先日誕生日を迎え38歳になりました。は、はやいな〜!
ついこの間「37になった」と、この日記に書いたと思っていたのに。。。
突然ですが、カタカナ表記している私の名前は本名です。
漢字表記は「純」の字なのでずっと「この字に思いがこもっているのだろう」と思っていましたが、中1の時に驚愕の事実を知りました。
それは、「自分の名前の由来を親に聞いてくる」という宿題が出た時のこと。
ほろよい気分で帰ってきた父にお願い、気分良く無言で書き始めた父の文章を覗き見てみると…
「6月(June)生まれだから。漢字は画数(10画)で決めた。」
ええ?!まさかの、6月=June→ジューン→ジュンコ…June子!和洋折衷…!!
そして「純粋に育ってほしい」とかそういうピュアな思いが込められていると確信していた漢字に関しては、完全なる淡白な理由だったという。。。
ダブルショックを受けた思春期の春でした。
まあでも、一見普通の名前だけど中身がちょっとヘンタイっぽい、そんなところが私っぽくていいんじゃないかと気に入っている今日この頃です。
さて、日記更新が滞っていた最近は、ありがたいことに展示が立て続いていたりして忙しくしておりました。
38歳を迎えた当日はハレな事もなく一日中木屑まみれ、誕生日の「た」の字の余裕もなく久々にヤバいくらいな修羅場まっただ中!
そんな中、従姉妹達がケーキを持って遊びに来てくれました。ホールのケーキを持って♪
ホールのケーキで誕生日を祝ってもらうなんて久々で、思ってもいなかった突然のお祝いに喜びもひとしお。頭の片隅で首が締まっていく自分が浮かびましたが…。
そんな中、従姉妹の息子が「お誕生日おめでとう」と何かを差し出しました。
ワイルドに裸の状態で渡されたのはおもちゃのペンダント。まあ、ありがとう!!とよく見てみると…すんごい使われた痕跡が…!ビンテージ?ビンテージ的なそういうやつ?!
どうやらお子さまランチでもらってさんざん遊んだ後だったらしく…あ、いいのいいの、使い古された思い入れのない物でも…あ、ありがとう…
人生38年、プリンセスのようなペンダントなんてもらった記憶もなく、これは「こういうものをプレゼントされる素敵なレディにおなり」というアドバイスなのか、「お前ごときはこれくらい使い古されたおもちゃのペンダントで充分だわい!!」という非難なのか…どっちにしろ「女を磨け」という忠告なのでしょうか。。。
なんか思うところある38歳女盛りの誕生日でございました。
で、作品はどうなったかというと、…無事終わりました。。いや〜久々に火事場のクソ力が出ましたよ…!
最後の方は気力と集中力でアドレナリン出まくり、疲れがたまりきった提出前日には朦朧とした中、便器の中に携帯電話を落とすという最悪な出来事が起きまして。。。
ええい、ままよ!と素手で便器に手を突っ込み携帯電話を取り出しましたが、久々に手が震えましたよ…。
不幸中の幸いでデータは飛びませんでしたが、携帯電話は買い換えました。勢いあまってまさかのスマホデビュー☆落とすまでそんなつもりなかったので、アナログ人間には未だ信じられません!
提出前日に携帯電話の看病したりして何やってるんだろ…と遠い目になりました。忙しい時ほど関係ない仕事を増やす、そんな逆遣り手感に自分で感心いたしました。
38歳になりたてでこんなにめまぐるしい毎日、こりゃ〜今年一年期待できるゾ☆
そんな苦労の末生み出された作品は、銀座のart data bankさんで開催中の「たんざく展」にて展示されております。日曜休廊、7/7まで!
浮世絵に感化され、私も三枚絵の木版画に挑戦!コテコテのジュンコ節で七夕にちなんだ作品に仕上がっています。銀ブラの際には是非お立ち寄りください♪
と宣伝をぶっこむ、ひとつ大人になったコイケJune子がお送りいたしました☆
2012年06月29日
素敵な幕開け?!
posted by コイケジュンコ at 21:39| Comment(0)
| 日記
2012年05月31日
夏の日の2012
あと数分で6月!初夏がすぐそこまで来ているような陽気になってまいりましたね〜。
今年も暑くなりそうな予感がしますが、今の私には素敵アイテムがあるから大丈夫☆
先月、母が姉妹で金沢旅行に行ってまいりまして、母の妹にあたる叔母が私にお土産を買ってきてくれました。
思わぬお土産に「まあ!なにかしら♡」と喜び勇んで開けてみると…まさかの万札扇子!!
いや、よく見ると億札でした!!
無惨にも諭吉の両鼻から三本毛が。そして通し番号は「NISE4649」(ニセよろしく)。
その札がバ〜ッと7枚扇状に開くんですよ。。。
女盛り37歳に何故この土産っ?!
叔母曰く、私への土産にピンときたようです。私の生き様がそうさせたんですかね…フ、フフフ…。
ちなみに、はんなり金沢でこの面白扇子が売っていたのかと意外に思っていましたが、よくよく聞いてみると購入した場所は福井は東尋坊だったことが判明!そっちの方がもっと意外っ(汗)!!
東尋坊と言えば「自殺の名所」としても有名…そんなところでお札の扇子を販売ってどんだけSなんだよ!!
いや、逆におちゃらけることで「おいおい、金のことなんかで死ぬなよ☆」というアピールかもしれない。まあ、思い詰めた人が売店に寄るとも思えませんが。
色々憶測してしまうお土産でした。
そして、夏にぴったりのお食事処・沖縄料理店にて私の木版画展が開催中でございます!
実は5/1から始まっておりまして、6月末までの展示。長く、そしてよい時期に展示してもらえて嬉しい限りです。
場所は麻布十番というセレブ街でおしゃれなお店なので私の爺婆作品が浮かないか心配でしたが、なかなかうまくマッチしたと思います!今回は珍しく爺婆以外の作品も多く展示しているので、良かったらめんそ〜れしていただけると嬉しいです☆
私は只今、再来週提出の作品制作で引きこもりしているのですが、提出した暁にはもらった素敵扇子を携えて、オシャレな麻布十番に繰り出そうと思います♪
う〜ん、2012年の夏もきっとモテないっ☆
今年も暑くなりそうな予感がしますが、今の私には素敵アイテムがあるから大丈夫☆
先月、母が姉妹で金沢旅行に行ってまいりまして、母の妹にあたる叔母が私にお土産を買ってきてくれました。
思わぬお土産に「まあ!なにかしら♡」と喜び勇んで開けてみると…まさかの万札扇子!!
いや、よく見ると億札でした!!
無惨にも諭吉の両鼻から三本毛が。そして通し番号は「NISE4649」(ニセよろしく)。
その札がバ〜ッと7枚扇状に開くんですよ。。。
女盛り37歳に何故この土産っ?!
叔母曰く、私への土産にピンときたようです。私の生き様がそうさせたんですかね…フ、フフフ…。
ちなみに、はんなり金沢でこの面白扇子が売っていたのかと意外に思っていましたが、よくよく聞いてみると購入した場所は福井は東尋坊だったことが判明!そっちの方がもっと意外っ(汗)!!
東尋坊と言えば「自殺の名所」としても有名…そんなところでお札の扇子を販売ってどんだけSなんだよ!!
いや、逆におちゃらけることで「おいおい、金のことなんかで死ぬなよ☆」というアピールかもしれない。まあ、思い詰めた人が売店に寄るとも思えませんが。
色々憶測してしまうお土産でした。
そして、夏にぴったりのお食事処・沖縄料理店にて私の木版画展が開催中でございます!
実は5/1から始まっておりまして、6月末までの展示。長く、そしてよい時期に展示してもらえて嬉しい限りです。
場所は麻布十番というセレブ街でおしゃれなお店なので私の爺婆作品が浮かないか心配でしたが、なかなかうまくマッチしたと思います!今回は珍しく爺婆以外の作品も多く展示しているので、良かったらめんそ〜れしていただけると嬉しいです☆
私は只今、再来週提出の作品制作で引きこもりしているのですが、提出した暁にはもらった素敵扇子を携えて、オシャレな麻布十番に繰り出そうと思います♪
う〜ん、2012年の夏もきっとモテないっ☆
posted by コイケジュンコ at 23:56| Comment(0)
| 日記
2012年05月23日
郡上八幡の超民性
皆さんお久しぶりです。いかがお過ごしですか?
約1ヶ月ぶりの日記が前回の続きだという…すみません(汗)!!
というわけで、1ヶ月半も前の「東海旅日記」<後編>をお届けします☆
名古屋を満喫した翌日は愛知県を抜け出し、岐阜は郡上八幡へ!
行き1本、帰り1本しかないバスにドキドキしながら無事乗車、1時間20分ほどで郡上八幡に到着いたしました♪
まずは、食品サンプル作り体験をするために「いわさきサンプルビレッジ」へ向かうことに。
ひとっこ一人歩いていない道を不安になりながら歩いていると、道のすぐ隣りに長良川鉄道の線路が!なんというロケーション!!気分はまるで「スタンド・バ イ・ミー」です♪
いや、線路から数十メートル離れたところを歩いていますが…。
そんなこんなしている内にお店に到着。中へ入ると所狭しと食品サンプル・サンプル・サンプル!!
私は普段も食品サンプルグッズを身につけて重いバッグをさらに重くしている人間なので、ここはまるで夢の国…!!
いろいろ作りたい物はあれど、今回は「いつかは欲しい食品サンプル」5本の指に入る「パフェ」のミニ版の体験予約しておりました。細かいフルーツなどは作ってあるものをチョイス、自分での作業は生クリームや配置決めなどでいわゆる形成をする醍醐味はなかったものの大満足!!
体験の面白さはもちろんのこと、なんせかわいい!!もうこれをあと5つくらいほしい!!(どんだけ?!)
うれしい・たのしい・大好き☆状態の私は、これはありとあらゆる食品サンプルを作らないと!という衝動に駆られました。次回は形成の醍醐味・レタスを…いや、食品サンプルの星・スパゲティにしよう…いやいやそれより…嗚呼!何回通ったらいいか分からないっ!!
これだけ興奮している通り、「食品サンプル町」の郡上八幡は私にドストライクだったのですが、実は旅のメインはこれではありませんでした。「福よせ雛」を見るためだったのです!
「福よせ雛」とは、雛人形たちが少し姿形を変えて町の至る所に溶け込んでいるという郡上八幡の町おこしイベント。
これを知って、面白いことをやっているのを見たい気持ちと、そしてそんな面白発想を町おこしとしてやりきる町の心意気に触れたい思いがあって、知ってから短期間にも関わらず今回の旅が実現したわけです。
実際行ってみると、想像以上に溶け込んでいる…!!
平日ということもあり町の商店街は閑散としていたんですが、人気がないのに雛人形がいる。。。店主がいないのに雛人形が仕事をしているわけです。
和食屋では釣りをし、甘味処ではパフェをつまみ食い(食品サンプルとの共演)、床屋では髪を切り(モヒカン…)、手芸屋ではお内裏様が編み物をしているのです(手芸男子…!)。
しかもほとんどのお店がこのイベントに賛同して展示をしているので、予想を超える量で見るのに時間がかかる!嬉しい悲鳴☆
興奮して写真をパシャパシャ撮りまくるS子ちゃんと私。その後、「指定の雛人形を撮影してきたら記念品贈呈」というイベントがあったことを知りまして、それを知らずとももう山ほど撮っていたので余裕で記念品ゲット♪
ただ大変だったのは、その写真を確認してもらう作業。撮った写真が多すぎてなかなか答え合わせができない。。。スタッフの方から「こんなに撮っている人は初めてだ」とのお言葉頂きました。ごっつぁんです!
郡上八幡の事が全て分かる博覧館での展示も凄かったです。火縄銃などの展示物に紛れてせっせと掃除するスタッフ証を首から下げた雛人形達。展示物にまで股がっている人形なんかもあって、展示に全然集中できんっ(笑)!!もう「彩っている」どころの話じゃないんです。「浸食している」と いうか脇役に徹せてないアクの強い感じ。やりすぎな感じがなんともツボ!!
また、雛人形メインの展示もあり、ライブ、プロレス、麻雀、飲み会…俗的でイイ!しかも、男性陣は結構草食系で、女性人は豪快系。枝豆片手にジョッキビール飲んでいる姫達が結構いました。そんな絵面もクスリと笑えます。
由緒正しき城にまで展示されている「福よせ雛」、この展示スタイル&内容にケチをつける堅物重役とかいなかったのかしら?!どうなってんだ郡上八幡町民!!大好きだ!!
食品サンプル、福よせ雛と、郡上八幡という町にすっかり心を奪われた私でしたが、私の知らなかった郡上八幡の世界がまだあったのです。それが「郡上おどり」。
7月から9月にかけて32夜もやられている伝統的な盆踊りで、8/13〜16は20時から明け方まで行われるという…これって夏フェスやないかいっ!!
朝まで盆踊りを踊りまくるなんて…狂ってる!狂っててイイ!!
博覧館で話を聞きつつ実演を見させてもらって躍る心が抑えられませんでした。
郡上八幡は素敵なものだらけでこんなに「町」に魅了されたのは久しぶりでした。
どこへ行っても気持ちのよい人々ばかりでしたし、町おこしの内容が斜め上を行っている☆
皆楽しんでいるんですよね。そして自分たちの町を愛している。
遊び心はお土産にも表れていて、「踊りようかん」なるものがありまして、着色された人のパーツが透明な羊羹の中に入っていて3Dみたいに見えるという、これまた狂っているお土産があったのですが、ビジュアルがキッチュでかわいいんですよ!もう全種類買って帰りたい!!
でも背景水色だけどあんこでこんな色でるの〜?と表示を見てみると「ソーダ味」の文字…。
ええーー?!それって羊羹なの?!これまた斜め上行ってるっ(汗)!!
ヤバい、ヤバいです郡上八幡…!!
私は来る!!またこの地にー。
そう心に固く誓って、郡上八幡を後にしたのでした。
帰ってきて、郡上八幡城にあった山内一豊と妻・千代のパネルと一緒に撮った写真を見てみたら…私、山内一豊と同じ格好…(驚愕)!!
足袋ブーツだけでなくパンツも武将のようで、完全に同じ時代の人みたいになっていました…。
まさか平たいパネルの中で溶け込めるとは思いもよりませんでしたよ。。。そりゃ名古屋で外国人に笑われるはずやぁ〜!!
私も郡上八幡に負けないくらい斜め上を行っていたのでした。
さて、そんな楽しい旅から1ヶ月半。
いわさきサンプルビレッジさんでおまけで作らせていただいたかわいいタルトストラップを街で紛失してしまいました…。
その時分、密かなギャル盛りブームを内に秘めていたため、でかいパーツばかりを選んでしまってたしなめられながら作り、結果、バナナとスイカと生クリームという確実に美味しくなさそうに出来上がった愛おしいタルト。。。(遠い目)
これは絶対に再び作るしかあるまい!と郡上八幡再訪を改めて誓った今日この頃です。
ちなみに、郡上八幡での昼食は喫茶店で「飛騨牛カレー」をいただきました。
その際、そばも捨てがたかったS子ちゃんが「おやつにそば食べてもいいもんね☆」と屈託なく言い出しまして!
ちょ、ちょっと…!おやつに「そば」ってどういうこと?!いつからそんなキャラになったのよ…(涙)!!
S子ちゃんのキャラ崩壊が気になった旅でもありました(笑)
約1ヶ月ぶりの日記が前回の続きだという…すみません(汗)!!
というわけで、1ヶ月半も前の「東海旅日記」<後編>をお届けします☆
名古屋を満喫した翌日は愛知県を抜け出し、岐阜は郡上八幡へ!
行き1本、帰り1本しかないバスにドキドキしながら無事乗車、1時間20分ほどで郡上八幡に到着いたしました♪
まずは、食品サンプル作り体験をするために「いわさきサンプルビレッジ」へ向かうことに。
ひとっこ一人歩いていない道を不安になりながら歩いていると、道のすぐ隣りに長良川鉄道の線路が!なんというロケーション!!気分はまるで「スタンド・バ イ・ミー」です♪
いや、線路から数十メートル離れたところを歩いていますが…。
そんなこんなしている内にお店に到着。中へ入ると所狭しと食品サンプル・サンプル・サンプル!!
私は普段も食品サンプルグッズを身につけて重いバッグをさらに重くしている人間なので、ここはまるで夢の国…!!
いろいろ作りたい物はあれど、今回は「いつかは欲しい食品サンプル」5本の指に入る「パフェ」のミニ版の体験予約しておりました。細かいフルーツなどは作ってあるものをチョイス、自分での作業は生クリームや配置決めなどでいわゆる形成をする醍醐味はなかったものの大満足!!
体験の面白さはもちろんのこと、なんせかわいい!!もうこれをあと5つくらいほしい!!(どんだけ?!)
うれしい・たのしい・大好き☆状態の私は、これはありとあらゆる食品サンプルを作らないと!という衝動に駆られました。次回は形成の醍醐味・レタスを…いや、食品サンプルの星・スパゲティにしよう…いやいやそれより…嗚呼!何回通ったらいいか分からないっ!!
これだけ興奮している通り、「食品サンプル町」の郡上八幡は私にドストライクだったのですが、実は旅のメインはこれではありませんでした。「福よせ雛」を見るためだったのです!
「福よせ雛」とは、雛人形たちが少し姿形を変えて町の至る所に溶け込んでいるという郡上八幡の町おこしイベント。
これを知って、面白いことをやっているのを見たい気持ちと、そしてそんな面白発想を町おこしとしてやりきる町の心意気に触れたい思いがあって、知ってから短期間にも関わらず今回の旅が実現したわけです。
実際行ってみると、想像以上に溶け込んでいる…!!
平日ということもあり町の商店街は閑散としていたんですが、人気がないのに雛人形がいる。。。店主がいないのに雛人形が仕事をしているわけです。
和食屋では釣りをし、甘味処ではパフェをつまみ食い(食品サンプルとの共演)、床屋では髪を切り(モヒカン…)、手芸屋ではお内裏様が編み物をしているのです(手芸男子…!)。
しかもほとんどのお店がこのイベントに賛同して展示をしているので、予想を超える量で見るのに時間がかかる!嬉しい悲鳴☆
興奮して写真をパシャパシャ撮りまくるS子ちゃんと私。その後、「指定の雛人形を撮影してきたら記念品贈呈」というイベントがあったことを知りまして、それを知らずとももう山ほど撮っていたので余裕で記念品ゲット♪
ただ大変だったのは、その写真を確認してもらう作業。撮った写真が多すぎてなかなか答え合わせができない。。。スタッフの方から「こんなに撮っている人は初めてだ」とのお言葉頂きました。ごっつぁんです!
郡上八幡の事が全て分かる博覧館での展示も凄かったです。火縄銃などの展示物に紛れてせっせと掃除するスタッフ証を首から下げた雛人形達。展示物にまで股がっている人形なんかもあって、展示に全然集中できんっ(笑)!!もう「彩っている」どころの話じゃないんです。「浸食している」と いうか脇役に徹せてないアクの強い感じ。やりすぎな感じがなんともツボ!!
また、雛人形メインの展示もあり、ライブ、プロレス、麻雀、飲み会…俗的でイイ!しかも、男性陣は結構草食系で、女性人は豪快系。枝豆片手にジョッキビール飲んでいる姫達が結構いました。そんな絵面もクスリと笑えます。
由緒正しき城にまで展示されている「福よせ雛」、この展示スタイル&内容にケチをつける堅物重役とかいなかったのかしら?!どうなってんだ郡上八幡町民!!大好きだ!!
食品サンプル、福よせ雛と、郡上八幡という町にすっかり心を奪われた私でしたが、私の知らなかった郡上八幡の世界がまだあったのです。それが「郡上おどり」。
7月から9月にかけて32夜もやられている伝統的な盆踊りで、8/13〜16は20時から明け方まで行われるという…これって夏フェスやないかいっ!!
朝まで盆踊りを踊りまくるなんて…狂ってる!狂っててイイ!!
博覧館で話を聞きつつ実演を見させてもらって躍る心が抑えられませんでした。
郡上八幡は素敵なものだらけでこんなに「町」に魅了されたのは久しぶりでした。
どこへ行っても気持ちのよい人々ばかりでしたし、町おこしの内容が斜め上を行っている☆
皆楽しんでいるんですよね。そして自分たちの町を愛している。
遊び心はお土産にも表れていて、「踊りようかん」なるものがありまして、着色された人のパーツが透明な羊羹の中に入っていて3Dみたいに見えるという、これまた狂っているお土産があったのですが、ビジュアルがキッチュでかわいいんですよ!もう全種類買って帰りたい!!
でも背景水色だけどあんこでこんな色でるの〜?と表示を見てみると「ソーダ味」の文字…。
ええーー?!それって羊羹なの?!これまた斜め上行ってるっ(汗)!!
ヤバい、ヤバいです郡上八幡…!!
私は来る!!またこの地にー。
そう心に固く誓って、郡上八幡を後にしたのでした。
帰ってきて、郡上八幡城にあった山内一豊と妻・千代のパネルと一緒に撮った写真を見てみたら…私、山内一豊と同じ格好…(驚愕)!!
足袋ブーツだけでなくパンツも武将のようで、完全に同じ時代の人みたいになっていました…。
まさか平たいパネルの中で溶け込めるとは思いもよりませんでしたよ。。。そりゃ名古屋で外国人に笑われるはずやぁ〜!!
私も郡上八幡に負けないくらい斜め上を行っていたのでした。
さて、そんな楽しい旅から1ヶ月半。
いわさきサンプルビレッジさんでおまけで作らせていただいたかわいいタルトストラップを街で紛失してしまいました…。
その時分、密かなギャル盛りブームを内に秘めていたため、でかいパーツばかりを選んでしまってたしなめられながら作り、結果、バナナとスイカと生クリームという確実に美味しくなさそうに出来上がった愛おしいタルト。。。(遠い目)
これは絶対に再び作るしかあるまい!と郡上八幡再訪を改めて誓った今日この頃です。
ちなみに、郡上八幡での昼食は喫茶店で「飛騨牛カレー」をいただきました。
その際、そばも捨てがたかったS子ちゃんが「おやつにそば食べてもいいもんね☆」と屈託なく言い出しまして!
ちょ、ちょっと…!おやつに「そば」ってどういうこと?!いつからそんなキャラになったのよ…(涙)!!
S子ちゃんのキャラ崩壊が気になった旅でもありました(笑)
posted by コイケジュンコ at 13:41| Comment(0)
| 日記
2012年04月28日
デコって盛った名古屋の旅
最近、新たな刺激をゲットいたしました!
P子さんの娘さんが好きな漫画、その名も「姫ギャル☆パラダイス」…!!
ヒョウ柄の壁が目印の超渋谷高校に通うギャルたちのラブコメディ♪小学生愛読の漫画雑誌「ちゃお」に載っております。
またもやtwitterで教えてもらい、この漫画の名言を集めたbotを読んで感銘!超ギャル語だけど、瀬戸内寂聴並みにイイ事言うんですよ〜。
娘さんにお借りするのが待ちきれず買っちゃいました、1巻☆
まさかこの年で「ちゃお」デビューするとは思わなかった…!!
そんなお恥ずかしい37歳、これまたお初の名古屋にお馴染みS子ちゃんと行ってまいりました♪
お互いにボケ担当なので、二人きりの旅行に不安を抱えながらも予定より早く名古屋に到着!
気を良くした私たちは、名古屋の洗礼を受けるべくモーニングを食べることに。
ワンコイン(500円)にも関わらずかなり良いパフォーマンスを提供してくれました。さすがモーニングの街・名古屋!
実はコレ、予定外の食事。しかし今回は1泊2日の弾丸ツアーで、予定を変更する余裕はありません。ということで、その直後に予定通りお昼ご飯としてみそ煮込みうどんを食べに行きました☆食間は移動時間(15分くらい?)のみ!やりすぎっ!!
私の食欲はいつものことなんですが、華奢なS子ちゃんが出会って20年で一番の食欲を見せまして!なんなら私より食欲があった!!そこらへんからして嫌な予感しかしない…(汗)
モーニングで結構満足していたので食べきれるか、という心配をよそにぺろり☆それどころか、お店出た後「うどんの量少なかったよね」と軽く文句を言う二人…。どんだけ炭水化物取るんや、アラフォーがっ!
そんなうどんタイム、私たちは長いソファーに二人席がいくつもあるタイプの端にいたのですが、ソファー側に座っているS子ちゃんのすぐ後ろでお客さんの様子を見ている、新人とおぼしきホールスタッフの若い男性が立っておりました。その姿はS子ちゃんのSPか?!と思えるほどの控えっぷり。
「あわわ…S子ちゃんが気付きませんように。気まずいことになってしまう!」とヒヤヒヤする私、視線が泳ぐという失態をしてしまいS子ちゃんが気付いてしまいました。
「うわっ!ビックリした!」とコントのように驚くS子ちゃん…!その直後にS子ちゃん大笑い☆店員さんも恥ずかしそうに笑い、なんだかよくわからない朗らかな大団円になってる(涙)!!
デパートのレストラン街という無難な場所でも着実に珍道中ぶりを発揮、気を取り直して観光に繰り出しました。
まずはベタに名古屋城!
大人なって城を間近で見たのは初めてで興奮…!石垣の高さに、「これを忍者が登ったかもしれないのか…」とロマンを感じずにはいられませんでした。
名古屋城の中は、江戸時代の敷地ジオラマや内装美術、装飾品の数々が展示されており、様々な職人が精魂込めて作った贅を尽くした品々にため息をつきつつ、これに囲まれて果たして冷静に政治ができていたのか、という疑問も。だって、夢うつつの世界ですよ!金ピカすぎて!!
江戸の政治に思いを馳せながら想像以上に高かった最上階まで昇ると、外が見渡せる開放的な部屋へ出ました。
その中央にはお土産屋さんがあり、まるで下界と断絶するような昭和臭満載の品々!ヤバい、欲しい(笑)!!
水中花的なもの、ちょっとズレたキャラクターグッズなど、十代、二十代と全く興味のなかった「THEお土産」をこの年になって欲しいと思うようになるとは…。
興奮を頑張って否定しながらお土産を吟味していると、中でも新しい私好みなお土産・刀箸箱を見つけてしまいました!
刀型の箸箱の鞘部分ををスライドすると箸が入っている仕組み。イイ!OLだったらこれでランチしたい☆(こんなOL、オフィスラブは見込めない…。)
この日は信じられないほどの天気になり、すごい日差し&25℃越えに!
ヘロヘロな状態をソフトクリームなどでごまかしながら徳川美術館へ向かいました。
なんとこの日、運悪く作品入れ替えのための企画展無しに当たってしまい、常設展のみ。がっくり。。。しかも企画展の有無がたった200円という逆お得状態。
残念な気持ちのまま展示会場に入ると目の前に武具・刀剣があり、私は槍拵えに釘付けになりました。
何故なら、この槍拵え…青貝でデコってる…!!
