが、やはり今よりは稚拙さも感じるところはあります。でもそこが愛おしかったりもするんですよね〜☆
そして何より、マイケル・ジャクソンがカワイイ♡なんでしょうね〜奇妙な動物と一緒にいてもなんら違和感のないカリスマ性。そして、表情もダ ンスも本意気度120%のマイケルがとても微笑ましく、ニヤニヤしながら見ました。(夢の国でも怪しさが抑えきれない。。。)
次はノスタルジーといえばコレ!「イッツ・ア・スモール・ワールド」!!
思えば、小さい頃これに乗った時、機械的に動く人形の隙間に見える奥行きに理由もない恐怖を感じていた気が…。何気にもう奥行き恐怖症が始まっていたのかもしれません(2013.3.9日記「 恐怖症とフェチは紙一重!?」をご参照ください)。
気構えて行ったせいか、あまり恐怖心を煽られることはありませんでした。ホッ☆
気をよくした私は楽しみつつ写真を撮ったりしていたんですが、あとで写真を確認すると、下からのライトで浮かび上がった人形、しかもピントが合っていないものばかり…。皆ホラー写真になっとるやないけー(汗)!!
違う恐怖心に煽られる結果となりました。。。どんなオチ!?
気を取り直し、私がここに来たら必ず乗るもの、ピーターパンに行くことに!
その途中でピノキオを見つけ、童話で攻めることにしました。
乗った事があるはずだけど全く覚えていなかったピノキオ。
優しいおじいさんとピノキオの交流が見られると思っていたら、すぐにその期待は裏切られました。
悪い顔のおっさんや動物たちが「ピノゥ〜キオォ〜♪」「ピノウ!キオ〜〜!」と私たちを誘うアトラクションでした。。。
そういえば、世間知らずのピノキオが色々な甘い誘惑にあっててんやわんやするお話だっけ…。
急切り替え・急発進のトロッコにがっつんがっつん揺られながら悪い誘いを受け続ける私たち。最後の最後がピノキオがおじいさんの元へ戻ったブースで、「嗚呼、やっと…!」と思ったら、、進むの早えぇ〜!
安心感を味わう前に、あっという間に外へ連れて行かれてしまいました。。。
ここは夢の国なのか…?
Sッ気出されたなかなか一筋縄では行かない内容でした。
よし、じゃあピーターパンで口直し(?)しよう!と移動すると、すぐに入れそうな雰囲気♪
わあい!やったあ☆と喜び勇んで並ぶ私に、隣りで「え?いいの?いいの??」と言いづらそうに質問をしてくるH。屈託ない顔で「へ?何が☆」と周りを見渡してみると、、あれ?ここピーターパンじゃねえっ!
まさかの白雪姫でした。。。
ここでもおっちょこちょい発揮。
でもこれに便乗して童話三部作を見ることにしよう♪という流れになりました。
さあ次乗れるぞという段階になって、後ろから「あの〜…」という声が。振り返ると、中学なりたてくらいの女子二人。
「あの、、前に乗りたいんですけど…いいですか!?」と必死のお願い。
順番から言って私たちが前だったのですが、別にそんなのこだわる年でもないのでどうぞどうぞと前に通し、ローティーン女子二人とアラフォー女二人を乗せたトロッコが走り出しました。
甘く見ていた。。
甘く見ていましたよ、童話だからと言って!
もう初っぱなから最後まで魔女・魔女・魔女!!
途中、コウモリや木々が揺らめいて、どこからともなく風音とすすり泣きのような声が…何これ!?
25才くらい下の後ろで「こわいよ〜こわいよ〜〜」とうめくアラフォー。
途中、一瞬白雪姫と七人の小人出てきましたが、またも高速スルー。その後、洞窟から財宝が出ているという白雪姫にあったっけな謎の描写があったり、最後の最後まで不穏感を煽る内容となっておりました。
何!?何がしたいの!?何なのこのドSなアトラクション!!
スリルものに乗れないから白雪姫見ましょ☆なんて親子連れ、結構いると思うんです。ヤケドしますよ、コレ!
「注意:魔女が出てきます」的な注意書きが書いてありますが、予想以上でしたよ…39歳も恐がってますから…。
描写、思惑、色々なものにビビりながら白雪姫を後にしました。
そして、やっと本命のピーターパンに行った訳ですが、なんか前の二つが印象的すぎて記憶が薄れております(笑)
まあ、安定のピーターパンでした☆たじろいだ二本の後の締めとして良かったと思います。
散々ツッコミましたけど、今度またこの地に来るとしたら「この三本立てまたやろう…!」と心に誓いました☆
そんな思い出に浸るラインナップでしたが、最後だけは最新人気アトラクション「スター・ツアーズ」に乗ることに!
スターウォーズの世界に入り込み宇宙旅行をするというテイで、臨場感溢れる高速飛行が体験できるというもの。
実はスターウォーズを一回も観た事のない私。友人Hに簡単なレクチャーを受けました。
要するにあれか。ガンダム的な因縁の話なのか!とHに答えを求めましたが、Hに「ごめん、ガンダム知らない…」と言われ、真実は闇の中。。。
つか私、ガンダムも観た事ありませんが(全てが想像…笑)
そんなこんなでスターウォーズ観た事のない私が乗っていいのかと思いましたが、観た事のない人でも充分楽しい体感エンターテイメントでした!
これ、映画ファンにはたまらんでしょうね〜♪
80年代では大変珍しかった3D映像に始まり、最新3D映像に終わる。若いジョージ・ルーカスに始まり、熟練ジョージ・ルーカスに終わる。
色々感慨深い、良い締めとなりました。
というわけで、とりとめのないTDL報告はこれにて終了!15時に入ったわりには、6つ乗れてまずまずだったんではないかと。
久々の夢の国はすんごい面白かったです!が、すんごい疲れました。。。
興奮材料が多かったというのもありますが、やはり皆のディズニー愛って底知れないな、と。ディズニーラバーたちにエネルギー持ってかれました☆
夢から醒めたらどこで使うんだ!?というグッズで身を包み輝いているお客さん達。
そう、ここでは夢から醒めたことなんて考えちゃダメなんです!
それなのに、フード付きのタオルを見て「これいい!草むしりとかの時に便利だね、コレ!!」と、現実も現実、汚れてもよい格好で汗水たらす時のこと考えていましたからね。。。それじゃあダメなんだよ…。
30年前、初めて行った時は耳付いた帽子ではしゃいでいたのにな。これが30年の重みか…。
東京ディズニーランド30周年とともに私の30年にも思いを馳せることとなった夢の国ツアーでした。
先日、初めて触るプロジェクター用スクリーンをしまっていた際、「これかな?」とボタンを押した途端に棒がすごい勢いで降ってきて指肉が巻き込まれ結構な出血、皮を切るどころか肉見えクレーターができるほどの大負傷をいたしました…。
女の子のドジはかわいいものですが、私は元々ド級のおっちょこちょいな上に女の子というトシでもなくなったので、ドジがまったくテヘペロ☆ ではなく、白目に血走りがあるような、シューシュー言っちゃって心配してくれる第三者が2,3歩後ずさっちゃうくらいのドジなわけです。
このまま行くとそのうち命を落としかねないので気を付けたいところです。テヘペロ☆
はい、そんな物騒な感じで始まりましたが、テヘペロ☆なかわいい女の子に戻れるような場所・東京ディズニーランドに、なんと25年くらいぶりに行ってまいりましたよ!!
千葉に住んでいるというのに十代後半から全く足を運んでいなかった私。私の青春が透けて見えますね。。。
そんなブランクがあるので突然朝から遊んだら屍になってしまうだろうと、友人Hと二人で15時なんて時間に入園。
この日は日曜日、そして私がスリルものが苦手ということもあり、人気のアトラクションは避けて久々に訪れた私のノスタルジーに付き合ってもらう、という流れになりました。
そうとなると、まずは初入園の30年前に観た事のあるキャプテンEOへ!
入ったロビーでちょっと長めの制作秘話を立ったまま見させられるんですが、これがバリバリ80年代!!順調さを音に乗せ、キャッツアイのようなダンサーたちが練習しまくり、舞台美術の人たちが「お前、ナイスアイディア♪」感を出す。なんなら本編より衝撃的でございました(笑)
もちろん本編は面白かったですよ!3Dも頑張っていましたが、やはり今よりは稚拙さも感じるところはあります。でもそこが愛おしかったりもするんですよね〜☆
そして何より、マイケル・ジャクソンがカワイイ♡なんでしょうね〜奇妙な動物と一緒にいてもなんら違和感のないカリスマ性。そして、表情もダ ンスも本意気度120%のマイケルがとても微笑ましく、ニヤニヤしながら見ました。(夢の国でも怪しさが抑えきれない。。。)
次はノスタルジーといえばコレ!「イッツ・ア・スモール・ワールド」!!
思えば、小さい頃これに乗った時、機械的に動く人形の隙間に見える奥行きに理由もない恐怖を感じていた気が…。何気にもう奥行き恐怖症が始まっていたのかもしれません(2013.3.9日記「 恐怖症とフェチは紙一重!?」をご参照ください)。
気構えて行ったせいか、あまり恐怖心を煽られることはありませんでした。ホッ☆
気をよくした私は楽しみつつ写真を撮ったりしていたんですが、あとで写真を確認すると、下からのライトで浮かび上がった人形、しかもピントが合っていないものばかり…。皆ホラー写真になっとるやないけー(汗)!!
違う恐怖心に煽られる結果となりました。。。どんなオチ!?
気を取り直し、私がここに来たら必ず乗るもの、ピーターパンに行くことに!
その途中でピノキオを見つけ、童話で攻めることにしました。
乗った事があるはずだけど全く覚えていなかったピノキオ。
優しいおじいさんとピノキオの交流が見られると思っていたら、すぐにその期待は裏切られました。
悪い顔のおっさんや動物たちが「ピノゥ〜キオォ〜♪」「ピノウ!キオ〜〜!」と私たちを誘うアトラクションでした。。。
そういえば、世間知らずのピノキオが色々な甘い誘惑にあっててんやわんやするお話だっけ…。
急切り替え・急発進のトロッコにがっつんがっつん揺られながら悪い誘いを受け続ける私たち。最後の最後がピノキオがおじいさんの元へ戻ったブースで、「嗚呼、やっと…!」と思ったら、、進むの早えぇ〜!
安心感を味わう前に、あっという間に外へ連れて行かれてしまいました。。。
ここは夢の国なのか…?
Sッ気出されたなかなか一筋縄では行かない内容でした。
よし、じゃあピーターパンで口直し(?)しよう!と移動すると、すぐに入れそうな雰囲気♪
わあい!やったあ☆と喜び勇んで並ぶ私に、隣りで「え?いいの?いいの??」と言いづらそうに質問をしてくるH。屈託ない顔で「へ?何が☆」と周りを見渡してみると、、あれ?ここピーターパンじゃねえっ!
まさかの白雪姫でした。。。
ここでもおっちょこちょい発揮。
でもこれに便乗して童話三部作を見ることにしよう♪という流れになりました。
さあ次乗れるぞという段階になって、後ろから「あの〜…」という声が。振り返ると、中学なりたてくらいの女子二人。
「あの、、前に乗りたいんですけど…いいですか!?」と必死のお願い。
順番から言って私たちが前だったのですが、別にそんなのこだわる年でもないのでどうぞどうぞと前に通し、ローティーン女子二人とアラフォー女二人を乗せたトロッコが走り出しました。
甘く見ていた。。
甘く見ていましたよ、童話だからと言って!
もう初っぱなから最後まで魔女・魔女・魔女!!
途中、コウモリや木々が揺らめいて、どこからともなく風音とすすり泣きのような声が…何これ!?
25才くらい下の後ろで「こわいよ〜こわいよ〜〜」とうめくアラフォー。
途中、一瞬白雪姫と七人の小人出てきましたが、またも高速スルー。その後、洞窟から財宝が出ているという白雪姫にあったっけな謎の描写があったり、最後の最後まで不穏感を煽る内容となっておりました。
何!?何がしたいの!?何なのこのドSなアトラクション!!
スリルものに乗れないから白雪姫見ましょ☆なんて親子連れ、結構いると思うんです。ヤケドしますよ、コレ!
「注意:魔女が出てきます」的な注意書きが書いてありますが、予想以上でしたよ…39歳も恐がってますから…。
描写、思惑、色々なものにビビりながら白雪姫を後にしました。
そして、やっと本命のピーターパンに行った訳ですが、なんか前の二つが印象的すぎて記憶が薄れております(笑)
まあ、安定のピーターパンでした☆たじろいだ二本の後の締めとして良かったと思います。
散々ツッコミましたけど、今度またこの地に来るとしたら「この三本立てまたやろう…!」と心に誓いました☆
そんな思い出に浸るラインナップでしたが、最後だけは最新人気アトラクション「スター・ツアーズ」に乗ることに!
スターウォーズの世界に入り込み宇宙旅行をするというテイで、臨場感溢れる高速飛行が体験できるというもの。
実はスターウォーズを一回も観た事のない私。友人Hに簡単なレクチャーを受けました。
要するにあれか。ガンダム的な因縁の話なのか!とHに答えを求めましたが、Hに「ごめん、ガンダム知らない…」と言われ、真実は闇の中。。。
つか私、ガンダムも観た事ありませんが(全てが想像…笑)
そんなこんなでスターウォーズ観た事のない私が乗っていいのかと思いましたが、観た事のない人でも充分楽しい体感エンターテイメントでした!
これ、映画ファンにはたまらんでしょうね〜♪
80年代では大変珍しかった3D映像に始まり、最新3D映像に終わる。若いジョージ・ルーカスに始まり、熟練ジョージ・ルーカスに終わる。
色々感慨深い、良い締めとなりました。
というわけで、とりとめのないTDL報告はこれにて終了!15時に入ったわりには、6つ乗れてまずまずだったんではないかと。
久々の夢の国はすんごい面白かったです!が、すんごい疲れました。。。
興奮材料が多かったというのもありますが、やはり皆のディズニー愛って底知れないな、と。ディズニーラバーたちにエネルギー持ってかれました☆
夢から醒めたらどこで使うんだ!?というグッズで身を包み輝いているお客さん達。
そう、ここでは夢から醒めたことなんて考えちゃダメなんです!
それなのに、フード付きのタオルを見て「これいい!草むしりとかの時に便利だね、コレ!!」と、現実も現実、汚れてもよい格好で汗水たらす時のこと考えていましたからね。。。それじゃあダメなんだよ…。
30年前、初めて行った時は耳付いた帽子ではしゃいでいたのにな。これが30年の重みか…。
東京ディズニーランド30周年とともに私の30年にも思いを馳せることとなった夢の国ツアーでした。
posted by コイケジュンコ at 10:44| Comment(0)
| 日記
2013年06月30日
シチュエーションアート!?
6月もなんだかバタバタ、コイケジュンコ39歳です。
ええ、バタバタしているうちに39歳になってしまいました。
まあでも、忙しいのはいいこと、ありがたいことです。
39歳だけに感謝(サンキュー)の気持ちを忘れずに頑張る一年にしたいと思います☆(ダジャレを言うなんて私も大概おばさんになった証拠ね…)
さて、そのバタバタの結果が最近解禁になっておりますが、明日でそろい踏みします!
日本橋・奈良まほろば館にて「たんざく展」、浅草橋・パラボリカビスで「Little Creatures展」「body&clothes展」が開催中、そして明日から銀座オフィスイイダで「手しごとセレクト展」が始まります!
こんなに同時期にグループ展に参加するのは初めて!しかもどれも作品群が被らない(笑)
まず、「たんざく展」はまさかの墨!
場所が奈良まほろば館だったので、せんとくんを爺様にした「せんと爺」を制作いたしました☆
せんとくん溢れるお店でシブいせんと爺…w 是非お楽しみください!
そして、「手しごとセレクト展」。こちらはオフィスイイダさんの企画でオリジナル扇子!
作品を扇子にしていただけるとあって、私だったらこんなの欲しいを詰めた作品にしました。
THE爺&POP!完全に私の趣味ですが(笑)、持っていたらかわいい仕上がりになったのでこちらも是非チェックしていただきたい♪
そしてそして、パラボリカビスさんでの二展示。
「Pandy Pandy展」での縁で紙のぬいぐるみの新作を出していますが、最近撮影用に偏っていたHI-FUKUも久々に展示させていただきました!
中でも思い入れのある作品「妄想ドレス」を初展示!!
これは外で呼び込みしてでも見ていただきたい作品なんであります。
私の骨折れHI-FUKUに「カシミ屋ドレス」という、ティッシュをひたすらこよって編んでいる遠い目になる作品があるのですが、それに負けず劣らずな骨折れ作品…それが妄想ドレス。。。(またも遠い目)
その妄想ドレス、どういう作品かと言いますと、分厚い月刊少女漫画雑誌を背表紙以外、一冊丸ごと服にしたというもの。
これが結構大変なんです!
何故なら、1/5くらいの量で充分だからなんです。
作品はどの段階で完成とするかということも大事。それを見誤ると駄作にもなります。
一冊丸ごと使わなければならないというのは美的駄作というリスクを追うもの。でも雑誌が一冊トランスフォームするというルールは譲れない。それには、試行錯誤を繰り返し、ルールを守りつつ美的にも昇華するという神経を使う制作日々を送るしかないのです!
もうバックには中島みゆきの「地上の星」が流れかねない壮大な感じになってきましたが、じゃあそもそもなんで妄想ドレスが生まれたのか…その話をいたしましょうか。。。
それは数年前、色々悩みを抱えてクサクサしている私が友達の家に遊びに行ったときの事。
漫画はキラキラした少女漫画しか読まない友達が最近ハマっていると差し出してくれたのが「君に届け」という漫画でした。
そんな気分じゃねえぜ…と思いながら読み始めたら、笑っちゃうくらいに爽やか!私に清らかな心が戻ったかどうかはわかりませんが、キラキラパワーでやたら元気になりました(笑)
「これだ!今の私に足りないのはこのキラキラ感だ!」と思いまして(まあ、年齢的にそんなキラキラはなくて当然)、その後癒しのためにコミックスを買い揃えま した。
それから一年くらいして、新刊が発売したとの情報を受け読んでみたら…すんごい良いところで終わっていたんですよ!!ほんとにびっくりするくらい良いところで終わっていて、「この続きは雑誌で読める」みたいなことが書いてありまして。
もういい大人なので次が発売するまで待つなんてできないということで、コンビニでちょっと立ち読みをさせてもらうことに(大人なのにすみません…)。
しかし付録が付いていて読めない状態になっておりました。。。
読みたい、しかしアラフォーが別冊マーガレットを買うことには抵抗がある、付録もいらない、というか「君に届け」の行く末がちょっと知りたいだけで買うほどではない…と葛 藤。
そしてあることを思いついたのです。
そうだ、別冊マーガレットを買う意味を作ればいいのだと。
別冊マーガレットを買う行為、その意義は作品に使うことで昇華されるのではないかと。
訴えたいテーマがあって素材を選ぶのでななく、素材ありきで私がどう料理するのか、しかもその素材が自分の邪心から生まれたものだったら…すごく私らしいではないか!と思いまして。
そして私は別冊マーガレットを持ってレジへ行ったのでした。(ちょっと学生風をなびかせながら…)
というわけで、「君に届け」の行く末が知りたいために、買った別冊マーガレットを昇華させるべく1冊丸ごと全部使用するという邪で大作な「妄想ドレス」が生まれました。
途中、「こ、これ以上貼れねえ…!」とボクサーの減量みたいな時も乗り越え、出来上がった作品は過剰なまでのデコレーション。それが妄想の脂肪みたいで、一本筋の通った作品となりました。
作品完成までの苦労もそうですが、この作品に思い入れがあるのは、私の中で腑に落ちたきっかけとなった作品でもあるからなんです。
『カシミヤ100%」と言いたい』という思いから生まれたス○ッティ社のティッシュのみで作ったドレス、『制作過程の葛藤を作品で見たい』という気持ちから生まれた5つ連続で作られたドレス、そして今回の妄想ドレス…どこか「自分へ課題を出す」というところがありまして、自分を試して「無意識への意識」を探求しようという意思が働いている節があるんです。
故に何だか「コンセプト」というよりはきっかけ、もしくは「シチュエーション」なんですよね、私の作品にあるのが。
「コンセプトが弱い」と言われ続けた二十代。
一貫した大きいコンセプトはあるにせよ、私の作品には一点一点に饒舌になるようなコンセプトはありません。故に「作品は面白いけど、コンセプトが弱い」と上げて落とされることが多い日々でした。
コンセプトって何なんだよっ!と逆ギレしたい気持ちで悶々と二十代を過ごしていたわけです。今となっては「コンセプトがないことがコンセプトです」と言えるんですが。
ない、ということでもないと思うんですが(どっちだよw)、ドヤ顔で語れば語るほど私の作品が逆流していく感じがして…。
その狭間で苦しんでいた二十代を抜け、不動のユルさを手に入れた三十代、そしてこの妄想ドレスで自覚した「シチュエーション芸」というわけです。
自覚すると早いですねw
コンセプトという呪縛から解き放たれて、今一番自由に作っているかもしれません☆
人生深みが出てくる40目前にして、これからどんだけユルい自由を手に入れるのか、見届けていただけたら幸いでございます(笑)
ええ、バタバタしているうちに39歳になってしまいました。
まあでも、忙しいのはいいこと、ありがたいことです。
39歳だけに感謝(サンキュー)の気持ちを忘れずに頑張る一年にしたいと思います☆(ダジャレを言うなんて私も大概おばさんになった証拠ね…)
さて、そのバタバタの結果が最近解禁になっておりますが、明日でそろい踏みします!
