2011年10月01日

人のフリ見て我がフリ……同じ!!

日記を書いていない間に一気に涼しくなりましたね〜!
その温度差についていけないお年頃になったのか、鼻水が止まらない毎日を送っております。

熱に浮かされた日々から解放され、私の人間観察も始動してまいりました。
先日電車に乗っていたら、目の前に座っている小学校2,3年の女の子が真剣に本を読んでおりました。そんなに夢中で何を読んでいるんだろうとタイトルを見たら「ラブ心理ゲーム」という本でした。
どういうことーー?!こんなちっこい子がラブの心理戦?!
「これが平成というものか」と驚愕しつつ、電車の中でそんなラブの裏側の本を…なんて思っていたら、私の読んでいる本が「浮世絵に見る 江戸吉原」という、ある意味ラブの裏側の本でした。
つか、吉原の本を電車の中で読んでいる私の方がどうかしているんではないか…と思わないでもない。。。
かなりローカルな電車で空いていたため、その車両はちょっとした赤裸裸ラブ車両となりました。

その日の帰りは23時とちょっと遅い帰宅になったのですが、そうすると地元の道も閑散といたします。
そんな静かな夜を堪能しながら歩いていると、数十メートル前をおじさんが黄色い布で作った、ティモテのようなロン毛もどきをたなびかせながら自転車で通り過ぎました。
な、なんだ?!今の…!!
タオルを頭に巻く人はたくさんいれど、おじさんは完全なるワンレングス状態でした。
その異様さに、「これはちゃんと見ておかなければいけない!」とおじさんが曲がったマンションまでダッシュ!しかしおじさんは奥の駐輪場に行ってしまって、素材や詳しい形状を把握することができませんでした。
悔しい気持ちを胸に「酔っぱらって陽気になっちゃったのかしら」なんて考えながら、良いものを見た喜びを噛み締め機嫌よく歩きふと後ろを見ると、私の少し後ろをこちらを気にしつつ歩幅を制限しながら歩いている若いサラリーマンと目が合ってしまいました。アワワッと目をそらすサラリーマン。
…あれ?もしかして私怪しがられてる?!
たしかに突然何もないところでダッシュしたと思ったら空見上げながらゆっくり歩き始めたり、かなり行動が怪しい…!!

今日は「なかなかの珍人間に遭遇した〜☆」と思いきや、私もかなりの珍人間ぶりを発揮していたのでした…。
posted by コイケジュンコ at 22:57| Comment(0) | 日記

2011年09月13日

五十の仮面を持つ女

昨日帰り道、たむろしていた10人くらいの中高校生に「うぇ〜い!」「うぇ〜い!」と声をかけられて緊張したコイケです。
だって私ったら…ボンタンのような紫のサルエルパンツに足袋ブーツだったんですもの!!特攻服かっ?!
どっちかっていうとピエロを意識しているので、そういうほっこりさが伝わっていることを切に願います。

さて、最近の珍事件と言えば、駅の階段を降りていたら隣りにいたおばあさんに「なんだよっ?!おまえ〜!!」といきなり声をかけられたことですかね。
変な人に引っかかってしまったのかとビビリましたが、じっと私を見て数秒後、「あっ!やだ!娘かと思っちゃって!ごめんなさいっ」とおばあさんが恥ずかしそうに平謝りしてくれました。
良かった…勘違いで☆

でも私、こうやって間違えられることも多いですし、「○○に似てる」と言われることが多いんです。いや、すっっごく多いんです!
千の仮面を持つ「ガラスの仮面」の北島マヤには遠く及びませんが、ボーッとしているだけで50は持っていますよ、私!
ちなみに似ている対象って芸能人から選出されることが多いと思いますが、私が似ていると言われる50の半分近くも芸能人です。まあ一人にしか言われない人物もいますが、この数で7,8割は2回以上言われたりするのでやはり相当な数字…。
しかも「誰が誰に似ているか」話で出てくるわけではなく、「思ってたんだけど似てるね!」と自発的に言われるんです。
高校時代なんて、入学式前で緊張しながらお手洗いに行くと、上級生2,3人に「ねえ、岡村孝子に似てるって言われない?!」といきなりぐいぐい話しかけられた時は、さすがにたじろぎました。端から見るとカツ○ゲ現場。。。
もちろん、似ている芸能人ラインナップは「え?ほんとに〜(照)??」という人もいれば、「えー!!それはないんじゃない(怒)?!」という人もいます。
しかも20人もいると端と端はもはや別人。そして半分は男性なので、私に似ている人たちで紅白歌合戦ができる勢いでございます。つか、なんで男そんなに多いのっ?!