まるでギャルがラインストーンでデコってるが如く、砕いた青貝を隙間なく埋めて上から研磨しております。その青貝が光の加減でよく光るんですよ!もうデコってるとしか思えない…!!「姫ギャル☆パラダイス」と重ね合わせ興奮する私。
約300年続いた江戸時代、末期になる前はある程度の平和が保てていたと思うんです。その中で平和ボケといいましょうか、使い勝手より見た目勝負的風潮があったのではと推測。もしかしたら、参勤交代で仲間に会う時に「あいつの槍拵え、ゴージャスでカッコよくね?」みたいに言われたくて?!
そんな妄想をしながら他の品々を見ると、もう斜め目線が止まらない(笑)
火縄銃なんか、漆が塗ってあるんですよ!しかも金の葵紋がカッコよく点在している…無駄にオシャレ☆
緊急事態しか使わない物とはいえ、現代で拳銃をデコる警察なんてもっての他…おおらかというか何というか、江戸人のたくましい美学にニヤニヤしてしまいました。
残念な気持ちで入ったものの満足して美術館から出て来ると外国人観光客の集団に遭遇。私と目が合うと、外国人たちは私のいでたちを見てヒソヒソ話。。。
ハッといたしました。この日ももちろん足袋ブーツだった私、「足袋を履いた人が徳川美術館から出てくる」なんてネタみたいなことしちまったー(汗)!
ということは名古屋城でも同じように見られていたのかしら…ちょっと恥ずかしいっ!!
足袋ブーツは外国人に注目されることには慣れていますが、名古屋ではデパートの店員さんなどもすごい見ていたのが印象的でした。首を曲げてのガン見だったので痛いほど伝わって。もしかして、今流行の「おもてなし武将」かと思われたのかしら?!それならそれでありだけども☆
昔と今が混在している名古屋ならではな興味深い出来事でした。
デパートといえば!名古屋の女の子はデパ地下の店員さんもバッサリなまつ毛を付けているくらい「付けまつ毛」の町でした!
皆同じ品番じゃないの?!というくらい同じようなバサバサつけまつ毛。鬼盛〜〜☆(気分はギャル。)
間違えて(?)朝食を2回食べ、暑さのあまり朦朧と甘い物を何度も摂取、そして私の体重もモリモリ…。
ギャル並みに「デコ」と「盛り」に敏感だった名古屋の旅は更けていくのでした。。。
(郡上八幡編へ続く!)
余談ですが、S子ちゃんとの二人旅の時には、だいたい推薦図書を持っていきます。他の荷物を削ってでも持参いたします。
長崎へ行った時には辰吉丈一郎の本を。そして今回は「姫ギャル☆パラダイス」を持参したのはいうまでもありません。
ホテルのベッドにて、疲れ果てた身体に鞭打って無理矢理目を開けながら小学生対象のギャル漫画を読むS子ちゃん。どんな修行だ☆
P子さんの娘さんが好きな漫画、その名も「姫ギャル☆パラダイス」…!!
ヒョウ柄の壁が目印の超渋谷高校に通うギャルたちのラブコメディ♪小学生愛読の漫画雑誌「ちゃお」に載っております。
またもやtwitterで教えてもらい、この漫画の名言を集めたbotを読んで感銘!超ギャル語だけど、瀬戸内寂聴並みにイイ事言うんですよ〜。
娘さんにお借りするのが待ちきれず買っちゃいました、1巻☆
まさかこの年で「ちゃお」デビューするとは思わなかった…!!
そんなお恥ずかしい37歳、これまたお初の名古屋にお馴染みS子ちゃんと行ってまいりました♪
お互いにボケ担当なので、二人きりの旅行に不安を抱えながらも予定より早く名古屋に到着!
気を良くした私たちは、名古屋の洗礼を受けるべくモーニングを食べることに。
ワンコイン(500円)にも関わらずかなり良いパフォーマンスを提供してくれました。さすがモーニングの街・名古屋!
実はコレ、予定外の食事。しかし今回は1泊2日の弾丸ツアーで、予定を変更する余裕はありません。ということで、その直後に予定通りお昼ご飯としてみそ煮込みうどんを食べに行きました☆食間は移動時間(15分くらい?)のみ!やりすぎっ!!
私の食欲はいつものことなんですが、華奢なS子ちゃんが出会って20年で一番の食欲を見せまして!なんなら私より食欲があった!!そこらへんからして嫌な予感しかしない…(汗)
モーニングで結構満足していたので食べきれるか、という心配をよそにぺろり☆それどころか、お店出た後「うどんの量少なかったよね」と軽く文句を言う二人…。どんだけ炭水化物取るんや、アラフォーがっ!
そんなうどんタイム、私たちは長いソファーに二人席がいくつもあるタイプの端にいたのですが、ソファー側に座っているS子ちゃんのすぐ後ろでお客さんの様子を見ている、新人とおぼしきホールスタッフの若い男性が立っておりました。その姿はS子ちゃんのSPか?!と思えるほどの控えっぷり。
「あわわ…S子ちゃんが気付きませんように。気まずいことになってしまう!」とヒヤヒヤする私、視線が泳ぐという失態をしてしまいS子ちゃんが気付いてしまいました。
「うわっ!ビックリした!」とコントのように驚くS子ちゃん…!その直後にS子ちゃん大笑い☆店員さんも恥ずかしそうに笑い、なんだかよくわからない朗らかな大団円になってる(涙)!!
デパートのレストラン街という無難な場所でも着実に珍道中ぶりを発揮、気を取り直して観光に繰り出しました。
まずはベタに名古屋城!
大人なって城を間近で見たのは初めてで興奮…!石垣の高さに、「これを忍者が登ったかもしれないのか…」とロマンを感じずにはいられませんでした。
名古屋城の中は、江戸時代の敷地ジオラマや内装美術、装飾品の数々が展示されており、様々な職人が精魂込めて作った贅を尽くした品々にため息をつきつつ、これに囲まれて果たして冷静に政治ができていたのか、という疑問も。だって、夢うつつの世界ですよ!金ピカすぎて!!
江戸の政治に思いを馳せながら想像以上に高かった最上階まで昇ると、外が見渡せる開放的な部屋へ出ました。
その中央にはお土産屋さんがあり、まるで下界と断絶するような昭和臭満載の品々!ヤバい、欲しい(笑)!!
水中花的なもの、ちょっとズレたキャラクターグッズなど、十代、二十代と全く興味のなかった「THEお土産」をこの年になって欲しいと思うようになるとは…。
興奮を頑張って否定しながらお土産を吟味していると、中でも新しい私好みなお土産・刀箸箱を見つけてしまいました!
刀型の箸箱の鞘部分ををスライドすると箸が入っている仕組み。イイ!OLだったらこれでランチしたい☆(こんなOL、オフィスラブは見込めない…。)
この日は信じられないほどの天気になり、すごい日差し&25℃越えに!
ヘロヘロな状態をソフトクリームなどでごまかしながら徳川美術館へ向かいました。
なんとこの日、運悪く作品入れ替えのための企画展無しに当たってしまい、常設展のみ。がっくり。。。しかも企画展の有無がたった200円という逆お得状態。
残念な気持ちのまま展示会場に入ると目の前に武具・刀剣があり、私は槍拵えに釘付けになりました。
何故なら、この槍拵え…青貝でデコってる…!!
まるでギャルがラインストーンでデコってるが如く、砕いた青貝を隙間なく埋めて上から研磨しております。その青貝が光の加減でよく光るんですよ!もうデコってるとしか思えない…!!「姫ギャル☆パラダイス」と重ね合わせ興奮する私。
約300年続いた江戸時代、末期になる前はある程度の平和が保てていたと思うんです。その中で平和ボケといいましょうか、使い勝手より見た目勝負的風潮があったのではと推測。もしかしたら、参勤交代で仲間に会う時に「あいつの槍拵え、ゴージャスでカッコよくね?」みたいに言われたくて?!
そんな妄想をしながら他の品々を見ると、もう斜め目線が止まらない(笑)
火縄銃なんか、漆が塗ってあるんですよ!しかも金の葵紋がカッコよく点在している…無駄にオシャレ☆
緊急事態しか使わない物とはいえ、現代で拳銃をデコる警察なんてもっての他…おおらかというか何というか、江戸人のたくましい美学にニヤニヤしてしまいました。
残念な気持ちで入ったものの満足して美術館から出て来ると外国人観光客の集団に遭遇。私と目が合うと、外国人たちは私のいでたちを見てヒソヒソ話。。。
ハッといたしました。この日ももちろん足袋ブーツだった私、「足袋を履いた人が徳川美術館から出てくる」なんてネタみたいなことしちまったー(汗)!
ということは名古屋城でも同じように見られていたのかしら…ちょっと恥ずかしいっ!!
足袋ブーツは外国人に注目されることには慣れていますが、名古屋ではデパートの店員さんなどもすごい見ていたのが印象的でした。首を曲げてのガン見だったので痛いほど伝わって。もしかして、今流行の「おもてなし武将」かと思われたのかしら?!それならそれでありだけども☆
昔と今が混在している名古屋ならではな興味深い出来事でした。
デパートといえば!名古屋の女の子はデパ地下の店員さんもバッサリなまつ毛を付けているくらい「付けまつ毛」の町でした!
皆同じ品番じゃないの?!というくらい同じようなバサバサつけまつ毛。鬼盛〜〜☆(気分はギャル。)
間違えて(?)朝食を2回食べ、暑さのあまり朦朧と甘い物を何度も摂取、そして私の体重もモリモリ…。
ギャル並みに「デコ」と「盛り」に敏感だった名古屋の旅は更けていくのでした。。。
(郡上八幡編へ続く!)
余談ですが、S子ちゃんとの二人旅の時には、だいたい推薦図書を持っていきます。他の荷物を削ってでも持参いたします。
長崎へ行った時には辰吉丈一郎の本を。そして今回は「姫ギャル☆パラダイス」を持参したのはいうまでもありません。
ホテルのベッドにて、疲れ果てた身体に鞭打って無理矢理目を開けながら小学生対象のギャル漫画を読むS子ちゃん。どんな修行だ☆
posted by コイケジュンコ at 00:11| Comment(0)
| 日記
2012年04月05日
♪ジュンコのめがねは〜…色めがねっ!!
爺っ娘クラブ会員番号1番コイケジュンコ、好みのタイプは揚げ物をよく食べる爺です♡
前回の日記で、憶測のもと「おじさん図鑑」に習って爺を分類してみましたが、気になって実際の「おじさん図鑑」を調べてみました。
全く違いました☆
本は「おじさん」の生態の分類でした。私のは…読み返したら学園ものでした。。。
だって!私にとって爺さんはアイドルだから!アイドルって言ったら学園ものだから…(泣)!!
えー、そんなわけで取り乱してしまいましたが、トホホは続くもので、1ヶ月前に書いた未更新の日記が出てきました☆
かなり鮮度が失われていますが会期があと3日ある展覧会の感想だったので、そのまま載っけてみようと思います…!
では、はじまりはじまり〜〜♪
先日21_21 DESIGN SIGHTにて「アーヴィング・ペンと三宅一生展」を見に行ってきました。
平日雨の夕方ということでかなり静かな館内。片手くらいの客数で貸し切り気分!
ミッドタウン周辺ってイベントがない限り、お店側の心配をしてしまうくらいとてものんびりした感じなんです。雨ともなってしまうと更に…。
なので、都会の喧噪に疲れたけどお店で買い物したり美術鑑賞したいという人にお勧めのプレイスです。
話がそれてしまいましたが、肝心の展示。
デザインの提案というちょっと変わったコンセプトのある展示スペースだけに、見せ方がカッコよかったです。
一番メインの写真プロジェクションコーナーは、空間を贅沢に使ったアプローチ。横広〜〜〜なスクリーンに点々と映っては消えるアーヴィング・ペンが撮った三宅一生の衣装。グラフィカルでかっこいい!!
しかし、ほんと横広なので端と端はかなり遠いんです。私的には服のディテールに興味があり、「これどうなっているんだろう?!」と細かく見たくても遠すぎてよくわからないことが多かったです…。そういう場合は場所を変えて見る必要があり、それでなくても投影写真はゆっくり進むので、時間と忍耐が続くかどうか。。。
まあ、でもあちらを立てるとこちらが立たずなので、カッコよくインパクトあるアプローチに徹して成功だったと思います。今回はあくまで「アーヴィング・ペンと三宅一生」ですからね!
そんなカッコいい展示の中で異彩を放っていたのが、三宅一生の服づくり→パリコレ→ペンの撮影→田中一光のグラフィックの流れを紹介したアニメーション。
展覧会場最初に交流関係が軽く書かれていてそれを読んでいたので、アニメーションがそれをゆっくりなぞった作品でちょっと面食らいました。ぶっちゃけ、「え…わざわざアニメにすること…?」と。。。
でも、まあ、ファッションショー事情とか全く知らない人はあの説明ではわからないかもしれないと、気を取り直して見ていました。
マイケル・クロフォードが描いたドローイングを動かしているので、アナログならでは感が出ていて良かったです。
そして、ペンと一生のプロジェクトに係わってきたスタッフにもスポットを当てたいという隠れた目的もあったためか、本筋の人物が全く動いていないのに端でアイロンをかけている人物 だけやけに動いていたり、そこまで細かい描写はいらないんじゃないか?!と思われる会話があったりと、なんか不安定な面白さが☆
しかも、このアニメーション、なぜか褒めちぎりあう!!
ペンも一生も田中一光も「ISSEI、コンカイモ スバラシイネ!」とか「ペンさんはさすがだな」とか「とても面白いね」と「タナカノ デザイン ハ エクセレントダ」とか、とにかくお互いを理解し期待しそれに答えるの繰り返しなんです。なんつーか葛藤もなく淡々と物事がいい方向に向かうおとぎ話のようなアニメーション。
カタコトの話し方も相まって、なんか不思議な世界観でした。
そうそう、このアニメーションの声はピーター・バラカンやセイン・カミュなど日本在住の外国人が担当。そして何故か外国人がやっているけど日本語です。ペン役だけでよかったんじゃ。。。まあ、それにより統一感があったとは思うんですが。
あと個人的には、ペンが「イエス!イエス!」と言いながら撮影しているシーンが感慨深かったです。事実かわかりませんが、あのペンも「いいよ〜!いいよ〜!」と興奮しながら撮る、ドラマから得た私のカメラマンイメージそのままだったかと思うと…!
ともかくこのアニメーション一見の価値ありです。ともするとスルー対象の場所かもしれませんが。
ところでこのブース、段ボール筒でできたコーナーで私得な場所でした!椅子までボール紙でできていて、持って帰りたかった…!
と、ここまでが書き残していた展覧会の感想でした。
…………なんだこの感想(汗)!あまりに個人的に楽しみ過ぎじゃないか?!
この日記を読んで「この週末行こう♪」的要素があると思えませんが(笑)、あえて曝け出すっ☆
前回の爺分類といい、この展覧会感想といい、見え隠れする自分の変態さに遠い目になる今日この頃でございます。
前回の日記で、憶測のもと「おじさん図鑑」に習って爺を分類してみましたが、気になって実際の「おじさん図鑑」を調べてみました。
全く違いました☆
本は「おじさん」の生態の分類でした。私のは…読み返したら学園ものでした。。。
だって!私にとって爺さんはアイドルだから!アイドルって言ったら学園ものだから…(泣)!!
えー、そんなわけで取り乱してしまいましたが、トホホは続くもので、1ヶ月前に書いた未更新の日記が出てきました☆
かなり鮮度が失われていますが会期があと3日ある展覧会の感想だったので、そのまま載っけてみようと思います…!
では、はじまりはじまり〜〜♪
先日21_21 DESIGN SIGHTにて「アーヴィング・ペンと三宅一生展」を見に行ってきました。
平日雨の夕方ということでかなり静かな館内。片手くらいの客数で貸し切り気分!
ミッドタウン周辺ってイベントがない限り、お店側の心配をしてしまうくらいとてものんびりした感じなんです。雨ともなってしまうと更に…。
なので、都会の喧噪に疲れたけどお店で買い物したり美術鑑賞したいという人にお勧めのプレイスです。
話がそれてしまいましたが、肝心の展示。
デザインの提案というちょっと変わったコンセプトのある展示スペースだけに、見せ方がカッコよかったです。
一番メインの写真プロジェクションコーナーは、空間を贅沢に使ったアプローチ。横広〜〜〜なスクリーンに点々と映っては消えるアーヴィング・ペンが撮った三宅一生の衣装。グラフィカルでかっこいい!!
しかし、ほんと横広なので端と端はかなり遠いんです。私的には服のディテールに興味があり、「これどうなっているんだろう?!」と細かく見たくても遠すぎてよくわからないことが多かったです…。そういう場合は場所を変えて見る必要があり、それでなくても投影写真はゆっくり進むので、時間と忍耐が続くかどうか。。。
まあ、でもあちらを立てるとこちらが立たずなので、カッコよくインパクトあるアプローチに徹して成功だったと思います。今回はあくまで「アーヴィング・ペンと三宅一生」ですからね!
そんなカッコいい展示の中で異彩を放っていたのが、三宅一生の服づくり→パリコレ→ペンの撮影→田中一光のグラフィックの流れを紹介したアニメーション。
展覧会場最初に交流関係が軽く書かれていてそれを読んでいたので、アニメーションがそれをゆっくりなぞった作品でちょっと面食らいました。ぶっちゃけ、「え…わざわざアニメにすること…?」と。。。
でも、まあ、ファッションショー事情とか全く知らない人はあの説明ではわからないかもしれないと、気を取り直して見ていました。
マイケル・クロフォードが描いたドローイングを動かしているので、アナログならでは感が出ていて良かったです。
そして、ペンと一生のプロジェクトに係わってきたスタッフにもスポットを当てたいという隠れた目的もあったためか、本筋の人物が全く動いていないのに端でアイロンをかけている人物 だけやけに動いていたり、そこまで細かい描写はいらないんじゃないか?!と思われる会話があったりと、なんか不安定な面白さが☆
しかも、このアニメーション、なぜか褒めちぎりあう!!
ペンも一生も田中一光も「ISSEI、コンカイモ スバラシイネ!」とか「ペンさんはさすがだな」とか「とても面白いね」と「タナカノ デザイン ハ エクセレントダ」とか、とにかくお互いを理解し期待しそれに答えるの繰り返しなんです。なんつーか葛藤もなく淡々と物事がいい方向に向かうおとぎ話のようなアニメーション。
カタコトの話し方も相まって、なんか不思議な世界観でした。
そうそう、このアニメーションの声はピーター・バラカンやセイン・カミュなど日本在住の外国人が担当。そして何故か外国人がやっているけど日本語です。ペン役だけでよかったんじゃ。。。まあ、それにより統一感があったとは思うんですが。
あと個人的には、ペンが「イエス!イエス!」と言いながら撮影しているシーンが感慨深かったです。事実かわかりませんが、あのペンも「いいよ〜!いいよ〜!」と興奮しながら撮る、ドラマから得た私のカメラマンイメージそのままだったかと思うと…!
ともかくこのアニメーション一見の価値ありです。ともするとスルー対象の場所かもしれませんが。
ところでこのブース、段ボール筒でできたコーナーで私得な場所でした!椅子までボール紙でできていて、持って帰りたかった…!
と、ここまでが書き残していた展覧会の感想でした。
…………なんだこの感想(汗)!あまりに個人的に楽しみ過ぎじゃないか?!
この日記を読んで「この週末行こう♪」的要素があると思えませんが(笑)、あえて曝け出すっ☆
前回の爺分類といい、この展覧会感想といい、見え隠れする自分の変態さに遠い目になる今日この頃でございます。
posted by コイケジュンコ at 14:13| Comment(0)
| 日記
2012年03月30日
花ざかりの爺たちへ
どヴも、ゴイゲジュンゴでず。
いや〜、花粉症絶好調!
もう10年選手ですが慣れることはありません。それどころか、「今日は大丈夫だろう」という日が最高潮にひどかったり、未だに「彼の気持ちがわからないっ!」状態でございます。
そんな私は最近、PさんとMさんとで武蔵小金井にある「江戸東京たてもの園」というところに行って参りました。
Pさんはちょうど1年前に知り合いtwitterを通じて交流を深めた仲。Mさんは、そんなPさんを通して最近twitterでやりとりしてこの日が初対面!
ちなみに、この施設はNKさんにtwitterで教えていただきました。というわけで、「ありがとうtwitter!」の集大成のようなこの日の散策だったわけです!
そして、twitterで大々的にやりとりしていたので名前を伏せる意味が全くありませんが(笑)
花粉症の人間にとって自然が溢れるところは危険な時期ですが、この日私は花粉症どころではありませんでした。
なぜなら、ここ「江戸東京たてもの園」ったら爺の園だったのです…!!
ボランティアと思われるおじいさんたちがガイドとして点在しておられ、どこを歩いても爺・爺・爺!
柴又に引き続き、トキメキが止まらない私♡またも変なテンションになってしまい、初対面にもかかわらず会って初っぱな爺の好みを語る有様。
そういえば、巷では「おじさん図鑑」という本がとても売れているそうですね!まだ読んでおりませんが、色々な方が私に教えてくださいます。私の爺好きが浸透しているようで嬉しい限りであります。
噂によると、その本ではおじさんが色々分類されているとのこと。ということで、今回はたてもの園の爺さんを私なりに分類してお届けいたします☆
「江戸東京たてもの園」は昔の建造物を移転させたりして作られた屋外博物館。江戸から昭和中期の興味深い建造物や内装を見ることができます。
中でも三井財閥はかなりサクセス!な興味深い建物でした。「華麗なる一族」のようなリビングで、木の引き戸に施された華や鳥、そこへデザイン性の高いストライプの壁が混在していたり、隅々に至るまで細かいこだわりがあり、意図を色々憶測しながら見るのも楽しかったです。
ここで見事なシャンデリアを見ながら語り合っていたら、スタッフのおじいさんが「説明しましょうか?」と話しかけてきました。
話を聞きつつも人当たりのよいおじいさんにちょっとトキメく邪な私(笑)
そうですね、この爺は例えるなら…勉強できる委員長タイプ。かと言ってスポーツが苦手なわけではなく案外卓球部に入っていたりしそう(そしてここでも部長)。と言ったところでしょうか。
爺の前では中2の女子みたいになってしまう私は(爺はさしずめ中3)、「写真一緒に撮ってください…!」の一言も言えずサクセス!できませんでした。。。うっ、負け犬!
気を取り直して、茅葺き屋根の江戸時代ゾーンへ。
ここでは数珠の実などを使ったブレスレット体験コーナーがありました。そんなに乗り気ではなかったものの、おじいさんと絡めるというこれまた邪な気持ちで体験することにした私(と巻き込まれたPさんとMさん☆)。
Pさんが恋のキューピットを買って出てくれ、教えてくれたおじいさん(野球部所属)と念願のツーショット♪
それにしても、ここは好みの爺が多かった!黙々と梅の花周りを掃除するおじいさん(クラスで目立たないけど、実は縁の下の力持ち)や、これまた黙々と数珠の実の穴をドリルで広げる作業をやっているおじいさん(ちょっと取っつきにくい不良だけど根は優しく、雨の日に子猫を拾ってくる)など。
その後、この園で人気スポットへ!下町を再現したようなこの場所は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のエッセンスとなった建物がいっぱいあるんです!
その通りにさしかかった時、5m先くらいから「これ見て☆」と言いながら意気揚々と歩いてくるおじいさんが。この自然な流れ…!これはクラスの人気者・サッカー部員ですよ!クラスに馴染めない子を天真爛漫に輪の中に入れる術を知ってる…!!
そんなサッカー老人(勝手な妄想)にひとしきりガイドをしていただきました☆デレデレ♡
そして突き当たりは風呂屋!こちらは、それこそ「千と千尋の神隠し」にまんま出てくるビジュアルをしており、文字通り一番の見所なんですが、全く関係ないところも見所満載だったのです…!!
入ると、昭和のかほりムンムンの脱衣所に、絶景の富士山が描かれた風呂場。いや〜テンション上がります♪
風呂場に富士山を描こうと誰が思いついたのでしょうね〜天才!こんな絶景見ながら熱い風呂に入ったら、気持ち良さが全然違います。湯船に湯が入っていなくてもテンションの上がった私たちは、浸かっている想像をしながら写真を撮り合いました☆
そして、この風呂場の洗い場、タイルの壁にも絵があったのですが…民話をモチーフにしていると思われるその絵が凄かった!!
中でも女湯にあった「さるかに合戦」。スーパーモデル級のさるに見得を切っているような歌舞伎調の臼、それも突っ込みたい要素でしたが問題は、、、かにっ!!
まあ、擬人化しているのでどうしても蟹の足に矛盾が生まれてしまうのですが、その蟹の付け方なんですよね。目やハサミが前にくるように、なんて言うんでしょう、まるで蟹のヘルメットのようになんているんですよ!蟹の足がちょっとおかっぱ風にも見えます!
腕などのもっちり感とのギャップにツボにハマってしまった私たち。
そうなるともうダメで、隣りにあった「したきりすずめ」と思われる雀たちのポージングひとつとっても笑いが止まらなくなってしまいました。なんなんだ!箸が転がってもおかしい年頃かっ?!
でもですね、親子雀が選手宣誓のように片手(羽)を高らかと挙げて、よく見るとつま先立ちなんですよ…!そうすると、マイケル・ジャクソンのようなキレのある動きにも見えてきてですね…うぷぷっ☆
そんな女子高生のようなノリで風呂場から出て来ると、ちょっとした展示物があり、そこに2,30年前に使っていたと思われるのれんがありました。その絵柄がですね、まるでオサムGOODSなんですよ!!どっちが先なんだ?!こちらがパクったような気がしないでもありませんが、公式よりちょっとレトロ感が漂っているので、私たちは「最古のオサムGOODS」と勝手に認定いたしました☆
まさしく女子高生の頃に戻ってしまう感慨深い逸品でございました。
そうこうして下町ゾーンを見終わった頃、杖をついたおじいさん(本好きが高じて図書委員になって、放課後はだいたい図書館にいる。毎日通っちゃう!←心の声)がニコニコしながら近づいてきました。
「そこのね、居酒屋さんは、『千と千尋の神隠し』でお父さんとお母さんが豚になってしまう所に使われたんだよ」と説明してくださいました。
というか、この下町ゾーンはどこからともなくガイドのおじいさんが出てきて「『千と千尋の神隠し』に出てくる…」を枕詞に説明してくれるんです。
もう私的には、ここにいるおじいさん方が皆ジブリアニメを真剣に観ているかと思うと胸が熱くて熱くて…(涙)!!