日本橋・奈良まほろば館にて「たんざく展」、浅草橋・パラボリカビスで「Little Creatures展」「body&clothes展」が開催中、そして明日から銀座オフィスイイダで「手しごとセレクト展」が始まります!
こんなに同時期にグループ展に参加するのは初めて!しかもどれも作品群が被らない(笑)
まず、「たんざく展」はまさかの墨!
場所が奈良まほろば館だったので、せんとくんを爺様にした「せんと爺」を制作いたしました☆
せんとくん溢れるお店でシブいせんと爺…w 是非お楽しみください!
そして、「手しごとセレクト展」。こちらはオフィスイイダさんの企画でオリジナル扇子!
作品を扇子にしていただけるとあって、私だったらこんなの欲しいを詰めた作品にしました。
THE爺&POP!完全に私の趣味ですが(笑)、持っていたらかわいい仕上がりになったのでこちらも是非チェックしていただきたい♪
そしてそして、パラボリカビスさんでの二展示。
「Pandy Pandy展」での縁で紙のぬいぐるみの新作を出していますが、最近撮影用に偏っていたHI-FUKUも久々に展示させていただきました!
中でも思い入れのある作品「妄想ドレス」を初展示!!
これは外で呼び込みしてでも見ていただきたい作品なんであります。
私の骨折れHI-FUKUに「カシミ屋ドレス」という、ティッシュをひたすらこよって編んでいる遠い目になる作品があるのですが、それに負けず劣らずな骨折れ作品…それが妄想ドレス。。。(またも遠い目)
その妄想ドレス、どういう作品かと言いますと、分厚い月刊少女漫画雑誌を背表紙以外、一冊丸ごと服にしたというもの。
これが結構大変なんです!
何故なら、1/5くらいの量で充分だからなんです。
作品はどの段階で完成とするかということも大事。それを見誤ると駄作にもなります。
一冊丸ごと使わなければならないというのは美的駄作というリスクを追うもの。でも雑誌が一冊トランスフォームするというルールは譲れない。それには、試行錯誤を繰り返し、ルールを守りつつ美的にも昇華するという神経を使う制作日々を送るしかないのです!
もうバックには中島みゆきの「地上の星」が流れかねない壮大な感じになってきましたが、じゃあそもそもなんで妄想ドレスが生まれたのか…その話をいたしましょうか。。。
それは数年前、色々悩みを抱えてクサクサしている私が友達の家に遊びに行ったときの事。
漫画はキラキラした少女漫画しか読まない友達が最近ハマっていると差し出してくれたのが「君に届け」という漫画でした。
そんな気分じゃねえぜ…と思いながら読み始めたら、笑っちゃうくらいに爽やか!私に清らかな心が戻ったかどうかはわかりませんが、キラキラパワーでやたら元気になりました(笑)
「これだ!今の私に足りないのはこのキラキラ感だ!」と思いまして(まあ、年齢的にそんなキラキラはなくて当然)、その後癒しのためにコミックスを買い揃えま した。
それから一年くらいして、新刊が発売したとの情報を受け読んでみたら…すんごい良いところで終わっていたんですよ!!ほんとにびっくりするくらい良いところで終わっていて、「この続きは雑誌で読める」みたいなことが書いてありまして。
もういい大人なので次が発売するまで待つなんてできないということで、コンビニでちょっと立ち読みをさせてもらうことに(大人なのにすみません…)。
しかし付録が付いていて読めない状態になっておりました。。。
読みたい、しかしアラフォーが別冊マーガレットを買うことには抵抗がある、付録もいらない、というか「君に届け」の行く末がちょっと知りたいだけで買うほどではない…と葛 藤。
そしてあることを思いついたのです。
そうだ、別冊マーガレットを買う意味を作ればいいのだと。
別冊マーガレットを買う行為、その意義は作品に使うことで昇華されるのではないかと。
訴えたいテーマがあって素材を選ぶのでななく、素材ありきで私がどう料理するのか、しかもその素材が自分の邪心から生まれたものだったら…すごく私らしいではないか!と思いまして。
そして私は別冊マーガレットを持ってレジへ行ったのでした。(ちょっと学生風をなびかせながら…)
というわけで、「君に届け」の行く末が知りたいために、買った別冊マーガレットを昇華させるべく1冊丸ごと全部使用するという邪で大作な「妄想ドレス」が生まれました。
途中、「こ、これ以上貼れねえ…!」とボクサーの減量みたいな時も乗り越え、出来上がった作品は過剰なまでのデコレーション。それが妄想の脂肪みたいで、一本筋の通った作品となりました。
作品完成までの苦労もそうですが、この作品に思い入れがあるのは、私の中で腑に落ちたきっかけとなった作品でもあるからなんです。
『カシミヤ100%」と言いたい』という思いから生まれたス○ッティ社のティッシュのみで作ったドレス、『制作過程の葛藤を作品で見たい』という気持ちから生まれた5つ連続で作られたドレス、そして今回の妄想ドレス…どこか「自分へ課題を出す」というところがありまして、自分を試して「無意識への意識」を探求しようという意思が働いている節があるんです。
故に何だか「コンセプト」というよりはきっかけ、もしくは「シチュエーション」なんですよね、私の作品にあるのが。
「コンセプトが弱い」と言われ続けた二十代。
一貫した大きいコンセプトはあるにせよ、私の作品には一点一点に饒舌になるようなコンセプトはありません。故に「作品は面白いけど、コンセプトが弱い」と上げて落とされることが多い日々でした。
コンセプトって何なんだよっ!と逆ギレしたい気持ちで悶々と二十代を過ごしていたわけです。今となっては「コンセプトがないことがコンセプトです」と言えるんですが。
ない、ということでもないと思うんですが(どっちだよw)、ドヤ顔で語れば語るほど私の作品が逆流していく感じがして…。
その狭間で苦しんでいた二十代を抜け、不動のユルさを手に入れた三十代、そしてこの妄想ドレスで自覚した「シチュエーション芸」というわけです。
自覚すると早いですねw
コンセプトという呪縛から解き放たれて、今一番自由に作っているかもしれません☆
人生深みが出てくる40目前にして、これからどんだけユルい自由を手に入れるのか、見届けていただけたら幸いでございます(笑)
posted by コイケジュンコ at 23:58| Comment(0)
| 日記
2013年05月29日
SHI・TA・GO・KO・RO
ご無沙汰しておりますっ!コイケジュンコです。
いや〜2ヶ月強ぶり!!こんなに空けたのは初めてじゃないでしょうか。
みんな、待たせてメンゴ☆
待っている人がいるのか!?という疑問は置いておいて、まあ、このくだらなくも長〜〜い日記が書けないほど修羅場な日々を送っておりました。
制作、仕事、ガチャガチャ。もうこれしかしてないんじゃないか、という日々でした。
一瞬でハレをもたらすガチャガチャ、あいつはたいした奴ですよ!!
なので、忙しければ忙しいほどやる頻度が増えていき、葉山行ってまでやってましたからね、ガチャガチャ。どんだけ!
アラフォーにしてガチャガチャ中毒に成り果ててちょっと心配な今日この頃ですが、その甲斐あってか無事木版画展「名所じじばば百景」が開催されております!
「名所じじばば百景」は私の中でずっと温めていた企画で、オフィスイイダさんには今回かなり自由にやらせていただき、満を持して初出しに至りました。
そんな私の意気込みがちゃんと出ているのか、今回の展示、かなり好評いただいております!ありがたや〜
名所の景色ありきな為いつも以上に細かい表現が必要になり、その分制作時間もだいぶかかり、今回4景展示になりました。
しかし。。。…あ、皆さんもお気づきなりました?
そうです、「百景」なんです。
つまり、あと96景なんです…!!
考えるだけで遠い目ですが、限界の向こう側が見えたとき想像していないようなものができるんじゃないかとワクワクした気持ちにもなります。
なので、1景1景楽しんでそれが塵積もになる、そんな感じでやっていきたいと思います。
目標は…還暦までに仕上げられるように頑張ります…(笑)
昔からじじばばをテーマにすることが多いですが、今回特に、お客様からじじばばの描写を褒めていただくことが多いです。
なんだかんだじじばばを彫り続けて大分経つからかもしれませんが、私の偏愛ぶりがそうさせているのかもしれません。
というのも、最近あることに気付いたんです。
修羅場中は疲れの上に疲れを重ねていたため常にグロッキー、電車で座れようものなら爆睡をする日々でした。
ハッと一瞬目が覚めた時に自分の近辺にじじばばがいた場合、じじばばかちょっと迷いどころなグレーゾーンな方、もしくは、明らかに私より元気な若じじばばだと本当に申し訳ないのですが二度寝させていただくこともしばしば。。。つーか心とは裏腹に体が全く動こうとしなかったりして、ちょっと無理なことも多かったのです。
そんな疲れがピーク中のピークのある日、例の如く爆睡していた私は何かの衝撃で一瞬目が覚めました。その目の端に映ったのは、私の好みドストライクなじじ。
その瞬間、脳に伝達するよりも早く席を立ち、私は斜め前にいるじじ様に席を譲っていました。
そしてここでやっと覚醒。
「あれ?アタイ今、席譲った??」
時既に遅し。前述通り疲れのピークを迎えていた私は、その後20分ほどポールダンサーまっつぁおの手すりで華麗なカックン寝をすることとなりました。
その時、私は悟りました。
女性に対して男性が持つ下心は極自然なものなのだと。
っつーか、下の心に伝達する前に行動してしまっている致し方ないことなのだと。。。
「お年寄りに席を譲る」というより「綺麗な女性にカクテル奢る」的な、男性の下心に匹敵する私のじじ心。
私のじじに対する愛も、ある意味、堂に入って来たように感じます。
そんな変態スレスレの愛がこもった木版画、是非見ていただけたらと思います♡
…あれ?これ宣伝になってるのか(笑)!?
いや〜2ヶ月強ぶり!!こんなに空けたのは初めてじゃないでしょうか。
みんな、待たせてメンゴ☆
待っている人がいるのか!?という疑問は置いておいて、まあ、このくだらなくも長〜〜い日記が書けないほど修羅場な日々を送っておりました。
制作、仕事、ガチャガチャ。もうこれしかしてないんじゃないか、という日々でした。
一瞬でハレをもたらすガチャガチャ、あいつはたいした奴ですよ!!
なので、忙しければ忙しいほどやる頻度が増えていき、葉山行ってまでやってましたからね、ガチャガチャ。どんだけ!
アラフォーにしてガチャガチャ中毒に成り果ててちょっと心配な今日この頃ですが、その甲斐あってか無事木版画展「名所じじばば百景」が開催されております!
「名所じじばば百景」は私の中でずっと温めていた企画で、オフィスイイダさんには今回かなり自由にやらせていただき、満を持して初出しに至りました。
そんな私の意気込みがちゃんと出ているのか、今回の展示、かなり好評いただいております!ありがたや〜
名所の景色ありきな為いつも以上に細かい表現が必要になり、その分制作時間もだいぶかかり、今回4景展示になりました。
しかし。。。…あ、皆さんもお気づきなりました?
そうです、「百景」なんです。
つまり、あと96景なんです…!!
考えるだけで遠い目ですが、限界の向こう側が見えたとき想像していないようなものができるんじゃないかとワクワクした気持ちにもなります。
なので、1景1景楽しんでそれが塵積もになる、そんな感じでやっていきたいと思います。
目標は…還暦までに仕上げられるように頑張ります…(笑)
昔からじじばばをテーマにすることが多いですが、今回特に、お客様からじじばばの描写を褒めていただくことが多いです。
なんだかんだじじばばを彫り続けて大分経つからかもしれませんが、私の偏愛ぶりがそうさせているのかもしれません。
というのも、最近あることに気付いたんです。
修羅場中は疲れの上に疲れを重ねていたため常にグロッキー、電車で座れようものなら爆睡をする日々でした。
ハッと一瞬目が覚めた時に自分の近辺にじじばばがいた場合、じじばばかちょっと迷いどころなグレーゾーンな方、もしくは、明らかに私より元気な若じじばばだと本当に申し訳ないのですが二度寝させていただくこともしばしば。。。つーか心とは裏腹に体が全く動こうとしなかったりして、ちょっと無理なことも多かったのです。
そんな疲れがピーク中のピークのある日、例の如く爆睡していた私は何かの衝撃で一瞬目が覚めました。その目の端に映ったのは、私の好みドストライクなじじ。
その瞬間、脳に伝達するよりも早く席を立ち、私は斜め前にいるじじ様に席を譲っていました。
そしてここでやっと覚醒。
「あれ?アタイ今、席譲った??」
時既に遅し。前述通り疲れのピークを迎えていた私は、その後20分ほどポールダンサーまっつぁおの手すりで華麗なカックン寝をすることとなりました。
その時、私は悟りました。
女性に対して男性が持つ下心は極自然なものなのだと。
っつーか、下の心に伝達する前に行動してしまっている致し方ないことなのだと。。。
「お年寄りに席を譲る」というより「綺麗な女性にカクテル奢る」的な、男性の下心に匹敵する私のじじ心。
私のじじに対する愛も、ある意味、堂に入って来たように感じます。
そんな変態スレスレの愛がこもった木版画、是非見ていただけたらと思います♡
…あれ?これ宣伝になってるのか(笑)!?
posted by コイケジュンコ at 23:36| Comment(2)
| 日記
2013年03月23日
缶あればこそ
愛、それはあぁ〜まくぅ〜〜
こんばんは。幼稚園時は星組でした、コイケジュンコです。
はい、ということで、先日、宝塚初体験のP子さんとともに人生で二度目の宝塚観劇してまいりました。しかも王道の「ベルサイユのばら」!!
前回は場面の移り変わりの多さに目が回りましたが、今回は知っているお話なので余裕を持って臨むことができました。
結論:すんごく面白かった…!!この話題を愛着日記で書かずに何を書くか…ということで、修羅場中ではありますがレポートしたいと思います!(ネタバレ注意!)
開演前の緞帳、「ベルサイユのばら」とお馴染みのロゴで書かれており、否が応にもテンションが上がります。
しかし、中身は期待以上!幕が開くと早速、フランスなのになぜか昭和童謡のような曲で始まりました。ベルサイユの軽やかさ華やかを伝えるためか?それで何故昭和に…しょっぱなから心捕まれた私。そして、舞台中央を見ると池田理代子先生の絵が高らかと奉られているではありませんか…!
宝塚×少女マンガの絵。違和感あるのに違和感ない(笑)!
そしてその絵が上がったら…キターー!オスカルとアンドレ!!
歌い始めた途端、どうやらアンドレのマイクにアクシデントが発生したのがご様子。どうするのかな…と思っていたら、階段を降りた途端、優雅かつ自然に袖へ捌けマイク持参で再登場。
そんな余裕なアンドレに感心しつつ、マイクで愛を歌う姿を見ていたらディナーショーに来た錯覚に陥りました。
「ベルサイユのばら」といえば、男装のオスカルと彼女に恋をしている相棒のアンドレがフランス革命に運命を翻弄されるお話。二人の恋愛としては哀しい結末が待っております。
なもんで、アンドレのあんな想いやこんな想いを触れる度、おばさまたちすすり泣き。話が佳境に進むにつれ、会場の感情の一体感がハンパない!!
すすり泣きの頻度が上がってきた頃、オスカルとアンドレは暴動を抑える為にパリへ。皆に指示した後、二人きりになったオスカルは突然「この戦いが終わったら結婚式だ!」宣言。どうしたどうした、オスカル!なんだそのテンション!?
嫌な予感しかないこの前フリですが、予感的中、直後にアンドレに乱射(汗)!
即死の勢いのアンドレ、かなり撃たれているのにいきなり「ブ〜…ロンドォ〜のぉ〜…」う、歌い出した〜〜〜!!
突然の歌はミュージカルの醍醐味ですが、なんだろ、そのはまりっぷりが見事なんです!さすが宝塚!!
アンドレ亡き後、すさまじい気迫でオスカルたちが立ち向かうわけですが、その時の攻撃ダンスに私は衝撃が走りました。
今回のベルばら舞台、訓練などのアクションシーンになるとそれを突然ダンスで表現するという唐突な演出がありまして。そのダンスがまたキャッチーで真似したくなるんですよ!
そしてこのシリアスかつ大クライマックスでキャッチーなダンス…!!しかも曲も剣の舞みたいっ!!笑うような場面じゃないのに…ダンスがツボにハマりすぎて、やばい!ニヤケるっ!!
そのダンス中、銃弾に倒れるオスカル。薄れゆく意識の中で呼ぶ声。
オースカーァ…オースカーァー…
なんと、立ち乗りできるボックス型馬車でアンドレ再登場!
きっと三途の川でアンドレ待っていたんでしょう。でもさすがヨーロッパ。川は川でも天の川みたいな星屑のステージを新型馬車で行くわけですよ。。。
迷いなく馬車に乗り込んだオスカルはアンドレとともに何度目かの「愛あればこそ」を熱唱。そして馬車はなんと舞台を飛び出し客席へ…!
どうやら後ろにクレーンが付いていたようで、前方、左右の斜め上に上がるような仕掛けになっておりました。
ゆっくり伸びるクレーンに対して、馬車の先頭で超駆けているポーズの白馬…なんだこのシュールさは!!クレーン伸びる度に拍手をする私を含む観客たち。
もうこの頃には歯を出してニヤケておりました。
そんなこんなで大満足のベルサイユのばらでございました。修羅場じゃなかったらもう1回行きたいところよ!
純粋な宝塚ファンには怒られそうなレポートですが、これだけは分かっていただきたい!私はもう一度観たいどころかDVDを買おうと思っているぐらいハマっております!ただ愛がねじれているだけなんですっ!
そんなねじれ愛を心に秘めつつ宝塚グッズを物色していると、羽を背負ったタカラジェンヌたちが一堂に会したレビューのパノラマ写真をそのまま使った缶お菓子がありました。何コレ!欲しい!!
サイズがまたいいんですよ。ちょっと大ぶりで色々入りそう☆
ちょっと持ってみたらあることに気づきました。
これ、クラッチバッグにいいんじゃね?
サイズ感はぴったり!そして柄はレビュー写真なのでキラキラしてるんですよ。パーティーシーンにぴったりじゃない♡
思わず小脇に抱えてP子さんにチェックしてもらう私。「似合う、似合う!」とP子さんに太鼓判をいただき思わず購入。お菓子の缶なのに、バッグとしての見立てが決定打となりました☆
別にいらない「炭酸せんべい」(いわゆるゴーフル。しかも無地の…)が入って1370円って…と思いましたが、バッグだと思えば安いもんですよ!