そして芸能人や有名人だけでなく、身近シリーズも多いです。
初対面で「私の知っている○○に似ています」なんてオチのないこと、よっぽどでない限り言わないと思うんですよね。でも初対面で「こんなこと突然 言われて困ると思うんですけど…私の幼なじみにすごく似てるんです!」みたいなこと結構言われがち。
「高校時代のバレーボール部先輩にほんと似てるわ〜」とか、「俺の中学からの親友にそっくり!(注:男)」とか。その数30はくだりません。そんなにあります?!みなさん!

年を追うごとに性別を越え、最近はワールドワイドでして、前の日記で香港人に間違えられたのは特定人物じゃないので例外として、トルコに旅行に行けば現地のガイドに「アナタハ ワタシノオバノ ワカイコロニ ソックリデス!」と言われたり、友達から「世界陸上に出てるロシア人の選手に似てるよ!」とわざわざ手紙で選手紹介が送られてきたりします。私の顔、どこまで行くんだ…!!

人によって顔の雰囲気の捉え方が違うという面白さもありますが、ここまでくると果たして私の顔はどういう顔をしているのか自分自身わからなくなってきます。
まあ、鏡を見て「あれ?こんな顔してたっけ?!」とたまに驚くのは老けが原因なのもありますが☆
悪目立ちしていて嫌だなと思う顔のパーツがあったりしますが、ここまで似ている人がいると案外特徴のない顔をしているのかもしれませんね。それも寂しい話ですけれども…。
こうなったら100目指して頑張りたい思います!何を頑張ればいいかわかりませんが!

それにしてもおばあさん、「なんだよっ?!おまえ〜!!」って。。。
結構キレイにされているおばあさんだったんですけどね〜。娘だと思って、家でのリラックスモードが出ちゃったんですね。
明日は我が身。言葉遣いには気をつけよう…と人違いされて学習させていただきました。
posted by コイケジュンコ at 23:17| Comment(2) | 日記

2011年09月01日

仏のような男・バンクシー

パリ旅行記が終わって一発目の日記でっす!
いや〜あの日記長かったですね…。時差ボケにまかせて更新を怠ったため、思い出しながら書くのが結構きつかったです。今度は鮮度を失わないうちに書こうと思います!
と言った矢先に、3週間前に見た映画の感想です。。。だ、だって!見たときまだパリ旅行記書いていたんですもの(泣)!!
もうなかば霧掛かった記憶ですが、映画を見終わった時に「これは日記に書こう!」と誓った思いを叶え、この感想を書いて気持ちよく9月を始めたいと思います(もうすぐ2日ですが)。

さて、見に行った映画というのは「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」というストリートアーティストのトップ・バンクシーの映画、ここ数ヶ月楽しみにしていた映画でありました。
この映画、「意外な展開になる」という触れ込みがあったのですが、そう聞いていても斜め上への展開でした!
例えて言うなら、中に液体が入っている飴みたいな映画。
美味しい美味しいと思ってなめていた飴から、突然液体がでてきてびっくりする、そんな感じ。わかりづらいですか?失敬。
ともかく物語が思いがけない展開を見せるというよりは、急に進路変更した暴走車のような映画なんです。
これを語るには時系列で話さなければならずネタバレしまくると思いますので、これから見ようと思っている方々は読まないでくださいね!!
そして語るのがとても難しいため長〜くなりますので、先に謝ります。。。


最初は予想通りのストリートアートの記録映画でした。
古着屋を営むカメラ好きのある男・ティエリーを通して、今まで見ることがなかったストリートアーティストの裏側にすぐに引き込まれました。
ストリートアートはやんちゃな人がやっているイメージが強かったのですが、下準備にキンコーズで一生懸命作業していたりして新鮮でした!
街の至る所に貼っているグラフィティを大きく広げて作業していて、周りにバレバレじゃないの!!
顔を公表しているストリートアーティストも結構いますし、現行犯でないかぎり取り締まられないんですかね?
顔といえば、薄〜いヒョウ柄ストッキングを被っているアーティストもいて、「それ、誰だか微妙にバレる上に辱めなんではないか?!」と思わなくもなかったですが、隠し方も多種多様で興味深いところでした。
これまた目からウロコだったのが逃げ方ですね!
考えてみたら、ストリートアートはお縄と隣り合わせ。要するに敏感に察知することと、訓練した警官より早く逃げる身体能力が必要なわけです。
追いかけられていたアーティストが壁走りして建物に飛び乗って警官を巻いた時は感動すらいたしました。NINJA!
こうしてストリートアーティストにスポットを当てると、匿名ですぐ撤去されるアートを発表するということは儚くそしてお金にもならず、だからこそ自分が表現したいことを全うしようという、限りなくピュアなアーティストなのかもしれないと思いました。全てが全てそうではありませんが。
また、これは…!と思う作品は残してもらえているのを見ると、これほどシビアなアートシーンもないな、とも思うのです。