建物も興味深かったですが、ハーレムのようなひとときでございました。。。
ところで、「おじさん図鑑」はこんな分類なんですかね?絶対違う気がする(汗)!!
いや〜、花粉症絶好調!
もう10年選手ですが慣れることはありません。それどころか、「今日は大丈夫だろう」という日が最高潮にひどかったり、未だに「彼の気持ちがわからないっ!」状態でございます。
そんな私は最近、PさんとMさんとで武蔵小金井にある「江戸東京たてもの園」というところに行って参りました。
Pさんはちょうど1年前に知り合いtwitterを通じて交流を深めた仲。Mさんは、そんなPさんを通して最近twitterでやりとりしてこの日が初対面!
ちなみに、この施設はNKさんにtwitterで教えていただきました。というわけで、「ありがとうtwitter!」の集大成のようなこの日の散策だったわけです!
そして、twitterで大々的にやりとりしていたので名前を伏せる意味が全くありませんが(笑)
花粉症の人間にとって自然が溢れるところは危険な時期ですが、この日私は花粉症どころではありませんでした。
なぜなら、ここ「江戸東京たてもの園」ったら爺の園だったのです…!!
ボランティアと思われるおじいさんたちがガイドとして点在しておられ、どこを歩いても爺・爺・爺!
柴又に引き続き、トキメキが止まらない私♡またも変なテンションになってしまい、初対面にもかかわらず会って初っぱな爺の好みを語る有様。
そういえば、巷では「おじさん図鑑」という本がとても売れているそうですね!まだ読んでおりませんが、色々な方が私に教えてくださいます。私の爺好きが浸透しているようで嬉しい限りであります。
噂によると、その本ではおじさんが色々分類されているとのこと。ということで、今回はたてもの園の爺さんを私なりに分類してお届けいたします☆
「江戸東京たてもの園」は昔の建造物を移転させたりして作られた屋外博物館。江戸から昭和中期の興味深い建造物や内装を見ることができます。
中でも三井財閥はかなりサクセス!な興味深い建物でした。「華麗なる一族」のようなリビングで、木の引き戸に施された華や鳥、そこへデザイン性の高いストライプの壁が混在していたり、隅々に至るまで細かいこだわりがあり、意図を色々憶測しながら見るのも楽しかったです。
ここで見事なシャンデリアを見ながら語り合っていたら、スタッフのおじいさんが「説明しましょうか?」と話しかけてきました。
話を聞きつつも人当たりのよいおじいさんにちょっとトキメく邪な私(笑)
そうですね、この爺は例えるなら…勉強できる委員長タイプ。かと言ってスポーツが苦手なわけではなく案外卓球部に入っていたりしそう(そしてここでも部長)。と言ったところでしょうか。
爺の前では中2の女子みたいになってしまう私は(爺はさしずめ中3)、「写真一緒に撮ってください…!」の一言も言えずサクセス!できませんでした。。。うっ、負け犬!
気を取り直して、茅葺き屋根の江戸時代ゾーンへ。
ここでは数珠の実などを使ったブレスレット体験コーナーがありました。そんなに乗り気ではなかったものの、おじいさんと絡めるというこれまた邪な気持ちで体験することにした私(と巻き込まれたPさんとMさん☆)。
Pさんが恋のキューピットを買って出てくれ、教えてくれたおじいさん(野球部所属)と念願のツーショット♪
それにしても、ここは好みの爺が多かった!黙々と梅の花周りを掃除するおじいさん(クラスで目立たないけど、実は縁の下の力持ち)や、これまた黙々と数珠の実の穴をドリルで広げる作業をやっているおじいさん(ちょっと取っつきにくい不良だけど根は優しく、雨の日に子猫を拾ってくる)など。
その後、この園で人気スポットへ!下町を再現したようなこの場所は、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のエッセンスとなった建物がいっぱいあるんです!
その通りにさしかかった時、5m先くらいから「これ見て☆」と言いながら意気揚々と歩いてくるおじいさんが。この自然な流れ…!これはクラスの人気者・サッカー部員ですよ!クラスに馴染めない子を天真爛漫に輪の中に入れる術を知ってる…!!
そんなサッカー老人(勝手な妄想)にひとしきりガイドをしていただきました☆デレデレ♡
そして突き当たりは風呂屋!こちらは、それこそ「千と千尋の神隠し」にまんま出てくるビジュアルをしており、文字通り一番の見所なんですが、全く関係ないところも見所満載だったのです…!!
入ると、昭和のかほりムンムンの脱衣所に、絶景の富士山が描かれた風呂場。いや〜テンション上がります♪
風呂場に富士山を描こうと誰が思いついたのでしょうね〜天才!こんな絶景見ながら熱い風呂に入ったら、気持ち良さが全然違います。湯船に湯が入っていなくてもテンションの上がった私たちは、浸かっている想像をしながら写真を撮り合いました☆
そして、この風呂場の洗い場、タイルの壁にも絵があったのですが…民話をモチーフにしていると思われるその絵が凄かった!!
中でも女湯にあった「さるかに合戦」。スーパーモデル級のさるに見得を切っているような歌舞伎調の臼、それも突っ込みたい要素でしたが問題は、、、かにっ!!
まあ、擬人化しているのでどうしても蟹の足に矛盾が生まれてしまうのですが、その蟹の付け方なんですよね。目やハサミが前にくるように、なんて言うんでしょう、まるで蟹のヘルメットのようになんているんですよ!蟹の足がちょっとおかっぱ風にも見えます!
腕などのもっちり感とのギャップにツボにハマってしまった私たち。
そうなるともうダメで、隣りにあった「したきりすずめ」と思われる雀たちのポージングひとつとっても笑いが止まらなくなってしまいました。なんなんだ!箸が転がってもおかしい年頃かっ?!
でもですね、親子雀が選手宣誓のように片手(羽)を高らかと挙げて、よく見るとつま先立ちなんですよ…!そうすると、マイケル・ジャクソンのようなキレのある動きにも見えてきてですね…うぷぷっ☆
そんな女子高生のようなノリで風呂場から出て来ると、ちょっとした展示物があり、そこに2,30年前に使っていたと思われるのれんがありました。その絵柄がですね、まるでオサムGOODSなんですよ!!どっちが先なんだ?!こちらがパクったような気がしないでもありませんが、公式よりちょっとレトロ感が漂っているので、私たちは「最古のオサムGOODS」と勝手に認定いたしました☆
まさしく女子高生の頃に戻ってしまう感慨深い逸品でございました。
そうこうして下町ゾーンを見終わった頃、杖をついたおじいさん(本好きが高じて図書委員になって、放課後はだいたい図書館にいる。毎日通っちゃう!←心の声)がニコニコしながら近づいてきました。
「そこのね、居酒屋さんは、『千と千尋の神隠し』でお父さんとお母さんが豚になってしまう所に使われたんだよ」と説明してくださいました。
というか、この下町ゾーンはどこからともなくガイドのおじいさんが出てきて「『千と千尋の神隠し』に出てくる…」を枕詞に説明してくれるんです。
もう私的には、ここにいるおじいさん方が皆ジブリアニメを真剣に観ているかと思うと胸が熱くて熱くて…(涙)!!
建物も興味深かったですが、ハーレムのようなひとときでございました。。。
ところで、「おじさん図鑑」はこんな分類なんですかね?絶対違う気がする(汗)!!
posted by コイケジュンコ at 23:56| Comment(0)
| 日記
2012年03月22日
純喫茶くいだおれ物語
こんばんは、くいだおれジュンコです。
「ここ連日、文字通り倒れるくらい食べている」事と、「オシャレ眼鏡(小さな花粉対策)をかけたまま写真を撮るとまるでくいだおれ太郎のようである」事の、ダブルミーニングです。
ほんとひどいっ!食べ過ぎによる顔の丸みが相まって、なんだろ、、性別すらわからねえっ!!
そりゃ甥っ子に「じゅんじゅんって女なの?」と陰で調査されるはずですよ…。
ちなみにこの眼鏡、効果は花粉症だけでないんです。
この眼鏡をかけていると、色々な人に話しかけられます。
ここ2、3日だけでも街で話しかけられること5回…。人当たりの良い眼鏡なんですかね?くいだおれ太郎と同じく。
先日、アーティスト友の川上和歌子さんと柴又散策した時もそうでした。
待ち合わせ時間5分前に改札を抜けると同時に「すみません〜」の声。お昼にしてこの日2回目のお声掛け。
振り返ると年輩のおばあさんが「その靴、どこで売っているんですか?!」と鼻息荒く聞いてきました。
私忍者好きが高じて足袋シューズを多く所有していて、よく聞かれはするんですが。昨年フランスに行った時も、アメリカ人がこれまた鼻息荒く 「Gooood!!Gooood!!」と言いながら駆け寄って来られた思い出が。きっと売っている場所を知りたかったんでしょうが、英語ができなさそうな日本人に諦めたのか褒めちぎるだけ褒めちぎって帰っていきました…。
さて、話は戻っておばあさん。どうやら健康(脳)の為にご所望だった様子。
方や忍者、方や健康。。。ブランド的にはどちらもターゲットじゃないはず…という思いに捕われましたが、店員のようにブランド名などをご紹介しました。心許なく繰り返し発するおばあさん。きっと家まで覚えていられなさそう…と心配しながら送り出し、「さあて、川上さんそろそろいらっしゃるかな…」と後ろを振り返ると、市原悦子並みにこちらを伺っている川上さん!しかも肩が震えとる!!
川上さんったら、私とおばあさんのやりとりをずっと見守っておられたご様子。い、言ってよぉ〜〜(汗)!!
変な汗をかきながらの待ち合わせと相成りました。
柴又着いたら目の前に寅さんの像があるのですが、私的にはそこで撮影し合っている爺さまたちにロックオン!宝の山だよ、全てが!!私の版画に登場してほしい方ばかりでどうしていいか分からないっ!
気持ちばかりが先走った私は取材準備にまごまご、その間に爺さまたちは移動。逃した獲物は大きい…(涙)!!
しかし気を落とすのは早い、町に溢れる爺たちよ…!興奮が押さえられずに、変なテンションで川上さんに絡む私。(川上さん、その節はすみません…)
柴又と言ったら帝釈天。お昼時でしたが、まずはお詣りすることにしました。
15年以上前、柴又が地元の友達と訪れた事がありました。その時はお初&日曜日で賑わっていた事もあり、柴又散策に時間がかかった記憶があります。ところが、平日のまったりタイムに参道を歩きましたら、意外に短くてビックリ!
余談ですが、15年前の散策で忘れられないのが、参道中にてカメラのフィルムを買い求めたら大幅な期限切れだったようで、まだらにピンクかかったちょっとH風な写真が出来上がり、たじろいだ記憶がございます。。。
その参道の先の帝釈天へ着くと、20歳の時にはあまり気に留めなかった門などの飾り彫刻に目を奪われました!レリーフのように彫られた植物や動物が何層かに重ねられ、奥行きある複雑な彫刻に。彩色などはせずいい感じに歴史を感じる木の色で、渋カッコイイ!!日光東照宮とはまた違ったカッコよさです。
そして参拝者がまたカッコイイ!毎日のように通っていると思われる方々が自転車で乗り付けて、ご自分の手順に沿って参拝する姿に見とれてしまいました。
キティ、ウルトラマン、ドラゴンボールなど帝釈天で扱うお守りのバラエティーさに圧倒されつつ、柴又でお昼をいただくことに。
実はこの日、もうひとつの目的は「純喫茶巡り」♪
柴又にもあるかと思っていたのですが見当たらず。。。「下町だからどこかあるかも☆」とちゃんとリサーチしてこなかった自分に反省…。
かなりお腹がすいてしまったのでとりあえずどこかに入ろうと参道を歩いていても、話に夢中になりすぎてすぐ帝釈天、折り返してまた話しすぎて駅近く、を繰り返す私たち。3往復はしました。終いには、だんご屋などのおばちゃんたちが全く呼び込みしないという有様(笑)
無事お腹を満たして、外に出ると14時。あ、あれ?人少なくなってる…しかも好みの爺婆さまたちが!
巣鴨でもそうだったんですが、爺婆さまたちの行動ピークは午前中。お昼を境にいなくなっていきます。嗚呼、まったく取材ができなかった…(涙)
再び来る事を決意しながら、隣り駅・高砂の純喫茶で悔しい気持ちを癒すべく柴又に別れを告げました。
向かったお店は「純喫茶アイドル」。年末に偶然見つけたお店でして、まず名前がイイ!!そして突き出し看板と幌看板のロゴデザインが違う!!ツッコミどころ満載&「テイストが濃いお店は細い階段を昇った先にある」という持論にピッタリ合ったロケーション。これは入るしかないだろうと思っていた物件だったのです。
これに純喫茶好きの川上さんが食いついてくださり、夢の実現となりました☆
店内に入ると、お店夫婦のお二人が出迎えてくださった他に常連と思われるご夫婦が。斜に構えてタバコを吸いながらしゃがれ声で話しているお客のおばさん。う〜ん、濃い!
奥の隔離されたような席に通していただき周りを見渡してみると…昭和感漂いつつなんか明るいんです。蛍光灯的な。レースのカーテンや造花のディスプレイも相まって、文字通りアットホームな雰囲気。私たちの席すぐ近くに正方形のテーブルが壁と柱のL字にぴったりくっつけられており、その小さいテーブルには観葉植物が二つ。なにこの席…まかない席?!
気になるポイントが色々ありましたが、ホットケーキとカフェオレを注文いたしました(注:昼食を取ってから小1時間)。
テーブルに運ばれたホットケーキはバターが9割溶けており、皿の上にはフォークと……バターナイフ?!
何故かナイフという体でバターナイフが!!
ちょっと丸っこいデザインなだけでナイフなのかしら?と自分に言い聞かせ、最後までナイフとして使ってみましたが…紛れもないバターナイフでした☆
味はフツー…というか限りなくフツーで、メニューを見るとちゃんとした食事物が豊富だったので、そっちの方に力を入れているのかもしれません。(名前がアイドルなのに!)
これはランチ時にまた来なくては…と川上さんと話しながら純喫茶アイドルを後にしました。
しかし、私たちの散策はまだ終わりません!
このお店にいる時に、事前に少しリサーチしてくださった川上さんから「近所に純喫茶がまだあるはず」とのお話がありまして。ホットケーキを食べつつ携帯電話という文明の利器を使って調べてくださり、これまた素晴らしい喫茶店を突き止めたのです!
その名も「喫茶 白十字」。しかもロゴデザインが一条ゆかりっぽい!!
ひとしきり看板写真を撮った後にディスプレイを物色…お、美味しそう…チラチラ顔を見合わせる私たち。
お互い駆け引きしながらも「入りましょうか」という言葉にこぎ着け、いざ店内へ!!
ハツラツとしたマダム店員さんに誘われパフェを注文。純喫茶アイドルを出て10分。さきほど、スイーツ界でも重いと言われているホットケーキを食べたというのに、これまたスイーツの横綱・パフェを注文するという…やりすぎ(汗)!!
まあ、「喫茶店」というのはそういう「心のハレ」を求めてしまいますよね☆しょうがない、しょうがない☆
後ろめたい気持ちを全く持たない私の前に運ばれたチョコレートパフェを見ると…チョコレートソースが乱れ打ちっ!!
なんでしょ、こういうジェットコースター富士急ハイランドにあったよね?的なフォルム!不規則で荒々しいワイルドなかけ方!!
な、なんなんだっ、純喫茶ってフリーダムすぎる…!!
またも心をわしづかみされながらパフェを堪能致しました♪
しかし、天気が良い中で散策したためか、急激に糖分を過剰摂取したためか、頭がふわ〜んとしてきました。そんな中でも、川上さんに真面目な?話をしていて、ふと川上さんを見ると慈悲深いお顔で頷かれていました。
そこで思わず「…川上さん、今一瞬寝ましたね?」
ハッとする川上さん☆
何故分かるって?私がそうだからですよ!
飲み会とかで長丁場になると途中で眠くなるお年頃になってきて、よく笑ったフリして目を閉じる、深く頷くフリをして目を閉じる、そしてその一瞬だけ眠る、ということをよくやっているんです。
でも川上さん、お気になさらないでください。何故なら私も…半分寝てたから☆話しながら軽く寝てたから…!だから、話している内容が真面目だったかちょっと自信がないんです。タハッ!
閉店30分前、ほとんどお客さんがいない中、私たちは椅子に体を完全に預けまどろんだのでした。。。
とそんなわけで、純喫茶でもくいだおれてしまったジュンコでありました…。
「ここ連日、文字通り倒れるくらい食べている」事と、「オシャレ眼鏡(小さな花粉対策)をかけたまま写真を撮るとまるでくいだおれ太郎のようである」事の、ダブルミーニングです。
ほんとひどいっ!食べ過ぎによる顔の丸みが相まって、なんだろ、、性別すらわからねえっ!!
そりゃ甥っ子に「じゅんじゅんって女なの?」と陰で調査されるはずですよ…。
ちなみにこの眼鏡、効果は花粉症だけでないんです。
この眼鏡をかけていると、色々な人に話しかけられます。
ここ2、3日だけでも街で話しかけられること5回…。人当たりの良い眼鏡なんですかね?くいだおれ太郎と同じく。
先日、アーティスト友の川上和歌子さんと柴又散策した時もそうでした。
待ち合わせ時間5分前に改札を抜けると同時に「すみません〜」の声。お昼にしてこの日2回目のお声掛け。
振り返ると年輩のおばあさんが「その靴、どこで売っているんですか?!」と鼻息荒く聞いてきました。
私忍者好きが高じて足袋シューズを多く所有していて、よく聞かれはするんですが。昨年フランスに行った時も、アメリカ人がこれまた鼻息荒く 「Gooood!!Gooood!!」と言いながら駆け寄って来られた思い出が。きっと売っている場所を知りたかったんでしょうが、英語ができなさそうな日本人に諦めたのか褒めちぎるだけ褒めちぎって帰っていきました…。
さて、話は戻っておばあさん。どうやら健康(脳)の為にご所望だった様子。
方や忍者、方や健康。。。ブランド的にはどちらもターゲットじゃないはず…という思いに捕われましたが、店員のようにブランド名などをご紹介しました。心許なく繰り返し発するおばあさん。きっと家まで覚えていられなさそう…と心配しながら送り出し、「さあて、川上さんそろそろいらっしゃるかな…」と後ろを振り返ると、市原悦子並みにこちらを伺っている川上さん!しかも肩が震えとる!!
川上さんったら、私とおばあさんのやりとりをずっと見守っておられたご様子。い、言ってよぉ〜〜(汗)!!
変な汗をかきながらの待ち合わせと相成りました。
柴又着いたら目の前に寅さんの像があるのですが、私的にはそこで撮影し合っている爺さまたちにロックオン!宝の山だよ、全てが!!私の版画に登場してほしい方ばかりでどうしていいか分からないっ!
気持ちばかりが先走った私は取材準備にまごまご、その間に爺さまたちは移動。逃した獲物は大きい…(涙)!!
しかし気を落とすのは早い、町に溢れる爺たちよ…!興奮が押さえられずに、変なテンションで川上さんに絡む私。(川上さん、その節はすみません…)
柴又と言ったら帝釈天。お昼時でしたが、まずはお詣りすることにしました。
15年以上前、柴又が地元の友達と訪れた事がありました。その時はお初&日曜日で賑わっていた事もあり、柴又散策に時間がかかった記憶があります。ところが、平日のまったりタイムに参道を歩きましたら、意外に短くてビックリ!
余談ですが、15年前の散策で忘れられないのが、参道中にてカメラのフィルムを買い求めたら大幅な期限切れだったようで、まだらにピンクかかったちょっとH風な写真が出来上がり、たじろいだ記憶がございます。。。
その参道の先の帝釈天へ着くと、20歳の時にはあまり気に留めなかった門などの飾り彫刻に目を奪われました!レリーフのように彫られた植物や動物が何層かに重ねられ、奥行きある複雑な彫刻に。彩色などはせずいい感じに歴史を感じる木の色で、渋カッコイイ!!日光東照宮とはまた違ったカッコよさです。
そして参拝者がまたカッコイイ!毎日のように通っていると思われる方々が自転車で乗り付けて、ご自分の手順に沿って参拝する姿に見とれてしまいました。
キティ、ウルトラマン、ドラゴンボールなど帝釈天で扱うお守りのバラエティーさに圧倒されつつ、柴又でお昼をいただくことに。
実はこの日、もうひとつの目的は「純喫茶巡り」♪
柴又にもあるかと思っていたのですが見当たらず。。。「下町だからどこかあるかも☆」とちゃんとリサーチしてこなかった自分に反省…。
かなりお腹がすいてしまったのでとりあえずどこかに入ろうと参道を歩いていても、話に夢中になりすぎてすぐ帝釈天、折り返してまた話しすぎて駅近く、を繰り返す私たち。3往復はしました。終いには、だんご屋などのおばちゃんたちが全く呼び込みしないという有様(笑)
無事お腹を満たして、外に出ると14時。あ、あれ?人少なくなってる…しかも好みの爺婆さまたちが!
巣鴨でもそうだったんですが、爺婆さまたちの行動ピークは午前中。お昼を境にいなくなっていきます。嗚呼、まったく取材ができなかった…(涙)
再び来る事を決意しながら、隣り駅・高砂の純喫茶で悔しい気持ちを癒すべく柴又に別れを告げました。
向かったお店は「純喫茶アイドル」。年末に偶然見つけたお店でして、まず名前がイイ!!そして突き出し看板と幌看板のロゴデザインが違う!!ツッコミどころ満載&「テイストが濃いお店は細い階段を昇った先にある」という持論にピッタリ合ったロケーション。これは入るしかないだろうと思っていた物件だったのです。
これに純喫茶好きの川上さんが食いついてくださり、夢の実現となりました☆
店内に入ると、お店夫婦のお二人が出迎えてくださった他に常連と思われるご夫婦が。斜に構えてタバコを吸いながらしゃがれ声で話しているお客のおばさん。う〜ん、濃い!
奥の隔離されたような席に通していただき周りを見渡してみると…昭和感漂いつつなんか明るいんです。蛍光灯的な。レースのカーテンや造花のディスプレイも相まって、文字通りアットホームな雰囲気。私たちの席すぐ近くに正方形のテーブルが壁と柱のL字にぴったりくっつけられており、その小さいテーブルには観葉植物が二つ。なにこの席…まかない席?!
気になるポイントが色々ありましたが、ホットケーキとカフェオレを注文いたしました(注:昼食を取ってから小1時間)。
テーブルに運ばれたホットケーキはバターが9割溶けており、皿の上にはフォークと……バターナイフ?!
何故かナイフという体でバターナイフが!!
ちょっと丸っこいデザインなだけでナイフなのかしら?と自分に言い聞かせ、最後までナイフとして使ってみましたが…紛れもないバターナイフでした☆
味はフツー…というか限りなくフツーで、メニューを見るとちゃんとした食事物が豊富だったので、そっちの方に力を入れているのかもしれません。(名前がアイドルなのに!)
これはランチ時にまた来なくては…と川上さんと話しながら純喫茶アイドルを後にしました。
しかし、私たちの散策はまだ終わりません!
このお店にいる時に、事前に少しリサーチしてくださった川上さんから「近所に純喫茶がまだあるはず」とのお話がありまして。ホットケーキを食べつつ携帯電話という文明の利器を使って調べてくださり、これまた素晴らしい喫茶店を突き止めたのです!
その名も「喫茶 白十字」。しかもロゴデザインが一条ゆかりっぽい!!
ひとしきり看板写真を撮った後にディスプレイを物色…お、美味しそう…チラチラ顔を見合わせる私たち。
お互い駆け引きしながらも「入りましょうか」という言葉にこぎ着け、いざ店内へ!!
ハツラツとしたマダム店員さんに誘われパフェを注文。純喫茶アイドルを出て10分。さきほど、スイーツ界でも重いと言われているホットケーキを食べたというのに、これまたスイーツの横綱・パフェを注文するという…やりすぎ(汗)!!
まあ、「喫茶店」というのはそういう「心のハレ」を求めてしまいますよね☆しょうがない、しょうがない☆
後ろめたい気持ちを全く持たない私の前に運ばれたチョコレートパフェを見ると…チョコレートソースが乱れ打ちっ!!
なんでしょ、こういうジェットコースター富士急ハイランドにあったよね?的なフォルム!不規則で荒々しいワイルドなかけ方!!
な、なんなんだっ、純喫茶ってフリーダムすぎる…!!
またも心をわしづかみされながらパフェを堪能致しました♪
しかし、天気が良い中で散策したためか、急激に糖分を過剰摂取したためか、頭がふわ〜んとしてきました。そんな中でも、川上さんに真面目な?話をしていて、ふと川上さんを見ると慈悲深いお顔で頷かれていました。
そこで思わず「…川上さん、今一瞬寝ましたね?」
ハッとする川上さん☆
何故分かるって?私がそうだからですよ!
飲み会とかで長丁場になると途中で眠くなるお年頃になってきて、よく笑ったフリして目を閉じる、深く頷くフリをして目を閉じる、そしてその一瞬だけ眠る、ということをよくやっているんです。
でも川上さん、お気になさらないでください。何故なら私も…半分寝てたから☆話しながら軽く寝てたから…!だから、話している内容が真面目だったかちょっと自信がないんです。タハッ!
閉店30分前、ほとんどお客さんがいない中、私たちは椅子に体を完全に預けまどろんだのでした。。。
とそんなわけで、純喫茶でもくいだおれてしまったジュンコでありました…。
posted by コイケジュンコ at 23:32| Comment(2)
| 日記
2012年03月11日
東京のデンシャ 〜ジジとババと、時々、ヘンタイ〜
今日は3.11。皆さん思い思い過ごされたことでしょう。
私もいつも通り制作したりしながらも、自分にとっては思い切りのある行動として、本を売りになど行ってみました。
この日記を読んでくださっている方はご存知の通り、ワタクシはアンチ断捨離。しかも、ドストライクな内容でなくても「本」というものに愛情を感じやすいのです。たぶん「紙」好き、「印刷物」好きが大いに影響しているとは思うんですが。
とは言っても、多少処分しないといけない状況なのは事実。というわけで行ったんですが…本を売るというのは切ない行為ですね。。。
目の前で旅立つというだけでも辛いのに、購入の5%にも満たない金額(消費税以下!)で買い取られ、中には無料なものもあるなんて…!!
家に帰ってきてビックリしましたよ、内訳みたら合計冊数が半分で!!
なんか本自体に「価値無し」と言われているようで切ねえ。。。しかも全部状態がいい本だったんですよ。0円だった本はどこへ行くんでしょう。これで店先に出てたら怒るでしかし!!