まあ、でも、当面お呼ばれしているパーティーもないので、彫刻刀入れにしております。。。
それが3週間前のお話。
その彫刻刀入れ、日が経つにつれ存在が際立っております。
版木を彫る際、缶の蓋を前に置いているのですが、しんどい時にふと前を見るときらびやか羽を背負った人たち…高倉健のように黙々と彫っているその世界とのギャップが凄すぎて思わずニヤケる日々。
もう一踏ん張り!この缶で乗り切りたいと思います☆
こんばんは。幼稚園時は星組でした、コイケジュンコです。
はい、ということで、先日、宝塚初体験のP子さんとともに人生で二度目の宝塚観劇してまいりました。しかも王道の「ベルサイユのばら」!!
前回は場面の移り変わりの多さに目が回りましたが、今回は知っているお話なので余裕を持って臨むことができました。
結論:すんごく面白かった…!!この話題を愛着日記で書かずに何を書くか…ということで、修羅場中ではありますがレポートしたいと思います!(ネタバレ注意!)
開演前の緞帳、「ベルサイユのばら」とお馴染みのロゴで書かれており、否が応にもテンションが上がります。
しかし、中身は期待以上!幕が開くと早速、フランスなのになぜか昭和童謡のような曲で始まりました。ベルサイユの軽やかさ華やかを伝えるためか?それで何故昭和に…しょっぱなから心捕まれた私。そして、舞台中央を見ると池田理代子先生の絵が高らかと奉られているではありませんか…!
宝塚×少女マンガの絵。違和感あるのに違和感ない(笑)!
そしてその絵が上がったら…キターー!オスカルとアンドレ!!
歌い始めた途端、どうやらアンドレのマイクにアクシデントが発生したのがご様子。どうするのかな…と思っていたら、階段を降りた途端、優雅かつ自然に袖へ捌けマイク持参で再登場。
そんな余裕なアンドレに感心しつつ、マイクで愛を歌う姿を見ていたらディナーショーに来た錯覚に陥りました。
「ベルサイユのばら」といえば、男装のオスカルと彼女に恋をしている相棒のアンドレがフランス革命に運命を翻弄されるお話。二人の恋愛としては哀しい結末が待っております。
なもんで、アンドレのあんな想いやこんな想いを触れる度、おばさまたちすすり泣き。話が佳境に進むにつれ、会場の感情の一体感がハンパない!!
すすり泣きの頻度が上がってきた頃、オスカルとアンドレは暴動を抑える為にパリへ。皆に指示した後、二人きりになったオスカルは突然「この戦いが終わったら結婚式だ!」宣言。どうしたどうした、オスカル!なんだそのテンション!?
嫌な予感しかないこの前フリですが、予感的中、直後にアンドレに乱射(汗)!
即死の勢いのアンドレ、かなり撃たれているのにいきなり「ブ〜…ロンドォ〜のぉ〜…」う、歌い出した〜〜〜!!
突然の歌はミュージカルの醍醐味ですが、なんだろ、そのはまりっぷりが見事なんです!さすが宝塚!!
アンドレ亡き後、すさまじい気迫でオスカルたちが立ち向かうわけですが、その時の攻撃ダンスに私は衝撃が走りました。
今回のベルばら舞台、訓練などのアクションシーンになるとそれを突然ダンスで表現するという唐突な演出がありまして。そのダンスがまたキャッチーで真似したくなるんですよ!
そしてこのシリアスかつ大クライマックスでキャッチーなダンス…!!しかも曲も剣の舞みたいっ!!笑うような場面じゃないのに…ダンスがツボにハマりすぎて、やばい!ニヤケるっ!!
そのダンス中、銃弾に倒れるオスカル。薄れゆく意識の中で呼ぶ声。
オースカーァ…オースカーァー…
なんと、立ち乗りできるボックス型馬車でアンドレ再登場!
きっと三途の川でアンドレ待っていたんでしょう。でもさすがヨーロッパ。川は川でも天の川みたいな星屑のステージを新型馬車で行くわけですよ。。。
迷いなく馬車に乗り込んだオスカルはアンドレとともに何度目かの「愛あればこそ」を熱唱。そして馬車はなんと舞台を飛び出し客席へ…!
どうやら後ろにクレーンが付いていたようで、前方、左右の斜め上に上がるような仕掛けになっておりました。
ゆっくり伸びるクレーンに対して、馬車の先頭で超駆けているポーズの白馬…なんだこのシュールさは!!クレーン伸びる度に拍手をする私を含む観客たち。
もうこの頃には歯を出してニヤケておりました。
そんなこんなで大満足のベルサイユのばらでございました。修羅場じゃなかったらもう1回行きたいところよ!
純粋な宝塚ファンには怒られそうなレポートですが、これだけは分かっていただきたい!私はもう一度観たいどころかDVDを買おうと思っているぐらいハマっております!ただ愛がねじれているだけなんですっ!
そんなねじれ愛を心に秘めつつ宝塚グッズを物色していると、羽を背負ったタカラジェンヌたちが一堂に会したレビューのパノラマ写真をそのまま使った缶お菓子がありました。何コレ!欲しい!!
サイズがまたいいんですよ。ちょっと大ぶりで色々入りそう☆
ちょっと持ってみたらあることに気づきました。
これ、クラッチバッグにいいんじゃね?
サイズ感はぴったり!そして柄はレビュー写真なのでキラキラしてるんですよ。パーティーシーンにぴったりじゃない♡
思わず小脇に抱えてP子さんにチェックしてもらう私。「似合う、似合う!」とP子さんに太鼓判をいただき思わず購入。お菓子の缶なのに、バッグとしての見立てが決定打となりました☆
別にいらない「炭酸せんべい」(いわゆるゴーフル。しかも無地の…)が入って1370円って…と思いましたが、バッグだと思えば安いもんですよ!
まあ、でも、当面お呼ばれしているパーティーもないので、彫刻刀入れにしております。。。
それが3週間前のお話。
その彫刻刀入れ、日が経つにつれ存在が際立っております。
版木を彫る際、缶の蓋を前に置いているのですが、しんどい時にふと前を見るときらびやか羽を背負った人たち…高倉健のように黙々と彫っているその世界とのギャップが凄すぎて思わずニヤケる日々。
もう一踏ん張り!この缶で乗り切りたいと思います☆
posted by コイケジュンコ at 20:18| Comment(0)
| 日記
2013年03月09日
恐怖症とフェチは紙一重!?
えー絶賛修羅場中のコイケです!つかずっと修羅場です!
先日、物を取ろうとして殿方と手が触れ合うという昭和の少女マンガのような出来事があったのですが、普段あまりに手を酷使していて、重ねられた手に触感が全くなかったという信じがたい事がありました。は虫類の皮膚かよ!
ありえないマンガ的ハプニングに、女子としてありえない事態。。遠い目になる熟れっ子ジュンコでありました…。
ところで、手というと異性にとって重要なポイントでありますよね。好みにこだわりがあるといわゆる「手フェチ」という言われ方をし、人によってバリエーションがあるフェチは話も盛り上がるものです。
自己紹介でも盛り込まれるほどメジャーとなった「フェチ」という分野ですが、私は日頃から思うんですよ。「恐怖症」に関してもこれくらい熱く語られてもいいんじゃないかと。
ということで、今日は、まだ誰にも全く理解を得られない、つい数日前も力説するも全く分かってもらえなかった私の「恐怖症」について語らせていただきます!唐突!
結論から言うと、実は私、奥行き恐怖症なんです。あと、閉所を外から見る恐怖症(決して閉所恐怖症ではない)。だいたいこの二つの合わせ技で一本取られます。
まだ自覚が全くなかった十代、思えばここから始まったような気がします。
上野駅構内にあったジャイアントパンダのぬいぐるみ。
天井まで届きそうなどでかいジャイパン(と私たちの間では呼ばれていた)が体を寄せないと入れないくらいのガラスケースに入れられているんですよ…!
大きく回り込むような太い腕のフォルム…体越しに見える高い位置の顔…(白目)
遠出をする時、ここで待ち合わせをすることが多く、友達が遅れていると一人でずっとゾクゾクしておりました。
でもこの頃はまだ「苦手だ」という意識はありませんでした。
苦手かも…と思い始めたのが、大学生時代の仏像巡り。
薄暗いお寺の中にあるジャイパンクラスの薬師如来…!!
金に光った如来が暗闇から浮き出ているようで、私はその浮き出ている先、暗闇にとけ込む体の厚み、そして闇の奥行きにゾワゾワ!!
奥行きの真骨頂・三十三間堂の千手観音約千体を始め、福井、京都、奈良と1週間仏像を見続けるゾクゾクしっぱなしだった私は、「奥行きが苦手なんだ」と自覚したという訳です。
その他にも、港で見る豪華客船のたっぷりとしたボディ、観光名所のでかすぎる銅像など、行く先々で思いもしなかった奥行きがあるので油断なりません。
この「奥行き恐怖症」、いろいろな人に語るのですが未だかつて「わかる、わかる!」と言ってくれた人はおりません。それどころか「なるほどね〜」と言ってくれる人もおりませんっ!なんで!!
自分の好みの男が理解されなかった時と同じような歯がゆさを感じる、それが恐怖症。
どうです!?女子の会話の一つに恐怖症を取り入れてみては?
しかし恐怖症とか言いつつ、さっきからゾクゾクするゾワゾワするとか書いていると、「案外嬉しいんじゃないか!?」と自分でも疑ってきますね。もう「恐怖症」じゃなくてもはや「フェチ」なんじゃないか!?という気すらしてくる…。
ここでも発揮してしまう自分のMっ気が一番恐ろしいです…。
先日、物を取ろうとして殿方と手が触れ合うという昭和の少女マンガのような出来事があったのですが、普段あまりに手を酷使していて、重ねられた手に触感が全くなかったという信じがたい事がありました。は虫類の皮膚かよ!
ありえないマンガ的ハプニングに、女子としてありえない事態。。遠い目になる熟れっ子ジュンコでありました…。
ところで、手というと異性にとって重要なポイントでありますよね。好みにこだわりがあるといわゆる「手フェチ」という言われ方をし、人によってバリエーションがあるフェチは話も盛り上がるものです。
自己紹介でも盛り込まれるほどメジャーとなった「フェチ」という分野ですが、私は日頃から思うんですよ。「恐怖症」に関してもこれくらい熱く語られてもいいんじゃないかと。
ということで、今日は、まだ誰にも全く理解を得られない、つい数日前も力説するも全く分かってもらえなかった私の「恐怖症」について語らせていただきます!唐突!
結論から言うと、実は私、奥行き恐怖症なんです。あと、閉所を外から見る恐怖症(決して閉所恐怖症ではない)。だいたいこの二つの合わせ技で一本取られます。
まだ自覚が全くなかった十代、思えばここから始まったような気がします。
上野駅構内にあったジャイアントパンダのぬいぐるみ。
天井まで届きそうなどでかいジャイパン(と私たちの間では呼ばれていた)が体を寄せないと入れないくらいのガラスケースに入れられているんですよ…!
大きく回り込むような太い腕のフォルム…体越しに見える高い位置の顔…(白目)
遠出をする時、ここで待ち合わせをすることが多く、友達が遅れていると一人でずっとゾクゾクしておりました。
でもこの頃はまだ「苦手だ」という意識はありませんでした。
苦手かも…と思い始めたのが、大学生時代の仏像巡り。
薄暗いお寺の中にあるジャイパンクラスの薬師如来…!!
金に光った如来が暗闇から浮き出ているようで、私はその浮き出ている先、暗闇にとけ込む体の厚み、そして闇の奥行きにゾワゾワ!!
奥行きの真骨頂・三十三間堂の千手観音約千体を始め、福井、京都、奈良と1週間仏像を見続けるゾクゾクしっぱなしだった私は、「奥行きが苦手なんだ」と自覚したという訳です。
その他にも、港で見る豪華客船のたっぷりとしたボディ、観光名所のでかすぎる銅像など、行く先々で思いもしなかった奥行きがあるので油断なりません。
この「奥行き恐怖症」、いろいろな人に語るのですが未だかつて「わかる、わかる!」と言ってくれた人はおりません。それどころか「なるほどね〜」と言ってくれる人もおりませんっ!なんで!!
自分の好みの男が理解されなかった時と同じような歯がゆさを感じる、それが恐怖症。
どうです!?女子の会話の一つに恐怖症を取り入れてみては?
しかし恐怖症とか言いつつ、さっきからゾクゾクするゾワゾワするとか書いていると、「案外嬉しいんじゃないか!?」と自分でも疑ってきますね。もう「恐怖症」じゃなくてもはや「フェチ」なんじゃないか!?という気すらしてくる…。
ここでも発揮してしまう自分のMっ気が一番恐ろしいです…。
posted by コイケジュンコ at 17:58| Comment(0)
| 日記
2013年01月29日
コイケよく焼き大師
みんなぁ〜☆厄除けってる??
今年10回お詣りしたコイケジュンコでございます。い、行き過ぎじゃねえかっ?!
お詣りとかその時々でおろそかにしちゃうこともあるタイプなんで、今回はすごい量でございます。まあ、七福神巡りしたので自ずと多くなってしまいますが、こういうのってお詣りしすぎってあるのかしら?!
行った数だけ福があることを祈るばかりです。
1月というのは私にとって「一年の計」月間。
この一ヶ月は一年を左右すると思っている節があるので、良いことがあると幸先がいい!と思いますし、悪いことがあると厄落とし!と思うのですが、そんな中、事が起こったのでございます…。
昨年からの疲れを引きずって万年スタミナ切れ太郎な私、ある夜、眠気と寒気に襲われてガスストーブからちょっと離れたところに体を横たえたら速攻で寝てしまいました。
ハッと目が覚めたのは一時間後。
ああ〜やっちまったな〜早くお風呂に入って寝なきゃ〜!と2、30分で用意を整え脱衣し始めた時、異変に気づきました。
手首に強く捕まれたような真っ赤な痕…。
なんだろ…寝ている時にボリボリ掻いたのかな?
それにしてはちょっと違う気もしましたが、思い当たる節もないのでそのまま浴室へ。
そして入浴中、事の重大さに気づきました。
…これ、ヤケドじゃないの?!
お湯に浸けられた手首は発色の良い赤になり少し膨れ始めました。こりゃ風呂に入っている場合じゃないっ!!早々に上がり、アロエ軟膏を塗りたくりました。
でもなんでヤケドなんか。。。
ヤケド痕を観察してみると変な模様なんですよ。そして手首から5センチ上で線引きしたみたいにヤケドがなくなっている…これはもしや…
10ー8分袖パーカー=2分ヤケド?!そしてこの変な模様はそのパーカーのジッパーだっ!!全て合点がいきました。
どうやら私は寒さのあまり太股の間に両手を挟んでいたようなんです。前から吹いてくる暖かい風が鉄のジッパーをじりじり熱くしていき、そのジッパーに押しつけるように固定していた手首に鮮明な形のヤケドするという奇跡が☆
いや、奇跡が☆なんて言ってる場合じゃなかったんです。だって、手首の半周以上にタイヤ型というか千鳥柄のような赤白の面白い模様がステンシルしたようにばっちりと。更に温めてしまったのがまずかったのか、見た目かなりひどいヤケド色なんですよ。こりゃ軟膏なんて塗っている段階ではない…!
そう思った私は救急病院ではなく、庭へ行きました。
ぶっとい天然アロエを一本ぶっ切ってきたのです!
*説明しよう*
コイケ家で信じられているアロエ。
今まで何度となく家族のヤケドや火照った場所を和らげてきた優れもの。
鉢植えで今まさに生きていたアロエを切ってくるので、中の果肉は勢いよく糸をひいており、これがよく効く源。
果肉はヨーグルトに入れたりしても美味しくいただける(らしい。食べたことはない。)
切っても不死鳥のようにそこからぐんぐん出てくる。
品種は「ベラ」が望ましい。
というわけで、アロエ信者の私はとりあえずアロエを塗って塗りたくるという治療法を開始!
すっごい真っ赤によく焼けていたため、アロエの粘りをぐんぐん吸い取る!!
アロエを剥いては塗り、剥いては塗り…それは夜中の3時半まで続きました。
疲れていたからうたた寝しちゃっていたというのに暖房器具もつけずに夜通しこんなことになるとは。。。これをトホホと言わずになんと言いましょう!トホホ☆
精根尽きた頃アロエも使い終わり、まだヤケドが残っていたものの私的には思いもよらぬほど薄くなったので、軟膏をたっぷり塗って生き絶えるように寝てしまいました。
朝、恐る恐るガーゼを取ってびっくり!!
奇跡的なほど治ってる〜〜!!
千鳥柄みたいだったところは細い線状にうっすら残っているだけ、一番ひどかった毛虫大のヤケドも火膨れができているものの昨日のヤケドが想像できないくらいの程度になっておりました。
す、すげえ!天然のアロエって…!!
自分の献身的な看護も自画自賛しつつ、植物の力の偉大さを再確認いたしました。
ちなみに、その後少し体調を崩したんですが、たぶんアロエ中に冷えたんではないかと…。
思えば数年前、年またぎの音楽フェスに参加し早朝に寒さと眠気で震えながら帰宅。使っていたカイロで暖まりながら爆睡したところ、そのカイロが私の下敷きになってしまったらしく、背中を低温やけどしたのでございます。。。
元旦早々、ヘソ出しルックでアロエを塗りたくっていた結果、40度近い熱を出す大風邪を引きまして…なにやってんだアタイ(泣)!!
その再来のような今回の出来事、学習しない自分に大反省の日々です…。
しかし、はたっと思い止まりました。
これって大いに厄払いしたんじゃねえか?
転んでも(いや、ヤケドしても)ただでは起きないコイケでございます。
それにしても低温やけどって恐ろしいですよ。
熱いという自覚なくじわじわ焼いていくんですからね。熱くなかったのに見た目ひどいヤケドなんですよ!
皆さんも充分にお気をつけください。
ちなみに毛虫大のヤケド、群を抜いて深く焼けていそうだし、ここだけ形が違うのはなんでだろう…とずっと思っていたのですが、次の日小さくなったヤケドを見て気づきました。
コレ、ダブルジッパーの取っ手の部分だ!!
ほんとうにジッパー柄にヤケドしたのね…と遠い目になったのでした。。。
今年10回お詣りしたコイケジュンコでございます。い、行き過ぎじゃねえかっ?!
お詣りとかその時々でおろそかにしちゃうこともあるタイプなんで、今回はすごい量でございます。まあ、七福神巡りしたので自ずと多くなってしまいますが、こういうのってお詣りしすぎってあるのかしら?!
行った数だけ福があることを祈るばかりです。
1月というのは私にとって「一年の計」月間。
この一ヶ月は一年を左右すると思っている節があるので、良いことがあると幸先がいい!と思いますし、悪いことがあると厄落とし!と思うのですが、そんな中、事が起こったのでございます…。
昨年からの疲れを引きずって万年スタミナ切れ太郎な私、ある夜、眠気と寒気に襲われてガスストーブからちょっと離れたところに体を横たえたら速攻で寝てしまいました。
ハッと目が覚めたのは一時間後。
ああ〜やっちまったな〜早くお風呂に入って寝なきゃ〜!と2、30分で用意を整え脱衣し始めた時、異変に気づきました。
手首に強く捕まれたような真っ赤な痕…。
なんだろ…寝ている時にボリボリ掻いたのかな?
それにしてはちょっと違う気もしましたが、思い当たる節もないのでそのまま浴室へ。
そして入浴中、事の重大さに気づきました。
…これ、ヤケドじゃないの?!
お湯に浸けられた手首は発色の良い赤になり少し膨れ始めました。こりゃ風呂に入っている場合じゃないっ!!早々に上がり、アロエ軟膏を塗りたくりました。
でもなんでヤケドなんか。。。
ヤケド痕を観察してみると変な模様なんですよ。そして手首から5センチ上で線引きしたみたいにヤケドがなくなっている…これはもしや…
10ー8分袖パーカー=2分ヤケド?!そしてこの変な模様はそのパーカーのジッパーだっ!!全て合点がいきました。
どうやら私は寒さのあまり太股の間に両手を挟んでいたようなんです。前から吹いてくる暖かい風が鉄のジッパーをじりじり熱くしていき、そのジッパーに押しつけるように固定していた手首に鮮明な形のヤケドするという奇跡が☆
いや、奇跡が☆なんて言ってる場合じゃなかったんです。だって、手首の半周以上にタイヤ型というか千鳥柄のような赤白の面白い模様がステンシルしたようにばっちりと。更に温めてしまったのがまずかったのか、見た目かなりひどいヤケド色なんですよ。こりゃ軟膏なんて塗っている段階ではない…!