そうこうしているうちに、ようやくティエリーがバンクシーにヒット!待ってました!!
バンクシー。数年前、パレスチナの壁に社会的批判をファンタジックなステンシルで描いた作品を雑誌の記事で見たとき、「好きだ!」と思ったアーティストなんです。社会批判をする作品で「好きだ!」となることがないのですが、優しい顔の下にすごい毒を孕んだような、でも核には愛がある、そういう複雑さというかさじ加減が好きだったのです。
そんなバンクシーの裏が見られるということで、ティエリーと一緒にドキドキしながら映画に釘付けになっておりました。
バンクシーが制作現場を撮らせ、彼がちょっとずつティエリーに心を開いていき、「ストリートアーティストの映画を作りなよ」とティエリーに言い、「バンクシーが俺に映画を作れって!」と一念発起するティエリー。この時の私は完全に微笑みながら見ていました。
この時はまだ飴の表面が薄ーくなっていることに気付かなかったのです。
ティエリーが作ってきた映像は私の目から見てもただただノイジーなものでした。そこで苦し紛れに出たバンクシーの感想は「いいね」そして「アートをやったら」。
ここで完全に飴がパリッ、中から液体出てきた〜〜〜!!

何故かここから「男ティエリーの勘違いアーティストデビュー物語」に…!!
ティエリーは今まで作品を作ったことがないのに、「ダミアン・アーストもファクトリー作ってスタッフに作らせている」と自分もスタッフ雇って制作。なんでいきなり大御所気取りなんだぁ〜〜!!
ティエリー、人はいいんです。ピュアでハマると一直線な彼だからバンクシーに辿り着いた。
だからこそ「あのバンクシーに『アートやったら?』って言われた!」その高揚感とバンクシーの気持ちに答えたいという一心で、一足飛びに大きな会場を貸し切りスタッフを大量に雇うという…。ピュアで一直線なところがアーティストになった途端いやな方向に動き出し、こちらとしては話が進むにつれヒヤヒヤしっぱなし!
それにしてもおかしな話です。作りたいものがあって作るわけでなく、個展をやるのが目的。あ、新しい…!ある意味、新しい!
作品を作ったこともない人間が大きな箱を把握してどれだけの作品を仕上げればいいか、どう構成すればいいかが分かるわけもなく、結局スタッフや知り合いが頑張るハメになり、それと反して段々アーティスト気取りになるティエリー改めMBW…周りの苛立ちがわかるだけに段々居たたまれなくなってまいりました。。。
途中、作業していたMBWが大ケガして一瞬我に帰り、シューンとしたのには笑いましたが。
シューンとなったところ、お願いした知り合いのストリートアーティストたちが宣伝してくれたおかげで、再びシャキーーン!となるMBW(笑)。もちろんケガの皺寄せはスタッフにいき殺伐としているのに、本人空気読まずにアーティスト気取り☆
そしてこのMBW誕生物語はすごい展開を見せます。バンクシーのメッセージ「MBWは社会現象だ」を大々的に宣伝しマスコミも殺到、ポッと出のアーティストとしては異例の長蛇の列&1日で100万ドル売り上げちゃったんですよ!
古着屋で培った嗅覚がありハッタリをかますのがうまかったのも大きかったでしょう。なんせまだ世に出たことのない自分の作品、「う〜んそれは3万ドル、で、それは2万」とかポンポン値段付けて行くんですけど、3万ドルって言ったら、単純計算1ドル=100円として、300万円ですよ〜〜!!A1サイズくらいの作品が!!今まで作品発表もしたことないのに!!