せっかく思い切って売りに行ったのに本が不当な扱いを受けて、また本を処分したくなくなってしまった私…。
どうしたらいいんでしょうね?書庫ができるくらいのサクセスは期待できないし、いっそのこと古新聞と一緒にリサイクルしてもらった方がいいんでしょうか。古本は著者や出版社は潤わないわけですし、紙媒体に頑張ってもらうにはそれがいい方法かもしれない、と思った今日この頃でした。
はい。ということで、初っぱなからちっちゃーい憤りをお届けいたしました☆
こういう日ですが、相変わらずなコイケ節で失礼させていただきます!
昨日は土曜日でしたが、朝早くから電車移動。
隣りに座っている人のイヤホンからシャンシャン聞こえてきたのでちょっと横目で確認したら、まさかの60代後半と思われるマダム…!
見た目普通の大人しそうな地味マダムなんですよ!しかし漏れてくるリズムはかなりアップテンポな曲。よく見ると、マダム縦揺れしてる?!
なに?何の曲なの?!韓流なの?!東方神起かなんか??必死に漏れている音を拾おうとしましたが、韓流音楽をほとんど知らない私は完敗。結局何も掴めないまま、マダムは降りてしまいました…。演歌聴きそうなマダムを縦揺れさせる魅惑の曲がなんなのか知りたかった。。。
マダムが降りてホッと一息かと思いきや、ちょっとぽっちゃりした作業服の男が乗ってきました。
嬉しそうに何かに気がついた顔をして、わざわざ寝込んでいる女の子の隣りに座る男。ちょっと斜め上を見たり、鼻を伸ばしながらすんごい横目で女の子を見たりしていたので、これは怪しい!とジュンコの勝手にパトロールが始まりました。
話はそれますが、私でも若い頃はたまに痴漢に遭いました。それ故、痴漢された側の気持ちが分かります。
制服を着ていると特に横行します。Hな痴漢をすること自体が目的なんでしょうが、人に気付かれると恥ずかしくもある女の子がモジモジ避けようとする姿にも興奮するんでしょうね。
なので、痴漢されることがなくなるくらい貫禄がついてからは、痴漢野郎を見つけると「第三者が気付いているぞ」というアプローチをするように心がけています。
具体的にどういう事かというと、私の武器・指圧を駆使して、痴漢をしている手を男勝りな掴みで誰がやったかわからない絶妙な方向へ引っ張る。これをやると背中越しに焦っているのが分かります。
ちなみに、実際に目撃できたのはこの時だけだったので、やったことは一度しかありませんが。(その時私のポータブルプレイヤーではリップスライムが「それ〜ぞれ〜ひとつのlife、それ〜ぞれ〜が選んだstyle、ひとっつの愛をyeah yeah♪」とアンニュイにラップしていて、シュールなBGMとしてハマっておりました☆)
見えなくても女の子の様子から痴漢されているな〜と分かれば、されていると思われる場所をガン見します。向うも見えないように絶妙に隠してやっているんですが、明らかに見えていなくても見えているが如くにガン見するんです。そうすると「ちょっと見えているのか?」と痴漢者がモジモジし始めたり、止めたりするものです。もうその時の私は目から光線が出ているんじゃないかというぐらいの凝視なんで、はたからみたら私の方が怪しい人間なんですけど(笑)
やる側はスリリングを味わっているのかもしれませんが、10代の被害者なんかはトラウマになることだってあるでしょう。かといって分かるように捕まえちゃうとそれはそれで傷つく子もいるだろうし、私だって多少は怖い。なので犯人をビビらせてやる気が少しでも失せるくらいの努力はしたいのです。
話は戻して、例の怪しい男。
手を自分の太股脇に置き、隣りの女の子の股を手の甲で触れてニヤニヤ。ううむ、怪しい!しかし、服の上から手の甲で触ったくらいじゃセーフだ。もしかしたら顔がコントみたいに怪しいだけかもしれない。冷静な目を意識しつつ、ジュンコのパトロールは尾行並みに気づかれないよう秘密裏に行われました。
そして次の駅、女子高生が私の隣りに座り、怪しい男と女子高生が向かい合わせに。その途端、男の顔芸がピークに!!
かかった!お前やっぱり何か企んでるだろぉ〜〜!!
刑事ジュンコの車に赤ランプを付ける準備をしつつ、男を観察。幸いなことに、女子高生は焦げ茶のタイツを履いていたので、スカートが短くてもパンチラはない。
でももう男の顔が有罪!って感じなんですよ。コントでもこんな分かりやすいやらしい顔できる芸人少ないわ!と思える秀逸さ。完全アウトなテへペロ状態。
怪しい動きはあれど、これといった悪さもしないまま終点の東京駅へ。
悪い事しないならそれに越した事はない。これから気をつけなさいよ、と交番のおまわりさんの気分で怪しい男を送り出しました。
その男、ホームに降りるなりいきなりのダッシュ!若さ故に随分先に階段を昇っている女子高生の後ろにくっつくように当たって行きました。お、お前〜〜〜!!
女子高生は何が起きたかわからず、でもあのおっさん怪しい…くらいの様子。どうやら男は接触するだけで満足だった模様。セーフではないけど女子高生は大丈夫そうだし、つか、私は遥か後ろに出遅れているし、まあ目をつぶりましたよ。全く、油断も隙もありゃしない!
一仕事終えたような気持ちで電車を乗り換えて、外を眺められる扉付近に立ちました。やっと平穏になったな〜と思いながら、ふとすぐ脇に座っている人を見ると、すごい勢いで鼻を掘っている爺さま!!
ちょ、ちょっと…!その指どうするつもりよ?!と少し後ずさりふと爺さまの横顔を見ると、眼鏡の柄にシルバーのドクロマーク…!!なんで〜〜〜?!
爺さまの推定年齢75歳。孫が要らなくなったものを「もったいない」と譲り受けたか、結構小さいドクロなので購入する時に気づかなかったか…眼鏡ゲットの経緯を想像する私。どういう経緯にしろ老眼レンズが入っているはずで、レンズ入れ替えた人は「これドクロマーク入ってるけど、、、いいのか?」とたじろいだはず。。。
そんなことに悶々としているうちに目的地へー。
これ、約1時間の移動時間内での出来事。車内でおちおち寝ていられないわ…!!
私もいつも通り制作したりしながらも、自分にとっては思い切りのある行動として、本を売りになど行ってみました。
この日記を読んでくださっている方はご存知の通り、ワタクシはアンチ断捨離。しかも、ドストライクな内容でなくても「本」というものに愛情を感じやすいのです。たぶん「紙」好き、「印刷物」好きが大いに影響しているとは思うんですが。
とは言っても、多少処分しないといけない状況なのは事実。というわけで行ったんですが…本を売るというのは切ない行為ですね。。。
目の前で旅立つというだけでも辛いのに、購入の5%にも満たない金額(消費税以下!)で買い取られ、中には無料なものもあるなんて…!!
家に帰ってきてビックリしましたよ、内訳みたら合計冊数が半分で!!
なんか本自体に「価値無し」と言われているようで切ねえ。。。しかも全部状態がいい本だったんですよ。0円だった本はどこへ行くんでしょう。これで店先に出てたら怒るでしかし!!
せっかく思い切って売りに行ったのに本が不当な扱いを受けて、また本を処分したくなくなってしまった私…。
どうしたらいいんでしょうね?書庫ができるくらいのサクセスは期待できないし、いっそのこと古新聞と一緒にリサイクルしてもらった方がいいんでしょうか。古本は著者や出版社は潤わないわけですし、紙媒体に頑張ってもらうにはそれがいい方法かもしれない、と思った今日この頃でした。
はい。ということで、初っぱなからちっちゃーい憤りをお届けいたしました☆
こういう日ですが、相変わらずなコイケ節で失礼させていただきます!
昨日は土曜日でしたが、朝早くから電車移動。
隣りに座っている人のイヤホンからシャンシャン聞こえてきたのでちょっと横目で確認したら、まさかの60代後半と思われるマダム…!
見た目普通の大人しそうな地味マダムなんですよ!しかし漏れてくるリズムはかなりアップテンポな曲。よく見ると、マダム縦揺れしてる?!
なに?何の曲なの?!韓流なの?!東方神起かなんか??必死に漏れている音を拾おうとしましたが、韓流音楽をほとんど知らない私は完敗。結局何も掴めないまま、マダムは降りてしまいました…。演歌聴きそうなマダムを縦揺れさせる魅惑の曲がなんなのか知りたかった。。。
マダムが降りてホッと一息かと思いきや、ちょっとぽっちゃりした作業服の男が乗ってきました。
嬉しそうに何かに気がついた顔をして、わざわざ寝込んでいる女の子の隣りに座る男。ちょっと斜め上を見たり、鼻を伸ばしながらすんごい横目で女の子を見たりしていたので、これは怪しい!とジュンコの勝手にパトロールが始まりました。
話はそれますが、私でも若い頃はたまに痴漢に遭いました。それ故、痴漢された側の気持ちが分かります。
制服を着ていると特に横行します。Hな痴漢をすること自体が目的なんでしょうが、人に気付かれると恥ずかしくもある女の子がモジモジ避けようとする姿にも興奮するんでしょうね。
なので、痴漢されることがなくなるくらい貫禄がついてからは、痴漢野郎を見つけると「第三者が気付いているぞ」というアプローチをするように心がけています。
具体的にどういう事かというと、私の武器・指圧を駆使して、痴漢をしている手を男勝りな掴みで誰がやったかわからない絶妙な方向へ引っ張る。これをやると背中越しに焦っているのが分かります。
ちなみに、実際に目撃できたのはこの時だけだったので、やったことは一度しかありませんが。(その時私のポータブルプレイヤーではリップスライムが「それ〜ぞれ〜ひとつのlife、それ〜ぞれ〜が選んだstyle、ひとっつの愛をyeah yeah♪」とアンニュイにラップしていて、シュールなBGMとしてハマっておりました☆)
見えなくても女の子の様子から痴漢されているな〜と分かれば、されていると思われる場所をガン見します。向うも見えないように絶妙に隠してやっているんですが、明らかに見えていなくても見えているが如くにガン見するんです。そうすると「ちょっと見えているのか?」と痴漢者がモジモジし始めたり、止めたりするものです。もうその時の私は目から光線が出ているんじゃないかというぐらいの凝視なんで、はたからみたら私の方が怪しい人間なんですけど(笑)
やる側はスリリングを味わっているのかもしれませんが、10代の被害者なんかはトラウマになることだってあるでしょう。かといって分かるように捕まえちゃうとそれはそれで傷つく子もいるだろうし、私だって多少は怖い。なので犯人をビビらせてやる気が少しでも失せるくらいの努力はしたいのです。
話は戻して、例の怪しい男。
手を自分の太股脇に置き、隣りの女の子の股を手の甲で触れてニヤニヤ。ううむ、怪しい!しかし、服の上から手の甲で触ったくらいじゃセーフだ。もしかしたら顔がコントみたいに怪しいだけかもしれない。冷静な目を意識しつつ、ジュンコのパトロールは尾行並みに気づかれないよう秘密裏に行われました。
そして次の駅、女子高生が私の隣りに座り、怪しい男と女子高生が向かい合わせに。その途端、男の顔芸がピークに!!
かかった!お前やっぱり何か企んでるだろぉ〜〜!!
刑事ジュンコの車に赤ランプを付ける準備をしつつ、男を観察。幸いなことに、女子高生は焦げ茶のタイツを履いていたので、スカートが短くてもパンチラはない。
でももう男の顔が有罪!って感じなんですよ。コントでもこんな分かりやすいやらしい顔できる芸人少ないわ!と思える秀逸さ。完全アウトなテへペロ状態。
怪しい動きはあれど、これといった悪さもしないまま終点の東京駅へ。
悪い事しないならそれに越した事はない。これから気をつけなさいよ、と交番のおまわりさんの気分で怪しい男を送り出しました。
その男、ホームに降りるなりいきなりのダッシュ!若さ故に随分先に階段を昇っている女子高生の後ろにくっつくように当たって行きました。お、お前〜〜〜!!
女子高生は何が起きたかわからず、でもあのおっさん怪しい…くらいの様子。どうやら男は接触するだけで満足だった模様。セーフではないけど女子高生は大丈夫そうだし、つか、私は遥か後ろに出遅れているし、まあ目をつぶりましたよ。全く、油断も隙もありゃしない!
一仕事終えたような気持ちで電車を乗り換えて、外を眺められる扉付近に立ちました。やっと平穏になったな〜と思いながら、ふとすぐ脇に座っている人を見ると、すごい勢いで鼻を掘っている爺さま!!
ちょ、ちょっと…!その指どうするつもりよ?!と少し後ずさりふと爺さまの横顔を見ると、眼鏡の柄にシルバーのドクロマーク…!!なんで〜〜〜?!
爺さまの推定年齢75歳。孫が要らなくなったものを「もったいない」と譲り受けたか、結構小さいドクロなので購入する時に気づかなかったか…眼鏡ゲットの経緯を想像する私。どういう経緯にしろ老眼レンズが入っているはずで、レンズ入れ替えた人は「これドクロマーク入ってるけど、、、いいのか?」とたじろいだはず。。。
そんなことに悶々としているうちに目的地へー。
これ、約1時間の移動時間内での出来事。車内でおちおち寝ていられないわ…!!
posted by コイケジュンコ at 23:44| Comment(0)
| 日記
2012年03月03日
それぞれの青春
私は確信しました。
ココスのおばちゃん、やはり私にサービスしてくれている…!!
私に優しくしてくれるおばちゃん(仮にOBAさんとしよう)が運んでくれたスイーツ、前回「あれ?すんげえ生クリーム多い!もしかしてサービスを?!」と思いましたが、人には手癖があるもの。きっと他の人もそうかも…とぬか喜びをしないように努めていました。(片想い)
そしてこの日、やはり明らかに多かった…!もう疑わないっ☆OBAさん、ありがとう!!(両想い)
今年初めに宣言していたココスでの食運、宣言通り急上昇でございます♪
ちなみに、ココスに行ったこの日は関東では珍しく雪が降った日。
外出時間と小学生の下校時間がちょうど重なったのですが、いや〜小学生の下校ってなんであんなに楽しそうなんですかね?!雪が降った事もあったのでしょう、下校中の遊び方がいつもの2割増しでした。
いろいろな集団が追いかけ回していて、どの子たちがどのグループかわからない入り乱れ状態。しかもいつのまにか私も巻き込まれていてカオス!!
たまにガードレールにバッグが引っかかっていて、「あら、忘れていっちゃったのかしら?!」と見渡すと、10m先で遊んでいる子どもたち。
下校中そんな本気で遊ばなくても。。。
「君たち、家はすぐそこだろう?!一回帰ったらどうだい?」と心の中で訴えている私の横を、高音で謎の歌を歌いながら通り過ぎる女子たち…。まるで異国に来ちゃったような気分でございます。
でも自分が小学生の頃もこんなんだったんだろうな〜。
移動中にこれくらい楽しめるよう心のゆとりを持ちたいところです。(大人なので怪しくない程度に!)
ちなみに、『コイケジュンコの愛着日記』って「ココス」話が多すぎる!と思われている方いらっしゃるかと思いますが、作品や仕事に関しての調べ物や勉強、この日記など、文字関係の事をファミレスやカフェでやることが多い流れで話題に出やすいのかもしれません。言葉を使っているのに、話が飛び交っている所の方が何故か集中できるんですよね〜。
その場所の殆どがココスなんですが、気分を変えて違う店に行ったりもします。お店の雰囲気・メニューもさることながら、客層が違うのが結構気分転換になります。
先日はマクドナルドへ行きましたが、やはりココスより年齢層が低い!学生さんが多いですね。
私が席に着くと、すぐ近くで男子高校生(多分1年生)4人が猛宿題中でした。私も勉強しに行ったので軽く仲間っぽい溶け込みに☆
どうやら明日〆切の宿題が終わらない量のようでダラけてきたところでした。
中学校の頃の同級生たちとのプリクラを取り出しキャッキャ始まったり(案外、女子と同じね☆)、話しながら携帯ゲームをし始めたり、もうちょっと頑張ろうと思っている子は自分を奮い立たせるように問題を声に出して読み「『○○が○○になり…』あ〜はいはい、なりますねっ!『○○となった時』はいはい、それで?『○○が○○の方向へ』はいはい、行ったとしましょう!」と何故か問題文と漫談風掛け合い!さすがに気になって私も勉強どころじゃありませんよ!!
そのうち4人は「この宿題どうやっても終わらなくね?」みたいな流れになりまして、誰かの家に泊まってやろうぜということに。そして「お前ん家にしようぜ」「俺ん家はダメだよ!お前ん家でいいじゃん」と終わりのない交渉会が…その時間があったら…(遠い目)
話している間に嫌になってきてしまったのか「つーか、もう諦めね?」という更なる流れになり、最後は「あ〜カラオケ行きてえな〜!」と天を見上げながら叫んで、この話し合い終了〜。
もう諦めて帰るのかな…と思われたその時、トイレから帰ってきた子が「二階空いてたから移ろうぜ!」と提案、4人は二階へと上がっていきました…ええ〜!あんなノリだったのにまだ粘るの〜?!つかちゃんと宿題やるのぉ〜〜???
でも、高校生の頃とかってあんな感じだったな、と。ああいうダラダラ終わらない時間が退屈で一番愛おしい時間だったなと思い出しました。
色々な世代の生態を観察していると、その年その年で面白さというか幸せの形って違うな〜としみじみ感じますね。いつだって人生の春、青春なんだな〜と。そう、私だって!!
あ…でも、こう並べてみると、私の幸せしょぼすぎませんか…??
ココスで生クリーム増量された以上の春、切望(涙)!!
ココスのおばちゃん、やはり私にサービスしてくれている…!!
私に優しくしてくれるおばちゃん(仮にOBAさんとしよう)が運んでくれたスイーツ、前回「あれ?すんげえ生クリーム多い!もしかしてサービスを?!」と思いましたが、人には手癖があるもの。きっと他の人もそうかも…とぬか喜びをしないように努めていました。(片想い)
そしてこの日、やはり明らかに多かった…!もう疑わないっ☆OBAさん、ありがとう!!(両想い)
今年初めに宣言していたココスでの食運、宣言通り急上昇でございます♪
ちなみに、ココスに行ったこの日は関東では珍しく雪が降った日。
外出時間と小学生の下校時間がちょうど重なったのですが、いや〜小学生の下校ってなんであんなに楽しそうなんですかね?!雪が降った事もあったのでしょう、下校中の遊び方がいつもの2割増しでした。
いろいろな集団が追いかけ回していて、どの子たちがどのグループかわからない入り乱れ状態。しかもいつのまにか私も巻き込まれていてカオス!!
たまにガードレールにバッグが引っかかっていて、「あら、忘れていっちゃったのかしら?!」と見渡すと、10m先で遊んでいる子どもたち。
下校中そんな本気で遊ばなくても。。。
「君たち、家はすぐそこだろう?!一回帰ったらどうだい?」と心の中で訴えている私の横を、高音で謎の歌を歌いながら通り過ぎる女子たち…。まるで異国に来ちゃったような気分でございます。
でも自分が小学生の頃もこんなんだったんだろうな〜。
移動中にこれくらい楽しめるよう心のゆとりを持ちたいところです。(大人なので怪しくない程度に!)
ちなみに、『コイケジュンコの愛着日記』って「ココス」話が多すぎる!と思われている方いらっしゃるかと思いますが、作品や仕事に関しての調べ物や勉強、この日記など、文字関係の事をファミレスやカフェでやることが多い流れで話題に出やすいのかもしれません。言葉を使っているのに、話が飛び交っている所の方が何故か集中できるんですよね〜。
その場所の殆どがココスなんですが、気分を変えて違う店に行ったりもします。お店の雰囲気・メニューもさることながら、客層が違うのが結構気分転換になります。
先日はマクドナルドへ行きましたが、やはりココスより年齢層が低い!学生さんが多いですね。
私が席に着くと、すぐ近くで男子高校生(多分1年生)4人が猛宿題中でした。私も勉強しに行ったので軽く仲間っぽい溶け込みに☆
どうやら明日〆切の宿題が終わらない量のようでダラけてきたところでした。
中学校の頃の同級生たちとのプリクラを取り出しキャッキャ始まったり(案外、女子と同じね☆)、話しながら携帯ゲームをし始めたり、もうちょっと頑張ろうと思っている子は自分を奮い立たせるように問題を声に出して読み「『○○が○○になり…』あ〜はいはい、なりますねっ!『○○となった時』はいはい、それで?『○○が○○の方向へ』はいはい、行ったとしましょう!」と何故か問題文と漫談風掛け合い!さすがに気になって私も勉強どころじゃありませんよ!!
そのうち4人は「この宿題どうやっても終わらなくね?」みたいな流れになりまして、誰かの家に泊まってやろうぜということに。そして「お前ん家にしようぜ」「俺ん家はダメだよ!お前ん家でいいじゃん」と終わりのない交渉会が…その時間があったら…(遠い目)
話している間に嫌になってきてしまったのか「つーか、もう諦めね?」という更なる流れになり、最後は「あ〜カラオケ行きてえな〜!」と天を見上げながら叫んで、この話し合い終了〜。
もう諦めて帰るのかな…と思われたその時、トイレから帰ってきた子が「二階空いてたから移ろうぜ!」と提案、4人は二階へと上がっていきました…ええ〜!あんなノリだったのにまだ粘るの〜?!つかちゃんと宿題やるのぉ〜〜???
でも、高校生の頃とかってあんな感じだったな、と。ああいうダラダラ終わらない時間が退屈で一番愛おしい時間だったなと思い出しました。
色々な世代の生態を観察していると、その年その年で面白さというか幸せの形って違うな〜としみじみ感じますね。いつだって人生の春、青春なんだな〜と。そう、私だって!!
あ…でも、こう並べてみると、私の幸せしょぼすぎませんか…??
ココスで生クリーム増量された以上の春、切望(涙)!!
posted by コイケジュンコ at 21:14| Comment(0)
| 日記
2012年02月18日
私は冬のマタドール
本日、マクドナルドに行きましたら、40歳過ぎと思われる店員さんにゆっくり聞き取りやすく「飲み物はどうしますかぁ?」「じゃあ右にずれて待っててねえ〜☆」などと言われたコイケです。こんばんは。
アラフォーを完全にローティーン扱い…!!
たまにあるんです、ファーストフードのローティーン扱い事件。その前後のお客さんには普通に対応されているので、間違いなく人をみてやっていると思われます。10以上年下であろう店員さんにもやられたりもします。ああいう時って相手は躊躇なくやってくるので、「よく見て老けに気づいてバツが悪くならないようにしなきゃ!」とこちらが焦りますね。
とりあえず、多少天真爛漫な少女を装います。知り合いには見せられません…。
特にここ数年「老けてきたなあ〜」と自分でも悩んでいるのに間違えられるのは、たぶん、内面からにじみ出る若さ、もとい青さなんでしょうねえ〜。。。
前に「よく他人に似ていると言われる」と日記にも書きましたが、年齢も然りで様々な年齢を言われたりします。そして絶対に「若い女性」世代ではない!
22歳の頃、7つ年下の弟の母親だと2人連続で間違えられ、その1ヶ月後、薬局のおっちゃんに14歳以下だと間違えられるという驚愕なことが起きました。おっちゃんに「これ15歳以上しか飲めない薬だから」と言われた時は「何のことだ?」と一瞬わかりませんでしたよ!
私の20代はどこへ…(遠い目)
そんな年齢迷子な私は、それこそ迷子になりそうな祭典「テーブルウェア・フェスティバル2012」に付き添いで行ってまいりました。
格式高いテーブルセッティングには無縁な私ですが、色々な地域の器屋さんが集結していて興味深いですし、何より年齢層が高い!皆が食器に夢中になっている時、私は爺婆ウキウキウォッチング☆(怪しい!)
ただ今年はマスクの方が多く、収穫ありませんでした…残念!
この展示会、食器等の販売だけでなく賞を取った方々や著名人によるテーブルセッティング展示もあります。
毎年出されている黒柳の徹子さんの今年の作品は、80年代を思わせる淡いピンクで統一。一歩間違えるとダサくなりそうなこの色味を上品な魅力で仕上げる、さすがは徹子!ヴェニス的なバックの写真が安っぽかったですが、繊細な中に力技を感じる、なんつーか濃さがにじみ出ています。ちなみに数年前の徹子作品は、薄いグリーンを色調にした素敵な空間に、よく見ると席ごとに「マリア・カラス様」「坂本龍馬様」など自分が招きたい人のネームプレートが…。一見毒のない上品で優しい作品に人間的濃さが見え隠れする徹子作品が毎回楽しみであります。
徹子作品を筆頭にいわゆるマダムたちが「素敵ね〜」という作品が並ぶ中、いきなり道頓堀の街並みに囲まれたコテコテの大阪テーブルセッティングブースが…!意外にも萬田久子作品でした。
たしかに彼女は関西人。でも「プリティーウーマン」をBGMに颯爽とモデルウォーキングするようなイメージがある彼女が、食品サンプルてんこ盛りの私が大好きなテイストを打ち出してくるとは…!しかも会場で完全に浮いとるやないかい☆
ちょっと空気が読めない萬田久子に好感を持った私でございました。
それにしても大変な賑わいでした!混まないうちに…と早めに行ったのですが、おばさまたちは朝が早いので仇となりました(笑)
人も多いですが展示販売の場所は所狭しと商品が並んでいるので、リュックを背負っていた私は割れ物に細心の注意を払いながら見て回っていました。
皆さん様々な器に夢中でしたが、私の場合かなりフラットな気持ちで臨んだため、会場で一番夢中になったことは「いかにぶつからないか」ということでした。器ではなくおばさまたちに。。。
40代が見えてきた私は、身体の空間把握が鈍ってきているのを感じる今日この頃。ここ最近はテーブルのコーナーがうまく曲がれなくなってきて、しょっちゅう太ももに青あざを作る始末。
それを考えると分かる気がします。おばさまたちの猪突猛進。
もしかして私が見えてないのかもしれない!と思ってしまうほど、目的地に最短距離でまっすぐ向かってくるおばさまたち。止まっている身としては、「え?そのうち避けるんだよね?」とドキドキ。しかし全く歩みを緩めようとしないので、間際で私がひらりと避けることに。
この緊張感、まるでマタドールですよ!!
正面からだと、ひらり、ひらりと避けてることができるのですが、私の背中のリュックにぶつかるおばさまも多数…。
しかも結構な猛進なため勢いよくリュックが飛ばされ半回転!!それによりまた違うおばさまがぶつかってきて更に半回転!!人間回転扉と化す私。
ぶつかりながらお店からどんどん遠ざかっていく…しかし混んでいるのでどこにいてもぶつかってしまう…最後にはピンボールの如く身を委ねておりました☆
色々面白かった展示でしたが、人の熱気&マタドール大活躍により翌日に大きな疲れを残すことに…。
20,30年経った時、あのおばさまたちのようなバイタリティーが私にあるかしら?!自信ない。。。体力つけなきゃいかんな〜と反省する機会となりました。
そして、またこのフェスティバルに行くことあれば、絶対にリュックで行くまいと心に誓ったのでありました…。
アラフォーを完全にローティーン扱い…!!