そう思った私は救急病院ではなく、庭へ行きました。
ぶっとい天然アロエを一本ぶっ切ってきたのです!
*説明しよう*
コイケ家で信じられているアロエ。
今まで何度となく家族のヤケドや火照った場所を和らげてきた優れもの。
鉢植えで今まさに生きていたアロエを切ってくるので、中の果肉は勢いよく糸をひいており、これがよく効く源。
果肉はヨーグルトに入れたりしても美味しくいただける(らしい。食べたことはない。)
切っても不死鳥のようにそこからぐんぐん出てくる。
品種は「ベラ」が望ましい。
というわけで、アロエ信者の私はとりあえずアロエを塗って塗りたくるという治療法を開始!
すっごい真っ赤によく焼けていたため、アロエの粘りをぐんぐん吸い取る!!
アロエを剥いては塗り、剥いては塗り…それは夜中の3時半まで続きました。
疲れていたからうたた寝しちゃっていたというのに暖房器具もつけずに夜通しこんなことになるとは。。。これをトホホと言わずになんと言いましょう!トホホ☆
精根尽きた頃アロエも使い終わり、まだヤケドが残っていたものの私的には思いもよらぬほど薄くなったので、軟膏をたっぷり塗って生き絶えるように寝てしまいました。
朝、恐る恐るガーゼを取ってびっくり!!
奇跡的なほど治ってる〜〜!!
千鳥柄みたいだったところは細い線状にうっすら残っているだけ、一番ひどかった毛虫大のヤケドも火膨れができているものの昨日のヤケドが想像できないくらいの程度になっておりました。
す、すげえ!天然のアロエって…!!
自分の献身的な看護も自画自賛しつつ、植物の力の偉大さを再確認いたしました。
ちなみに、その後少し体調を崩したんですが、たぶんアロエ中に冷えたんではないかと…。
思えば数年前、年またぎの音楽フェスに参加し早朝に寒さと眠気で震えながら帰宅。使っていたカイロで暖まりながら爆睡したところ、そのカイロが私の下敷きになってしまったらしく、背中を低温やけどしたのでございます。。。
元旦早々、ヘソ出しルックでアロエを塗りたくっていた結果、40度近い熱を出す大風邪を引きまして…なにやってんだアタイ(泣)!!
その再来のような今回の出来事、学習しない自分に大反省の日々です…。
しかし、はたっと思い止まりました。
これって大いに厄払いしたんじゃねえか?
転んでも(いや、ヤケドしても)ただでは起きないコイケでございます。
それにしても低温やけどって恐ろしいですよ。
熱いという自覚なくじわじわ焼いていくんですからね。熱くなかったのに見た目ひどいヤケドなんですよ!
皆さんも充分にお気をつけください。
ちなみに毛虫大のヤケド、群を抜いて深く焼けていそうだし、ここだけ形が違うのはなんでだろう…とずっと思っていたのですが、次の日小さくなったヤケドを見て気づきました。
コレ、ダブルジッパーの取っ手の部分だ!!
ほんとうにジッパー柄にヤケドしたのね…と遠い目になったのでした。。。
posted by コイケジュンコ at 22:59| Comment(0)
| 日記
2013年01月12日
幸せの斜め向こう
みなさま、あけましておめでとうございます!
昨日、まったりした時間帯に地元の本屋へ行ったところ、
お会計しているおばあさんが30代男性店員に「で、 どっち派ですか?!」とひっそり興奮しながら聞いている場面に遭遇いたしました。
え?どっち派…?!何の!!
聞き方が思春期の男子の会話みたいだったので色めき立って耳をそばだてていると、
男性店員がちょっと恥ずかしそうに「どちらかというと…ねこ派ですね」と答えてて思わずズッこけたコイケでございます。
その後おばあさんが「へえ〜、ねこぉ〜☆」とニヤニヤしながら繰り返して男性店員照れる図…なんじゃこりゃ!!
新年早々いい場面が見られて幸先いい♡
しかし今年の私はこれだけでないのです!
確実に幸先が良くなるよう深川七福神めぐりに行ってまいりました。フゥ〜ッ☆謹賀新年!!
かかし部仲間の(一年に一回しか作りませんが…しかも私は一つしか作ったことありませんが…)ミヤタケイコさん、川上和歌子さんと巡ってきました。
色々なところで七福神めぐりはやっており、かく言う私も数年前に上野での七福神めぐりをしこの日記でも書きましたが、この深川七福神めぐりのステキなところは各神の小さな土鈴がある!というところでしょう。
提灯の付いたプラ笹がも売っており、めぐりながらそれに土鈴を付けていくとかわいいお飾りになるんです☆
都営新宿線「森下」で降り、まずは寿老神。結構なにぎわい!お参りして、その神社(お寺)に奉られている七福神のダブルネームのスタンプを手帳に押し、寿老神の土鈴を求めました。
お参りと土鈴をいただくのがメインだったけれど、「スタンプ、あった!あった!」と何故かスタンプラリーにも夢中になる私たち。JRでポケモンスタンプラリーをやっている小学生と重なりました…。
あと3ヶ所というところで、深川いっぷくさんに寄ってだるま展を鑑賞(1/20まで!私も参加させていただいています!←宣伝)、ちょっとゆっくりしすぎたので気を引き締めて残りをまわり、そして最後の富岡八幡でお参り、土鈴をもらいおみくじを引き終わったところでジャスト17時(終了時間)!!
なんとバッチリな時間配分!!こりゃー本当に今年は幸先良さそうだ☆
この深川の七福神めぐりは距離的に遠からず近からずで規模がちょうど良かったです。
まわり終わった後で達成感と適度な疲労感が味わえますし、それなのに大変じゃない♪楽しい気持ち100%で帰ることができました。
そしてなんと言っても土鈴!
素朴な作りでなんともいいんですよ。しかも手塗りのようでひとつひとつ微妙に表情が違っています。
途中お昼を食べている時に、その時にゲットしていた寿老神と布袋尊の土鈴を三人で見比べてみました。
まず寿老神…なんか私のだけ色が黒い!!ところどころにあるシミが日焼けしたようよ。。。
そしてちょっと目が近くイケメン気味…これは…マイク真木?!サーファーなの?!
皆の土鈴がいい爺様ぶりを発揮しているのに私の寿老神だけイケイケ現役感があるお顔でした…。
気を取り直して布袋尊。
皆の布袋様は徳がありそうないいお顔立ちだわ〜なんて思いながら私の布袋様に目をやると…何この「心ここにあらず」感!!
遠くを見て微笑んでいるというよりは限りなくぼーっとしている!!そのお顔はまさにちびまる子ちゃんに出てくる長沢くん。。。な、なんで私の七福神だけ…。
家に帰ってから他のお顔も確認してみると、美しいという固定概念があった弁天様が限りなく芸人顔でした。。まあ、芸能の神様とも言われているから、ある意味いいか☆
自分のもとに来た土鈴についてさんざん言ってますが、まあ、こういうことは自分に返ってきますからね…。
というわけで、今年は煩悩を捨てうだつの上がる二枚目を目指して頑張ります!!
どうぞ宜しくお願い致します!!
ちなみに七福神土鈴で一番のお気に入りが福禄寿でした。好みの爺でございました♡
嗚呼!この福禄寿さまを10個くらいいただいてネックレスにしたいわ〜♪
…早くも目標が…(笑)
昨日、まったりした時間帯に地元の本屋へ行ったところ、
お会計しているおばあさんが30代男性店員に「で、 どっち派ですか?!」とひっそり興奮しながら聞いている場面に遭遇いたしました。
え?どっち派…?!何の!!
聞き方が思春期の男子の会話みたいだったので色めき立って耳をそばだてていると、
男性店員がちょっと恥ずかしそうに「どちらかというと…ねこ派ですね」と答えてて思わずズッこけたコイケでございます。
その後おばあさんが「へえ〜、ねこぉ〜☆」とニヤニヤしながら繰り返して男性店員照れる図…なんじゃこりゃ!!
新年早々いい場面が見られて幸先いい♡
しかし今年の私はこれだけでないのです!
確実に幸先が良くなるよう深川七福神めぐりに行ってまいりました。フゥ〜ッ☆謹賀新年!!
かかし部仲間の(一年に一回しか作りませんが…しかも私は一つしか作ったことありませんが…)ミヤタケイコさん、川上和歌子さんと巡ってきました。
色々なところで七福神めぐりはやっており、かく言う私も数年前に上野での七福神めぐりをしこの日記でも書きましたが、この深川七福神めぐりのステキなところは各神の小さな土鈴がある!というところでしょう。
提灯の付いたプラ笹がも売っており、めぐりながらそれに土鈴を付けていくとかわいいお飾りになるんです☆
都営新宿線「森下」で降り、まずは寿老神。結構なにぎわい!お参りして、その神社(お寺)に奉られている七福神のダブルネームのスタンプを手帳に押し、寿老神の土鈴を求めました。
お参りと土鈴をいただくのがメインだったけれど、「スタンプ、あった!あった!」と何故かスタンプラリーにも夢中になる私たち。JRでポケモンスタンプラリーをやっている小学生と重なりました…。
あと3ヶ所というところで、深川いっぷくさんに寄ってだるま展を鑑賞(1/20まで!私も参加させていただいています!←宣伝)、ちょっとゆっくりしすぎたので気を引き締めて残りをまわり、そして最後の富岡八幡でお参り、土鈴をもらいおみくじを引き終わったところでジャスト17時(終了時間)!!
なんとバッチリな時間配分!!こりゃー本当に今年は幸先良さそうだ☆
この深川の七福神めぐりは距離的に遠からず近からずで規模がちょうど良かったです。
まわり終わった後で達成感と適度な疲労感が味わえますし、それなのに大変じゃない♪楽しい気持ち100%で帰ることができました。
そしてなんと言っても土鈴!
素朴な作りでなんともいいんですよ。しかも手塗りのようでひとつひとつ微妙に表情が違っています。
途中お昼を食べている時に、その時にゲットしていた寿老神と布袋尊の土鈴を三人で見比べてみました。
まず寿老神…なんか私のだけ色が黒い!!ところどころにあるシミが日焼けしたようよ。。。
そしてちょっと目が近くイケメン気味…これは…マイク真木?!サーファーなの?!
皆の土鈴がいい爺様ぶりを発揮しているのに私の寿老神だけイケイケ現役感があるお顔でした…。
気を取り直して布袋尊。
皆の布袋様は徳がありそうないいお顔立ちだわ〜なんて思いながら私の布袋様に目をやると…何この「心ここにあらず」感!!
遠くを見て微笑んでいるというよりは限りなくぼーっとしている!!そのお顔はまさにちびまる子ちゃんに出てくる長沢くん。。。な、なんで私の七福神だけ…。
家に帰ってから他のお顔も確認してみると、美しいという固定概念があった弁天様が限りなく芸人顔でした。。まあ、芸能の神様とも言われているから、ある意味いいか☆
自分のもとに来た土鈴についてさんざん言ってますが、まあ、こういうことは自分に返ってきますからね…。
というわけで、今年は煩悩を捨てうだつの上がる二枚目を目指して頑張ります!!
どうぞ宜しくお願い致します!!
ちなみに七福神土鈴で一番のお気に入りが福禄寿でした。好みの爺でございました♡
嗚呼!この福禄寿さまを10個くらいいただいてネックレスにしたいわ〜♪
…早くも目標が…(笑)
posted by コイケジュンコ at 09:33| Comment(0)
| 日記
2012年12月31日
三つ子の魂百八つまで
大晦日大詰めですね!
本日地元の駅に繰り出してみると昔からあったハーゲンダッツの閉店日でした。高校の頃、友達とよく行った青春のハーゲンダッツ…寂しいものです。
ちょうど駅に向う途中の通路で閉店を呼びかけるスタッフの女の子二人。
一人が呼び込みしつつ我慢できず涙ぐむと隣りにいた同僚の女の子が「ちょっと(笑)まだ早いよっ」と耳打ちして肩を抱き、それに奮い立ちまた元気よく呼び込み始めました。
道中急いでいたのにそれを瞬時に観察し切った自分の変態性に脱帽。
二人のピュアストーリーを見届けたかったですが、そんな変態が隠れられる場所はどこにもありませんでした…。
私の邪な気持ちは鐘を108回鳴らしてもなくなりそうもありません☆
いや〜今年も終わりますな〜!
後半特にめまぐるしい忙しさだったので、さすがの私も一年の終わりをしみじみ思います。
そして来年前半は今年以上のめまぐるしさになることが分かっているので…明けてほしくないような(笑)
いやいや!来年も今年以上の攻め気で行きたいと思います☆
そして乗り切った暁にはよく頑張った!感動した!と自分を褒めてあげたい。
それでは皆さま、よいお年をお迎えください!!
本日地元の駅に繰り出してみると昔からあったハーゲンダッツの閉店日でした。高校の頃、友達とよく行った青春のハーゲンダッツ…寂しいものです。
ちょうど駅に向う途中の通路で閉店を呼びかけるスタッフの女の子二人。
一人が呼び込みしつつ我慢できず涙ぐむと隣りにいた同僚の女の子が「ちょっと(笑)まだ早いよっ」と耳打ちして肩を抱き、それに奮い立ちまた元気よく呼び込み始めました。
道中急いでいたのにそれを瞬時に観察し切った自分の変態性に脱帽。
二人のピュアストーリーを見届けたかったですが、そんな変態が隠れられる場所はどこにもありませんでした…。
私の邪な気持ちは鐘を108回鳴らしてもなくなりそうもありません☆
いや〜今年も終わりますな〜!
後半特にめまぐるしい忙しさだったので、さすがの私も一年の終わりをしみじみ思います。
そして来年前半は今年以上のめまぐるしさになることが分かっているので…明けてほしくないような(笑)
いやいや!来年も今年以上の攻め気で行きたいと思います☆
そして乗り切った暁にはよく頑張った!感動した!と自分を褒めてあげたい。
それでは皆さま、よいお年をお迎えください!!
posted by コイケジュンコ at 23:43| Comment(0)
| 日記
2012年12月25日
メニー・ジーザス!
先日、最近行きつけのおしゃれなイタリア料理屋さんでリゾットを注文した際、「大盛り」の一言を待たれお店のお兄ちゃんと三秒間見つめあったコイケジュンコです。こんばんは。
なんで大盛り前提なんだよっ!私にだって普通盛りの日あるわよ!!
スープ、サラダがしっかり付いていてグラタンなんかは小鉢みたいな器の小食女性向きのこのお店、ある日メニューボードの端に小さく「パスタ・リゾットの大盛無料」の文字をめざとく見つけまして、頼んでみたところいきなりのボリューム!間はないんかい☆
ひとりだけボリューム重視のサラリーマンみたいになっております(笑)
で、なんでこんな日にこんなくだらない日記を更新しているのかというと、最近めまぐるしい忙しさなのですが久々に日記を更新する時間が取れたのが今日だったという…よりによってクリスマスイヴ〜クリスマスに。。。
皆が楽しげにメリークリスマスしている時に私は最近「ジーザス!」した時の話でもしようかと思います☆
私が肩凝り症だということは日記を読んでくださっている方々はご存知だと思いますが、それに反して服がことごとく重いワタクシ。
おかしなデザインの服が多いので布地をたっぷり使っているデザインや重い素材が多いみたいなんですよね。今着ているコートもでっかい紳士物をたぐったりしてレディースサイズに変形させたものですし、狭いところで自転車走らせられないくらいムササビのように膨らんだりたなびいたりする服など、ちょっと破天荒な服たちが我がタンスを占拠しております。
そんな中、最近私のアイテムに加わった時計。店頭で販売していなかったのでネット注文したのですが、これがすんごく重かったんですよ…!!画面では重さ分からないですものね、、、抜かった!!
手に取った瞬間、重すぎてちょっと手が下がりました。
腕に巻くとアレです、ドラゴンボールのアームバンド思い出します。普段からこれ付けて生活していたら、ここぞという時に取ればすごい力を発揮するんだろうな〜という重さ。
この時計をして、二重になっている且つでっかい袋が二つも付いているジャケットを着て、その上に先にお話ししたメンズ→レディースコートを着たら…何?鍛えてんの?!
絶対5kgはある…いやそれ以上ある…しかもその日に限って荷物がやたら重く、結果、トータルで10kgあるんじゃねーか?!という尋常じゃない重さに。。。お、恐ろしい…!!
グロッキーになりながら、「これは修行だ…!」と妙なテンションで乗り切りました。
皆がクリスマスムードで銀座の街を楽しそうに歩きイルミネーションの写真を撮っている間をすり抜けながら、不肖コイケ隠れ修行していました。
そんなマンガを地で行く私ですが、もっとマンガ的な、いやマンガを超えたことが起こりました。
それは友達と和食屋さんでランチをしていた時のこと。
色々鬱憤がたまっていた私たちは、シリアスに意見を出し合っていました(いわゆるグチ)。
私が真剣に話していると突然友達が目をかっぴらきワナワナと人差し指を私に突き出しました。
そしてこう言いました。
「コイケさん…ご、ご飯粒が…鼻の下に…!!」
え?!
信じられない気持ちのまま、鼻の下を手で擦ってみると一粒の主張したご飯粒が…!!
「おべんと付けてどこ行くの☆」は典型的なラブラブシチュエーションとして世に知られていますが、実際そんなことあるのかと、ほっぺに白米が一粒付くってどういう状況なんだと、そう思っていました。
しかしそれが現実にありました。しかも自分の身に。
その上、ほっぺ以上の難易度「鼻の下」というポジショニングで…!!
あまりの信じがたい状況に私たち二人は凍り、そして大爆笑!!!
先ほどまで眉間にしわを寄せ話していたのですが、一気にどうでもよくなりました。
そして私たちはこのご飯粒を「神様からの贈り物」と命名いたしました。
今思うとちょっと早めのクリスマスプレゼントだったのかもしれません☆
当事者としてはあまり嬉しくけれども素敵な奇跡が起きた瞬間でした。
と、いい話っぽく展開したのですが、…今、冷静に考えたら、鼻の下にご飯粒付けているようじゃクリスマスに用事ねーわな!!
皆さま、私の分まで素敵なクリスマスを☆
なんで大盛り前提なんだよっ!私にだって普通盛りの日あるわよ!!
スープ、サラダがしっかり付いていてグラタンなんかは小鉢みたいな器の小食女性向きのこのお店、ある日メニューボードの端に小さく「パスタ・リゾットの大盛無料」の文字をめざとく見つけまして、頼んでみたところいきなりのボリューム!間はないんかい☆
ひとりだけボリューム重視のサラリーマンみたいになっております(笑)
で、なんでこんな日にこんなくだらない日記を更新しているのかというと、最近めまぐるしい忙しさなのですが久々に日記を更新する時間が取れたのが今日だったという…よりによってクリスマスイヴ〜クリスマスに。。。
皆が楽しげにメリークリスマスしている時に私は最近「ジーザス!」した時の話でもしようかと思います☆
私が肩凝り症だということは日記を読んでくださっている方々はご存知だと思いますが、それに反して服がことごとく重いワタクシ。
おかしなデザインの服が多いので布地をたっぷり使っているデザインや重い素材が多いみたいなんですよね。今着ているコートもでっかい紳士物をたぐったりしてレディースサイズに変形させたものですし、狭いところで自転車走らせられないくらいムササビのように膨らんだりたなびいたりする服など、ちょっと破天荒な服たちが我がタンスを占拠しております。
そんな中、最近私のアイテムに加わった時計。店頭で販売していなかったのでネット注文したのですが、これがすんごく重かったんですよ…!!画面では重さ分からないですものね、、、抜かった!!