MBWがそれだけの器なのか、それはわかりません。でも、自分の器の大きさを気にしていないという点では、でかい男だと思います。
「器」で思い出しましたが、昔私の友達で1回しか利用できないサラダバーで、小皿にパイナップルを絶妙に組んでどんぶりのようなお皿に変身させて女がおりました。お店でも有名で「サラダバー荒らし」との威名を持つほど、見たことのないサラダ皿でしたよ。。。
話がそれましたが、「いっぱい載せたければ、器を大きく延ばすで正解だよ!」そんな同調するMBWの声が聞こえてきそうです。
ペラッペラなのにアーティストとして成功してしまったMBWを以前彼に追っかけられていたストリートアーティストたちは戸惑うばかり。これくらいのことはしてやろうと宣伝してやったばっかりに…と。その理由が、MBWがカメラを持っていた頃、純粋に追いかけてくれ何なら手助けしてくれたお礼だったというのは皮肉な話です。

しかしバンクシーはこうなることを予測していたのではないか?と私は思うのです。
本の帯でも宣伝の推薦文はどういう形式でも「褒め」に繋がっているもので、最初バンクシーがこの言葉をプレゼントしたときは「え〜!バンクシーやりすぎじゃない?!人がよすぎるよ」と一瞬思ったんですが、作品も見ていない段階で「MBWは社会現象だ」という推薦文は違和感がありますし、インタビューなどでジョークや真偽が分からない発言をよくしていることからもただの賞賛ではないでしょう。
バンクシーは猪突猛進なティエリーを見て「こいつなんかやらかしてくれる」と思ったのかも。それでアートを勧め、この言葉を贈り、最終的に善かれ悪かれ自分が言った通りになることを見越していたのではないかと私は睨んでいるのです。

打ち出し方ひとつでいきなりスターダムにのってしまった素人MBWはまさしく社会現象です。
この映画、作品の受け手はもちろんのことバンクシー本人を含めたアーティストも皮肉られていることは確かです。
しかし、MBWの成功を受けてバンクシーは「アートは誰でもやればいいと思っていたが、そんなことはなかった」的なことを言っていた、その真逆の「アートをやる側にまわることは特別なことじゃない」ということを言いたかったのではないかと思うのです(いじわるく考えると、これまたアーティスト側への皮肉でもあると思うのですが)。
それは私がバンクシー作品全般に感じる「批判の中にある肯定感」と合致します。

バンクシーはとても冷静で客観的で知的、そんなイメージを持っていた私。
ステンシルの合理性や今まで捕まったことがないという話などから、目立ちたがり屋なアーティストよりもしたたかさを持った人物なんだろうなとも思っていました。
今回この映画を見て、何故かアーティストとして成功したティエリーも、追っかけだったティエリーに先を越されてずっこけたアーティストたちも、ストリートアート映画だと思っていたら変わった男の成功映画でたじろいだ私たちも、全てバンクシーの掌の中だったのでは?!という気がしてきました。
まるで釈迦と孫悟空状態です。
ドキュメンタリー映画として賞を獲得したりしていますが、本当にこれはドキュメンタリーなのか?バンクシーの作ったファンタジーではないのか?!という疑問が生まれ、根本からわからなくなってきました。
それこそバンクシーの思うつぼかもしれません。
全て達観されていたー。バンクシーってやはりタダモノではない…気持ちよくヤラれて映画館を後にしたのでした。


それにしても、制作中のバンクシーの左薬指にシルバーリングが…!
あらバンクシー、結婚しているの?!と邪なことを考えていたワタクシでありました。
posted by コイケジュンコ at 23:41| Comment(0) | 日記

2011年08月17日

パリ珍道中〜涙、涙のエピローグ〜

7泊に渡ったパリ旅行も終わり、帰路へー。
帰りはMさん、ルームシェアしていたMさんのお友達二人の計4名!行きの心細さを考えると夢のよう☆
そんな浮ついた気持ちだったので完全に余裕ぶっかまして宿を後にしましたが、ロワシーバスがなかなかこなくて「間に合うか?!」とヒヤヒヤする羽目に。少し焦りましたが無事空港へ到着いたしました。
しかし私たちにはまだヒヤヒヤすることが待っていましたー。

それは預け荷物…!キャセイパシフィックの預け荷物は20キロまで、Mさんの経験から3キロまではおまけしてくれるだろうということだったのですが、重いものを多く買い込み、2人がかりで閉めたりした私たちの荷物、軽く20キロは越えている…。心配は募っても荷物を計る術がなかったので、前日の夜は皆で「大丈夫だよ」と励まし合ったり「私の方が軽くない?!」と争ったりしていたのです。
厳しくない人に当たりますように…!祈りながら預け場所へ行きました。
こうなったら心理戦です。Mさんが荷物を出す順番を綿密に決め、気丈に振る舞おうという確認をし合って、いざ預けることに!!
並んでいる流れから愛想のないお姉ちゃんに当たってしまい、「外れた…!」と誰もが思いました。おまけなど考えず規定通りにしか動かないように見えたのです。しかし、お姉ちゃんは私たちが考えるよりやる気がなかった。
何キロになろうとスルーのけだるいお姉ちゃんでした!まさかのラッキー!!
私たちは目配せで「喜ばないで!当然のような顔して!」と確認し合い、心でガッツポーズをしたのでした。ちなみに皆どんぐりの背比べで、一番重い人は26キロでした。うん、アウト☆