たまにあるんです、ファーストフードのローティーン扱い事件。その前後のお客さんには普通に対応されているので、間違いなく人をみてやっていると思われます。10以上年下であろう店員さんにもやられたりもします。ああいう時って相手は躊躇なくやってくるので、「よく見て老けに気づいてバツが悪くならないようにしなきゃ!」とこちらが焦りますね。
とりあえず、多少天真爛漫な少女を装います。知り合いには見せられません…。
特にここ数年「老けてきたなあ〜」と自分でも悩んでいるのに間違えられるのは、たぶん、内面からにじみ出る若さ、もとい青さなんでしょうねえ〜。。。
前に「よく他人に似ていると言われる」と日記にも書きましたが、年齢も然りで様々な年齢を言われたりします。そして絶対に「若い女性」世代ではない!
22歳の頃、7つ年下の弟の母親だと2人連続で間違えられ、その1ヶ月後、薬局のおっちゃんに14歳以下だと間違えられるという驚愕なことが起きました。おっちゃんに「これ15歳以上しか飲めない薬だから」と言われた時は「何のことだ?」と一瞬わかりませんでしたよ!
私の20代はどこへ…(遠い目)
そんな年齢迷子な私は、それこそ迷子になりそうな祭典「テーブルウェア・フェスティバル2012」に付き添いで行ってまいりました。
格式高いテーブルセッティングには無縁な私ですが、色々な地域の器屋さんが集結していて興味深いですし、何より年齢層が高い!皆が食器に夢中になっている時、私は爺婆ウキウキウォッチング☆(怪しい!)
ただ今年はマスクの方が多く、収穫ありませんでした…残念!
この展示会、食器等の販売だけでなく賞を取った方々や著名人によるテーブルセッティング展示もあります。
毎年出されている黒柳の徹子さんの今年の作品は、80年代を思わせる淡いピンクで統一。一歩間違えるとダサくなりそうなこの色味を上品な魅力で仕上げる、さすがは徹子!ヴェニス的なバックの写真が安っぽかったですが、繊細な中に力技を感じる、なんつーか濃さがにじみ出ています。ちなみに数年前の徹子作品は、薄いグリーンを色調にした素敵な空間に、よく見ると席ごとに「マリア・カラス様」「坂本龍馬様」など自分が招きたい人のネームプレートが…。一見毒のない上品で優しい作品に人間的濃さが見え隠れする徹子作品が毎回楽しみであります。
徹子作品を筆頭にいわゆるマダムたちが「素敵ね〜」という作品が並ぶ中、いきなり道頓堀の街並みに囲まれたコテコテの大阪テーブルセッティングブースが…!意外にも萬田久子作品でした。
たしかに彼女は関西人。でも「プリティーウーマン」をBGMに颯爽とモデルウォーキングするようなイメージがある彼女が、食品サンプルてんこ盛りの私が大好きなテイストを打ち出してくるとは…!しかも会場で完全に浮いとるやないかい☆
ちょっと空気が読めない萬田久子に好感を持った私でございました。
それにしても大変な賑わいでした!混まないうちに…と早めに行ったのですが、おばさまたちは朝が早いので仇となりました(笑)
人も多いですが展示販売の場所は所狭しと商品が並んでいるので、リュックを背負っていた私は割れ物に細心の注意を払いながら見て回っていました。
皆さん様々な器に夢中でしたが、私の場合かなりフラットな気持ちで臨んだため、会場で一番夢中になったことは「いかにぶつからないか」ということでした。器ではなくおばさまたちに。。。
40代が見えてきた私は、身体の空間把握が鈍ってきているのを感じる今日この頃。ここ最近はテーブルのコーナーがうまく曲がれなくなってきて、しょっちゅう太ももに青あざを作る始末。
それを考えると分かる気がします。おばさまたちの猪突猛進。
もしかして私が見えてないのかもしれない!と思ってしまうほど、目的地に最短距離でまっすぐ向かってくるおばさまたち。止まっている身としては、「え?そのうち避けるんだよね?」とドキドキ。しかし全く歩みを緩めようとしないので、間際で私がひらりと避けることに。
この緊張感、まるでマタドールですよ!!
正面からだと、ひらり、ひらりと避けてることができるのですが、私の背中のリュックにぶつかるおばさまも多数…。
しかも結構な猛進なため勢いよくリュックが飛ばされ半回転!!それによりまた違うおばさまがぶつかってきて更に半回転!!人間回転扉と化す私。
ぶつかりながらお店からどんどん遠ざかっていく…しかし混んでいるのでどこにいてもぶつかってしまう…最後にはピンボールの如く身を委ねておりました☆
色々面白かった展示でしたが、人の熱気&マタドール大活躍により翌日に大きな疲れを残すことに…。
20,30年経った時、あのおばさまたちのようなバイタリティーが私にあるかしら?!自信ない。。。体力つけなきゃいかんな〜と反省する機会となりました。
そして、またこのフェスティバルに行くことあれば、絶対にリュックで行くまいと心に誓ったのでありました…。
posted by コイケジュンコ at 01:58| Comment(0)
| 日記
2012年02月03日
国芳のススメ
早くも2月ですね〜。
1月は反省しきりなダラダラした生活をしてしまいました。。。
とは言いつつ、色々なものを見に行ったりして吸収できた月だったので、今月は発散しまくれるよう頑張ります!
先月見に行った中で印象深かったのは「歌川国芳展」。まだやっていますので、宣伝するような気持ちでレポートしたいと思います!(長すぎる日記なので宣伝になりうるかは分かりませんが。。。)
浮世絵師は広重派な私としては、実は半年ぐらい前に急激に興味を持った浮世絵師でして、ゴッホ展に続いて私的にグッドタイミングな展覧会!!これは行くしかないだろうと、作品入れ替え前後2回とも見に行きました。
いや〜パワフル!鑑賞でこんなに消耗したのは久々というくらい、見ているだけなのにグロッキーになってしまいましたよ。
国芳といえば、狸の○○の使い道の可能性を見いだした人で有名ですが(知らない方は今すぐ検索!度肝抜かれるとともに国芳と友達になりたくなること請け合い)、実物を見た感想はまず「躍動感がハンパない」!
特に武者絵の躍動感たるや素晴らしい!
また、武者絵は絵としてだけでなく、彫り・刷り表現が素晴らしいんです!これでもか、な細かさ。
1回目見に行った時は、「彫り師も刷り師も『国芳、細けえよ(怒)!』と思ったのでは」と気を揉んだのですが、2回目見に行って「いや、これは自発的な細かさだ」と考えを新たにしました。それくらい執拗な細かさです。
版元、絵師、彫り師、刷り師がいいタッグを組めていたんじゃないかな〜と察します。
是非本物を見に行ってほしいです!(白や淡い色味にも細かい空刷り(エンボス)があったりするのでそこにも注目です!)
そして国芳を語る上で戯画を外すことはできないでしょう。
THE国芳!爆発力があります。戯画が作られたのは、役者・芸者絵などが禁止されたことにより出てきた苦肉の策だったのですが、「止めろと言われると余計に燃えるタイプ♡」なんでしょうね。国芳ったらノリノリやないかい(笑)と突っ込みたくなるくらいの生き生きした作品群。
前述した狸を筆頭に、独特のネタ作りが上手いタイプでありユーモアの才能もある。今の時代だったらコントの構成作家なんかにも向いていたのでは?!といらぬことを想像してしまいました☆
実はこの国芳、広重とタメです。同じ年に生まれていたんですよ…驚愕!!
広重は北斎をライバル視していたし、国芳には近代の匂いがプンプンするので次世代だと思っていました。。。なんか別次元で生きていた絵師のよう…。
特に戯画を見ていて感じるのですが、国芳はあまり周りにとらわれないタイプだったのかも。色々な制約があった世界のはずなんですが、作品から自由さと楽しさが伝わってくるんですよね。だからこそ今見てもダイレクトに面白いと思えるのかなと。
禁役者絵の抜け道として描かれた落書きのような作品なんて、「これが江戸時代に描かれたの?!」と皆驚くことでしょう。
西洋の技術が入ってきていたこの時代に、逆を行く(しかし新しい!)「ヘタウマ絵」もノリノリで描いちゃうのは国芳の物事にとらわれない性格も出ている気がします。またこれが面白い作品なんですよ!なんでも国芳節にしてしまう振り幅の広さに感服です。
また、他の江戸浮世絵師と違う所は、イマジネーションの豊かさではないでしょうか。現実と化物の融合を描かせたら天下一品!
あと、演出力が長けていると思います。
例えば波の表現。波というと北斎が浮かびます。「これは北斎の波だな」と分かる彼の真骨頂がある。国芳の場合は、物語やテイストによって表現がガラッと変わる。ひとつを極めるというよりは演出するために新しいアイディアを盛り込んでいるように思います。
そのため、より具体的に情景が浮かぶのかもしれません。静止画というよりはマンガの一コマ的、この後の物語がぶわ〜〜っと見ている者の頭に浮かぶ、そんな作品が多いです。
現代だったらすごいマンガを描きそう、いや、今の世界だったら映画だって撮ったかもしれない…そんなことを思わせる、浮世絵という枠では収まらない国芳の魅力を、皆さんも是非自分の目で確かめてみてください!
国芳について熱く語りましたが、浮世絵鑑賞というのは江戸時代の人々の暮らしや関心事を知る機会でもあります。
ということで、国芳展においてもうひとつオススメなのは子ども絵です。
これは、江戸時代の子どもの遊びなどを知る事ができるのですが、私的に注目すべきは遊びではなく髪型…!!
皆、驚愕なヘアースタイルなんですよ…坊主&ちょろ毛!!
小さい子どもの髪を剃るようになったのは平安時代からだったそうですが、年齢によって剃る位置がちょっとずつ変わるこのスタイルは、やはり江戸時代からの習わしだったのではないかと想像。江戸時代の人の願掛けは細かいですから。
前髪と横の毛だけ伸ばしてあと剃りあげている髪型なんて、「もういっそのこと全部剃ってくれ…(泣)!!」と叫びますね、私だったら。
様々な剃りにかわいらしく結っている姿は新手のパンク集団のようです。
破れたTシャツが似合いそうな頭で可愛いおべべを着ている様は、なかなかパンチの効いたビジュアルになっております。。。
こんな邪な目で見ているのは私だけかしら…でも一度気付いてしまうと目が離せない…!!
ここを読んだ皆さまも、読んでしまったからには私と一緒に子どもの髪型にとらわれましょう☆
あ、余談ですが、残念ながら春画はありませんでした。
かなり露骨な表現なため展覧会場ではなかなかお目見えいたしませんが、かなり贅沢な作りになっている版画なので、生で見てみたいんですよね〜。
キュレーターの皆様、浮世絵展示の際にはレンタルビデオ屋のアダルトコーナーのようなのれんを作って、春画展示を是非お願いいたします♡
1月は反省しきりなダラダラした生活をしてしまいました。。。
とは言いつつ、色々なものを見に行ったりして吸収できた月だったので、今月は発散しまくれるよう頑張ります!
先月見に行った中で印象深かったのは「歌川国芳展」。まだやっていますので、宣伝するような気持ちでレポートしたいと思います!(長すぎる日記なので宣伝になりうるかは分かりませんが。。。)
浮世絵師は広重派な私としては、実は半年ぐらい前に急激に興味を持った浮世絵師でして、ゴッホ展に続いて私的にグッドタイミングな展覧会!!これは行くしかないだろうと、作品入れ替え前後2回とも見に行きました。
いや〜パワフル!鑑賞でこんなに消耗したのは久々というくらい、見ているだけなのにグロッキーになってしまいましたよ。
国芳といえば、狸の○○の使い道の可能性を見いだした人で有名ですが(知らない方は今すぐ検索!度肝抜かれるとともに国芳と友達になりたくなること請け合い)、実物を見た感想はまず「躍動感がハンパない」!
特に武者絵の躍動感たるや素晴らしい!
また、武者絵は絵としてだけでなく、彫り・刷り表現が素晴らしいんです!これでもか、な細かさ。
1回目見に行った時は、「彫り師も刷り師も『国芳、細けえよ(怒)!』と思ったのでは」と気を揉んだのですが、2回目見に行って「いや、これは自発的な細かさだ」と考えを新たにしました。それくらい執拗な細かさです。
版元、絵師、彫り師、刷り師がいいタッグを組めていたんじゃないかな〜と察します。
是非本物を見に行ってほしいです!(白や淡い色味にも細かい空刷り(エンボス)があったりするのでそこにも注目です!)
そして国芳を語る上で戯画を外すことはできないでしょう。
THE国芳!爆発力があります。戯画が作られたのは、役者・芸者絵などが禁止されたことにより出てきた苦肉の策だったのですが、「止めろと言われると余計に燃えるタイプ♡」なんでしょうね。国芳ったらノリノリやないかい(笑)と突っ込みたくなるくらいの生き生きした作品群。
前述した狸を筆頭に、独特のネタ作りが上手いタイプでありユーモアの才能もある。今の時代だったらコントの構成作家なんかにも向いていたのでは?!といらぬことを想像してしまいました☆
実はこの国芳、広重とタメです。同じ年に生まれていたんですよ…驚愕!!
広重は北斎をライバル視していたし、国芳には近代の匂いがプンプンするので次世代だと思っていました。。。なんか別次元で生きていた絵師のよう…。
特に戯画を見ていて感じるのですが、国芳はあまり周りにとらわれないタイプだったのかも。色々な制約があった世界のはずなんですが、作品から自由さと楽しさが伝わってくるんですよね。だからこそ今見てもダイレクトに面白いと思えるのかなと。
禁役者絵の抜け道として描かれた落書きのような作品なんて、「これが江戸時代に描かれたの?!」と皆驚くことでしょう。
西洋の技術が入ってきていたこの時代に、逆を行く(しかし新しい!)「ヘタウマ絵」もノリノリで描いちゃうのは国芳の物事にとらわれない性格も出ている気がします。またこれが面白い作品なんですよ!なんでも国芳節にしてしまう振り幅の広さに感服です。
また、他の江戸浮世絵師と違う所は、イマジネーションの豊かさではないでしょうか。現実と化物の融合を描かせたら天下一品!
あと、演出力が長けていると思います。
例えば波の表現。波というと北斎が浮かびます。「これは北斎の波だな」と分かる彼の真骨頂がある。国芳の場合は、物語やテイストによって表現がガラッと変わる。ひとつを極めるというよりは演出するために新しいアイディアを盛り込んでいるように思います。
そのため、より具体的に情景が浮かぶのかもしれません。静止画というよりはマンガの一コマ的、この後の物語がぶわ〜〜っと見ている者の頭に浮かぶ、そんな作品が多いです。
現代だったらすごいマンガを描きそう、いや、今の世界だったら映画だって撮ったかもしれない…そんなことを思わせる、浮世絵という枠では収まらない国芳の魅力を、皆さんも是非自分の目で確かめてみてください!
国芳について熱く語りましたが、浮世絵鑑賞というのは江戸時代の人々の暮らしや関心事を知る機会でもあります。
ということで、国芳展においてもうひとつオススメなのは子ども絵です。
これは、江戸時代の子どもの遊びなどを知る事ができるのですが、私的に注目すべきは遊びではなく髪型…!!
皆、驚愕なヘアースタイルなんですよ…坊主&ちょろ毛!!
小さい子どもの髪を剃るようになったのは平安時代からだったそうですが、年齢によって剃る位置がちょっとずつ変わるこのスタイルは、やはり江戸時代からの習わしだったのではないかと想像。江戸時代の人の願掛けは細かいですから。
前髪と横の毛だけ伸ばしてあと剃りあげている髪型なんて、「もういっそのこと全部剃ってくれ…(泣)!!」と叫びますね、私だったら。
様々な剃りにかわいらしく結っている姿は新手のパンク集団のようです。
破れたTシャツが似合いそうな頭で可愛いおべべを着ている様は、なかなかパンチの効いたビジュアルになっております。。。
こんな邪な目で見ているのは私だけかしら…でも一度気付いてしまうと目が離せない…!!
ここを読んだ皆さまも、読んでしまったからには私と一緒に子どもの髪型にとらわれましょう☆
あ、余談ですが、残念ながら春画はありませんでした。
かなり露骨な表現なため展覧会場ではなかなかお目見えいたしませんが、かなり贅沢な作りになっている版画なので、生で見てみたいんですよね〜。
キュレーターの皆様、浮世絵展示の際にはレンタルビデオ屋のアダルトコーナーのようなのれんを作って、春画展示を是非お願いいたします♡
posted by コイケジュンコ at 21:48| Comment(4)
| 日記
2012年01月27日
大寒は迷うにかぎる。
寒い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今年はいつになく寒いですね〜!!
夏苦手で冬大好きな私もさすがにこの寒さに堪え、肩が凝るほどの暖かい服装をして外出しておりますが、相変わらずの方向音痴を発揮し最後には暑くてのぼせる…という日々を繰り返しております☆
もうどうにかしたい!この方向音痴!!
昔よりだいぶマシにはなっているのですが、体力が10代とは違うので大変さはさほど変わっておりません。。。
先日も、友人の展示を見に国分寺に降り立った際、それは起こりました。
何気に降りたことのない駅でして、こういう時は嫌な予感しかありません。しかもこの日は大寒&雨のダブルパンチ!
徒歩5分程度で着く距離でしたが、油断することなく手堅く向かっておりました。その甲斐あって順調に進み、絶対ここらへん…というところで、、、目当てにしていた目印がない!
方向音痴は道の融通が利かないので目印至上主義です。そうするとゴールよりもまず目印!何故かゴールではなく目印探しが始まるわけです。。。
歩みは止めずにウロウロしながら、とりあえず展示主に連絡!
方向音痴歴も長いと「一番信じられないのは自分」、人に頼りまくります。
しかし、こういう日に限って電話が通じない!そして人が歩いていない!頼みの綱は傘を持ちつつかじかむ手で打つたどたどしいメールのみ…。
ただ、メールというのはタイムラグがあります。それが悲しいすれ違いを生んだりいたします。
この日もまさしくそうで、私が「今、○○の前にいます。どちらですか?」とメールを送った場所が、ゴール目の前だったのです…。(つーか、そんなに近くにいて何故気づかないんだ私…涙!)
そうとも知らずメールを送り終わった私は返事を待たずに、「来すぎたのかも」という間違った予測のもと、かなり引き返したところで地元のおばちゃん発見!
急いでいるようでしたが「背に腹はかえられぬ」と果敢に「○○ストア(目印)はどこですか?!」と訊ねると、運良く「あっちよ(私の逆…)!私も今から行くところなのよ」との言葉!
嗚呼、神は見捨てていなかった…!!
最初に迷ったところから見えるストアはお尻で看板が全くなかったために気づかなかったのです。おばちゃんの「この間も聞かれて、何があるのかな〜と思っていたのよ。へ〜ギャラリー!」という言葉が後押しをし、そうか〜それでか〜〜と完全に安心しきった私は、おばちゃんと談笑しながらストアに向かいました。
そして、もうすぐストアに着くという時に「でも、ストアの前は美容院しかなかったはずよ?」とおばちゃん衝撃の告白。
そ、そんなはずは…!!
とりあえず行ってみます!と早めにおばちゃんと別れ走って行くも、…やはり美容院しかない!!
どういうことだ…と途方に暮れながらメールをチェックしてみると先ほどのメールの返事が。
「向かいですよ」の文字。
嗚呼…!!きっとメール来た時ちょうど近くにいただろうに、おばちゃんと談笑して通り過ぎていたんだ〜〜〜!!雨の中膝落ちしそうになる私。
地図の印象から「通りにストア正面がないとおかしい!」と思っちゃっていたのですが、ストアの後ろでよかったようなんです。。。だって、ストア後ろに広い土地があってそれが通りに面してたし(泣)!!(注:方向音痴は、苦手意識から考えすぎる傾向があります。)
まあ、元はと言えば、メールの返事を大人しく待っていればよかったものの、焦って探しまくるから更なるロスを生んだんですけどね…。
そうと分かれば急ごうと、傘をさしながら走り出しました。カーブを曲がろうとすると、おばあさんが段差にカートの車輪が挟まって悪戦苦闘しているのが目の端に映りまして、戻ってお手伝いする事に。
急いでいた私を見ていたせいか、「大丈夫です!大丈夫です!」を連呼しながらおばあさんが焦り始めて力任せに前進させ、すんごい勢いでカートが横倒し!それとともに食料品がドサーーッ!!こんにゃく多っ!!!
傘を置いて雨に濡れながら食品を拾う二人ー。
かなりの月9状態ですよ!!脳内に小田和正の歌が流れましたよ!!
まあ残念ながら殿方ではありませんが…。しかも拾っているのはハンカチでも定期入れでもなく「こんにゃく」、だっつーね。。。
そんな劇的な場面もありつつ、ようやくギャラリーに到着!
時計を見ると、国分寺に降り立って30分が経とうとしておりました。。。
それにしても、新年まだ1ヶ月経っていませんが、もう結構な数迷っております。ちょっとペース早すぎ!
そしてこの日、迷っている時に素敵な看板を発見。
その名も『カラオケパブ ナイスバディ』!
ブフーッ!イイ、イイねえ!!と焦りながらも思わず激写☆
で、帰ってきて写真を確認したら『ナイスディ』…ナイスなのは「体」じゃなくて「日」でした!は、恥っ!!
でもですね、言い訳させていただくと、ロゴの感じとか配色とか「これは『ナイスバディ』にするところでしょう?!」という感じなんですよっ!
まあ、でも、私が脳内変換して生み出した言葉には違いありませんが…「ナイスバディ」。くう〜〜っ(恥)!!
落ち着け、ジュンコ落ち着け…!と自分に言ってやりたい1日でございました。
始まったばかりの2012年、小物ながらもすでに珍事件が多いので先が思いやられます。
やはり元旦に三千円のお年玉をもらったのが効いているんですかね〜…。
12月には立派なレディーになれるように頑張ります!
最後に、方向音痴講座!
方向音痴には、道の名前を言ってもわかりません!ビジュアル重視で動いております☆
以後、お見知りおきを♡(これからも迷う気満々!)
夏苦手で冬大好きな私もさすがにこの寒さに堪え、肩が凝るほどの暖かい服装をして外出しておりますが、相変わらずの方向音痴を発揮し最後には暑くてのぼせる…という日々を繰り返しております☆
もうどうにかしたい!この方向音痴!!
昔よりだいぶマシにはなっているのですが、体力が10代とは違うので大変さはさほど変わっておりません。。。
先日も、友人の展示を見に国分寺に降り立った際、それは起こりました。
何気に降りたことのない駅でして、こういう時は嫌な予感しかありません。しかもこの日は大寒&雨のダブルパンチ!
徒歩5分程度で着く距離でしたが、油断することなく手堅く向かっておりました。その甲斐あって順調に進み、絶対ここらへん…というところで、、、目当てにしていた目印がない!
方向音痴は道の融通が利かないので目印至上主義です。そうするとゴールよりもまず目印!何故かゴールではなく目印探しが始まるわけです。。。
歩みは止めずにウロウロしながら、とりあえず展示主に連絡!
方向音痴歴も長いと「一番信じられないのは自分」、人に頼りまくります。
しかし、こういう日に限って電話が通じない!そして人が歩いていない!頼みの綱は傘を持ちつつかじかむ手で打つたどたどしいメールのみ…。
ただ、メールというのはタイムラグがあります。それが悲しいすれ違いを生んだりいたします。
この日もまさしくそうで、私が「今、○○の前にいます。どちらですか?」とメールを送った場所が、ゴール目の前だったのです…。(つーか、そんなに近くにいて何故気づかないんだ私…涙!)
そうとも知らずメールを送り終わった私は返事を待たずに、「来すぎたのかも」という間違った予測のもと、かなり引き返したところで地元のおばちゃん発見!
急いでいるようでしたが「背に腹はかえられぬ」と果敢に「○○ストア(目印)はどこですか?!」と訊ねると、運良く「あっちよ(私の逆…)!私も今から行くところなのよ」との言葉!
嗚呼、神は見捨てていなかった…!!
最初に迷ったところから見えるストアはお尻で看板が全くなかったために気づかなかったのです。おばちゃんの「この間も聞かれて、何があるのかな〜と思っていたのよ。へ〜ギャラリー!」という言葉が後押しをし、そうか〜それでか〜〜と完全に安心しきった私は、おばちゃんと談笑しながらストアに向かいました。
そして、もうすぐストアに着くという時に「でも、ストアの前は美容院しかなかったはずよ?」とおばちゃん衝撃の告白。
そ、そんなはずは…!!
とりあえず行ってみます!と早めにおばちゃんと別れ走って行くも、…やはり美容院しかない!!
どういうことだ…と途方に暮れながらメールをチェックしてみると先ほどのメールの返事が。
「向かいですよ」の文字。
嗚呼…!!きっとメール来た時ちょうど近くにいただろうに、おばちゃんと談笑して通り過ぎていたんだ〜〜〜!!雨の中膝落ちしそうになる私。
地図の印象から「通りにストア正面がないとおかしい!」と思っちゃっていたのですが、ストアの後ろでよかったようなんです。。。だって、ストア後ろに広い土地があってそれが通りに面してたし(泣)!!(注:方向音痴は、苦手意識から考えすぎる傾向があります。)
まあ、元はと言えば、メールの返事を大人しく待っていればよかったものの、焦って探しまくるから更なるロスを生んだんですけどね…。
そうと分かれば急ごうと、傘をさしながら走り出しました。カーブを曲がろうとすると、おばあさんが段差にカートの車輪が挟まって悪戦苦闘しているのが目の端に映りまして、戻ってお手伝いする事に。
急いでいた私を見ていたせいか、「大丈夫です!大丈夫です!」を連呼しながらおばあさんが焦り始めて力任せに前進させ、すんごい勢いでカートが横倒し!それとともに食料品がドサーーッ!!こんにゃく多っ!!!
傘を置いて雨に濡れながら食品を拾う二人ー。
かなりの月9状態ですよ!!脳内に小田和正の歌が流れましたよ!!
まあ残念ながら殿方ではありませんが…。しかも拾っているのはハンカチでも定期入れでもなく「こんにゃく」、だっつーね。。。
そんな劇的な場面もありつつ、ようやくギャラリーに到着!
時計を見ると、国分寺に降り立って30分が経とうとしておりました。。。
それにしても、新年まだ1ヶ月経っていませんが、もう結構な数迷っております。ちょっとペース早すぎ!
そしてこの日、迷っている時に素敵な看板を発見。
その名も『カラオケパブ ナイスバディ』!