手に取った瞬間、重すぎてちょっと手が下がりました。
腕に巻くとアレです、ドラゴンボールのアームバンド思い出します。普段からこれ付けて生活していたら、ここぞという時に取ればすごい力を発揮するんだろうな〜という重さ。
この時計をして、二重になっている且つでっかい袋が二つも付いているジャケットを着て、その上に先にお話ししたメンズ→レディースコートを着たら…何?鍛えてんの?!
絶対5kgはある…いやそれ以上ある…しかもその日に限って荷物がやたら重く、結果、トータルで10kgあるんじゃねーか?!という尋常じゃない重さに。。。お、恐ろしい…!!
グロッキーになりながら、「これは修行だ…!」と妙なテンションで乗り切りました。
皆がクリスマスムードで銀座の街を楽しそうに歩きイルミネーションの写真を撮っている間をすり抜けながら、不肖コイケ隠れ修行していました。
そんなマンガを地で行く私ですが、もっとマンガ的な、いやマンガを超えたことが起こりました。
それは友達と和食屋さんでランチをしていた時のこと。
色々鬱憤がたまっていた私たちは、シリアスに意見を出し合っていました(いわゆるグチ)。
私が真剣に話していると突然友達が目をかっぴらきワナワナと人差し指を私に突き出しました。
そしてこう言いました。
「コイケさん…ご、ご飯粒が…鼻の下に…!!」
え?!
信じられない気持ちのまま、鼻の下を手で擦ってみると一粒の主張したご飯粒が…!!
「おべんと付けてどこ行くの☆」は典型的なラブラブシチュエーションとして世に知られていますが、実際そんなことあるのかと、ほっぺに白米が一粒付くってどういう状況なんだと、そう思っていました。
しかしそれが現実にありました。しかも自分の身に。
その上、ほっぺ以上の難易度「鼻の下」というポジショニングで…!!
あまりの信じがたい状況に私たち二人は凍り、そして大爆笑!!!
先ほどまで眉間にしわを寄せ話していたのですが、一気にどうでもよくなりました。
そして私たちはこのご飯粒を「神様からの贈り物」と命名いたしました。
今思うとちょっと早めのクリスマスプレゼントだったのかもしれません☆
当事者としてはあまり嬉しくけれども素敵な奇跡が起きた瞬間でした。
と、いい話っぽく展開したのですが、…今、冷静に考えたら、鼻の下にご飯粒付けているようじゃクリスマスに用事ねーわな!!
皆さま、私の分まで素敵なクリスマスを☆
posted by コイケジュンコ at 02:17| Comment(0)
| 日記
2012年11月27日
これがホントのトイザらスキッズ
腹が鳴る。鳴ってしょうがない。
ここ数日、大変な腹音に悩まされています。
もちろんお腹が空いている時に鳴るのですが、「オイオイ、そりゃー大げさすぎるだろ?!」と突っ込みたくなるくらいの見事な音。
この間の電車内は凄かった…。ピアノの鍵盤を3オクターブくらい情熱的に流し弾きしたような激しくそして長い腹音…!!
うたた寝していたのに思わずオッ?と起きましたからね。つーか、うたた寝しているのにそれだけの腹音が鳴るってどうかしてる!!
でももうひとつどうかしているのは、それだけの爆音を体から発しておきながら、恥ずかしさのない自分、ね。女性なんだし、もうちょっと恥ずかしがってもいいんじゃねえか?!頬を染めるとかっ。なんだよ、目を開いて「オッ?」って…!!「おいおい、玄さん。今のは腹の虫ってやつじゃねえかい?」的なイナセなオッ?ですからね。お前の腹の音だよっ(怒)!
人生40年近く経つと転ぶ・腹が鳴る・電柱にぶつかるなど、人に見られたら恥ずかしい経験を複数回積んでいるので、そういった類いの恥ずかしさがマヒしちゃってるんですよね〜。
その次の日は静かな部屋、しかも殿方の隣りで盛大に鳴っちゃって、思わず「失礼致しました(キリッ)」って無意識にカッコ良く謝っていましたからね。なんだろ、このスマートな感じ。
とまあ、相変わらず枕が長いですが(笑)、そんな風に恥ずかしさが鈍くなってきた私が最近恥ずかしかった話、Pさん宅にお邪魔したときのお話をさせていただきます。。。
作家仲間のPさん、Tさんと第一回マンガ祭りをして一年、ようやく第二回開催の運びとなった先日ー…
アラフォーがガン首揃えてマンガ祭り。いや、恥ずかしいのはここではありません。それは全然恥ずかしいことではありませんっ☆(そうか?)
******
まず、マンガ祭りのご説明をしよう。懐かしのマンガ、オススメのマンガの話が高じて「貸しますよ!」=そのついでにご飯でも食べようの流れになった会。観光地や美術館へ行ったりせずそれ以外のイベントを入れない、それがマンガ祭りなのだ!
******
話は戻って、第二回の今回はもう少し踏み込んで、最近発売になった「ガラスの仮面カルタ」をやろう!ということになり、カルタをやるのにさすがに公共の場所では…ということでPさんがお宅を提供してくださることになりました。
カルタをやるために千葉から西東京へ…どんだけやりたいんだ☆
まあ、やりたいのもありますが、Pさんのお宅へお邪魔できるという別の楽しみもあり、喜び勇んで行った時のことでございます。
PさんにはSちゃんというそりゃー美人な9歳の娘さんがいるのですが、ご自宅をお借りするので今回のマンガ祭りに客員参加!
Pさんが本場仕込みのイングリッシュフルブレックファーストを作ってくださっている間、Tさんと私はSちゃんに色々なものを見せてもらいながら待っていました。
そこへTさんが「あ!そうだ!!これいる?」と出してきたのが、キティちゃんの人形用ミニチュア食器セット!!昔のキティだ!かわええ!!
思わずテンションの上がる私。
聞くとムック本に付いていたとのこと。へえ〜〜!!こんな復刻っぽいおもちゃが本に!!
本もおまけも好きな私は更にテンションが上がります。
昨今、実用的なおまけが多いですがこういう「大人なのに何に使うの?」的なおまけ、これこそおまけの醍醐味なんですよ。
そういえばサンリオで商品を購入すると梱包袋に必ずおまけを貼ってくれてそれが楽しみだったな〜。集めたよね〜。全部処分しちゃった。もったいない!と昭和50年代に思いを馳せるアラフォーたち。それを延々と聞かされる平成15年生まれ。
「で、これいる?」とTさん。Sちゃんに「いる?」と振ると「…いらない」。
ええ?!これいらないこどもっているの?!
「だってお人形の小道具にも使えるよ!かわいいし!」などと何故か商品のプレゼンをする私たち。
「いい…いらない…」なんだかテンションが下がっているSちゃん。
Sちゃんはとても素敵なセンスを持っていて、大人がジェラシーを感じることもある素晴らしい御子なので「何かお眼鏡にかなわない要素があるのかもしれない…」と思いつつ、いやでもこれを欲しくないこどもなんて…(エンドレス)と葛藤しておりました。
決着がつかぬままランチへ(ブレックファーストをお昼に食べるおしゃれな私たち)。
今回の目玉・ガラスの仮面カルタに3回も興じ(ちなみに、第一回優勝:私)、宴もたけなわになりそろそろ…という感じになり身支度をしつつトイレへ。出てくると例のキティおまけを巡ってやりとりがされていました。
ちょっと離れたところで見ていると、TさんとPママに促されても煮え切らないSちゃん。かなり助け舟を出され「…欲しい。もらってもいい?」の一言出てきました!よかったーー!!
っつーか、その様子にワタクシ気付いてしまいました。
Sちゃんは私に気を遣っていたのだと…!!
多分最初にすんごい興奮して「かわいい!」と言った私を見て、Sちゃんが「コイケさん欲しがっている…」と感じて身を引いたんでしょうね。しかもその後もサンリオおまけに思いを馳せる様子を見てどんだけ好きなんだと。そうなっちゃうと、私がSちゃんに勧めれば勧めるほど私の欲しい気持ちが強いと感じて「もらえない…!!」と思ったのかも。。。
Sちゃんのこどもとは思えない気の遣いようにホロリとしつつ、9歳に気を遣われる38歳ってどーよ(汗)?!
自分の天真爛漫さに呆れて反省…。
そしてPさんから「『これ欲しかったんだ』と言いながら、毎日遊んではきちんと箱に戻している」というSちゃんの後日談を聞いて、更に反省(笑)
そんなに欲しかった9歳を黙らせるほどの私の天真爛漫さって…(遠い目)
カルタだって初っぱなから大人げなく優勝しているし…。
さすがの私も恥ずかしくなった次第であります。
ずっとこどもでいたい、大好きなおもちゃに囲まれて〜♪なトイザらスキッズを地で行くコイケジュンコでありました。。。
ここ数日、大変な腹音に悩まされています。
もちろんお腹が空いている時に鳴るのですが、「オイオイ、そりゃー大げさすぎるだろ?!」と突っ込みたくなるくらいの見事な音。
この間の電車内は凄かった…。ピアノの鍵盤を3オクターブくらい情熱的に流し弾きしたような激しくそして長い腹音…!!
うたた寝していたのに思わずオッ?と起きましたからね。つーか、うたた寝しているのにそれだけの腹音が鳴るってどうかしてる!!
でももうひとつどうかしているのは、それだけの爆音を体から発しておきながら、恥ずかしさのない自分、ね。女性なんだし、もうちょっと恥ずかしがってもいいんじゃねえか?!頬を染めるとかっ。なんだよ、目を開いて「オッ?」って…!!「おいおい、玄さん。今のは腹の虫ってやつじゃねえかい?」的なイナセなオッ?ですからね。お前の腹の音だよっ(怒)!
人生40年近く経つと転ぶ・腹が鳴る・電柱にぶつかるなど、人に見られたら恥ずかしい経験を複数回積んでいるので、そういった類いの恥ずかしさがマヒしちゃってるんですよね〜。
その次の日は静かな部屋、しかも殿方の隣りで盛大に鳴っちゃって、思わず「失礼致しました(キリッ)」って無意識にカッコ良く謝っていましたからね。なんだろ、このスマートな感じ。
とまあ、相変わらず枕が長いですが(笑)、そんな風に恥ずかしさが鈍くなってきた私が最近恥ずかしかった話、Pさん宅にお邪魔したときのお話をさせていただきます。。。
作家仲間のPさん、Tさんと第一回マンガ祭りをして一年、ようやく第二回開催の運びとなった先日ー…
アラフォーがガン首揃えてマンガ祭り。いや、恥ずかしいのはここではありません。それは全然恥ずかしいことではありませんっ☆(そうか?)
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まず、マンガ祭りのご説明をしよう。懐かしのマンガ、オススメのマンガの話が高じて「貸しますよ!」=そのついでにご飯でも食べようの流れになった会。観光地や美術館へ行ったりせずそれ以外のイベントを入れない、それがマンガ祭りなのだ!
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話は戻って、第二回の今回はもう少し踏み込んで、最近発売になった「ガラスの仮面カルタ」をやろう!ということになり、カルタをやるのにさすがに公共の場所では…ということでPさんがお宅を提供してくださることになりました。
カルタをやるために千葉から西東京へ…どんだけやりたいんだ☆
まあ、やりたいのもありますが、Pさんのお宅へお邪魔できるという別の楽しみもあり、喜び勇んで行った時のことでございます。
PさんにはSちゃんというそりゃー美人な9歳の娘さんがいるのですが、ご自宅をお借りするので今回のマンガ祭りに客員参加!
Pさんが本場仕込みのイングリッシュフルブレックファーストを作ってくださっている間、Tさんと私はSちゃんに色々なものを見せてもらいながら待っていました。
そこへTさんが「あ!そうだ!!これいる?」と出してきたのが、キティちゃんの人形用ミニチュア食器セット!!昔のキティだ!かわええ!!
思わずテンションの上がる私。
聞くとムック本に付いていたとのこと。へえ〜〜!!こんな復刻っぽいおもちゃが本に!!
本もおまけも好きな私は更にテンションが上がります。
昨今、実用的なおまけが多いですがこういう「大人なのに何に使うの?」的なおまけ、これこそおまけの醍醐味なんですよ。
そういえばサンリオで商品を購入すると梱包袋に必ずおまけを貼ってくれてそれが楽しみだったな〜。集めたよね〜。全部処分しちゃった。もったいない!と昭和50年代に思いを馳せるアラフォーたち。それを延々と聞かされる平成15年生まれ。
「で、これいる?」とTさん。Sちゃんに「いる?」と振ると「…いらない」。
ええ?!これいらないこどもっているの?!
「だってお人形の小道具にも使えるよ!かわいいし!」などと何故か商品のプレゼンをする私たち。
「いい…いらない…」なんだかテンションが下がっているSちゃん。
Sちゃんはとても素敵なセンスを持っていて、大人がジェラシーを感じることもある素晴らしい御子なので「何かお眼鏡にかなわない要素があるのかもしれない…」と思いつつ、いやでもこれを欲しくないこどもなんて…(エンドレス)と葛藤しておりました。
決着がつかぬままランチへ(ブレックファーストをお昼に食べるおしゃれな私たち)。
今回の目玉・ガラスの仮面カルタに3回も興じ(ちなみに、第一回優勝:私)、宴もたけなわになりそろそろ…という感じになり身支度をしつつトイレへ。出てくると例のキティおまけを巡ってやりとりがされていました。
ちょっと離れたところで見ていると、TさんとPママに促されても煮え切らないSちゃん。かなり助け舟を出され「…欲しい。もらってもいい?」の一言出てきました!よかったーー!!
っつーか、その様子にワタクシ気付いてしまいました。
Sちゃんは私に気を遣っていたのだと…!!
多分最初にすんごい興奮して「かわいい!」と言った私を見て、Sちゃんが「コイケさん欲しがっている…」と感じて身を引いたんでしょうね。しかもその後もサンリオおまけに思いを馳せる様子を見てどんだけ好きなんだと。そうなっちゃうと、私がSちゃんに勧めれば勧めるほど私の欲しい気持ちが強いと感じて「もらえない…!!」と思ったのかも。。。
Sちゃんのこどもとは思えない気の遣いようにホロリとしつつ、9歳に気を遣われる38歳ってどーよ(汗)?!
自分の天真爛漫さに呆れて反省…。
そしてPさんから「『これ欲しかったんだ』と言いながら、毎日遊んではきちんと箱に戻している」というSちゃんの後日談を聞いて、更に反省(笑)
そんなに欲しかった9歳を黙らせるほどの私の天真爛漫さって…(遠い目)
カルタだって初っぱなから大人げなく優勝しているし…。
さすがの私も恥ずかしくなった次第であります。
ずっとこどもでいたい、大好きなおもちゃに囲まれて〜♪なトイザらスキッズを地で行くコイケジュンコでありました。。。
posted by コイケジュンコ at 22:31| Comment(0)
| 日記
2012年11月16日
座席をねらえ!
最近オーバーワーク気味で油断するとゴルゴ線が顔にできる今日この頃、みなさんはいかがお過ごしですか?
だめだ…アラフォーにもなると、ちゃんと休まないと疲れが取れねえ…!
そんなグロッキーさがピークの時、気力で電車内を立っておりましたところ、2/3過ぎたころ運良く前がガバッと大量降車!
やったぁ…これで座れる…!と藁をもすがる思いで座ろうといたしました。しかしかろうじて理性は保てていたので、周りがイス取りゲームが如く瞬座りする中降りる人を促してから座ろうとしたその時、私の目の前に座っていた女の子のバッグのでっかいバックルに私のイヤホン線が…!
「ちょ、ちょっと待ってください!」と呼びかけるも気付かぬ彼女。座ろうとした体勢=中腰のまままるで飼い犬のように2、3歩後を付いて歩きイヤホンを救出。ホッして振り返ると若いサラリーマンが座っとるっっ!!
中腰=野球のリーリーみたいな格好で立ちすくむ私。。。
なんだこの展開っ?!
思わずマンガのように白目で呆然といたしました。もちろんその日は座れずじまい☆
若サラリーマン許すまじ…という気持ちが浮かんでくるのを座禅を組むような思いで落ち着かせるのでした。
無心にしてくれるような現実離れの1泊2日を過ごしたばかりなのにこの気の短さ…反省!
その1泊2日の旅とは、アート・バイ・ゼロックスでお世話になった方々が毎年主催している増穂陶芸ツアーでして、山深いところで陶芸してきましたよ〜!
実は今回初めての参加。行きたい気持ちがありつつもいつもその日は仕事が入っていて参加できませんでした。
今年はたまたま入っておらず思わずガッツポーズ!
増穂の登り窯といえば、池田満寿夫氏が陶芸をやっていた有名な場所。そんな貴重な場所で初体験な私が行ってもいいのだろうか?!いや、初体験よりひどい私が…
そうなんです、今回のツアーで皆さんには初めてだと言っておりましたが、実は初めてじゃないんです。。。(こんな日記で告白)
大学の時、一瞬だけ陶芸同好会に入った事があるんです。S子ちゃんと一緒に。
入会料500円を払い「いつでも部室に来て作っていいから」と言われ、数日過ぎたある日二人で行ってみました。
誰もいない小さな部室。
土は好きに使っていいと言われたので、種類も分からぬままとりあえず取り出し縄文時代に思いを馳せながらこより積み上げる私たち。
ずっと「?」が浮かびながらの制作、お互いにユルすぎる謎の器が出来上がりました。
乾かすんだよね?と答えの出ない問いかけをし合いながら部室に置いて帰りました。
次に部室に行ってみると、またも私たちだけ。そして、いつやってくれたのか謎の器が素焼きされていました。
ということは色付け…。
「この液を付けるんじゃない?」と浸さずに釉薬を塗るド素人二人。そしてまた放置。
3度目、部室を訪れるとしっかり焼き上がっており、謎の器が恐ろしい中途半端さで完成され佇んでおりました…。もちろん部室には私たちしかいなく。。。
なんだろコレ?!ほんとに部員いるの?!もしかしたら妖精がやってくれたんじゃないの?!ファンタジーを通り越してちょっと恐くなり、部員の存在を確認しないまま私たち二人は同好会を去ったのでした…。(遠い目)
と、まあ、こんな陶芸と私の歴史(?!)があったわけですよ。
そういうわけで陶芸に対して後ろめたい気持ちがあったので、今回は心して望みました。
昔、パン作り体験をした際、コネ方が女子じゃなかったようで「経験者ですか?!それとも陶芸をやられているとか…!」と講師の方に言われた杵柄を頼りに、とりあえず良いコネをしよう…!という地道な目標を立てて工房に入ったはいいですが…どうしよう、右も左もわからねえ!!
ちょうどお隣りですでに作業を始めていたSさん、初めましての仲だったのですが、私のあまりにもひどい独学度が目に余ったようで声をかけてくださいました。
まずはフリースタイルでちょっと大きめな菓子鉢を作り、途中乾かしている間に作るノープランな2つめ、お茶碗を作られているSさんに習いながら私はカフェオレボウルを作ることにいたしました。
一から丁寧に教えてくださるSさん、それに対してすべてが初めてすぎて教わったことをこなすことで精一杯な私。いや、こなせているのか?というレベル。
あまりに必死すぎて机につけていなければならない肘や体がどうしても離れてしまうんです。「ヘラをここに当てて」と言われても微妙にその隣りに当ててしまうこと多数。
真面目なSさんの指導にも熱が入ります。
「体離れてるっ」「はいっ!」
「そこじゃないよ!もっと角度つけて」「はいっ!」
このツアーにはアーティスト仲間のミヤタケイコさんも参加されていて、最近陶器も使ったぬいぐるみ(これがとてもステキ!)を作られており今回もその作品部分を制作されていました。
目の前で作品が生み出されるところが見られるということで、そこも今回のツアーの醍醐味だったのですが、ろくろを回している間に作業をしないといけないので必死すぎて周りを見る余裕が全くない私。
ある程度出来上がりふと目の前のミヤタ作品を見ると、おお!かなり出来上がっておる(汗)!!
完全見逃しました。。。
そんな必死さは周りにも伝わっていたようで後に「まるでスポ魂場面を見ているようだった」と…。コーチとしごかれている部員の如しだったようです。
私のやたらといい返事がそうさせたのでしょうね〜。元来通る声をしているので、必死すぎると自ずといい返事になっちゃうんですよね。
あの時の私とSさんは岡ひろみと宗像コーチだったと予想。増穂にエースをねらう二人がいた…!