心配事も片付きリラックスモードで機内では映画を見ることに。キャセイなので英語、中国語が主。行きで日本語対応の映画は見てしまったので、絵でついていけそうな「トイストーリー3」を見ることにしました。1は見たけど2は見ていないそんなユルい付き合いをしてきたトイストーリー、噂では「ちょっと切ない3」だとは聞いていたのですが、ほんとに切なかった…!!
私だけ通路を挟んだ席に座っていたので完全に物語に引き込まれ、完全なる泣きモード…!そんな中、運悪く食事タイム。。。
涙も鼻水もこんにちはしている状態で飲み物を聞かれ、豚か鳥かを聞かれる羽目に。いいシーンで止められた気持ち悪さと、誰から見ても泣いているバツの悪さでなんとも言えない気持ちになりました。
とりあえず、本当に号泣しそうな勢いだったので、食べながら気を紛らわせることに。でも一人で見ていたら嗚咽しそうな感情の高ぶりをなんとか抑えようとしながら食べていたので、コント級の「食事まずいのか?!」な顔になっていました。なんか、泣いているのを気付かれたくないどうこうではなく、 女子的に周りの人に見られていないことを祈ります…。
いや〜それにしてもトイストーリー3、よかった…!2見てなくても感動した…!細部まで演出が行き届いた、作り手たちの愛に溢れた映画でした。アニメーションの特質を活かし表情豊かで、その上かなり泣かせる演出がされていて、それにまんまとハマって泣いてしまったことに悔しさもありますが、見たかったけどまだ見ていない私のようなものぐさな方、是非見てくださいっ。でも間違っても明るい機内では見ないように…。

そんなこんなで飽きずに香港までの空の旅を楽しみ、香港→成田はお隣りがMさんだったのでこれまた楽しい旅となりました。
乗り換えがあると常に食事している感じで、朝食食べて乗り換えたのにまた乗って1時間後にはまたお食事タイムに。
私たちの番になって、中国人のCAさんが私に話しかけてきました。全く聞き取れない言葉で。
行きも中国なまりの英語が聞き取れなかったのでまたそうだろうと一生懸命耳を傾けました。やはり分からない!行きより分からないっ!!つか、これ 英語??と思っていた矢先、隣りにいたMさんが助け船を出してくれました。「Please speak English」と。
そう、私に中国語で話しかけていたのです…!こちらは英語で話しかけられるものとと思い込んでいたので、まさか中国語だとは思いませんでしたよっ!!
そのCAさんが慌てて私に謝っているときに、違う方面からCAのリーダーがこれまた私に中国語。どうなってんだ…!!
お詫びだかなんだか、私がチョイスしたものがないということでビジネスクラスの食事をくれました。これはラッキー♡でしたが、なかなか複雑な思いで食事いたしました。
その後Mさんが「私…まさかと思ってたんですが、コイケさん、飛行機に入る前も中国語で話しかけられていましたよ」と打ち明けてくれました。3・ 連・続…!!

成田に到着し出る順番待ちをしていたら、さきほど中国語で話しかけてきたCAさんが私に再度謝ってきました。そして「あなたは香港ピーポーみたいで間違えた」と。なんと、本場・中国人に「香港人」のお墨付きをいただきました☆
なんでしょ…私がアシンメトリーな髪型したり、MCハマーのようなパンツを履いたりするからなんでしょうか。。。それにしたって、連れが日本人でしょうよ…。一人だけ香港ピーポーが混ざっているように見えたんですかね。
意外な衝撃を受けて帰ってまいりました。

久々に帰ってきて蒸し暑い日本の洗礼を受けつつ日常生活に戻ったのですが、10日間くらい時差ボケが治らなかったです…。
実は、私がしていったデジタル時計のいじり方を失念してしまったので諦めて、フランスでも日本時間で過ごしていたんです。見る度に「マイナス7時間」していたんですよ。なので、眠い…と思って時計見て「どうりでー!だって日本時間は夜中の3時だもん!」とかやっていたので、なかなかフランス時間に馴染めなかったんですね。(アホだ…)
でも旅の後半になり、こうなったらフランス時間に慣れずに帰った方が都合がいいかも!と考えていたら、残り2日でフランス時間に慣れてしまったという。。。
そんなこんなで変なことしてたら結構重い時差ぼけが来ちゃいました。皆さん、時差のある国で日本時間の時計なんてしちゃだめですよ!めんどくさくてもどうにかいじって時計調整してください!体壊しますっ!!