ブフーッ!イイ、イイねえ!!と焦りながらも思わず激写☆
で、帰ってきて写真を確認したら『ナイスディ』…ナイスなのは「体」じゃなくて「日」でした!は、恥っ!!
でもですね、言い訳させていただくと、ロゴの感じとか配色とか「これは『ナイスバディ』にするところでしょう?!」という感じなんですよっ!
まあ、でも、私が脳内変換して生み出した言葉には違いありませんが…「ナイスバディ」。くう〜〜っ(恥)!!
落ち着け、ジュンコ落ち着け…!と自分に言ってやりたい1日でございました。
始まったばかりの2012年、小物ながらもすでに珍事件が多いので先が思いやられます。
やはり元旦に三千円のお年玉をもらったのが効いているんですかね〜…。
12月には立派なレディーになれるように頑張ります!
最後に、方向音痴講座!
方向音痴には、道の名前を言ってもわかりません!ビジュアル重視で動いております☆
以後、お見知りおきを♡(これからも迷う気満々!)
posted by コイケジュンコ at 23:39| Comment(0)
| 日記
2012年01月18日
器もいいけど中身もいい…の、か(汗)?!
新年早々ココスへ行き、お皿を下げにきた店員さんに「今年もよろしくお願いします☆」と言われたコイケです。
今年もまたココスとの仲が急激に近くなりそうなよ・か・ん♡
ここから読んでくださっている方に補足いたしますと、ココスとはチェーン展開しているファミリーレストランです。
最近、数名の友人から「ココスって何?」と言われ衝撃を受けました。ココスって認知度低いの…?!
私の中では、「デニーズ」「ジョナサン」そして「ココス」が「三大ファミレス」なのですが(ロイホ、ガストはレベルが違うので対象外)、そうではなかったようです。。。
微力ながら、この日記でココス草の根運動をしていきたいと思います。皆さん、ココスは素敵なファミレスですよ〜!
話は変わりますが、今年おみくじは「吉」だった私。ミラクルなことに毎年と言っていいほど「大吉」が出るのですが、それに反していつもうだつが上がらない一年なので、多分「大吉」を出すことで一年の運を使っちゃっている気がするんですよね…。
ということで、今回「吉」が出たことでホッとしながら中を読んでみると、「男女のもつれあり」「男女の仲は進展させない方がいい」など、予定のない私に嫌味なほどの忠告…。
まあ、神様からもアドバイス頂いているので今年は恋愛はお休みして、ココスと食の仲を深めたいと思います☆
さて、今年最初の展覧会鑑賞は、たばこと塩の博物館でやっていた「エンゼルの贈り物」展でした。
森永製菓のこれまでの商品パッケージの展示!印刷物好きにはたまらない企画なので、最終日に滑り込んできました。
たばこと塩の博物館って名前はよく知っていましたけど、実際に入ったのはこれが初めて。渋谷パルコのすごく近くで、入館料なんと100円!(年間パスポート500円!!)
なんで今まで行かなかったのだろうと悔やまれる気軽さです。
そんな博物館外で、チョコボールキャラクター・キョロちゃんがお出迎え。タイミング的に道はまったりモード、入館するのも私しかいない状態で、果敢にもアラフォーに軽快なリズムで近寄って来るキョロちゃん。やめよ、お互いに不幸になること、やめよっ…(泣)!
まず4階の企画展示室に行くと、最初に撮影OKな懐かしパッケージコーナーが。
最近撮影OKコーナーって増えましたね。twitterなどの口コミ狙いなのでしょうか。私ももちろんパシャパシャ撮りました☆
デザインもさることながら印刷の発色とかやっぱ好きだな〜と思いながら写真を撮っていると、インコの写真を全面に印刷したキャンディーの丸缶が。こんなリアルなインコをお菓子のパッケージに?!最初から胸を掴まれる私。
たばこと塩の博物館ということで、森永製菓のパッケージとともに、その時代にあったたばこ関連のグッズも展示するなど、たばこを絡めたアプローチ もありました。
そんな中で目を引いたのが、「たばこカード」なるもの。たばこについてたおまけカードですね。私たちの縁がある永谷園の広重カードみたいなものでしょうか。これがなかなか興味深かった!
右下や左上にトランプカードや花札が小さく描かれていて、集めるとゲームもできるようになっている一粒で二度美味しい仕組み☆(しかし収集するには気が遠くなる数!)
印刷の感じも好きなタイプだったのでよ〜く見たかったですが、小さすぎてケースの外からではジレンマが募る距離でした。。。
そして、森永といえば黄色いキャラメル箱!ここで今までのデザイン変遷を一堂に見る事ができました。
大幅なデザイン変更はないものの、装飾柄がシンプルになったり、正方形箱だったり(このデザインかわいい!今もほしい!)、そういったちょっとした変化を見てとるのも面白いものでした。
昭和初期の中箱には、「空箱を送り返してくれると、負傷の兵士への支援金にします」みたいなキャンペーンが書かれたものがあって、昨年のことと重なるものが。こういうアイディアって昔からあったんですね。「世界大戦」と「キャンペーン」というのが結びつきにくいですが。。。なんか、頼もしい…!
あと、個人的には細工のある箱がツボでした。箱に描かれた動物の舌を引っ張ると目が変わるとか、何故か箱の外に付けられている絵本とか!こういう遊び心、最近のパッケージにはないなあ…と一抹の寂しさが。
尚、この展示は時系列に並べられており、移り変わりが分かりやすく、そこから見えてくるものもあり面白かったです。
西洋の影響を受けてデザイン・色彩ともに濃い、明治・大正・昭和初期。
それを経て洗練された60年代までのデザイン。
だけど…心躍ってしまう70〜80年代デザイン!!
やはり、小さい頃に感じたウキウキ感というのは体に染みていますね〜。憧れ夢中になったアレコレのパッケージを見ていると、ブワ〜〜〜ッと沸き起こるものがあります。体験の記憶ってすごいっ!
そして、森永、憧れ、ときたら、あれを忘れてはいけません。
そう、おもちゃのカンヅメ!!永遠の夢…!!
展示会場にも歴代のおもちゃのカンヅメが並んでいて、私としてはやはり小学生の時に欲しかったカンヅメが一番輝いて見えました。
ちなみにワタクシ、おもちゃのカンヅメ持ってるんです!!(自慢)
1997年〜モデルの「いちご缶」。なんと20代でのゲット☆
大人になってしまったせいか、ワクワクしながら開けて…拍子抜け!そこから奥深〜〜く仕舞い込んでいたのですが(深さはガッカリ感と比例)、今回の展示を見て一念発起、掘り出してきました。
「でも今見たらちょっとイイのがあるかも」と淡い期待を持ちつつ開けたら…うん、全く変わらない☆
せっかくなのでいちご缶のラインナップを書き出してみたいと思います。
プルパックリターンカー(チョロQ的なもの)、おふろスポンジ、ふりかけプレート、自転車用反射シール、プラスティックパズル、ふわふわシール、カギ、消しゴム(金太郎飴風)、おもちゃのカンヅメカード…
以上。
どうです?このカオス!
バラエティーに富んでいるのはいいことですが、なんつーか…「なんでこれ?!」な物が多くありませんか?!
特に「自転車用反射シール」!おもちゃのカンヅメ会議で誰がこの案を出して、色々ある候補から何故これが選ばれたのか…色々思い巡らせると全然結論が出ませんっ!
でも、通学・通勤の自転車にキョロ、お昼お弁当箱を開けたらキョロ、帰ってお風呂入ったらキョロ、と「キョロはいつも皆のそばにいるよ…」感は出るのかもしれませんね。いろんな意味でおもちゃのカンヅメ恐るべし…!
そんなおもちゃのカンヅメ体験がある私は、「パッケージデザインと同じで、やはり昔の物の方が良かったのかもしれない」なんて考えながらCMコーナーに行くと、田中星児のおもちゃのカンヅメCMがやっていました。
懐かし〜〜と興奮しつつ昔のおもちゃをガン見していると、おもちゃのカンヅメの中になわとびが!!い、いらない…!!
昔は今よりざっくりした中身のようでした…。なんで欲しいと思っていたんだろ。。。
集めてもらったり、何が入っているかよくわからないものというのは、魅力的なもの。集まった喜び、届くまでのワクワク、開けるまでのドキドキ。きっとこれが一番の醍醐味なんですよね。おもちゃの素敵さは二の次でいいんです!(と言い聞かせる)
だけど、もしかしたら今は素敵なものが入っているのかもしれない…!と考えてしまう欲の深い人間の悲しい性。
実は、年末の掃除で銀のエンゼルカードが4枚出てきたのです。あと1枚でおもちゃのカンヅメゲット…!!
こうなったら5枚揃えて、2つ目のおもちゃのカンヅメをもらいたいと思います。懲りないっ!
まあ、アラフォーを満足させてくれるカンヅメがあったら、それはもう「おとなのカンヅメ」ですけど。。。
今年もまたココスとの仲が急激に近くなりそうなよ・か・ん♡
ここから読んでくださっている方に補足いたしますと、ココスとはチェーン展開しているファミリーレストランです。
最近、数名の友人から「ココスって何?」と言われ衝撃を受けました。ココスって認知度低いの…?!
私の中では、「デニーズ」「ジョナサン」そして「ココス」が「三大ファミレス」なのですが(ロイホ、ガストはレベルが違うので対象外)、そうではなかったようです。。。
微力ながら、この日記でココス草の根運動をしていきたいと思います。皆さん、ココスは素敵なファミレスですよ〜!
話は変わりますが、今年おみくじは「吉」だった私。ミラクルなことに毎年と言っていいほど「大吉」が出るのですが、それに反していつもうだつが上がらない一年なので、多分「大吉」を出すことで一年の運を使っちゃっている気がするんですよね…。
ということで、今回「吉」が出たことでホッとしながら中を読んでみると、「男女のもつれあり」「男女の仲は進展させない方がいい」など、予定のない私に嫌味なほどの忠告…。
まあ、神様からもアドバイス頂いているので今年は恋愛はお休みして、ココスと食の仲を深めたいと思います☆
さて、今年最初の展覧会鑑賞は、たばこと塩の博物館でやっていた「エンゼルの贈り物」展でした。
森永製菓のこれまでの商品パッケージの展示!印刷物好きにはたまらない企画なので、最終日に滑り込んできました。
たばこと塩の博物館って名前はよく知っていましたけど、実際に入ったのはこれが初めて。渋谷パルコのすごく近くで、入館料なんと100円!(年間パスポート500円!!)
なんで今まで行かなかったのだろうと悔やまれる気軽さです。
そんな博物館外で、チョコボールキャラクター・キョロちゃんがお出迎え。タイミング的に道はまったりモード、入館するのも私しかいない状態で、果敢にもアラフォーに軽快なリズムで近寄って来るキョロちゃん。やめよ、お互いに不幸になること、やめよっ…(泣)!
まず4階の企画展示室に行くと、最初に撮影OKな懐かしパッケージコーナーが。
最近撮影OKコーナーって増えましたね。twitterなどの口コミ狙いなのでしょうか。私ももちろんパシャパシャ撮りました☆
デザインもさることながら印刷の発色とかやっぱ好きだな〜と思いながら写真を撮っていると、インコの写真を全面に印刷したキャンディーの丸缶が。こんなリアルなインコをお菓子のパッケージに?!最初から胸を掴まれる私。
たばこと塩の博物館ということで、森永製菓のパッケージとともに、その時代にあったたばこ関連のグッズも展示するなど、たばこを絡めたアプローチ もありました。
そんな中で目を引いたのが、「たばこカード」なるもの。たばこについてたおまけカードですね。私たちの縁がある永谷園の広重カードみたいなものでしょうか。これがなかなか興味深かった!
右下や左上にトランプカードや花札が小さく描かれていて、集めるとゲームもできるようになっている一粒で二度美味しい仕組み☆(しかし収集するには気が遠くなる数!)
印刷の感じも好きなタイプだったのでよ〜く見たかったですが、小さすぎてケースの外からではジレンマが募る距離でした。。。
そして、森永といえば黄色いキャラメル箱!ここで今までのデザイン変遷を一堂に見る事ができました。
大幅なデザイン変更はないものの、装飾柄がシンプルになったり、正方形箱だったり(このデザインかわいい!今もほしい!)、そういったちょっとした変化を見てとるのも面白いものでした。
昭和初期の中箱には、「空箱を送り返してくれると、負傷の兵士への支援金にします」みたいなキャンペーンが書かれたものがあって、昨年のことと重なるものが。こういうアイディアって昔からあったんですね。「世界大戦」と「キャンペーン」というのが結びつきにくいですが。。。なんか、頼もしい…!
あと、個人的には細工のある箱がツボでした。箱に描かれた動物の舌を引っ張ると目が変わるとか、何故か箱の外に付けられている絵本とか!こういう遊び心、最近のパッケージにはないなあ…と一抹の寂しさが。
尚、この展示は時系列に並べられており、移り変わりが分かりやすく、そこから見えてくるものもあり面白かったです。
西洋の影響を受けてデザイン・色彩ともに濃い、明治・大正・昭和初期。
それを経て洗練された60年代までのデザイン。
だけど…心躍ってしまう70〜80年代デザイン!!
やはり、小さい頃に感じたウキウキ感というのは体に染みていますね〜。憧れ夢中になったアレコレのパッケージを見ていると、ブワ〜〜〜ッと沸き起こるものがあります。体験の記憶ってすごいっ!
そして、森永、憧れ、ときたら、あれを忘れてはいけません。
そう、おもちゃのカンヅメ!!永遠の夢…!!
展示会場にも歴代のおもちゃのカンヅメが並んでいて、私としてはやはり小学生の時に欲しかったカンヅメが一番輝いて見えました。
ちなみにワタクシ、おもちゃのカンヅメ持ってるんです!!(自慢)
1997年〜モデルの「いちご缶」。なんと20代でのゲット☆
大人になってしまったせいか、ワクワクしながら開けて…拍子抜け!そこから奥深〜〜く仕舞い込んでいたのですが(深さはガッカリ感と比例)、今回の展示を見て一念発起、掘り出してきました。
「でも今見たらちょっとイイのがあるかも」と淡い期待を持ちつつ開けたら…うん、全く変わらない☆
せっかくなのでいちご缶のラインナップを書き出してみたいと思います。
プルパックリターンカー(チョロQ的なもの)、おふろスポンジ、ふりかけプレート、自転車用反射シール、プラスティックパズル、ふわふわシール、カギ、消しゴム(金太郎飴風)、おもちゃのカンヅメカード…
以上。
どうです?このカオス!
バラエティーに富んでいるのはいいことですが、なんつーか…「なんでこれ?!」な物が多くありませんか?!
特に「自転車用反射シール」!おもちゃのカンヅメ会議で誰がこの案を出して、色々ある候補から何故これが選ばれたのか…色々思い巡らせると全然結論が出ませんっ!
でも、通学・通勤の自転車にキョロ、お昼お弁当箱を開けたらキョロ、帰ってお風呂入ったらキョロ、と「キョロはいつも皆のそばにいるよ…」感は出るのかもしれませんね。いろんな意味でおもちゃのカンヅメ恐るべし…!
そんなおもちゃのカンヅメ体験がある私は、「パッケージデザインと同じで、やはり昔の物の方が良かったのかもしれない」なんて考えながらCMコーナーに行くと、田中星児のおもちゃのカンヅメCMがやっていました。
懐かし〜〜と興奮しつつ昔のおもちゃをガン見していると、おもちゃのカンヅメの中になわとびが!!い、いらない…!!
昔は今よりざっくりした中身のようでした…。なんで欲しいと思っていたんだろ。。。
集めてもらったり、何が入っているかよくわからないものというのは、魅力的なもの。集まった喜び、届くまでのワクワク、開けるまでのドキドキ。きっとこれが一番の醍醐味なんですよね。おもちゃの素敵さは二の次でいいんです!(と言い聞かせる)
だけど、もしかしたら今は素敵なものが入っているのかもしれない…!と考えてしまう欲の深い人間の悲しい性。
実は、年末の掃除で銀のエンゼルカードが4枚出てきたのです。あと1枚でおもちゃのカンヅメゲット…!!
こうなったら5枚揃えて、2つ目のおもちゃのカンヅメをもらいたいと思います。懲りないっ!
まあ、アラフォーを満足させてくれるカンヅメがあったら、それはもう「おとなのカンヅメ」ですけど。。。
posted by コイケジュンコ at 12:59| Comment(0)
| 日記
2012年01月03日
こんなん出ましたけどぉ〜2012
あけましておめでとうございます!
突然ですが、皆さんは占いを信じますか?
私は特には依存はしていませんが、悪い時ほど信じますね。
日常的に注意力散漫なので、テレビの「今日の占い」の内容が悪いと「これは気をつけろという戒めなんだな」と思い、意識して行動するようにしています。(午後になるとすっかり忘れているということが多いですが。。。)
あと、「一年の計は元旦にあり」という言葉を気にして、1/1は意識していますね。
それなのに、今回の1/1の私は大きなミスを犯してしまったのです…。
今年の1/1は親戚の家で親子&婿水入らずのところに一人参戦(こういうお邪魔虫よくやります)。
その前に制作の材料を買おうと地元のユザワヤに寄りました。
前述しているとおり、この日は「一年の計」なので買い物はなるべくしたくなかったのですが、作品のための材料ならこんな良いことはないだろう!と、モリモリ買う気で店内へ。
入ってすぐに目当てのひとつである長い棒を見つけ、それから1階と2階に点在する欲しい物をピックアップしていきました。全て揃え、1階の総合レジへ行く矢先に「…ずっと持っていると重い棒だな。。。もっと軽い方がいいかも」と思い立ち、レジから一番遠い棒売り場へ再度行って取り替え、満を持してレジへ。
珍しくレジ待ちのお客さんが2人しかおらず、「デパートのセールが明日からだから空いてる♪やはり今日来てよかったな」などと思いながら、お財布を用意するべくバッグをがさごそ…
な、ない…!!お財布がないっ(汗)!!
そう、家に財布を忘れてきてしまったのです…。元旦から財布忘れ…超不吉っ!!
しかも、普段山下清ばりの大バッグなのに、この日は珍しくすごく小さなバッグ、そこにはぶっとい本しか入っていませんでした。。。なんだこの中身?!き、気付くだろ、普通!!と30分前の自分に怒りが。
憤っていてもどうしようもないので列から離脱、そして2階と1階に商品を返しにいく旅に出ました…。
元旦から、店に入るなり1.5mくらいある棒の束を持ってあちこち廻り最後はそれを返して店を出るという、「カゴの代わりに槍を持つ人」みたいな怪しい感じに。ちょ、、、一年の計っ(涙)!!
幸いな事に親戚の家に行って帰って来るだけのチャージがsuicaに入っていたので、気を取り直してとりあえず親戚の家に直行することにしました。
着いて皆の顔を見たら自分のドジさにニヤニヤが止まらず、もちろん報告!それを肴に楽しい宴となったのですが、帰りがけに叔母が「タクシーとか乗るかもしれないし…」と三千円を渡してくれました。
私は酒の肴にすることですっかり気を取り直し、suica(交通費+300円)のみで東京から千葉に帰るというスリルを味わう気満々でいたので、「ええ?!いいよ!大丈夫!!」と断っていたのですが、大人としては一文無しという心もとない状態で帰すのは心配だったようなので(私も十二分に大人ですが…)、「じゃあ、、、お借りするね」ということになりました。
そこで叔母が一言。「いいよ、いいよ、持っておきな」
お財布忘れてお金を恵んでもらうなんて…37歳にもなって恥ずかしくて「え、やだ!今度返すよ!」と返し、「返す」「あげる」の押し問答をしていたら、「わかった!じゃあ『お年玉』!!」
お、おとし…だま…?ガ、ガビーーーン!!!
ワタクシ、37歳にもなって叔母からお年玉もらっちゃいました…。しかも三千円♡
嬉しいよりも恥ずかしい…!!
恥ずかしいながらも「昭和の小学生みたい。。。なんか情けないほどに…アタイっぽい☆」と客観的に思う自分もいたり。。。
三千円のお年玉をもらう今年38歳の一年はどんな風になるんでしょう。
あまりのトホホぶりに、さすがに一年の計が想像できません!!
とりあえず、この日のことを忘れずに2012年は日々緊張感を持って過ごして行こうと思います。。。
こんな私ですが、今年もお付き合いいただけると幸いです!
どうぞよろしくお願いいたします!!(切実)
突然ですが、皆さんは占いを信じますか?
私は特には依存はしていませんが、悪い時ほど信じますね。
日常的に注意力散漫なので、テレビの「今日の占い」の内容が悪いと「これは気をつけろという戒めなんだな」と思い、意識して行動するようにしています。(午後になるとすっかり忘れているということが多いですが。。。)
あと、「一年の計は元旦にあり」という言葉を気にして、1/1は意識していますね。
それなのに、今回の1/1の私は大きなミスを犯してしまったのです…。
今年の1/1は親戚の家で親子&婿水入らずのところに一人参戦(こういうお邪魔虫よくやります)。
その前に制作の材料を買おうと地元のユザワヤに寄りました。
前述しているとおり、この日は「一年の計」なので買い物はなるべくしたくなかったのですが、作品のための材料ならこんな良いことはないだろう!と、モリモリ買う気で店内へ。
入ってすぐに目当てのひとつである長い棒を見つけ、それから1階と2階に点在する欲しい物をピックアップしていきました。全て揃え、1階の総合レジへ行く矢先に「…ずっと持っていると重い棒だな。。。もっと軽い方がいいかも」と思い立ち、レジから一番遠い棒売り場へ再度行って取り替え、満を持してレジへ。
珍しくレジ待ちのお客さんが2人しかおらず、「デパートのセールが明日からだから空いてる♪やはり今日来てよかったな」などと思いながら、お財布を用意するべくバッグをがさごそ…
な、ない…!!お財布がないっ(汗)!!
そう、家に財布を忘れてきてしまったのです…。元旦から財布忘れ…超不吉っ!!
しかも、普段山下清ばりの大バッグなのに、この日は珍しくすごく小さなバッグ、そこにはぶっとい本しか入っていませんでした。。。なんだこの中身?!き、気付くだろ、普通!!と30分前の自分に怒りが。
憤っていてもどうしようもないので列から離脱、そして2階と1階に商品を返しにいく旅に出ました…。
元旦から、店に入るなり1.5mくらいある棒の束を持ってあちこち廻り最後はそれを返して店を出るという、「カゴの代わりに槍を持つ人」みたいな怪しい感じに。ちょ、、、一年の計っ(涙)!!
幸いな事に親戚の家に行って帰って来るだけのチャージがsuicaに入っていたので、気を取り直してとりあえず親戚の家に直行することにしました。
着いて皆の顔を見たら自分のドジさにニヤニヤが止まらず、もちろん報告!それを肴に楽しい宴となったのですが、帰りがけに叔母が「タクシーとか乗るかもしれないし…」と三千円を渡してくれました。
私は酒の肴にすることですっかり気を取り直し、suica(交通費+300円)のみで東京から千葉に帰るというスリルを味わう気満々でいたので、「ええ?!いいよ!大丈夫!!」と断っていたのですが、大人としては一文無しという心もとない状態で帰すのは心配だったようなので(私も十二分に大人ですが…)、「じゃあ、、、お借りするね」ということになりました。
そこで叔母が一言。「いいよ、いいよ、持っておきな」
お財布忘れてお金を恵んでもらうなんて…37歳にもなって恥ずかしくて「え、やだ!今度返すよ!」と返し、「返す」「あげる」の押し問答をしていたら、「わかった!じゃあ『お年玉』!!」
お、おとし…だま…?ガ、ガビーーーン!!!
ワタクシ、37歳にもなって叔母からお年玉もらっちゃいました…。しかも三千円♡
嬉しいよりも恥ずかしい…!!
恥ずかしいながらも「昭和の小学生みたい。。。なんか情けないほどに…アタイっぽい☆」と客観的に思う自分もいたり。。。
三千円のお年玉をもらう今年38歳の一年はどんな風になるんでしょう。
あまりのトホホぶりに、さすがに一年の計が想像できません!!
とりあえず、この日のことを忘れずに2012年は日々緊張感を持って過ごして行こうと思います。。。
こんな私ですが、今年もお付き合いいただけると幸いです!
どうぞよろしくお願いいたします!!(切実)
posted by コイケジュンコ at 02:08| Comment(2)
| 日記
2011年12月31日
変わらないが揺るがない!2011
恒例の大晦日更新!
昨日は年越しそばならぬ年越しココスに行き、準備万端でございます。
最近は努力が実ったのか(?!)愛店・ココスでかなり認知され、店員さんに「髪の毛切りました?」と聞かれたり、広い席に案内してくださったりと、かなりの常連度であります☆
今年を振り返って…我が国に色々あった年でしたが、私個人としても良いこともそうでないことも意外なことも色々あった一年でした。
作品でも賛否両論を受け、刺激をいただいた年でもありました。
20代の時だったら翻弄されてしまったかもしれませんが、「受け取り方が違うのは面白い」と思え全く気持ちが揺らがなかった自分に、「ああ、ちゃんと自分自身が厚くなっているんだなあ」と気付けるきっかけともなりました。
今年は、私だけでなく皆さんが自分を見つめ直したことと思います。そんな中で、自分のやりたいことが変わらなかった、いや、今まで以上に邁進したいと思えたことでドシッと腹が据わったのかもしれません。
毎年言っていますが、改めて攻めの精神で行きたいと思う次第です。
ちなみに今年の締めくくりに頑張ったこと、それはお菓子「ぷっちょ」に付いていたおまけ集め。。。
AKB12人の豆写真集が付いているんですよ♪
この写真集、小さいのに帯まで付いていてなかなかの出来。豆本好きにはたまらない☆しかも背表紙が続き絵になっていて、そんなの集めたくなっちゃうじゃないですか!
お店を見つける度に買い、一喜一憂。色々なお店によるので歩行距離が伸び、頭の1/5くらいは常にこのことを考えていて12月は忙しかったです(どんなだ!)。
そんな中教えていただいた「ファンサイトで1ダース買えば全部コンプリートできると書いてありますよ」との衝撃の真実…!!
あと1冊、倍の数を手にしていた私はここ最近一番のショックを受けました。。。
そして昨日、勝てる気がまったくしない状態でとりあえずひとつ購入。そしてそして…まさかの…最後の一冊キターーーー!!!
神様も不憫に思ったんですかね。鮮やかな最後でした。
というわけで、おぼろげに「年内コンプリートできたらいいな☆」と思っていた夢が叶いました(そんなところに運を使いたくありませんが。。。)
夢中でひとつの事を突き進め、挫折…そして栄光、充実した12月を過ごした私でありました。まあ、その内容が「お菓子のおまけ」ですけどね。。。
アラフォーがおまけで…おめでたい人でしょ(遠い目)。
そしてもっと驚愕なのは、別にAKBファンではないということ…!!名前も知らなかったアイドルの写真集を一生懸命コンプリート目指していたんですよ!!