ミヤタさんと私は夜の作業もいたしました。ミヤタさんは作品の続き、私はSさん抜きで湯呑に挑戦!
昼間は必死すぎて点でしか覚えていない私。。。とりあえず記憶を総動員して作ってみました。ちょっと納得できないところができると「…これではSさんに見せられない」という思いがチラチラし、結局ある程度できた湯呑を潰しもう一回挑戦。
何故かかなり強い(しかも勝手に)師弟関係が私たちの間に芽生え始めていたのでした(笑)
ちなみに、作った物の窯焼きは工房の方にお願いしちゃうので焼き上がった完成形が自宅まで届く予定です。
作ったものはSさんのご指導いただいたカフェオレボウル(茶碗ほどの…)、一人でトライした備前の湯呑(にしてはごつい…)、フリースタイルの菓子鉢(巨大なポテトチップにしか見えない…)の3点!食い意地の張った私らしいラインナップとなりましたが、初めてのくせにちょっと大ぶりなものが多いのでヒビが入っていないか心配…。届いた暁にはこの日記で報告いたします!(お、覚えていたら…w)
ああ、楽しかった日々を振り返り、私の中のスポ魂を思い出したらちょっと落ち着いてきました☆
それにしても疲れやすい体をどうにかしなきゃな…。
座席になんて絶対座らないぜ!と言える強靱な体がほしいわ〜。
陶芸だけでなく、私の場合は山の中に入って修行した方がよさそうです。。。
だめだ…アラフォーにもなると、ちゃんと休まないと疲れが取れねえ…!
そんなグロッキーさがピークの時、気力で電車内を立っておりましたところ、2/3過ぎたころ運良く前がガバッと大量降車!
やったぁ…これで座れる…!と藁をもすがる思いで座ろうといたしました。しかしかろうじて理性は保てていたので、周りがイス取りゲームが如く瞬座りする中降りる人を促してから座ろうとしたその時、私の目の前に座っていた女の子のバッグのでっかいバックルに私のイヤホン線が…!
「ちょ、ちょっと待ってください!」と呼びかけるも気付かぬ彼女。座ろうとした体勢=中腰のまままるで飼い犬のように2、3歩後を付いて歩きイヤホンを救出。ホッして振り返ると若いサラリーマンが座っとるっっ!!
中腰=野球のリーリーみたいな格好で立ちすくむ私。。。
なんだこの展開っ?!
思わずマンガのように白目で呆然といたしました。もちろんその日は座れずじまい☆
若サラリーマン許すまじ…という気持ちが浮かんでくるのを座禅を組むような思いで落ち着かせるのでした。
無心にしてくれるような現実離れの1泊2日を過ごしたばかりなのにこの気の短さ…反省!
その1泊2日の旅とは、アート・バイ・ゼロックスでお世話になった方々が毎年主催している増穂陶芸ツアーでして、山深いところで陶芸してきましたよ〜!
実は今回初めての参加。行きたい気持ちがありつつもいつもその日は仕事が入っていて参加できませんでした。
今年はたまたま入っておらず思わずガッツポーズ!
増穂の登り窯といえば、池田満寿夫氏が陶芸をやっていた有名な場所。そんな貴重な場所で初体験な私が行ってもいいのだろうか?!いや、初体験よりひどい私が…
そうなんです、今回のツアーで皆さんには初めてだと言っておりましたが、実は初めてじゃないんです。。。(こんな日記で告白)
大学の時、一瞬だけ陶芸同好会に入った事があるんです。S子ちゃんと一緒に。
入会料500円を払い「いつでも部室に来て作っていいから」と言われ、数日過ぎたある日二人で行ってみました。
誰もいない小さな部室。
土は好きに使っていいと言われたので、種類も分からぬままとりあえず取り出し縄文時代に思いを馳せながらこより積み上げる私たち。
ずっと「?」が浮かびながらの制作、お互いにユルすぎる謎の器が出来上がりました。
乾かすんだよね?と答えの出ない問いかけをし合いながら部室に置いて帰りました。
次に部室に行ってみると、またも私たちだけ。そして、いつやってくれたのか謎の器が素焼きされていました。
ということは色付け…。
「この液を付けるんじゃない?」と浸さずに釉薬を塗るド素人二人。そしてまた放置。
3度目、部室を訪れるとしっかり焼き上がっており、謎の器が恐ろしい中途半端さで完成され佇んでおりました…。もちろん部室には私たちしかいなく。。。
なんだろコレ?!ほんとに部員いるの?!もしかしたら妖精がやってくれたんじゃないの?!ファンタジーを通り越してちょっと恐くなり、部員の存在を確認しないまま私たち二人は同好会を去ったのでした…。(遠い目)
と、まあ、こんな陶芸と私の歴史(?!)があったわけですよ。
そういうわけで陶芸に対して後ろめたい気持ちがあったので、今回は心して望みました。
昔、パン作り体験をした際、コネ方が女子じゃなかったようで「経験者ですか?!それとも陶芸をやられているとか…!」と講師の方に言われた杵柄を頼りに、とりあえず良いコネをしよう…!という地道な目標を立てて工房に入ったはいいですが…どうしよう、右も左もわからねえ!!
ちょうどお隣りですでに作業を始めていたSさん、初めましての仲だったのですが、私のあまりにもひどい独学度が目に余ったようで声をかけてくださいました。
まずはフリースタイルでちょっと大きめな菓子鉢を作り、途中乾かしている間に作るノープランな2つめ、お茶碗を作られているSさんに習いながら私はカフェオレボウルを作ることにいたしました。
一から丁寧に教えてくださるSさん、それに対してすべてが初めてすぎて教わったことをこなすことで精一杯な私。いや、こなせているのか?というレベル。
あまりに必死すぎて机につけていなければならない肘や体がどうしても離れてしまうんです。「ヘラをここに当てて」と言われても微妙にその隣りに当ててしまうこと多数。
真面目なSさんの指導にも熱が入ります。
「体離れてるっ」「はいっ!」
「そこじゃないよ!もっと角度つけて」「はいっ!」
このツアーにはアーティスト仲間のミヤタケイコさんも参加されていて、最近陶器も使ったぬいぐるみ(これがとてもステキ!)を作られており今回もその作品部分を制作されていました。
目の前で作品が生み出されるところが見られるということで、そこも今回のツアーの醍醐味だったのですが、ろくろを回している間に作業をしないといけないので必死すぎて周りを見る余裕が全くない私。
ある程度出来上がりふと目の前のミヤタ作品を見ると、おお!かなり出来上がっておる(汗)!!
完全見逃しました。。。
そんな必死さは周りにも伝わっていたようで後に「まるでスポ魂場面を見ているようだった」と…。コーチとしごかれている部員の如しだったようです。
私のやたらといい返事がそうさせたのでしょうね〜。元来通る声をしているので、必死すぎると自ずといい返事になっちゃうんですよね。
あの時の私とSさんは岡ひろみと宗像コーチだったと予想。増穂にエースをねらう二人がいた…!
ミヤタさんと私は夜の作業もいたしました。ミヤタさんは作品の続き、私はSさん抜きで湯呑に挑戦!
昼間は必死すぎて点でしか覚えていない私。。。とりあえず記憶を総動員して作ってみました。ちょっと納得できないところができると「…これではSさんに見せられない」という思いがチラチラし、結局ある程度できた湯呑を潰しもう一回挑戦。
何故かかなり強い(しかも勝手に)師弟関係が私たちの間に芽生え始めていたのでした(笑)
ちなみに、作った物の窯焼きは工房の方にお願いしちゃうので焼き上がった完成形が自宅まで届く予定です。
作ったものはSさんのご指導いただいたカフェオレボウル(茶碗ほどの…)、一人でトライした備前の湯呑(にしてはごつい…)、フリースタイルの菓子鉢(巨大なポテトチップにしか見えない…)の3点!食い意地の張った私らしいラインナップとなりましたが、初めてのくせにちょっと大ぶりなものが多いのでヒビが入っていないか心配…。届いた暁にはこの日記で報告いたします!(お、覚えていたら…w)
ああ、楽しかった日々を振り返り、私の中のスポ魂を思い出したらちょっと落ち着いてきました☆
それにしても疲れやすい体をどうにかしなきゃな…。
座席になんて絶対座らないぜ!と言える強靱な体がほしいわ〜。
陶芸だけでなく、私の場合は山の中に入って修行した方がよさそうです。。。
posted by コイケジュンコ at 23:30| Comment(0)
| 日記
2012年10月31日
松戸ラプソディー
最近久々に占いを見る機会がありまして、「先月オーバーワークだったあなた、今月はさらに忙しくなりそう」と書いてあってゾッとしたコイケです。
基本、占いは見て「ほ〜う」と思うだけの人間ですが、本当に先月オーバーワークだっただけに「ほ〜う」だけでは済ませない何かがあります。。。
…結局信じてるんじゃねーか☆
そんな秋と空と同じくらい揺れ動く乙女心を持ち合わせている38歳でございます。
最近色々なことを平行してやっているのですが、その一つがお披露目となりました!
「松戸まちづくり瓦版」、松戸市で配られる公報紙です。
昨年アートラインプロジェクトでお世話になったよしみで、新たに作る公報紙のプロジェクトに声をかけてくださいまして。ありがたきお誘い!
しかも裏面「MATSUGAWARA」はコイケの責任編集…!!いいのんかい、アタイで?!
どこまでやっちゃっていいのだろう…とさじ加減を気にしながら迎えた打ち合わせにて、個人的な「公報ならではなまったりほのぼの感を残しつつオトク感と少々のヘンタイ性を出したい」というコンセプトを勇気を振り絞って言ってみたところ「え?もう一回お願いします」と聞き返され、「ヘンタイ性を出したい」という言葉を2,3回繰り返すという辱めを受けるハメに…!!
しかしそれは私の想いを汲んでくれる熱心さからくるものでして、こんなにも快くスタッフのみなさんが受け入れてくれるとは(涙)!
…つーか、いいのんかい?!それでっ!!
あまりのウエルカム状態に、自分で提案しておきながらたじろぐ私でございました。。。
まあ、それでも初号は「はじめまして」の意味も込めてやんわり微笑みのようなテイストで行こうと思っていたのですが、修羅場になるにしたがって本性って隠しきれないものですね。
締切前に広告募集のダミーを作る事になり、とっさに出て来たのが何故か私の忍者看板顔出し写真。。。
こ、これしか手頃な写真がなかったんや…!
初号からそこはかとなくヘンタイが漂い、できあがった瓦版は色々な方に「これ、コイケジュンコ新聞だね」と言われるほどのコイケ臭100%の瓦版となりました。
当事者がいうのもなんですが、今までこんな瓦版あったでしょうか?!
年齢高めな方を特集することはあっても、完全に萌えの境地ですからねMATSUGAWARA☆
松戸に住む方の紹介には、定期入れなどに入れられるサイズの木版画を作った「爺ブロマイド」が付いてますからね。しかも雑誌オリーブ口調での紹介(オリーブの注目男子=私にとっての爺)。
パッと見、奇抜さはないけれどじわじわくる瓦版。今後も発行する予定なので、楽しみにしてくださる方がじわじわ増えていくことを期待して更に頑張りたいと思います!
ちなみにこの瓦版は松戸駅周辺の町民の方に配られておりますが、松戸駅改札横のラックにて無料配布しております。
もし「読みたい」という奇特な方がいらっしゃったら一度松戸に足を運んで、瓦版とともに松戸自体も堪能していただければと思います。
濃いキャラ多いですからね〜…瓦版も負けていられないっ!!
基本、占いは見て「ほ〜う」と思うだけの人間ですが、本当に先月オーバーワークだっただけに「ほ〜う」だけでは済ませない何かがあります。。。
…結局信じてるんじゃねーか☆
そんな秋と空と同じくらい揺れ動く乙女心を持ち合わせている38歳でございます。
最近色々なことを平行してやっているのですが、その一つがお披露目となりました!
「松戸まちづくり瓦版」、松戸市で配られる公報紙です。
昨年アートラインプロジェクトでお世話になったよしみで、新たに作る公報紙のプロジェクトに声をかけてくださいまして。ありがたきお誘い!
しかも裏面「MATSUGAWARA」はコイケの責任編集…!!いいのんかい、アタイで?!
どこまでやっちゃっていいのだろう…とさじ加減を気にしながら迎えた打ち合わせにて、個人的な「公報ならではなまったりほのぼの感を残しつつオトク感と少々のヘンタイ性を出したい」というコンセプトを勇気を振り絞って言ってみたところ「え?もう一回お願いします」と聞き返され、「ヘンタイ性を出したい」という言葉を2,3回繰り返すという辱めを受けるハメに…!!
しかしそれは私の想いを汲んでくれる熱心さからくるものでして、こんなにも快くスタッフのみなさんが受け入れてくれるとは(涙)!
…つーか、いいのんかい?!それでっ!!
あまりのウエルカム状態に、自分で提案しておきながらたじろぐ私でございました。。。
まあ、それでも初号は「はじめまして」の意味も込めてやんわり微笑みのようなテイストで行こうと思っていたのですが、修羅場になるにしたがって本性って隠しきれないものですね。
締切前に広告募集のダミーを作る事になり、とっさに出て来たのが何故か私の忍者看板顔出し写真。。。
こ、これしか手頃な写真がなかったんや…!
初号からそこはかとなくヘンタイが漂い、できあがった瓦版は色々な方に「これ、コイケジュンコ新聞だね」と言われるほどのコイケ臭100%の瓦版となりました。
当事者がいうのもなんですが、今までこんな瓦版あったでしょうか?!
年齢高めな方を特集することはあっても、完全に萌えの境地ですからねMATSUGAWARA☆
松戸に住む方の紹介には、定期入れなどに入れられるサイズの木版画を作った「爺ブロマイド」が付いてますからね。しかも雑誌オリーブ口調での紹介(オリーブの注目男子=私にとっての爺)。
パッと見、奇抜さはないけれどじわじわくる瓦版。今後も発行する予定なので、楽しみにしてくださる方がじわじわ増えていくことを期待して更に頑張りたいと思います!
ちなみにこの瓦版は松戸駅周辺の町民の方に配られておりますが、松戸駅改札横のラックにて無料配布しております。
もし「読みたい」という奇特な方がいらっしゃったら一度松戸に足を運んで、瓦版とともに松戸自体も堪能していただければと思います。
濃いキャラ多いですからね〜…瓦版も負けていられないっ!!
posted by コイケジュンコ at 22:37| Comment(2)
| 日記
2012年09月30日
Mっ気の秋
厳しい残暑から突然の秋が訪れた今日この頃こんにちは、コイケジュンコです。
と思いきや今日暑いですよね?明日は30℃という。。。
どういうことなんだよ?!この激しい流れはっ!!気むずかしい乙女か、おまえは!!(おまえ=日本の気候)
今年の夏はなかなか終わらない暑さに完全にやられてしまいました…。
体調が悪くなったり、原因不明の胃腸の差し込みがあったり、それなのに痩せなかったり、散々でございます。
しかし腹が立つほどの暑さからの秋〜冬の流れは格別なはず!とMっ気たっぷりに楽しみにしております☆
ところで、先月の話ですが、無精にしていた髪を切ってまいりました。
暑苦しい頭をしていたにも関わらず切りに行く元気がなくてやっと行ったのが8月後半。しかも久々に側面刈り上げていただきました。
あまりの快適さに、こういうことは夏の始めにやっておくんじゃないの?!と自分に突っ込みを入れましたよ…。不肖コイケ、タイミングを逃すのが得意です!
で、今回も銀座のサロンにいらっしゃるI原さんに切っていただきました!
I原さんとはソウルが似ているのでお会いするのは楽しみなひと時なのですが、サロンに足を運ぶのは毎回緊張するのです。。。
なんせお客さんは銀座が似合う素敵な女性ばかり。完全に場違いなんですよっ!!こちとら地下足袋ですからね!!
そんな私にとって身構える儀式、それは雑誌選び。
美容院でありますよね、3冊くらい持ってきてくれて選ぶアレです。
女子高生時代からサライを読んだりしている私なのでどんな美容院でもドンぴしゃな雑誌はまずないんですが、素敵な女性が読む雑誌、イコール、私が「あの雑誌、私の人生にかすりもしなかったなあ…」と遠い目になる雑誌。コンプレックスから選ぶ手がワナワナ震えます(心の映像)。
来て早々、カウンセリング前の空き時間に女の子が雑誌を持ってこちらに向かってきました。緊張の一瞬。
「いかがですか?」と広げられた3冊のラインナップを見てみたら、「女の」「女の」「女の」の太文字…!!まさかのメイン特集が全て「女の」の書き出しでした。スリーカード!!
トランプだったら勝ちゲームのようなトリプルワードに完全にひるんだ私、思わず一番上の雑誌をチョイス。
それは「女の美肌」特集のメイク雑誌でありました…。スッピンなのになんでコレ選んじゃったんだ?!私の狼狽さがかい間見えます。
シャンプーが終わりI原さん待ちの際、2度目の雑誌タイム。
男の子が持ってきてくれた3冊は、25ans、クラッシー、oggi。アラフォーに気を配った若めラインナップです。しかし奇特な女の道を歩んでいる私はまたもあたふた!つか、いい加減慣れてほしい、私!
選べない時は一番上の本(25ans)をチョイス。
この25ans、私にとっては天敵な雑誌…!!
その名の通り25歳くらいの女性を対象としているこの雑誌、38歳の私は全く通って来ませんでした。
20歳前後「私も25過ぎたらこういう本読むようになるのね〜☆」と思っていたのに、いつの間にか30代に!私が「あ、かすりもしなかった…」と遠い目になった代表のような本なのです。
それなのに、神様のいたずらのように色々な局面で不死鳥の如く私の前に現れる25ans…!
そんなことを思い出しI原さんと雑誌提供の駆け引きについて語り合っているうちに、「客とか関係ねぇ…!全てを取っ払って俺だけを見てくれ!!」という気になり、新人の男の子に私のナリを見てピッタリだと思う3冊をガチで持ってきてくれ!とお願いする流れになりました。
新人君は事の成り行きを何も知らされず真剣に雑誌を選んでくれ、渾身の3冊を持ってきてくれました。
ここにその3冊のリストを記したいと思います。
1冊目…VOGUE。これは美容院にある雑誌の中でドストライクであります!素晴らしい!!
2冊目…クレア「女の医学」(本日2回目)。さっき私の凄く凝った肩を揉んでくれて思うところがあったのかしら…。優しさに涙。
3冊目…トラベル本。体の疲れは心の癒しから!?特集タイトルに大きく「偏愛」の文字。変態の私にはピッタリだわ☆
総じて…新人君、合格よ!!しかもちゃんとオチてるわ!!
これは記念撮影しようと、てるてる坊主状態で重い雑誌を胸で広げて満面の笑みを浮かべる怪しい客(とそれを撮るI原さん☆)。と、それを「選んだ本、大丈夫だったかな…」とドキドキしながらチラチラ見ている遠くにいる新人君。
そこでI原さんが「撮影に天敵25ansもあった方がいいんじゃないですか?」と素敵な提案をしてくださり、新人君に25ansをお願いしました。
衝撃が走る新人君。その肩は少し落ちていたように見えました。
違う、違うのよっ!あなたのチョイスが素晴らしかったゆえの撮影会なのよ!逆に25ansはNGなのよ!!
私の心の叫びが彼に届くことを願うばかりです。
まあ、そんなことがあったのが1ヶ月前なわけで、私の刈り上げ部分は元気に横にせり出しております…。
そろそろお邪魔して髪を切ってもらいがてら、素敵雑誌をチョイスしてもらうというドキドキ感を味わいに行きたいと思います。
秋香り なぜかMっ気 増量す
…秋ということで風流に俳句で締めてみました。おそまつっ!