あと、体が参ってしまったもうひとつの理由は、この時期フランスは夜の10時半くらいまで明るかったことですかね。
なので朝から晩までかなりアクティブに動いておりました。やはり日の光を浴びていると体に「まだ日中!」サインを送ってしまうので、体が興奮しちゃうんですよね。とは言っても、体自体はどんどん疲れが溜まってしまっていたのだと思います。
あとですねー…、ビックリするくらい焼けました。。。
フランスの気温は過ごしやすかったのですが、いかんせん日差しが凄い…!!
日陰にいるとヒヤ〜っとするくらい涼しいのに、サングラスないと目が開けていられないほど日差しが強いんですよ!!そんな夜10時まで明るく強い日差しの中、皆さんご存知のように日に日にパリの街歩きが上達するくらい歩いていたので、少しずつ着実にこんがり焼けていったようです…。
海や夏フェスで一気に焼けることはありましたが、こうジリジリ焼くと茶色くなっていくんですね☆今、どの箇所よりも顔が一番黒いです。とほほ。

そんな黒い顔とともにパリの思い出を刻んだのが顎。
4,5月くらいに私の顎に吹き出物が出来そのまま鎮座しているお話をしたと思いますが、その5mmくらい隣りにフランス産の吹き出物が。。。
恐ろしいことに日本産も治っていなかったので、二つ仲良く並んでおります。まさかコレ、行った国ごとに増えていってコンプリートされていくんじゃないでしょうね…?!鏡で顔を見ながらそんな懸念を抱くと同時に、パリでの日々が思い出されるのでございます。

<やっと、おわり!読んでくださった辛抱強い方々ありがとうございました!>


ちなみに、フランス産の吹き出物はここ最近かな〜り小さくなりそろそろ消えそうな勢いです。それなのに日本産…まだ居座る感じ。そろそろおいとましてほしい!!
posted by コイケジュンコ at 10:01| Comment(2) | 日記

2011年08月15日

パリ珍道中〜最終日ー私をペタンクに連れてって〜

あとちょっと!というところで、バタバタしたり熱中症チックになったりしておりました。。。すみません。
ああ、自分の中での最低目標の「帰国後1ヶ月以内」が守れなかった…。
…気を取り直して、長いのぶちかますぜ!!

最終日の7日目ー。
やはりパリに来たなら蚤の市!というわけで、オススメのヴァンブ蚤の市へ。
しかし、あまり骨董の目利きがないので、「え?こんなものまで売ってるの?!」と変なものばかり目に付いていたら、何も買えませんでした。。。
でもせっかく来たからにはと、帰りがけにあまり美味しそうに見えない食べ物の広告紙を1枚買いました。1ユーロ。
だめだな…私には買い付けのセンスはなさそうです。

その後、Yさんとカルティエ現代美術財団へ。
HPの画像を見て楽しみにしていたアフリカン彫刻は、実際見たら主に奴隷や拷問を表現した彫刻でした。ひええ〜…。
しかし、日用品を巧みに使って表現をしている彫刻は力強い作品となっています。
暗がりにポッと焦点を当てたような展示は、アフリカン彫刻の神秘性を際立たせていました。そして、2割増に恐いっ!
展示スペースは想像していたものより小さかったのですが、とても興味深い展示でありました。

カルティエで見終わると時間はちょうどお昼時。考えてみるとパリに来たのに一度もガレットを食べてないことに気づき、ガイドブックに載っていたガレット屋さんへ。さすがガイドブックに載る店、並ぶほど人気な上に店内の席がキュウキュウ!
やはりそれだけ忙しいと頼んだ物もすぐに出てこず、次に向かうところの道案内をMさんにお願いしていた私たちは焦っておりました。運良くギリギリ間に合うくらいにガレットが運び込まれ、がっつく私たち。そぼろのように刻まれたハムが喉にひっかかり、ハムで盛大にむせるという奇跡を起こしながら無事集合場所へ!