「何がそんなに駆り立てるんだ。。。そのモチベーションすげえな…」と自分自身にたじろぐ2011年最後の出来事でございました。もうきっと40歳越えても変わらないんだろうな…アタイ。
自分でも暴走が止められないコイケジュンコを2012年もよろしくお願いいたします☆
昨日は年越しそばならぬ年越しココスに行き、準備万端でございます。
最近は努力が実ったのか(?!)愛店・ココスでかなり認知され、店員さんに「髪の毛切りました?」と聞かれたり、広い席に案内してくださったりと、かなりの常連度であります☆
今年を振り返って…我が国に色々あった年でしたが、私個人としても良いこともそうでないことも意外なことも色々あった一年でした。
作品でも賛否両論を受け、刺激をいただいた年でもありました。
20代の時だったら翻弄されてしまったかもしれませんが、「受け取り方が違うのは面白い」と思え全く気持ちが揺らがなかった自分に、「ああ、ちゃんと自分自身が厚くなっているんだなあ」と気付けるきっかけともなりました。
今年は、私だけでなく皆さんが自分を見つめ直したことと思います。そんな中で、自分のやりたいことが変わらなかった、いや、今まで以上に邁進したいと思えたことでドシッと腹が据わったのかもしれません。
毎年言っていますが、改めて攻めの精神で行きたいと思う次第です。
ちなみに今年の締めくくりに頑張ったこと、それはお菓子「ぷっちょ」に付いていたおまけ集め。。。
AKB12人の豆写真集が付いているんですよ♪
この写真集、小さいのに帯まで付いていてなかなかの出来。豆本好きにはたまらない☆しかも背表紙が続き絵になっていて、そんなの集めたくなっちゃうじゃないですか!
お店を見つける度に買い、一喜一憂。色々なお店によるので歩行距離が伸び、頭の1/5くらいは常にこのことを考えていて12月は忙しかったです(どんなだ!)。
そんな中教えていただいた「ファンサイトで1ダース買えば全部コンプリートできると書いてありますよ」との衝撃の真実…!!
あと1冊、倍の数を手にしていた私はここ最近一番のショックを受けました。。。
そして昨日、勝てる気がまったくしない状態でとりあえずひとつ購入。そしてそして…まさかの…最後の一冊キターーーー!!!
神様も不憫に思ったんですかね。鮮やかな最後でした。
というわけで、おぼろげに「年内コンプリートできたらいいな☆」と思っていた夢が叶いました(そんなところに運を使いたくありませんが。。。)
夢中でひとつの事を突き進め、挫折…そして栄光、充実した12月を過ごした私でありました。まあ、その内容が「お菓子のおまけ」ですけどね。。。
アラフォーがおまけで…おめでたい人でしょ(遠い目)。
そしてもっと驚愕なのは、別にAKBファンではないということ…!!名前も知らなかったアイドルの写真集を一生懸命コンプリート目指していたんですよ!!
「何がそんなに駆り立てるんだ。。。そのモチベーションすげえな…」と自分自身にたじろぐ2011年最後の出来事でございました。もうきっと40歳越えても変わらないんだろうな…アタイ。
自分でも暴走が止められないコイケジュンコを2012年もよろしくお願いいたします☆
posted by コイケジュンコ at 23:58| Comment(0)
| 日記
2011年12月25日
クリスマスに江戸の話をしようか…
最近お休みがちだった木版画に着手し始めました。
それに際し浮世絵の鑑賞→数ヶ月前にたぎっていた江戸熱が再発しております!
今月図書館にて借りてきた赤瀬川原平の「広重ベスト百景」を見ながら広重の浮世絵に思いを馳せる日々…ということで、クリスマスだというのに江戸浮世絵について語ろうと思います☆
広重の浮世絵については日記で触れたことがありますが、個人的にも木版画を制作している立場的にも広重の風景画はすごく魅力的です。
前に書いた「カメラのレンズ的視点」もさることながら、総合力としてイイ!!
最近の木版画家は全ての行程を一人でこなしたりもしますが、江戸時代では絵師、彫師、刷師で完成させるものでした。
なので、絵師の作品ではありますが、刷師のセンス、ひいては彫師の決断が作品を大きく左右していたのではないかと思うのです。
私は元来、作りながら葛藤して枝を伸ばしていくタイプ。
最初から計算しながら制作する木版画というのは普段使っていない脳を使うリハビリ行為なのですが、それでもトレースするタイミングで「誰だよ、この絵描いたの(怒)!」(答:自分)と思ったり、彫っている時に「このトレースでどう彫れっていうのよ!」(注:自分のトレースのせい)とか、刷る時に…(以下省略)とまあそんな感じで、最後まで自分の尻拭いをしている感じなんです(笑)
まあ、それは私の学習の無さなのですが、彫ったり刷ったりしたことのない広重もやはり、そういう絵を描いていたのではないかと思うのです。
同じように彫師が「広重め…」と思いながら彫り、駆使して彫った版木を見た刷師が「これをどう解釈して刷るか」ということに頭をひねったはず。
現に面白い刷り表現をしている作品は別刷りバージョンがあったりします。これは単にバリエーションを増やしたのではなく、表現や解釈の可能性を探った結果なのでは、と思うのです。
先ほど、過去の自分に怒りを感じるムチャぶりが多いといいましたが、だからこそ自分の考える範疇を飛び出したことに挑戦している側面もあります。
広重風景画の決定版「名所江戸百景」は特に意外な刷り方が拝めます。
滝のドスーンと青い円柱のような表現や、花火が弾けた名残という木版では表現しづらいものは、やはり刷師個人の表現を感じます。
それがちゃんと絵の魅力としてひと味加えていることに、広重木版の「総合力」=厚みを感じるのです。
ちなみに、個人的には「東海道五十三次」などの人メインな作品より、風景が主役の「名所江戸百景」のような作品群の方が「総合力」が楽しめると思います。
線と面がくっきりしがちな江戸木版では、それだけでは表現できない部分の多い風景は難しい。それだけ向き合い度が違って見えますね。
かく言う私も、風景がキーになってくる木版画を構想中。今から頭が痛くなっているところです。
広重風景画を見て職人達に思いを馳せつつ頑張りたいと思います!
あ!うーんうーん考えながら打っていたら、クリスマスもあとちょっと!
最後に、クリスマスと江戸を絡めた小話を☆
18時のニュースを見ているとコンスタントに流れる質屋特集。クリスマスのこの時期、やはり特集が組まれます。
そして必ず現れるホステスさん!お客さんからいただいた高級バッグなどを質に売りに来るんですが、「売ってもバレないの?」という疑問が明らかになりました。皆に同じ物をおねだりするらしいんです。それは何故か!
ひとつ持っていれば皆「オレがあげたやつだ」と思うから。
賢くないですか?!頭イイ!!
あ、でも、吉原の花魁もそうだったな…と思い出しました。実は江戸時代の吉原でも同じこと考えていたんです。
お客さんを繋ぎ止めるために文を出したり刺青したり色々あったんですが、究極の繋ぎ止めは指詰め!!
指切っちゃうんですよ、奥さん!!
で、その指を馴染みに送るんです、「これだけあなたを想っているんですよ」と。
ところがこの指、10人くらいに渡ってるんですよ。刑にあって亡くなった女性のものやしん粉で作ったものなどのフェイクを9人に送って、実際の指は1人。
でも無くなった小指を見れば、「あ、オレのために切った小指だ」と思うわけです。
こうなると頭イイ通り越してコワイですが、江戸と平成、時代が違えど同じこと考えついたりするんだな〜となんだか感心してしまいました。
つか、しん粉…いくらなんでも気付くだろ。。。
そこらへんに江戸のおおざっぱさを感じますが、逆に「切った指なんか気持ち悪くて見ないだろ☆」という高度な心理戦かもしれません。
江戸時代、やっぱすごいな。。。
それに際し浮世絵の鑑賞→数ヶ月前にたぎっていた江戸熱が再発しております!
今月図書館にて借りてきた赤瀬川原平の「広重ベスト百景」を見ながら広重の浮世絵に思いを馳せる日々…ということで、クリスマスだというのに江戸浮世絵について語ろうと思います☆
広重の浮世絵については日記で触れたことがありますが、個人的にも木版画を制作している立場的にも広重の風景画はすごく魅力的です。
前に書いた「カメラのレンズ的視点」もさることながら、総合力としてイイ!!
最近の木版画家は全ての行程を一人でこなしたりもしますが、江戸時代では絵師、彫師、刷師で完成させるものでした。
なので、絵師の作品ではありますが、刷師のセンス、ひいては彫師の決断が作品を大きく左右していたのではないかと思うのです。
私は元来、作りながら葛藤して枝を伸ばしていくタイプ。
最初から計算しながら制作する木版画というのは普段使っていない脳を使うリハビリ行為なのですが、それでもトレースするタイミングで「誰だよ、この絵描いたの(怒)!」(答:自分)と思ったり、彫っている時に「このトレースでどう彫れっていうのよ!」(注:自分のトレースのせい)とか、刷る時に…(以下省略)とまあそんな感じで、最後まで自分の尻拭いをしている感じなんです(笑)
まあ、それは私の学習の無さなのですが、彫ったり刷ったりしたことのない広重もやはり、そういう絵を描いていたのではないかと思うのです。
同じように彫師が「広重め…」と思いながら彫り、駆使して彫った版木を見た刷師が「これをどう解釈して刷るか」ということに頭をひねったはず。
現に面白い刷り表現をしている作品は別刷りバージョンがあったりします。これは単にバリエーションを増やしたのではなく、表現や解釈の可能性を探った結果なのでは、と思うのです。
先ほど、過去の自分に怒りを感じるムチャぶりが多いといいましたが、だからこそ自分の考える範疇を飛び出したことに挑戦している側面もあります。
広重風景画の決定版「名所江戸百景」は特に意外な刷り方が拝めます。
滝のドスーンと青い円柱のような表現や、花火が弾けた名残という木版では表現しづらいものは、やはり刷師個人の表現を感じます。
それがちゃんと絵の魅力としてひと味加えていることに、広重木版の「総合力」=厚みを感じるのです。
ちなみに、個人的には「東海道五十三次」などの人メインな作品より、風景が主役の「名所江戸百景」のような作品群の方が「総合力」が楽しめると思います。
線と面がくっきりしがちな江戸木版では、それだけでは表現できない部分の多い風景は難しい。それだけ向き合い度が違って見えますね。
かく言う私も、風景がキーになってくる木版画を構想中。今から頭が痛くなっているところです。
広重風景画を見て職人達に思いを馳せつつ頑張りたいと思います!
あ!うーんうーん考えながら打っていたら、クリスマスもあとちょっと!
最後に、クリスマスと江戸を絡めた小話を☆
18時のニュースを見ているとコンスタントに流れる質屋特集。クリスマスのこの時期、やはり特集が組まれます。
そして必ず現れるホステスさん!お客さんからいただいた高級バッグなどを質に売りに来るんですが、「売ってもバレないの?」という疑問が明らかになりました。皆に同じ物をおねだりするらしいんです。それは何故か!
ひとつ持っていれば皆「オレがあげたやつだ」と思うから。
賢くないですか?!頭イイ!!
あ、でも、吉原の花魁もそうだったな…と思い出しました。実は江戸時代の吉原でも同じこと考えていたんです。
お客さんを繋ぎ止めるために文を出したり刺青したり色々あったんですが、究極の繋ぎ止めは指詰め!!
指切っちゃうんですよ、奥さん!!
で、その指を馴染みに送るんです、「これだけあなたを想っているんですよ」と。
ところがこの指、10人くらいに渡ってるんですよ。刑にあって亡くなった女性のものやしん粉で作ったものなどのフェイクを9人に送って、実際の指は1人。
でも無くなった小指を見れば、「あ、オレのために切った小指だ」と思うわけです。
こうなると頭イイ通り越してコワイですが、江戸と平成、時代が違えど同じこと考えついたりするんだな〜となんだか感心してしまいました。
つか、しん粉…いくらなんでも気付くだろ。。。
そこらへんに江戸のおおざっぱさを感じますが、逆に「切った指なんか気持ち悪くて見ないだろ☆」という高度な心理戦かもしれません。
江戸時代、やっぱすごいな。。。
posted by コイケジュンコ at 23:56| Comment(0)
| 日記
2011年12月23日
コイケジュンコ、マンガ化!
最近めっきり寒くなってきましたね…そして街が忙しくなってきました!
クリスマスムード真っ最中ですが、同時に年末なんだな〜と感じる今日この頃。
街は忙しいですが、私はいつもどおりであります!
先日、帰宅途中の男子中学生3人と遭遇いたしまして、様子がおかしいので観察してみるとどうやら男子の一人がう○こを踏んでしまった模様。。。
バツが悪そうな男子と「え、えんがちょ☆」的な男子2人、ちょっと追いかけ回す感じで私とすれ違って行きました。どんなう○こを踏んでしまったんだろう…と今度は地面を観察すると、「もしかしてコレのこと?!」と拍子抜けするほどカッチカチな小さいう○こでありました。
こんなの屁でもないでしょ〜!おばちゃんなんてこの間すごいの踏んだんだからねー!靴ダメにするくらいすごい踏み方したんだからー!!(2011.11.13更新「ウン命のいたずら」参照)
でも今の私だったら、う○こ踏んだらどちらかっていうと「ねー見て見て!う○こ踏んじゃった♡」って嬉々として話すよな〜。この間踏んだ時も、怒り&落ち込みと同時に 「…友達に報告しなきゃ☆」という思いが浮かびましたし。
そこら辺が思春期とそうでない人の違い、中学生とおばちゃんの違いなんですかね。。。
そんな寂しさを抱えつつ、う○こ踏みで気まずくなる友達関係もまた青春…と目を細くしながら見送ったのでした。
そんな私にも最近、ある悩みが…。
笑えるドジが止まりません…いや、ある意味笑えない!!
もともとドジなタイプなんですけど、深刻でもなく可愛くもない、すんごいくだらないドジをよくやらかすようになりました。
先日、カルビーのアンテナショップが原宿竹下通りにあることが判明。なんと揚げたてのポテトチップスが食べられるんです♪
無類のポテトチップス好きなもんで行こうかな〜でもできたばかり&竹下通りだから混んでたら止めようかな〜なんて乙女心をtwitterやFacebookなどでつぶやいておりましたら、「報告お待ちしております〜」という反応が多数寄せられまして。社交辞令だと思いますが、その反応の量に「これで行かなきゃ女が廃る!」と絶対に行く覚悟で馳せ参じました。
とは言っても、私の仕事場までの通り道なんですよ。意気込むほどでもない☆
このお店の事はニュースで知りまして、「何で気付かなかったんだろう」と思っていたら、常に混んでいる竹下通りを避けて途中で抜け道入っちゃうので気付かない場所だったようです。
そんな縁のある道ですが、極度の方向音痴なため不安を抱えドキドキしながら竹下通りに突入いたしました。
ドキドキしながら入ったにも関わらず、せっかちな性格が災いしてレースの如く蛇行しながら人を抜き去る私。
前にも書いたかもしれませんが運動音痴のくせに歩くのだけ早いんですよ。。。しかもせっかちだから、集団で歩いている時は、気がつくと必ず先頭歩いていますからね。どんな偉い人も差し置いて。そして方向音痴だからいちいち道を聞くんですよ。それなら後ろ歩けっ!と自分で突っ込みたくなるほど、無意識で先頭を歩いてしまう悲しい性…。
…話がそれましたが、そんなこんなで場所がわからないのに無意識に猛進してしまうという嫌な展開に。
いつも曲がるところをそのまま直進すると、左手に久々に見る「ブティックTAKENOKO」が!
「ブティックTAKENOKO」とは。その昔、ここの服を着た人々が原宿のホコ天で踊るという流行りがありまして、その人たちの総称「竹の子族」の由来となった伝説のお店なんです。
ふと「昔はアラビアンナイトみたいな服だったけど、今はどんなのなんだ?」ということが気になってしまいまして、ディスプレイなどをガン見。
大階段を降りる宝塚トップ男役のような服、ちょっと妖艶なセーラームーンのような服、つかもう服っていうか衣装!これ、普段着に着たりもするのかな…などと思いながらお店過ぎるギリギリまでガン見していました。
ブティックTAKENOKOの向かいにカルビーのアンテナショップがあることを気付かないほどに。。。
その後、フードコートのあるビル内を探したり隅々まで見ていたにも関わらず、竹下通りの出口についてしまいました。
それまでちゃんと左右を確認していたので、見落としているなんて微塵も思わなかった私は、「あれ?もしかして、通り沿いではなくてちょっと入り込んだところにあるのかな?」と人が少なく真っ暗なかな〜り奥まで探し、ちょっと寄り道しつつ30分。5分以内で行ける所を30分以上…!これは出直すしかないな…と思っていた矢先、目の前・左側に、あ、あったぁ〜〜〜!!
駅からこんなに近くにあったんだ〜!なんで気付かなかったんだろう!!と気が抜けつつ、右目に感じるきらびやかさにつられて無意識に右側を見ると、まさかのTAKENOKO…!!
これには驚愕しましたね。
駅に着いてすぐ、スナイパーの如く鋭い目を左右させながら猛進していた人間がですよ、目的の店の前だけ逆側に気を取られ、そこを過ぎたらまたくまなく左右確認って…マンガかいっ!!
しかも、見ようと思っていた展覧会が見に行けなくなるくらい時間使っちゃいましたからね。。。このドジ、笑えない。
ほんと自分にガックリきました。
そして今日、ある用事を済ませるのにでかける間際、「○○持った?」なんて愚問を投げかけられ、「そのために行くんでしょーよ☆」なんてドヤ顔で返した矢先、持たずにでかけるという信じられないことしましたからね。
大丈夫?!私!!
そのうち、食パン口にくわえて「遅刻、遅刻〜!」なんて言いながら人にぶつかったりし始めるんじゃないか不安です。(いや、そっちの方がまだいい!)
考えてみたら、冒頭で書いたう○こ踏みも相当マンガチックに華麗に踏んだんだっけ…と遠い目になる年の瀬でございます。。。
クリスマスムード真っ最中ですが、同時に年末なんだな〜と感じる今日この頃。
街は忙しいですが、私はいつもどおりであります!
先日、帰宅途中の男子中学生3人と遭遇いたしまして、様子がおかしいので観察してみるとどうやら男子の一人がう○こを踏んでしまった模様。。。
バツが悪そうな男子と「え、えんがちょ☆」的な男子2人、ちょっと追いかけ回す感じで私とすれ違って行きました。どんなう○こを踏んでしまったんだろう…と今度は地面を観察すると、「もしかしてコレのこと?!」と拍子抜けするほどカッチカチな小さいう○こでありました。
こんなの屁でもないでしょ〜!おばちゃんなんてこの間すごいの踏んだんだからねー!靴ダメにするくらいすごい踏み方したんだからー!!(2011.11.13更新「ウン命のいたずら」参照)
でも今の私だったら、う○こ踏んだらどちらかっていうと「ねー見て見て!う○こ踏んじゃった♡」って嬉々として話すよな〜。この間踏んだ時も、怒り&落ち込みと同時に 「…友達に報告しなきゃ☆」という思いが浮かびましたし。
そこら辺が思春期とそうでない人の違い、中学生とおばちゃんの違いなんですかね。。。
そんな寂しさを抱えつつ、う○こ踏みで気まずくなる友達関係もまた青春…と目を細くしながら見送ったのでした。
そんな私にも最近、ある悩みが…。
笑えるドジが止まりません…いや、ある意味笑えない!!
もともとドジなタイプなんですけど、深刻でもなく可愛くもない、すんごいくだらないドジをよくやらかすようになりました。
先日、カルビーのアンテナショップが原宿竹下通りにあることが判明。なんと揚げたてのポテトチップスが食べられるんです♪
無類のポテトチップス好きなもんで行こうかな〜でもできたばかり&竹下通りだから混んでたら止めようかな〜なんて乙女心をtwitterやFacebookなどでつぶやいておりましたら、「報告お待ちしております〜」という反応が多数寄せられまして。社交辞令だと思いますが、その反応の量に「これで行かなきゃ女が廃る!」と絶対に行く覚悟で馳せ参じました。
とは言っても、私の仕事場までの通り道なんですよ。意気込むほどでもない☆
このお店の事はニュースで知りまして、「何で気付かなかったんだろう」と思っていたら、常に混んでいる竹下通りを避けて途中で抜け道入っちゃうので気付かない場所だったようです。
そんな縁のある道ですが、極度の方向音痴なため不安を抱えドキドキしながら竹下通りに突入いたしました。
ドキドキしながら入ったにも関わらず、せっかちな性格が災いしてレースの如く蛇行しながら人を抜き去る私。
前にも書いたかもしれませんが運動音痴のくせに歩くのだけ早いんですよ。。。しかもせっかちだから、集団で歩いている時は、気がつくと必ず先頭歩いていますからね。どんな偉い人も差し置いて。そして方向音痴だからいちいち道を聞くんですよ。それなら後ろ歩けっ!と自分で突っ込みたくなるほど、無意識で先頭を歩いてしまう悲しい性…。
…話がそれましたが、そんなこんなで場所がわからないのに無意識に猛進してしまうという嫌な展開に。
いつも曲がるところをそのまま直進すると、左手に久々に見る「ブティックTAKENOKO」が!
「ブティックTAKENOKO」とは。その昔、ここの服を着た人々が原宿のホコ天で踊るという流行りがありまして、その人たちの総称「竹の子族」の由来となった伝説のお店なんです。
ふと「昔はアラビアンナイトみたいな服だったけど、今はどんなのなんだ?」ということが気になってしまいまして、ディスプレイなどをガン見。
大階段を降りる宝塚トップ男役のような服、ちょっと妖艶なセーラームーンのような服、つかもう服っていうか衣装!これ、普段着に着たりもするのかな…などと思いながらお店過ぎるギリギリまでガン見していました。
ブティックTAKENOKOの向かいにカルビーのアンテナショップがあることを気付かないほどに。。。
その後、フードコートのあるビル内を探したり隅々まで見ていたにも関わらず、竹下通りの出口についてしまいました。
それまでちゃんと左右を確認していたので、見落としているなんて微塵も思わなかった私は、「あれ?もしかして、通り沿いではなくてちょっと入り込んだところにあるのかな?」と人が少なく真っ暗なかな〜り奥まで探し、ちょっと寄り道しつつ30分。5分以内で行ける所を30分以上…!これは出直すしかないな…と思っていた矢先、目の前・左側に、あ、あったぁ〜〜〜!!
駅からこんなに近くにあったんだ〜!なんで気付かなかったんだろう!!と気が抜けつつ、右目に感じるきらびやかさにつられて無意識に右側を見ると、まさかのTAKENOKO…!!
これには驚愕しましたね。
駅に着いてすぐ、スナイパーの如く鋭い目を左右させながら猛進していた人間がですよ、目的の店の前だけ逆側に気を取られ、そこを過ぎたらまたくまなく左右確認って…マンガかいっ!!
しかも、見ようと思っていた展覧会が見に行けなくなるくらい時間使っちゃいましたからね。。。このドジ、笑えない。
ほんと自分にガックリきました。
そして今日、ある用事を済ませるのにでかける間際、「○○持った?」なんて愚問を投げかけられ、「そのために行くんでしょーよ☆」なんてドヤ顔で返した矢先、持たずにでかけるという信じられないことしましたからね。
大丈夫?!私!!
そのうち、食パン口にくわえて「遅刻、遅刻〜!」なんて言いながら人にぶつかったりし始めるんじゃないか不安です。(いや、そっちの方がまだいい!)
考えてみたら、冒頭で書いたう○こ踏みも相当マンガチックに華麗に踏んだんだっけ…と遠い目になる年の瀬でございます。。。
posted by コイケジュンコ at 23:22| Comment(0)
| 日記
2011年12月08日
実りがあった日々
こんばんは、杉本彩です。(妖艶に)
先日、「目元が杉本彩に似てる!」と言われました☆まさかの杉本彩…!
「へへっ☆」と鼻の下に指を当てるタイプの私が、まさかあの姐さんに似ていると言われる日が来ようとは…!!
ちなみにその時に、他の方に「友達に似ている」とも言われたのですが、そのお友達も人によく「○○に似ている」と言われるそうです。
どうやら言われやすい顔立ちというものがやはりあるらしく、興味深いところであります。
さて、そんなこんなで12月!
ご報告遅くなりましたが、松戸アートラインプロジェクト2011は無事終了いたしました!
はるばる松戸に来てくださった皆さま、ありがとうございました〜!!
土日祝のみの開催だったため正味9日間だったのですが、1ヶ月に渡っていたためどっぷり松戸に関われた喜びと、そして今、ずっと続くような気がしていた松戸の日々が終わってしまった寂しさでいっぱいでございます。
今回は、私にとって初めてづくしの展示でした。
多くの人に協力してもらって展示準備をしたのも初めてですし、参加型の作品を作ったのも初めて!
メイン作品となる写真はアーティストの斎藤ちさとさんが引き受けてくださいました(思えば写真展示がメインなのも初めて!)。
カメラマンさんに写真を撮っていただくことはありますが、「自分の中で完結したものをビジュアルとして残す手段」みたいな感じであるので、写真作品というのはまたちょっと違った作業で面白かったです。
感覚人間の私に、ちゃんと考えている斎藤さんのカメラワークが厚みを加えてくださり、とても素敵な作品に仕上がりました。
そして、その写真に協力してくださった松戸のお店の方々。
快く協力してくださり、私が希望するお店全て撮ることができました!この協力なくして今回の作品の成功はなかった。お店の方々がこの日記読むことは絶対ないと思いますが、お礼を言わせていただきます。ありがとうございました!!
それと、初の参加型作品となった紙こたつ。
これは、いただいた会場が思ったより広かったため、それならば自分がまったりできるような住処=ゆるい「コイケジュンコ邸」を作ってしまおうと、急遽思い付いた企画でございます。
それに、こたつという究極にまったりする場所でアートを見るというのは今までなかった鑑賞法なのではないか!と思いまして☆
無計画に作品を発展させていくのがコイケジュンコ。この紙こたつ、会期中にこたつカバーをどんどん大きくしていこうと思い立ち、なんなら本展示の鑑賞を邪魔するくらい延ばしてやろうという目的に変わった、「今日の俺は昨日の俺に勝つ!」的な発想の作品であります。
そこで公開制作となったわけですが、延ばす過程でお客さんとかに貼っていただいたら意外な紙とか登場して面白いんではないかな〜と思いまして、参加型作品となりました。
最初はそんな軽い気持ちで始めた人の手が入った作品、意外に色々なことを発見することとなりました。
紙のチョイスはもちろんのこと、切り方、のりの付け方、貼る場所…私とは違う、そして人によっても違うことばかり。
意外な視点に驚くと同時に、自分の手癖や無意識に大事にしていたことなんかが見えてきました。
自分一人で黙々とやるのも自分を突き詰めるひとつの方法ですが、人と関わり合うことで目覚める自我、そこから見える客観的な自分というものを知った貴重で面白い体験でした。
そしてこの紙こたつ、皆さんのご協力もあり、最終日に向こう側の壁にタッチできました!!ありがとうございました〜〜!!