と思いきや今日暑いですよね?明日は30℃という。。。
どういうことなんだよ?!この激しい流れはっ!!気むずかしい乙女か、おまえは!!(おまえ=日本の気候)
今年の夏はなかなか終わらない暑さに完全にやられてしまいました…。
体調が悪くなったり、原因不明の胃腸の差し込みがあったり、それなのに痩せなかったり、散々でございます。
しかし腹が立つほどの暑さからの秋〜冬の流れは格別なはず!とMっ気たっぷりに楽しみにしております☆
ところで、先月の話ですが、無精にしていた髪を切ってまいりました。
暑苦しい頭をしていたにも関わらず切りに行く元気がなくてやっと行ったのが8月後半。しかも久々に側面刈り上げていただきました。
あまりの快適さに、こういうことは夏の始めにやっておくんじゃないの?!と自分に突っ込みを入れましたよ…。不肖コイケ、タイミングを逃すのが得意です!
で、今回も銀座のサロンにいらっしゃるI原さんに切っていただきました!
I原さんとはソウルが似ているのでお会いするのは楽しみなひと時なのですが、サロンに足を運ぶのは毎回緊張するのです。。。
なんせお客さんは銀座が似合う素敵な女性ばかり。完全に場違いなんですよっ!!こちとら地下足袋ですからね!!
そんな私にとって身構える儀式、それは雑誌選び。
美容院でありますよね、3冊くらい持ってきてくれて選ぶアレです。
女子高生時代からサライを読んだりしている私なのでどんな美容院でもドンぴしゃな雑誌はまずないんですが、素敵な女性が読む雑誌、イコール、私が「あの雑誌、私の人生にかすりもしなかったなあ…」と遠い目になる雑誌。コンプレックスから選ぶ手がワナワナ震えます(心の映像)。
来て早々、カウンセリング前の空き時間に女の子が雑誌を持ってこちらに向かってきました。緊張の一瞬。
「いかがですか?」と広げられた3冊のラインナップを見てみたら、「女の」「女の」「女の」の太文字…!!まさかのメイン特集が全て「女の」の書き出しでした。スリーカード!!
トランプだったら勝ちゲームのようなトリプルワードに完全にひるんだ私、思わず一番上の雑誌をチョイス。
それは「女の美肌」特集のメイク雑誌でありました…。スッピンなのになんでコレ選んじゃったんだ?!私の狼狽さがかい間見えます。
シャンプーが終わりI原さん待ちの際、2度目の雑誌タイム。
男の子が持ってきてくれた3冊は、25ans、クラッシー、oggi。アラフォーに気を配った若めラインナップです。しかし奇特な女の道を歩んでいる私はまたもあたふた!つか、いい加減慣れてほしい、私!
選べない時は一番上の本(25ans)をチョイス。
この25ans、私にとっては天敵な雑誌…!!
その名の通り25歳くらいの女性を対象としているこの雑誌、38歳の私は全く通って来ませんでした。
20歳前後「私も25過ぎたらこういう本読むようになるのね〜☆」と思っていたのに、いつの間にか30代に!私が「あ、かすりもしなかった…」と遠い目になった代表のような本なのです。
それなのに、神様のいたずらのように色々な局面で不死鳥の如く私の前に現れる25ans…!
そんなことを思い出しI原さんと雑誌提供の駆け引きについて語り合っているうちに、「客とか関係ねぇ…!全てを取っ払って俺だけを見てくれ!!」という気になり、新人の男の子に私のナリを見てピッタリだと思う3冊をガチで持ってきてくれ!とお願いする流れになりました。
新人君は事の成り行きを何も知らされず真剣に雑誌を選んでくれ、渾身の3冊を持ってきてくれました。
ここにその3冊のリストを記したいと思います。
1冊目…VOGUE。これは美容院にある雑誌の中でドストライクであります!素晴らしい!!
2冊目…クレア「女の医学」(本日2回目)。さっき私の凄く凝った肩を揉んでくれて思うところがあったのかしら…。優しさに涙。
3冊目…トラベル本。体の疲れは心の癒しから!?特集タイトルに大きく「偏愛」の文字。変態の私にはピッタリだわ☆
総じて…新人君、合格よ!!しかもちゃんとオチてるわ!!
これは記念撮影しようと、てるてる坊主状態で重い雑誌を胸で広げて満面の笑みを浮かべる怪しい客(とそれを撮るI原さん☆)。と、それを「選んだ本、大丈夫だったかな…」とドキドキしながらチラチラ見ている遠くにいる新人君。
そこでI原さんが「撮影に天敵25ansもあった方がいいんじゃないですか?」と素敵な提案をしてくださり、新人君に25ansをお願いしました。
衝撃が走る新人君。その肩は少し落ちていたように見えました。
違う、違うのよっ!あなたのチョイスが素晴らしかったゆえの撮影会なのよ!逆に25ansはNGなのよ!!
私の心の叫びが彼に届くことを願うばかりです。
まあ、そんなことがあったのが1ヶ月前なわけで、私の刈り上げ部分は元気に横にせり出しております…。
そろそろお邪魔して髪を切ってもらいがてら、素敵雑誌をチョイスしてもらうというドキドキ感を味わいに行きたいと思います。
秋香り なぜかMっ気 増量す
…秋ということで風流に俳句で締めてみました。おそまつっ!
posted by コイケジュンコ at 15:00| Comment(0)
| 日記
2012年08月28日
恵みのフルコース
こんばんは。日向小次郎スタイルでお届けしております。
このスタイルでさきほど鏡の前を横切ったら、肩の色と顔の色が全く違っていて驚愕いたしました。
さすがの私も日焼け止めは塗っているのに、や、焼けてるなあ…☆
思えば顔汗がハンパないので、もしかしたら完全なるスッピン状態で良い感じに焼いているのかも。。。
海などにも行っていないのに、軽く夏をエンジョイしているような顔になっております。
暑さや日光に弱いため夏は引きこもりがちなのですが、先日、作家仲間の川上和歌子さんと渋谷〜表参道を巡ってきました。
夏、土曜の渋谷、とハードルの高い条件でしたが、久々の和歌子嬢との散策だったので喜び勇んでハチ公口で待ち合わせ☆
私たちが「渋谷のハチ公前で待ち合わせ」なんてちょっと滑稽で、会うなりモジモジしてしまいました(笑)
この日の待ち合わせは、天気の良い午後イチ!ちょっと歩くだけで朦朧とする暑さ。と、ちょうど良いタイミングで団扇を配っており、マラソンの給水所のごとく吸い寄せられる私たち。
「まつげのボリューム130%UP!」と謳っているマスカラ広告で、日焼け止めしかしていない限りなくスッピンの私にはもらう資格がない気もいたしましたが、その分、広告塔となるべく煽ぎまくりました。
煽ぎながら行く先は、なんと、NHKのスタジオパーク!
先日お互い朝ドラを見ていることが判明、スタジオパークでは撮影しているところが見られるとの情報を聞きつけまして、ここは行っときますか☆という流れになった次第です。
今までの人生、どんなにハマったドラマでも撮影を見に行った事はありませんが、撮影しているところだけでなくセットが見られるというのが魅力的♪肉眼で見るとどんな素材で実際どんな風に組んでいるのかとか気になる!!また、入場料200円取るからには他に何かあるのだろうというのも興味そそられたのです。
賑やかな渋谷を抜けたところで現れたスタジオパーク、入るとまず紅白歌合戦のEXILEが大画面でお出迎え☆そしてすぐ最初のアトラクションがお母さんといっしょのキャラクターとの撮影コーナーになっており、このギャップ…!期待せざるを得ません。
NHK系列の人気番組を絡めた展示ブースや、タッチパネルでやるクイズコーナー、アナウンサー体験コーナー、3D映像コーナー、などなど…これ子ども楽しいんじゃない?!な数々。大人たちも昔の映像を試し見できるコーナーがあったりして楽しめます♪
そして、トイザらスキッズのような私たちは子どもに交じってアフレコを体験してきましたよっ!しかも2回も…!!
最初かろうじて知っている「おじゃる丸」を選択。小さい子どもでもできるような演目だったため物足りなさが否めませんでした。私なんて「おじゃ〜☆」しか言ってないし。。。
二人とも「A かんぺき!」判定だったため調子に乗り難易度上げてもう一度挑戦!
難しさを求めて全く知らないアニメを選んでしまって、絵柄が出て来た途端「え?こういうアニメなの?!」とたじろぎつつのアフレコでした。なんてスリリングなアフレコなのっ!
ちなみにこちらもA判定でした(自慢)!もう声優になるっきゃないね☆
そんなことをやっていたせいか本末転倒な結果になってしまいました…。
なんと撮影やっていなかったんです!まあ、私的には久々に和歌子嬢に会えるという楽しみが第一だったのでそれはそれほどショックじゃなかったのですが、やっていなかったと思っていたらやっていたということがショックだったんです!
「どういう時にやっているんだろう〜」と家に帰って調べてみたら、放送を流していると思っていた小さなモニターが実は撮影現場を映しているモニターだったようです。撮影時に見られると思われる場所にはカーテンが閉まっていたので「やっていない」と思い込んでいた私たちは、アフレココーナーに戻ってもう一度やっていたという(笑)
でもモニターを通してじゃセットなどはわかりませんからね。そうとも知らずもう一度戻って再アフレコしていたトホホな展開も私たちらしくて良かったと思います☆
方向転換しましたがスタジオパークを楽しんだ後は、ちょうど青山でミヤタケイコさん参加の展示が開催中ということで見に行くことにいたしました。
「ここからだったら歩いていけます!」と私が断言し歩き始めましたが、この日記を読んでくださっている方ならご存じの通り私は極度の方向音痴。。。川上さんをそれに巻き込むわけにはいきません!
「こっちの道の方が確実」「あっちの道の方が確実」を繰り返していたら遠い道がより遠くに。。。
暑さも相まって表参道に着いた頃にはグロッキー気味になってしまい、川上さんには申し訳ないことをしました…。
それでも川上さんの入手情報「青山にある素敵な喫茶店」をまず目指してとりあえずお茶しようと気力で歩き、表参道ヒルズを過ぎ「青山の喫茶店までもたないかも…」の空気が流れ始めた頃、2.0の私の目は見逃しませんでした。こちらへ歩いてくる若者たちが時々同じジュース缶を持っていることを…!!
砂漠でオアシスを見つけた人のようにふらふらと緑の髪のお姉ちゃんの元へ。。。
隣りで「フゥ〜ッ☆」と今にも言いそうなゴキゲンな男性が配布の様子をパシャパシャ撮っていました。…うん、ちょっといつものサンプル配りとは体が違うな。。
そんなゴキゲンなドリンクはどんなやつだろうと見てみると…「モンスターカオス」あ、怪しい!怪しい(汗)!!
ビタミンドリンクのようですが、それにしてはちょっと大きい特殊なサイズ、朝鮮人参入り、それをお得と思えないただれたロゴ…。完全に怪しむ視線(笑)
「タダより恐い物はない」な昭和人間としては、丸ごと一本とかもらうと逆に後ずさる傾向があるものです。
でも私たちは怪しいさを乗り越える乾きを持っていた。川上さんと乾杯して飲みましたよ☆
(注:その後、スーパーにて「モンスターカオス」発見!怪しいなんて言ってすみません(汗)!ビタミンも果汁も入ったお得なドリンクですよ!←宣伝)
それにしても都内で配られるサンプルってすごいですよね〜。先日なんてユ○クロがインナーシャツ配っていたそうだし。今回のドリンクも試供サイズではなく市販サイズでした。
大量の炭酸でお茶できないほどお腹いっぱいになったので先にギャラリーへ。
ビリケン商会さんでやられている「怪物展」、可愛いからグロいまで様々な怪物が集合している中、ミヤタさんの作品を発見!かっこいい!
ミヤタさんの今年のご活躍はめまぐるしい。展示の量がハンパないんですが、それ以上に、素材の進化、造形の進化などひとつひとつ攻めているのが凄い!前に進んでいるということを目の当たりにさせてもらって心の中で「姐さん…!」と叫ばせてもらっています(笑)
ビリケン商会さんは展示だけでなく商品も見応えありでして、アンティークのおもちゃとか素敵なんですが何と言っても私的には紙物が身悶えもの!
どれもこれも欲しくなっちゃうのですが、所有物の多い私の元へ来たら何かの箱に入れられてオリンピック級の頻度で取り出されてニヤケられる…という紙には色んな意味でかわいそうなことになりかねないのでかなり吟味しました。
お店のスタッフさんが色々紹介してくださりドンピシャ素敵アイテムをゲット!これは今後の印刷物に参考になりそうなので今は多くを語らないようにしよう。。。(ニヤニヤ)
色々身になったひとときに大満足しお会計をしていると、スタッフさんが大量のポストカードをサービス!ええ?!あれしか買っていないのにこんなに?!ええ人すぎるっ!!
このポストカードが商品だったら私の買った金額を超えているな…という量のポストカードをいただき恐縮しながらギャラリーを後にしました。
なんか色々頂く日だね〜なんて話をしながら、和歌子とジュンコ恒例の締め・喫茶店へ。お目当てにしていた喫茶店が見つかりホッと一息しました。
今回の喫茶店はちょっとしっぽり落ち着いた雰囲気、マスターと呼びたくなる店主、最後を締めくくるに相応しい居心地よい空間でした。
夕方遅くに入ったこともあり、気がつくと私たち二人になっていました。
閉店まであと30分以上ありましたが、ここいらでおいとましようかという雰囲気になりまして私はお手洗いへ。
出てくるとマスターと川上さんがただならぬ雰囲気…!なんかお互い譲り合って話をしているんですよ。しかも「お家帰ってひとりなら」とか「家族は」とかプライベートなワードが!!
私がトイレに行っている間に何が…?!と興味津々で成り行きを見つつ近づいていくとおもむろに紙袋を出すマスター。覗き込むと…大量の白飯!!
丼あっさり一杯分をラップに包んだ物が5コも…マスター何コレ?!
実は、お店で出しているカレーのご飯が大量に余ったので持って帰らないか?との事でした。
「古い人間だからご飯を捨てるという事ができなくて…」と恥ずかしがるマスター。わかる、わかります!
閉店間際に常連さんがいない時はいちげんさんを捕まえてはこの怪しい質問をしているそうで、喜んでもらってもらえるまで時間がかかるそうです。そうでしょうね…怪しいですよ。。。
で、もちろん私たちも喜んでもらって帰ってきました♪
団扇、ドリンク、大量のポストカード…要所要所で欲しいものをもらって来たこの日の旅(?)、まさか最後に白飯をもらうとは誰が想像したでしょうか。
それにしても、トイレから出て来て衝撃な場面に遭遇したため、その直前の記憶が吹っ飛んでしまい何度思い返してもトイレ流したか思い出せません。。。いや、流したっ!流したはずっ(汗)!
またお茶しに行って、白飯のお礼を言いつつマスターの私への対応を細やかに観察しなければ…!と心に誓うのでした。
このスタイルでさきほど鏡の前を横切ったら、肩の色と顔の色が全く違っていて驚愕いたしました。
さすがの私も日焼け止めは塗っているのに、や、焼けてるなあ…☆
思えば顔汗がハンパないので、もしかしたら完全なるスッピン状態で良い感じに焼いているのかも。。。
海などにも行っていないのに、軽く夏をエンジョイしているような顔になっております。
暑さや日光に弱いため夏は引きこもりがちなのですが、先日、作家仲間の川上和歌子さんと渋谷〜表参道を巡ってきました。
夏、土曜の渋谷、とハードルの高い条件でしたが、久々の和歌子嬢との散策だったので喜び勇んでハチ公口で待ち合わせ☆
私たちが「渋谷のハチ公前で待ち合わせ」なんてちょっと滑稽で、会うなりモジモジしてしまいました(笑)
この日の待ち合わせは、天気の良い午後イチ!ちょっと歩くだけで朦朧とする暑さ。と、ちょうど良いタイミングで団扇を配っており、マラソンの給水所のごとく吸い寄せられる私たち。
「まつげのボリューム130%UP!」と謳っているマスカラ広告で、日焼け止めしかしていない限りなくスッピンの私にはもらう資格がない気もいたしましたが、その分、広告塔となるべく煽ぎまくりました。
煽ぎながら行く先は、なんと、NHKのスタジオパーク!
先日お互い朝ドラを見ていることが判明、スタジオパークでは撮影しているところが見られるとの情報を聞きつけまして、ここは行っときますか☆という流れになった次第です。
今までの人生、どんなにハマったドラマでも撮影を見に行った事はありませんが、撮影しているところだけでなくセットが見られるというのが魅力的♪肉眼で見るとどんな素材で実際どんな風に組んでいるのかとか気になる!!また、入場料200円取るからには他に何かあるのだろうというのも興味そそられたのです。
賑やかな渋谷を抜けたところで現れたスタジオパーク、入るとまず紅白歌合戦のEXILEが大画面でお出迎え☆そしてすぐ最初のアトラクションがお母さんといっしょのキャラクターとの撮影コーナーになっており、このギャップ…!期待せざるを得ません。
NHK系列の人気番組を絡めた展示ブースや、タッチパネルでやるクイズコーナー、アナウンサー体験コーナー、3D映像コーナー、などなど…これ子ども楽しいんじゃない?!な数々。大人たちも昔の映像を試し見できるコーナーがあったりして楽しめます♪
そして、トイザらスキッズのような私たちは子どもに交じってアフレコを体験してきましたよっ!しかも2回も…!!
最初かろうじて知っている「おじゃる丸」を選択。小さい子どもでもできるような演目だったため物足りなさが否めませんでした。私なんて「おじゃ〜☆」しか言ってないし。。。
二人とも「A かんぺき!」判定だったため調子に乗り難易度上げてもう一度挑戦!
難しさを求めて全く知らないアニメを選んでしまって、絵柄が出て来た途端「え?こういうアニメなの?!」とたじろぎつつのアフレコでした。なんてスリリングなアフレコなのっ!
ちなみにこちらもA判定でした(自慢)!もう声優になるっきゃないね☆
そんなことをやっていたせいか本末転倒な結果になってしまいました…。
なんと撮影やっていなかったんです!まあ、私的には久々に和歌子嬢に会えるという楽しみが第一だったのでそれはそれほどショックじゃなかったのですが、やっていなかったと思っていたらやっていたということがショックだったんです!
「どういう時にやっているんだろう〜」と家に帰って調べてみたら、放送を流していると思っていた小さなモニターが実は撮影現場を映しているモニターだったようです。撮影時に見られると思われる場所にはカーテンが閉まっていたので「やっていない」と思い込んでいた私たちは、アフレココーナーに戻ってもう一度やっていたという(笑)
でもモニターを通してじゃセットなどはわかりませんからね。そうとも知らずもう一度戻って再アフレコしていたトホホな展開も私たちらしくて良かったと思います☆
方向転換しましたがスタジオパークを楽しんだ後は、ちょうど青山でミヤタケイコさん参加の展示が開催中ということで見に行くことにいたしました。
「ここからだったら歩いていけます!」と私が断言し歩き始めましたが、この日記を読んでくださっている方ならご存じの通り私は極度の方向音痴。。。川上さんをそれに巻き込むわけにはいきません!
「こっちの道の方が確実」「あっちの道の方が確実」を繰り返していたら遠い道がより遠くに。。。
暑さも相まって表参道に着いた頃にはグロッキー気味になってしまい、川上さんには申し訳ないことをしました…。
それでも川上さんの入手情報「青山にある素敵な喫茶店」をまず目指してとりあえずお茶しようと気力で歩き、表参道ヒルズを過ぎ「青山の喫茶店までもたないかも…」の空気が流れ始めた頃、2.0の私の目は見逃しませんでした。こちらへ歩いてくる若者たちが時々同じジュース缶を持っていることを…!!
砂漠でオアシスを見つけた人のようにふらふらと緑の髪のお姉ちゃんの元へ。。。
隣りで「フゥ〜ッ☆」と今にも言いそうなゴキゲンな男性が配布の様子をパシャパシャ撮っていました。…うん、ちょっといつものサンプル配りとは体が違うな。。
そんなゴキゲンなドリンクはどんなやつだろうと見てみると…「モンスターカオス」あ、怪しい!怪しい(汗)!!