ちょっとパリジェンヌ気取っていた私ですが、次に行く場所はMさんが道案内を買って出てくれるくらい分かりづらいとのこと、なのでMさんのお言葉に甘えて連れて行ってもらうことにしたのです。
次の場所とは、Mさんオススメのブールデル美術館「グレ展」!
このブールデル美術館、元はブールデルという彫刻家のアトリエだったようで今は美術館となっております。そんな美術館でファッションの展示…これがすごく良かったです!!
天井の高い広い部屋(これは美術館用に作ったのかな?)から骨董がそのまま残った小さな部屋まで使って見応えのある展示となっておりました。
そして目からウロコだったのは、ブールデルの彫刻とグレのドレープたっぷりのドレスの相性がとても良かったこと!
どうやら、二人は共通して、ギリシア神話にインスピレーションを得て多くを制作していたようです。納得。半世紀近く違う2人の作品がとても調和しております。
また、空間の使い方も面白かったです!プライベート感のある部屋でもそれを活かした展示がなされておりました。例えば、キリストが磔刑されている十字架がある寝室では、その十字架に対面する形で黒のドレスが置かれていて物語性を感じる展示になっていたり、展示量に対して飽きさせない作りになっています。
そしてこの美術館のすごいところは、フラッシュ焚かなければ撮影OKなところ!
なので、皆バシバシですよっ。老いも若きも場所を譲ったり奪ったりしながら写真撮りまくり!!ドレープの美しさをガン見して写真も撮らなければいけなかったので(いけないことはない)、この美術館でかなりの時間を費やしてしまいました☆

その後、ケ・ブランリー美術館に行くもチケット売り場で長蛇の列!!時はすでに夕方、「グレ展」でかなり消耗したので断念いたしました。。。でも、せっかく来たのだから…と美術館建物前でリカ×ケ・ブランリーをパチリ☆結構入り込んだところで撮影していたのですが、奥に子ども用図書館があったらしく家族連れの通り道になっており、怪しんだ目線たちが痛かったです。でも地元じゃないから全然平気☆
ふと思ったんですが、人形片手に写真撮りまくっている大人ってどう映ったんですかね…森高人形を持った宅八郎?!そ、それは嫌だな…。

ちょうどYさんの宿付近だったため、スタバでお茶をして別れることに。
ところで、向こうってコールドドリンクにガムシロップ使わないんですかね?フリーのところになかったので店員さんに聞いたら「ないない!」と言われ、最終的に「今回だけだぜ☆どれくらいほしいの??」とでっかい瓶に入ったシロップを持ってきてくれました。優しい…。
優しいけど疑問ですっ!ホットドリンクには絶対お砂糖付けてくるのに…もしかしてコールドもお砂糖溶かしているのかしら…いや溶けないだろう!! 謎は解けないまま、今日に至っております。

Yさんと別れた後は、最後のパリに浸るため宿に帰りがてら散策することにしました。
私にはまだひとつ心残りがあったんです。
それはペタンクを見ること!
ペタンクとはフランス版ゲートボールのようなもので、銀色の球を投げて競い合うスポーツ。実はこのスポーツを私は知らなかったのですが、数日前に友人に教えてもらい俄然見たかったのです。だって、ゲートボール=爺婆スポーツ…!フランスの爺婆の集いをこの目で見られるチャンス♪
しかし、目を配って過ごしていたものの、なかなか出会えませんでした。
それが最後の最後、Yさんと別れた直後のタイミングで、念願のペタンクおじいちゃん集団に遭遇!
あまりの興奮と喜びで、憧れの先輩をこっそり見るが如くしか撮影できないチキンな私。気付かれないような距離だったはずなのに、ある一人のおっちゃんに見つかってしまった!
ズンズン歩いて来る彼に、ヒッ!怒られたらどうしよう!とビビりましたが、とても優しいおっちゃんで「これはペタンクって言って…」と聞きもしないのにペタンクのやり方を丁寧に教えてくれました。
「このおっちゃんなら頼めるかも…!」と中学生の告白よろしく、勇気を出して「写真を撮らせてくださいっ♡」と言ったら快く応対してくれたのですが、お、おっちゃん逆光…!!
しかし伝えるすべを知らず、そのまま撮らざるを得ませんでした…。
その後もフランス語で話しかけられるも、まったく分からない私。全く分からなすぎて、途中からメロディに聞こえてきて遠い目になる始末。
しかし一生懸命話しかけてくれるおっちゃんのおかげで、「どこへ行きたいのか」と言っていることがわかりました。
この頃にはパリ通になっていた私は(すみません、大きく出過ぎました…)最寄りではない駅に行こうと思っていたので地図を見せながら伝えると、「いやいや、そっちじゃないぜ!」と懇切丁寧に最寄り駅を教えてくれる優しいおっちゃん。
ああ、でもその行き方ではないのに…ここは会話を合わせておくか。。。と考えあぐねている私の様子を見て「こいつわかってない!」と思ったのか、「俺もついていこうか?!」とまで言ってくれました!う、嬉しいけどそこまでは…!!フランス語しかできない男と日本語しかできない女が出会って5分で、20分もランデブーするのはちょっと気苦労が多すぎるっていうか…。
心配かけないように満面の笑みで大丈夫だということと感謝の念を伝え、おっちゃんと別れました。
いや〜いい出会いをした♡ペタンクの写真も撮れたし…って、考えてみたら、豆粒ペタンク現場と逆光おっちゃんの写真しかなーーい!!一瞬戻ろうかとも思いましたが、おっちゃんに心配をかけてもいけないし、ペタンクリベンジを誓いつつその場を後にしました。