思惑通り展示を見ながら大変そうに跨ぐお客さんたちを、私は紙こたつに入りながらニヤニヤして見ておりました。
ちなみにこの紙こたつ、全く暖かくありません!電気はもちろん入っていませんし、下にダンボールを敷いているのですが、入ると底冷えします☆
こたつは寒い、本展示を邪魔するために尽力する…完全にMやないかいっ!私らしさが全開の展示でございました。
それから、「初めて」といえば、今回ワタクシHI-FUKUを着て街を練り歩くイベントをやりました。。。
制作中は何度も袖を通して確認する私ですが、何気に人前で着ているところをお見せするのは初めて。
自分でどうなっているか見られないジレンマはありましたが、人の反応を直接自分が受けるというのは新鮮な感覚がありました。
このイベントで私が目指したのは「松戸のキジムナー」。
ちょっと変な紙の妖精(?)が松戸に生息している感じが出ればいいなあと。
なので、基本ぶらぶらするだけ☆それをボランティアの方にtwitterでちょこちょこつぶやいていただいたりしました。紙の服を着てただただ街をぐるぐる練り歩き、公園に生息しているおっちゃんたちにちょっかいを出し(いや、出され…)、他の展示に顔を出し勝手にコラボ!
後日、「見かけた」との声をいくつかいただいて目的の達成を味わう事ができ、実りあるイベントとなりました。
そして、この様子も斎藤ちさとさんが撮影してくださり、写真をいただき、…写真の素敵な出来に喜びつつも私の太りっぷりが。。。
年々少しずつ肥えている私に現実を突きつける写真たちは、さすがに「ちょっと痩せようかな。。。」と思わせるものがありました。
そういう振り返りができた部分でも、実りがある展示だったように思います…。
ちなみに現在、1mmも痩せておらず、私自身が未だ実っておる状態でございます☆
おそまつ!
先日、「目元が杉本彩に似てる!」と言われました☆まさかの杉本彩…!
「へへっ☆」と鼻の下に指を当てるタイプの私が、まさかあの姐さんに似ていると言われる日が来ようとは…!!
ちなみにその時に、他の方に「友達に似ている」とも言われたのですが、そのお友達も人によく「○○に似ている」と言われるそうです。
どうやら言われやすい顔立ちというものがやはりあるらしく、興味深いところであります。
さて、そんなこんなで12月!
ご報告遅くなりましたが、松戸アートラインプロジェクト2011は無事終了いたしました!
はるばる松戸に来てくださった皆さま、ありがとうございました〜!!
土日祝のみの開催だったため正味9日間だったのですが、1ヶ月に渡っていたためどっぷり松戸に関われた喜びと、そして今、ずっと続くような気がしていた松戸の日々が終わってしまった寂しさでいっぱいでございます。
今回は、私にとって初めてづくしの展示でした。
多くの人に協力してもらって展示準備をしたのも初めてですし、参加型の作品を作ったのも初めて!
メイン作品となる写真はアーティストの斎藤ちさとさんが引き受けてくださいました(思えば写真展示がメインなのも初めて!)。
カメラマンさんに写真を撮っていただくことはありますが、「自分の中で完結したものをビジュアルとして残す手段」みたいな感じであるので、写真作品というのはまたちょっと違った作業で面白かったです。
感覚人間の私に、ちゃんと考えている斎藤さんのカメラワークが厚みを加えてくださり、とても素敵な作品に仕上がりました。
そして、その写真に協力してくださった松戸のお店の方々。
快く協力してくださり、私が希望するお店全て撮ることができました!この協力なくして今回の作品の成功はなかった。お店の方々がこの日記読むことは絶対ないと思いますが、お礼を言わせていただきます。ありがとうございました!!
それと、初の参加型作品となった紙こたつ。
これは、いただいた会場が思ったより広かったため、それならば自分がまったりできるような住処=ゆるい「コイケジュンコ邸」を作ってしまおうと、急遽思い付いた企画でございます。
それに、こたつという究極にまったりする場所でアートを見るというのは今までなかった鑑賞法なのではないか!と思いまして☆
無計画に作品を発展させていくのがコイケジュンコ。この紙こたつ、会期中にこたつカバーをどんどん大きくしていこうと思い立ち、なんなら本展示の鑑賞を邪魔するくらい延ばしてやろうという目的に変わった、「今日の俺は昨日の俺に勝つ!」的な発想の作品であります。
そこで公開制作となったわけですが、延ばす過程でお客さんとかに貼っていただいたら意外な紙とか登場して面白いんではないかな〜と思いまして、参加型作品となりました。
最初はそんな軽い気持ちで始めた人の手が入った作品、意外に色々なことを発見することとなりました。
紙のチョイスはもちろんのこと、切り方、のりの付け方、貼る場所…私とは違う、そして人によっても違うことばかり。
意外な視点に驚くと同時に、自分の手癖や無意識に大事にしていたことなんかが見えてきました。
自分一人で黙々とやるのも自分を突き詰めるひとつの方法ですが、人と関わり合うことで目覚める自我、そこから見える客観的な自分というものを知った貴重で面白い体験でした。
そしてこの紙こたつ、皆さんのご協力もあり、最終日に向こう側の壁にタッチできました!!ありがとうございました〜〜!!
思惑通り展示を見ながら大変そうに跨ぐお客さんたちを、私は紙こたつに入りながらニヤニヤして見ておりました。
ちなみにこの紙こたつ、全く暖かくありません!電気はもちろん入っていませんし、下にダンボールを敷いているのですが、入ると底冷えします☆
こたつは寒い、本展示を邪魔するために尽力する…完全にMやないかいっ!私らしさが全開の展示でございました。
それから、「初めて」といえば、今回ワタクシHI-FUKUを着て街を練り歩くイベントをやりました。。。
制作中は何度も袖を通して確認する私ですが、何気に人前で着ているところをお見せするのは初めて。
自分でどうなっているか見られないジレンマはありましたが、人の反応を直接自分が受けるというのは新鮮な感覚がありました。
このイベントで私が目指したのは「松戸のキジムナー」。
ちょっと変な紙の妖精(?)が松戸に生息している感じが出ればいいなあと。
なので、基本ぶらぶらするだけ☆それをボランティアの方にtwitterでちょこちょこつぶやいていただいたりしました。紙の服を着てただただ街をぐるぐる練り歩き、公園に生息しているおっちゃんたちにちょっかいを出し(いや、出され…)、他の展示に顔を出し勝手にコラボ!
後日、「見かけた」との声をいくつかいただいて目的の達成を味わう事ができ、実りあるイベントとなりました。
そして、この様子も斎藤ちさとさんが撮影してくださり、写真をいただき、…写真の素敵な出来に喜びつつも私の太りっぷりが。。。
年々少しずつ肥えている私に現実を突きつける写真たちは、さすがに「ちょっと痩せようかな。。。」と思わせるものがありました。
そういう振り返りができた部分でも、実りがある展示だったように思います…。
ちなみに現在、1mmも痩せておらず、私自身が未だ実っておる状態でございます☆
おそまつ!
posted by コイケジュンコ at 23:11| Comment(0)
| 日記
2011年11月27日
素晴らしき哉、松戸!
ここ最近どっぷり松戸っ子のコイケでございます。みなさまはいかがお過ごしですか?
先週、久々に夜の有楽町に降り立ちましたら赤のネオンの海で皆浮かれムード、ビックリいたしました!
どうなってんだよっ!!とたじろいだ後、「あ、もうすぐクリスマスか…」とやっと気付きました。
だ、だって!松戸にはまだクリスマスの「ク」の字もなかったんですものっ!!
都会との温度差を感じた瞬間でございました☆
そんな松戸も本日クリスマス点灯式。「イベント日1ヶ月切ってからやる」という周りに流されない感じ、素晴らしい!
松戸に通うようになり最初は食に心を奪われた私ですが、今はそれを作る人々にも夢中でございます。
松戸には、注文すると「トルコに行ったことがありますか?」と聞いてくるケバブ屋さん(トルコ人)があります。
YESでもNOでもトルコのミニ写真集を見せてくれます。
待ち時間に退屈させないという利点もありつつ、トルコの素敵なところを知ってもらおうという、なんという小さな草の根運動…素晴らしい!!
ちなみに私はYESだったので、店主はパア〜と明るい顔に。嬉しそうに、やはりトルコを紹介するのでした☆
そんな素敵な人柄が表れたケバブサンドは具だくさん!!
近くにファーストフードがあっても500円が安く感じるボリュームです。
しかも何個か買うとサービスにインカコーラをくれるんですよ。あんた、サービスしすぎや…(涙)
私はひとつしか注文しなかったのでもらえないと思っていたのですが、トルコに行った人がいたのが嬉しかったのか、トルコ人も認めるトルコ顔だったからか、ジュースくれました。
いくらなんでもサービスしすぎだろっ!!
ちなみに、インカコーラではなく「メンソールショック」という炭酸飲料でした。よく見ると「強炭酸」。え…アラフォーにはちょっと刺激が強すぎるかも。。。
味はフリスクを甘い炭酸に溶かしたようなお味でございました…。
まさしく商品名どおり「メンソールショック」!
そして松戸で特記すべきは、昔ながらの純喫茶が多いこと。懐かしき昭和の雰囲気、そして、もてなす人のキャラクターがたまりません。
そんな中、同じく松戸アートラインプロジェクトに参加されている青木麦生さんから純喫茶Wのお話を聞き、これは行ってみるしかないだろうと、意を決してひとり純喫茶Wへ…!!
この日は雨が降りしきり松戸の街も人がまばら。
普段、平日にサラリーマンが利用している喫茶店は、休日しかも雨となるとかなり閑散としており、私が行った時は誰もいないタイミング!まさかのママと二人きり…ゴクリ。
軽いジャブとして青木さん直伝の「カフェオレとカフェラテの違い」を聞いてみることに。
途端にママがタハ笑い!
「カフェラテは…コーヒー自体はちょーっとなのよね。泡を載せるタイプなので…だからちょっと、ねえ…」と井戸端会議な感じで言いにくそうにコソコソ話。もちろんお店にいるのはママと私だけ。。。
カフェラテ夫人の悪い噂話を聞いた私は、話の流れからカフェオレを注文いたしました。
ほどなくして、喫茶お馴染みの銀トレーで運ばれてきたカフェオレにお砂糖を入れていると…何か視線を感じる。。。
恐る恐る振り返ってみると、ビックリ顔のママでした…!!
二人しばし沈黙の末、ママが重い口を開きました。
「…それはどういう服なの?!」
私が着ていた手の出口が4カ所ある服が気になっていたようです。
「これ、こっちからも手が出せるんですよ〜」と販売員のような笑顔で答えると、「!!」とママ。火サスの撮影か?!と突っ込みたくなるようなビックリ顔 。
あまりの驚きっぷりに結局立って説明する事になり、一口も飲んでいないカフェオレはお預け状態に…。
そして、ここまで言ってもらえたら服も幸せだと涙するほど、細部まで褒めちぎっていただきました☆
話が終盤に差し掛かった頃、着ていたカーディガンについて「その上着も付いた状態で売っていたのね」と言うママに「いや、これは別で買いまして」と軽く訂正すると、またも火サス顔!
そして、殺人現場を見てしまった女優の如く衝撃を受けた表情で「…お対じゃない、の…?」と震えるように囁かれました。
ママやめてっ!喫茶の雰囲気も相まって思わず私もノリたくなる…!!
そんなこんなで服談義が続くことになり、私が一口目のカフェオレを飲めたのは運ばれてから15分後のことでした。
うん、猫舌の私でも飲める☆
ちなみに純喫茶Wのカフェオレは少し芳ばしく、ママの人柄が反映されたような優しいホッとするお味でした。
それにしても、カフェオレ1杯で1時間…。そろそろ会場に戻らなきゃとお会計を済ませ、お店を出る時に先ほど気になった芳ばしさの理由を訊ねてみました。
「アーモンドパウダーか何か入れてるんですか?」
すると、またもや火サス化したママがドギマギしながら「い、いや、何も入れてないけ、ど…」と自信なさげに答えていました。
自信持って、ママ!何年も作り続けている味よっ!初めて来たお客に惑わされないで!!
じゃああのひと手間加えた味はなんだったのかな〜と考えていたんですが、ママの人柄というスパイスがひと味変えたのかもしれません。
そんな交流のあった松戸での日々も終わりを迎えようとしています。
松戸アートラインプロジェクト2011、本日最終日でございます!寂しい…。
と、なんだか最近松戸愛を披露している私ですが、自分の住まう町ももちろん愛しておりますよ!
柔和なトルコ人がやっているケバブ屋さんはありませんが、地元に来る出張ケバブやさんは、その車にE.YAZAWAのタオル貼ってますからね!どんなトルコ人?!
我が町もなかなかやるもんです☆
先週、久々に夜の有楽町に降り立ちましたら赤のネオンの海で皆浮かれムード、ビックリいたしました!
どうなってんだよっ!!とたじろいだ後、「あ、もうすぐクリスマスか…」とやっと気付きました。
だ、だって!松戸にはまだクリスマスの「ク」の字もなかったんですものっ!!
都会との温度差を感じた瞬間でございました☆
そんな松戸も本日クリスマス点灯式。「イベント日1ヶ月切ってからやる」という周りに流されない感じ、素晴らしい!
松戸に通うようになり最初は食に心を奪われた私ですが、今はそれを作る人々にも夢中でございます。
松戸には、注文すると「トルコに行ったことがありますか?」と聞いてくるケバブ屋さん(トルコ人)があります。
YESでもNOでもトルコのミニ写真集を見せてくれます。
待ち時間に退屈させないという利点もありつつ、トルコの素敵なところを知ってもらおうという、なんという小さな草の根運動…素晴らしい!!
ちなみに私はYESだったので、店主はパア〜と明るい顔に。嬉しそうに、やはりトルコを紹介するのでした☆
そんな素敵な人柄が表れたケバブサンドは具だくさん!!
近くにファーストフードがあっても500円が安く感じるボリュームです。
しかも何個か買うとサービスにインカコーラをくれるんですよ。あんた、サービスしすぎや…(涙)
私はひとつしか注文しなかったのでもらえないと思っていたのですが、トルコに行った人がいたのが嬉しかったのか、トルコ人も認めるトルコ顔だったからか、ジュースくれました。
いくらなんでもサービスしすぎだろっ!!
ちなみに、インカコーラではなく「メンソールショック」という炭酸飲料でした。よく見ると「強炭酸」。え…アラフォーにはちょっと刺激が強すぎるかも。。。
味はフリスクを甘い炭酸に溶かしたようなお味でございました…。
まさしく商品名どおり「メンソールショック」!
そして松戸で特記すべきは、昔ながらの純喫茶が多いこと。懐かしき昭和の雰囲気、そして、もてなす人のキャラクターがたまりません。
そんな中、同じく松戸アートラインプロジェクトに参加されている青木麦生さんから純喫茶Wのお話を聞き、これは行ってみるしかないだろうと、意を決してひとり純喫茶Wへ…!!
この日は雨が降りしきり松戸の街も人がまばら。
普段、平日にサラリーマンが利用している喫茶店は、休日しかも雨となるとかなり閑散としており、私が行った時は誰もいないタイミング!まさかのママと二人きり…ゴクリ。
軽いジャブとして青木さん直伝の「カフェオレとカフェラテの違い」を聞いてみることに。
途端にママがタハ笑い!
「カフェラテは…コーヒー自体はちょーっとなのよね。泡を載せるタイプなので…だからちょっと、ねえ…」と井戸端会議な感じで言いにくそうにコソコソ話。もちろんお店にいるのはママと私だけ。。。
カフェラテ夫人の悪い噂話を聞いた私は、話の流れからカフェオレを注文いたしました。
ほどなくして、喫茶お馴染みの銀トレーで運ばれてきたカフェオレにお砂糖を入れていると…何か視線を感じる。。。
恐る恐る振り返ってみると、ビックリ顔のママでした…!!
二人しばし沈黙の末、ママが重い口を開きました。
「…それはどういう服なの?!」
私が着ていた手の出口が4カ所ある服が気になっていたようです。
「これ、こっちからも手が出せるんですよ〜」と販売員のような笑顔で答えると、「!!」とママ。火サスの撮影か?!と突っ込みたくなるようなビックリ顔 。
あまりの驚きっぷりに結局立って説明する事になり、一口も飲んでいないカフェオレはお預け状態に…。
そして、ここまで言ってもらえたら服も幸せだと涙するほど、細部まで褒めちぎっていただきました☆
話が終盤に差し掛かった頃、着ていたカーディガンについて「その上着も付いた状態で売っていたのね」と言うママに「いや、これは別で買いまして」と軽く訂正すると、またも火サス顔!
そして、殺人現場を見てしまった女優の如く衝撃を受けた表情で「…お対じゃない、の…?」と震えるように囁かれました。
ママやめてっ!喫茶の雰囲気も相まって思わず私もノリたくなる…!!
そんなこんなで服談義が続くことになり、私が一口目のカフェオレを飲めたのは運ばれてから15分後のことでした。
うん、猫舌の私でも飲める☆
ちなみに純喫茶Wのカフェオレは少し芳ばしく、ママの人柄が反映されたような優しいホッとするお味でした。
それにしても、カフェオレ1杯で1時間…。そろそろ会場に戻らなきゃとお会計を済ませ、お店を出る時に先ほど気になった芳ばしさの理由を訊ねてみました。
「アーモンドパウダーか何か入れてるんですか?」
すると、またもや火サス化したママがドギマギしながら「い、いや、何も入れてないけ、ど…」と自信なさげに答えていました。
自信持って、ママ!何年も作り続けている味よっ!初めて来たお客に惑わされないで!!
じゃああのひと手間加えた味はなんだったのかな〜と考えていたんですが、ママの人柄というスパイスがひと味変えたのかもしれません。
そんな交流のあった松戸での日々も終わりを迎えようとしています。
松戸アートラインプロジェクト2011、本日最終日でございます!寂しい…。
と、なんだか最近松戸愛を披露している私ですが、自分の住まう町ももちろん愛しておりますよ!
柔和なトルコ人がやっているケバブ屋さんはありませんが、地元に来る出張ケバブやさんは、その車にE.YAZAWAのタオル貼ってますからね!どんなトルコ人?!
我が町もなかなかやるもんです☆
posted by コイケジュンコ at 00:52| Comment(0)
| 日記
2011年11月13日
ウン命のいたずら
先日、近所で華麗に犬のう○こを踏んだコイケです。こんばんは。
今まで踏んだ事はなくはないですが、あんな衝撃的に踏んだのは初めてでした。。。
その事件は、夜、ちょっとしたものを近所に買いに行く時に起こりました。暗くて見えない状態でまだしたてホヤホヤだったと思われるう○この1/3部分を踏み、リアルでコントの「ズコー!」みたいなポーズになりました。
一瞬何が起こったのか分からず振り返ると、「え?ほんとに犬がしたの??」と思うほどの量…!!人間でもそんなには。。。
これほどの量を道路に堂々と放置していった飼い主…いったいどこへ行ったぁ〜〜〜(怒)!!
次の日、現場がどうなったか見に行くと、右に左にいろいろな足跡が!そしてすごい量だったと思われるその場所には、ペッタンコの茶色い地図が描かれておりました。
私以外にも多数の被害者が…。まだ見ぬ同士に思いを馳せるのでした。
ブログ更新1ヶ月近くぶりでしたね(汗)!その間、相変わらずウダツの上がらなかったワタクシでございますが、まあ、ちょっと弱気になったりありがたかったり色々ございました。
突然ですが皆さん、迷ったり悩んだりした時に、タイミングよくご縁を感じる物・人・事に出会って突破口が見つかる、なんてことありませんか?!
私は先日ありました。弱気モードの時に、とあるローカル駅前で「よし、頑張ろう…!その前にマックでも行って景気づけするか!!」と、マルエツの脇にある小さなマクドナルドに寄りましたら、そのマクドナルドが仕切りなくマルエツに直結する作りで、すぐ近くで毒蝮三太夫が公開ラジオをやっておりました。
このタイミングでまさかの毒蝮三太夫?!元気づけるスペシャリスト、キターー!!
まさにドンぴしゃな状況に「でも層としては早くないか」とたじろぎつつ、「おい、ババア」や「死にぞこない」を生で聞き、「なんか大丈夫な気がする…!」と根拠のない確信を持ったのでした。
それにしても毒蝮さん、76歳らしいですよ!あの流暢なトーク、76には見えない!若い!!
そして、お客さん相手のフリートークでラジオを続けていることに尊敬の念を持ちました。
毎回お客さんは違えどリスナーは毎回聞いているので同じ話するわけにもいきませんし、アウトプットの量がハンパないな、と。いろんなものにアンテナ巡らせて肥やしを入れ続けなければいけない状況を何十年もやってきた毒蝮先生…素晴らしい!!
アーンド、前で拝むように聞いているおばあちゃん…キュンといたしました♡
毒蝮先生を筆頭に、ここ数週間は「ご縁」というのを実感する時期でした。
ただいま開催中の「松戸アートラインプロジェクト2011」の準備も、一人では難しいと感じていた矢先にアーティスト仲間(であり先輩)からお手伝いしてくださるとのお声が!
尊敬するアーティストさんたちに手伝ってもらうなんて!感激と共に緊張もいたしましたが、とても貴重な体験となりました。
しかし昨年だったら…こういう流れはなかった気がします。ちょっとしたきっかけで、思いがけない交流で、そんな積み重ねで今日を迎えているのだなあと。その誘導されたような道程に不思議な感覚になります。
このタイミングにこういうことをしている、普段はなんとも思わない日々の行動全てが何らかの意味をなしている、そう思わずにはいられない数週間でした。
…ということは、う○こを踏んだのも何か意味が?!
たしかにウンを踏むと運がつくといいますし!!
しかし今回のう○こ踏みは強烈だったので、運がつくといいますか…ウンが取れない有り様でして…愛用していた靴がご臨終してしまいました。。。
運があるとは思えない!
あ…でも、この愛靴は近所履きとして履き潰していまして、新調しようと思ったら廃番になったことを告げられたことを思い出しました。未練がましく「もうちょっと履いてから…」なんて思っていた矢先だったのです。
そうか、「もう諦めな☆」という、そういう合図なのか…?!
これがタイミングのいいご縁ということ、か。。。
違う形で合図ほしかった(泣)!!
今まで踏んだ事はなくはないですが、あんな衝撃的に踏んだのは初めてでした。。。
その事件は、夜、ちょっとしたものを近所に買いに行く時に起こりました。暗くて見えない状態でまだしたてホヤホヤだったと思われるう○この1/3部分を踏み、リアルでコントの「ズコー!」みたいなポーズになりました。
一瞬何が起こったのか分からず振り返ると、「え?ほんとに犬がしたの??」と思うほどの量…!!人間でもそんなには。。。
これほどの量を道路に堂々と放置していった飼い主…いったいどこへ行ったぁ〜〜〜(怒)!!
次の日、現場がどうなったか見に行くと、右に左にいろいろな足跡が!そしてすごい量だったと思われるその場所には、ペッタンコの茶色い地図が描かれておりました。
私以外にも多数の被害者が…。まだ見ぬ同士に思いを馳せるのでした。
ブログ更新1ヶ月近くぶりでしたね(汗)!その間、相変わらずウダツの上がらなかったワタクシでございますが、まあ、ちょっと弱気になったりありがたかったり色々ございました。
突然ですが皆さん、迷ったり悩んだりした時に、タイミングよくご縁を感じる物・人・事に出会って突破口が見つかる、なんてことありませんか?!
私は先日ありました。弱気モードの時に、とあるローカル駅前で「よし、頑張ろう…!その前にマックでも行って景気づけするか!!」と、マルエツの脇にある小さなマクドナルドに寄りましたら、そのマクドナルドが仕切りなくマルエツに直結する作りで、すぐ近くで毒蝮三太夫が公開ラジオをやっておりました。
このタイミングでまさかの毒蝮三太夫?!元気づけるスペシャリスト、キターー!!
まさにドンぴしゃな状況に「でも層としては早くないか」とたじろぎつつ、「おい、ババア」や「死にぞこない」を生で聞き、「なんか大丈夫な気がする…!」と根拠のない確信を持ったのでした。
それにしても毒蝮さん、76歳らしいですよ!あの流暢なトーク、76には見えない!若い!!
そして、お客さん相手のフリートークでラジオを続けていることに尊敬の念を持ちました。
毎回お客さんは違えどリスナーは毎回聞いているので同じ話するわけにもいきませんし、アウトプットの量がハンパないな、と。いろんなものにアンテナ巡らせて肥やしを入れ続けなければいけない状況を何十年もやってきた毒蝮先生…素晴らしい!!
アーンド、前で拝むように聞いているおばあちゃん…キュンといたしました♡
毒蝮先生を筆頭に、ここ数週間は「ご縁」というのを実感する時期でした。
ただいま開催中の「松戸アートラインプロジェクト2011」の準備も、一人では難しいと感じていた矢先にアーティスト仲間(であり先輩)からお手伝いしてくださるとのお声が!
尊敬するアーティストさんたちに手伝ってもらうなんて!感激と共に緊張もいたしましたが、とても貴重な体験となりました。
しかし昨年だったら…こういう流れはなかった気がします。ちょっとしたきっかけで、思いがけない交流で、そんな積み重ねで今日を迎えているのだなあと。その誘導されたような道程に不思議な感覚になります。
このタイミングにこういうことをしている、普段はなんとも思わない日々の行動全てが何らかの意味をなしている、そう思わずにはいられない数週間でした。
…ということは、う○こを踏んだのも何か意味が?!
たしかにウンを踏むと運がつくといいますし!!
しかし今回のう○こ踏みは強烈だったので、運がつくといいますか…ウンが取れない有り様でして…愛用していた靴がご臨終してしまいました。。。
運があるとは思えない!
あ…でも、この愛靴は近所履きとして履き潰していまして、新調しようと思ったら廃番になったことを告げられたことを思い出しました。未練がましく「もうちょっと履いてから…」なんて思っていた矢先だったのです。
そうか、「もう諦めな☆」という、そういう合図なのか…?!
これがタイミングのいいご縁ということ、か。。。
違う形で合図ほしかった(泣)!!
posted by コイケジュンコ at 01:08| Comment(0)
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