ビタミンドリンクのようですが、それにしてはちょっと大きい特殊なサイズ、朝鮮人参入り、それをお得と思えないただれたロゴ…。完全に怪しむ視線(笑)
「タダより恐い物はない」な昭和人間としては、丸ごと一本とかもらうと逆に後ずさる傾向があるものです。
でも私たちは怪しいさを乗り越える乾きを持っていた。川上さんと乾杯して飲みましたよ☆
(注:その後、スーパーにて「モンスターカオス」発見!怪しいなんて言ってすみません(汗)!ビタミンも果汁も入ったお得なドリンクですよ!←宣伝)
それにしても都内で配られるサンプルってすごいですよね〜。先日なんてユ○クロがインナーシャツ配っていたそうだし。今回のドリンクも試供サイズではなく市販サイズでした。
大量の炭酸でお茶できないほどお腹いっぱいになったので先にギャラリーへ。
ビリケン商会さんでやられている「怪物展」、可愛いからグロいまで様々な怪物が集合している中、ミヤタさんの作品を発見!かっこいい!
ミヤタさんの今年のご活躍はめまぐるしい。展示の量がハンパないんですが、それ以上に、素材の進化、造形の進化などひとつひとつ攻めているのが凄い!前に進んでいるということを目の当たりにさせてもらって心の中で「姐さん…!」と叫ばせてもらっています(笑)
ビリケン商会さんは展示だけでなく商品も見応えありでして、アンティークのおもちゃとか素敵なんですが何と言っても私的には紙物が身悶えもの!
どれもこれも欲しくなっちゃうのですが、所有物の多い私の元へ来たら何かの箱に入れられてオリンピック級の頻度で取り出されてニヤケられる…という紙には色んな意味でかわいそうなことになりかねないのでかなり吟味しました。
お店のスタッフさんが色々紹介してくださりドンピシャ素敵アイテムをゲット!これは今後の印刷物に参考になりそうなので今は多くを語らないようにしよう。。。(ニヤニヤ)
色々身になったひとときに大満足しお会計をしていると、スタッフさんが大量のポストカードをサービス!ええ?!あれしか買っていないのにこんなに?!ええ人すぎるっ!!
このポストカードが商品だったら私の買った金額を超えているな…という量のポストカードをいただき恐縮しながらギャラリーを後にしました。
なんか色々頂く日だね〜なんて話をしながら、和歌子とジュンコ恒例の締め・喫茶店へ。お目当てにしていた喫茶店が見つかりホッと一息しました。
今回の喫茶店はちょっとしっぽり落ち着いた雰囲気、マスターと呼びたくなる店主、最後を締めくくるに相応しい居心地よい空間でした。
夕方遅くに入ったこともあり、気がつくと私たち二人になっていました。
閉店まであと30分以上ありましたが、ここいらでおいとましようかという雰囲気になりまして私はお手洗いへ。
出てくるとマスターと川上さんがただならぬ雰囲気…!なんかお互い譲り合って話をしているんですよ。しかも「お家帰ってひとりなら」とか「家族は」とかプライベートなワードが!!
私がトイレに行っている間に何が…?!と興味津々で成り行きを見つつ近づいていくとおもむろに紙袋を出すマスター。覗き込むと…大量の白飯!!
丼あっさり一杯分をラップに包んだ物が5コも…マスター何コレ?!
実は、お店で出しているカレーのご飯が大量に余ったので持って帰らないか?との事でした。
「古い人間だからご飯を捨てるという事ができなくて…」と恥ずかしがるマスター。わかる、わかります!
閉店間際に常連さんがいない時はいちげんさんを捕まえてはこの怪しい質問をしているそうで、喜んでもらってもらえるまで時間がかかるそうです。そうでしょうね…怪しいですよ。。。
で、もちろん私たちも喜んでもらって帰ってきました♪
団扇、ドリンク、大量のポストカード…要所要所で欲しいものをもらって来たこの日の旅(?)、まさか最後に白飯をもらうとは誰が想像したでしょうか。
それにしても、トイレから出て来て衝撃な場面に遭遇したため、その直前の記憶が吹っ飛んでしまい何度思い返してもトイレ流したか思い出せません。。。いや、流したっ!流したはずっ(汗)!
またお茶しに行って、白飯のお礼を言いつつマスターの私への対応を細やかに観察しなければ…!と心に誓うのでした。
posted by コイケジュンコ at 23:23| Comment(0)
| 日記
2012年08月08日
フランス人はつらいよ
ボンソワ〜!ジュマペール、ジュンコ☆
えー、大学の第二外国語はフランス語を取っていたコイケがお送りしている愛着日記でございます。
しかしまったく身に付いておりませんっ!!
当時教わって覚えているのはただ一つ。
「ヴザベデラションス」
意味は…「あなたは恵まれていますね」。なんでこれっっ?!
もっと他にあっただろ?!とあの頃の自分に詰め寄りたいところですが、でもコレ、言うとすっごく気持ちいいんですよ。
ヴザベデラションス。ヴザベデラションス。…すっごい満足感がある(笑)
声に出して読みたいフラ語、是非みなさまもご活用ください☆
そんなフランス語が全くできない私ですが、「フランス人みたい」と言われたことはあります。
顔ではなく、頭。
15年くらい前、美容院に行ったら「フランス人のような後頭部だわ…!!」とうっとり言われたことがあるんです。
突然の告白に「え?何その部分限定?!」とたじろぎましたが、その方曰く、私は日本人には珍しい立派に出た後頭部の持ち主のようです。
頭の形だけだと言えど(たとえ髪で全く見えない所だとしても…)、「フランス人みたい」と言われ悪い気はしない私。
しばらくは「フランス人みたいな後頭部だって言われてさあ…(ドヤ顔)☆」と友達などに自慢(!?)しておりました。
ところが5年くらい前、あることに気がつきました。
就寝中、いつもどちらかに頭を倒して寝ていて肩ががっちごっちに凝るので、釣り合い取れるよう仰向けで寝ようとしたら…集中していないと横向きに。
幾日も幾年も試みていたのですがダメ。そしてとうとう鈍感な私でも気付きました。
後頭部が出ていて仰向けで寝られないっ!!
突出により不安定になるようで、どうしても左右どちらかに倒れてしまうのです。
生粋の肩凝り性の私…。この年でドーナツ枕とか買ってみようかと頭をよぎる日々です。。。
そしてこの夏ー、更なる発見をすることに…!
珍しく夏バテ気味な私は(注:食欲はそのまま。なんならボーッとしている分、余計に食べている可能性もあり)、外出する時は日傘、近所に買い物に出る時は帽子を被っておりました。
前から薄々感じていたんですが、きついんですよ帽子が。
その度に、気のせいかな〜と思い、すぐ忘れていました。
しかし、帽子を被る機会が増え、思い出す事も増え、ある結論に達しました。
後頭部、出てるせいじゃね?
顔の大きさは標準並みだと思うんです。でもおでこが引っかかるんです。
多分、後頭部が出ているので帽子を持って行かれておでこがキツくなっているんではないかと。。。
こうなってくると、後頭部出てるって意外に微妙だな…と遠い目になるのでした。
「フランス人のような後頭部」と言われて15年ー。
……気付くの遅くね?
えー、大学の第二外国語はフランス語を取っていたコイケがお送りしている愛着日記でございます。
しかしまったく身に付いておりませんっ!!
当時教わって覚えているのはただ一つ。
「ヴザベデラションス」
意味は…「あなたは恵まれていますね」。なんでこれっっ?!
もっと他にあっただろ?!とあの頃の自分に詰め寄りたいところですが、でもコレ、言うとすっごく気持ちいいんですよ。
ヴザベデラションス。ヴザベデラションス。…すっごい満足感がある(笑)
声に出して読みたいフラ語、是非みなさまもご活用ください☆
そんなフランス語が全くできない私ですが、「フランス人みたい」と言われたことはあります。
顔ではなく、頭。
15年くらい前、美容院に行ったら「フランス人のような後頭部だわ…!!」とうっとり言われたことがあるんです。
突然の告白に「え?何その部分限定?!」とたじろぎましたが、その方曰く、私は日本人には珍しい立派に出た後頭部の持ち主のようです。
頭の形だけだと言えど(たとえ髪で全く見えない所だとしても…)、「フランス人みたい」と言われ悪い気はしない私。
しばらくは「フランス人みたいな後頭部だって言われてさあ…(ドヤ顔)☆」と友達などに自慢(!?)しておりました。
ところが5年くらい前、あることに気がつきました。
就寝中、いつもどちらかに頭を倒して寝ていて肩ががっちごっちに凝るので、釣り合い取れるよう仰向けで寝ようとしたら…集中していないと横向きに。
幾日も幾年も試みていたのですがダメ。そしてとうとう鈍感な私でも気付きました。
後頭部が出ていて仰向けで寝られないっ!!
突出により不安定になるようで、どうしても左右どちらかに倒れてしまうのです。
生粋の肩凝り性の私…。この年でドーナツ枕とか買ってみようかと頭をよぎる日々です。。。
そしてこの夏ー、更なる発見をすることに…!
珍しく夏バテ気味な私は(注:食欲はそのまま。なんならボーッとしている分、余計に食べている可能性もあり)、外出する時は日傘、近所に買い物に出る時は帽子を被っておりました。
前から薄々感じていたんですが、きついんですよ帽子が。
その度に、気のせいかな〜と思い、すぐ忘れていました。
しかし、帽子を被る機会が増え、思い出す事も増え、ある結論に達しました。
後頭部、出てるせいじゃね?
顔の大きさは標準並みだと思うんです。でもおでこが引っかかるんです。
多分、後頭部が出ているので帽子を持って行かれておでこがキツくなっているんではないかと。。。
こうなってくると、後頭部出てるって意外に微妙だな…と遠い目になるのでした。
「フランス人のような後頭部」と言われて15年ー。
……気付くの遅くね?
posted by コイケジュンコ at 23:55| Comment(0)
| 日記
2012年07月29日
読書あれこれ
またもお久しぶりです!
数ヶ月前に図書館のネット予約を覚え(遅すぎるっ!)、使える喜びから貸本地獄になっているコイケです。
いや、ありがたいことなんですよ!でも、忙しい時期に注文した本が来ちゃったりして、マグロの如くいかなる状況でも止まれない読書三昧なのです。
タイミングを読めていない自分の問題ですが。。。
最近面白そうな本を斎藤ちさとさんに教えていただきまして、その連鎖が続いております。
そのきっかけの本は松岡正剛著「17歳のための世界と日本の見方」。
江戸と現代の違いの調査を最近のライフワークにしている私ですが(どこへ向かおうとしているんだ…)、そんな人が面白く読めるプラス「世界と日本の違い」が分かるよということで早速図書館に予約したのです。
この本、目からウロコ!!タイトルに「17歳の」とあるように無関心の人でも興味が出てくる本です。
導入に文化の違いの話なんかありつつ、私的に弱い分野・宗教の話が主流でこれが興味深いお話!中でも「風土によって宗教観が違う」という話に「宗教」というもののあり方を見た気がしました。
宗教をここまで語られている本だとは知りませんでしたが、ここ最近気になる分野だったのでかなりタイムリーな本チョイスでした。
江戸関連本を読む度に「日本人」というものに大変興味が出てきた今日この頃。
特に明治維新前後の日本人の気質が変わっている気がしてそこらへんの流れも含めて考察しているのですが、そこに絡んで日本人の宗教に対する考えに感心が芽生えてきたところだったんです。
特に現代日本人の宗教観は他国と比べてかなり異質だと思うんですよね。
十字架の服を着ながら手首には数珠。他の国ではナーバスなモチーフも関係なくmix☆
クリスチャンでもないのにクリスマスを盛大に過ごし、その上クリスマス=恋人とロマンチックに過ごすもの♡という、全く別物やんけ!!な付加価値を足すのも大好きな日本人。
最近ではハロウィンやイースターなどのイベントにも手を出し洋風になってきたと思いきや、死んだらどっぷり和式!
「NOと言えない日本人」と言われて久しいですが、このリミックス具合は他国から見たらNOどころじゃない野蛮の域ですよ!!節操がないというか。。。
でもそんなおおらかな日本が好き☆
そんなことを考えていた矢先、藤原聖子著「世界の教科書でよむ<宗教>」という本があることを知りました。
国によって各宗教のことをどのように教えられているのか、という本書。これまた興味深い!!企画勝ちですね、これは!即、図書館に予約☆
内容は「検証」という中立さを保つためちょっと堅すぎるというか、もう少し面白くアプローチできたんじゃないかな〜という気がしないでもありませんが、ちゃんと忠実に伝えなければ本書の成功とはいえないのでこれで良かったのかもしれません。もちろん中身は興味深いお話がたくさんありました。
無宗教が主流の日本では考えられないくらい、他国には配慮ある宗教の教育があり、国ごとにそのアプローチが異なりお国柄が出ていて面白い!そしてやはり日本は無神経でした(笑)。
この本では、日本人の信仰している人に対してのあり方への問題も浮上。
たしかに、行動ではおおらかさがあっていいと思いますが、私を含め「信仰している人」にはあまり触れないようにしておこう…というところがあります。それぞれの立場の人を尊重し認める、という事の大切さと難しさを感じました。
ちなみに、この本を借りた時の私は修羅場まっただ中!なんでこんな時に借りたのか…それは修羅場中のほんのちょっとの休憩の際に、思わず本検索→ネット予約をしてしまい、図書館から催促をいただいたからなんです。。。
酔っぱらってネット通販しちゃった人ですよ、まるで。お、おそろしや…!
そんなあっぷあっぷな状況で図書館に行き、でもせっかく来たんだから…と貧乏心で思わず本を物色。そういう時って読みたかった本があったりするんですよね〜(涙)。
図書館で直接出会ったら借りようと思っていた佐野洋子著「死ぬ気まんまん」。いつチェックしてもなかったのに…!!
この本はベストセラー絵本「100万回生きたねこ」の作者が余命二年を宣告されてから書かれたエッセイ。もうタイトルがいいですよね。死ぬ気が満々だけど、生に対してのアグレッシブさが出ている!
実際読んでみると、寿命がある生き物は必ず死ぬ、死も含めて「人の業」だよね〜とサラッと語られる佐野さんの肝の据わり具合に、自分の人生の閉じ方をと考えたいうか、大それた意味ではなく「家に帰るまでが遠足」よろしく「死ぬまでが人生」だということを肝に銘じたいと思いました。
しかしこの本チョイスのスマートな流れ。。。
世界を知り、宗教を知り、人生を知り…何?私ったらどこへ向かおうとしているの?!
悟りを開くのか?!とちょっと恐くなってきたところにパッと目に入った本を一緒に借りました。
その本は、夏目房之介著「マンガに人生を学んで何が悪い?」。
最終的にマンガで学ぶ人生…ようやく私らしい流れとなりました(笑)
余談:
松岡正剛著「17歳のための世界と日本の見方」で一番興奮した話は、あの哲学者「プラトン」がプロレスラーだったこと!しかもまさかの「プラトン=リングネーム説」…!!
これ、社会科の授業で話した方がいいんじゃないかしら?!生徒絶対食いつきますぜ!!
数ヶ月前に図書館のネット予約を覚え(遅すぎるっ!)、使える喜びから貸本地獄になっているコイケです。
いや、ありがたいことなんですよ!でも、忙しい時期に注文した本が来ちゃったりして、マグロの如くいかなる状況でも止まれない読書三昧なのです。
タイミングを読めていない自分の問題ですが。。。
最近面白そうな本を斎藤ちさとさんに教えていただきまして、その連鎖が続いております。
そのきっかけの本は松岡正剛著「17歳のための世界と日本の見方」。
江戸と現代の違いの調査を最近のライフワークにしている私ですが(どこへ向かおうとしているんだ…)、そんな人が面白く読めるプラス「世界と日本の違い」が分かるよということで早速図書館に予約したのです。
この本、目からウロコ!!タイトルに「17歳の」とあるように無関心の人でも興味が出てくる本です。
導入に文化の違いの話なんかありつつ、私的に弱い分野・宗教の話が主流でこれが興味深いお話!中でも「風土によって宗教観が違う」という話に「宗教」というもののあり方を見た気がしました。
宗教をここまで語られている本だとは知りませんでしたが、ここ最近気になる分野だったのでかなりタイムリーな本チョイスでした。
江戸関連本を読む度に「日本人」というものに大変興味が出てきた今日この頃。
特に明治維新前後の日本人の気質が変わっている気がしてそこらへんの流れも含めて考察しているのですが、そこに絡んで日本人の宗教に対する考えに感心が芽生えてきたところだったんです。
特に現代日本人の宗教観は他国と比べてかなり異質だと思うんですよね。
十字架の服を着ながら手首には数珠。他の国ではナーバスなモチーフも関係なくmix☆
クリスチャンでもないのにクリスマスを盛大に過ごし、その上クリスマス=恋人とロマンチックに過ごすもの♡という、全く別物やんけ!!な付加価値を足すのも大好きな日本人。
最近ではハロウィンやイースターなどのイベントにも手を出し洋風になってきたと思いきや、死んだらどっぷり和式!
「NOと言えない日本人」と言われて久しいですが、このリミックス具合は他国から見たらNOどころじゃない野蛮の域ですよ!!節操がないというか。。。
でもそんなおおらかな日本が好き☆
そんなことを考えていた矢先、藤原聖子著「世界の教科書でよむ<宗教>」という本があることを知りました。
国によって各宗教のことをどのように教えられているのか、という本書。これまた興味深い!!企画勝ちですね、これは!即、図書館に予約☆
内容は「検証」という中立さを保つためちょっと堅すぎるというか、もう少し面白くアプローチできたんじゃないかな〜という気がしないでもありませんが、ちゃんと忠実に伝えなければ本書の成功とはいえないのでこれで良かったのかもしれません。もちろん中身は興味深いお話がたくさんありました。
無宗教が主流の日本では考えられないくらい、他国には配慮ある宗教の教育があり、国ごとにそのアプローチが異なりお国柄が出ていて面白い!そしてやはり日本は無神経でした(笑)。
この本では、日本人の信仰している人に対してのあり方への問題も浮上。
たしかに、行動ではおおらかさがあっていいと思いますが、私を含め「信仰している人」にはあまり触れないようにしておこう…というところがあります。それぞれの立場の人を尊重し認める、という事の大切さと難しさを感じました。
ちなみに、この本を借りた時の私は修羅場まっただ中!なんでこんな時に借りたのか…それは修羅場中のほんのちょっとの休憩の際に、思わず本検索→ネット予約をしてしまい、図書館から催促をいただいたからなんです。。。
酔っぱらってネット通販しちゃった人ですよ、まるで。お、おそろしや…!
そんなあっぷあっぷな状況で図書館に行き、でもせっかく来たんだから…と貧乏心で思わず本を物色。そういう時って読みたかった本があったりするんですよね〜(涙)。
図書館で直接出会ったら借りようと思っていた佐野洋子著「死ぬ気まんまん」。いつチェックしてもなかったのに…!!
この本はベストセラー絵本「100万回生きたねこ」の作者が余命二年を宣告されてから書かれたエッセイ。もうタイトルがいいですよね。死ぬ気が満々だけど、生に対してのアグレッシブさが出ている!
実際読んでみると、寿命がある生き物は必ず死ぬ、死も含めて「人の業」だよね〜とサラッと語られる佐野さんの肝の据わり具合に、自分の人生の閉じ方をと考えたいうか、大それた意味ではなく「家に帰るまでが遠足」よろしく「死ぬまでが人生」だということを肝に銘じたいと思いました。
しかしこの本チョイスのスマートな流れ。。。
世界を知り、宗教を知り、人生を知り…何?私ったらどこへ向かおうとしているの?!
悟りを開くのか?!とちょっと恐くなってきたところにパッと目に入った本を一緒に借りました。
その本は、夏目房之介著「マンガに人生を学んで何が悪い?」。
最終的にマンガで学ぶ人生…ようやく私らしい流れとなりました(笑)
余談:
松岡正剛著「17歳のための世界と日本の見方」で一番興奮した話は、あの哲学者「プラトン」がプロレスラーだったこと!しかもまさかの「プラトン=リングネーム説」…!!
これ、社会科の授業で話した方がいいんじゃないかしら?!生徒絶対食いつきますぜ!!
posted by コイケジュンコ at 00:09| Comment(0)
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