帰りながら、まだ買い足りていないお土産があったので、ボンマルシェへ向かうことに。
数日前Hと訪れたこの地、ケーキの写真を撮ったところを注意され買いたい物がすっかり飛んでしまって、それ目当てで行ったにもかかわらず手ぶらで帰ってきてしまったのです。
Hと行ったルートではない方向から行くという高度なことをどうにかこなし到着するも、…休み!!
実は、パリでは日曜日休みなところが多いのです。スーパーですらお昼まで、絶対に開いているところといったら飲食店くらいです。
でもさすがに百貨店みたいなところは開いているだろうと高をくくっていたら、休みでびっくりしましたよ…。最後の最後で新たなカルチャーショックを受ける私。

アテにしていた他の店もお休みで、買い忘れたおみやげを買えずに帰らなければならないことが判明し、途方にくれながら一人カフェへ。
宿の近所に好みの味のクレープ屋さんがあって、最後のカフェへ行ってきました。お店の人がフランス人には珍しい気の弱そうな雰囲気があるのも好感のひとつで、とても落ち着く空間なのです。ちょっとした行きつけ気分♪
日曜日の夜ということもあって、店内は賑わいを見せていました。結構キュウキュウなところに通されると、隣りに座っている家族に小さい男の子がいて、ジャポネーズが超気になっている様子。しかも私がいじっているPOMERAに貼ってあるじじばばステッカーを、何かをしているそぶりをしながらこっそりガン見しております。
私、この日記を書く際、POMERAという小型ワープロを使うことが多いんです。長〜い文章を打っていると、ネットサーフィンという甘い汁を吸いたくなりますし、こういう出先で箇条書きしておくだけで後で思い出すのが楽ですし☆
一人カフェ@パリという手持ち無沙汰感を解消するためそのPOMERA持参し、忘れないうちにパリでの7日間を箇条書きしておこうと思っていたわけです。
話を戻して、そんなPOMERAをガン見している彼に、そんなに見たきゃ見せてやるよ!とババーン!とシール面を向けたら、子どもはもとより大人達が「ちょっと変な人…」みたいなたじろぎを。。。あ、あわわわ…。
ここは大人しくしておくべきだと静かに食べていたら、男の子にもクレープが運ばれてきました。
彼はごきげんで食べながら「ジャポネ〜♪ジャポネ〜♪」と鼻歌を…!!ちょっとっ、私の悪口言ってるんじゃないでしょうね?!ジャポネぐらいわかるのよっ!!なんて思っていましたが、ここでこうやってリベンジに男の子のことを書いている私。ふふふ…日本語は読めなかろう☆

パリに来てまで「一人ココス」みたいなことをしながら、最後のパリの夜は更けてゆくのでした。
<あと1回つづく!>

ペタンクをやっている爺たちが、長い紐の先に小さなマグネットがついているものを持っていました。
こちらが聞く前からおっちゃんが説明してくれたところによると、銀の球を取る時にマグネットで上に引き寄せるためのものとか。おっちゃん曰く「屈んで取る必要なくていいだろ☆」とのこと。合理主義の知恵ですな〜。
posted by コイケジュンコ at 23:58| Comment(4) | 日記

2011年08月09日

パリ珍道中〜自分の中のフランス人を発見した6日目〜

6日目ー。
朝からHとパレロワイヤルの庭で散歩。だんだんパリジェンヌっぽくなってきましたかねえ♡
鳩に乗っかられすぎな像を激写しつつ、パレロワイヤル脇に構えている小さなお店群を覗いてみると、素敵なアクセサリー屋さんを発見!外からへばりつくように眺めていると、後ろから「開けましょうか?」の声。なんと日本人スタッフさんでした!
本当だったら開店は1時間半後というラッキー&運命を感じながら店内を物色。毒が効きつつも上品で素敵なものばかり。中でも手足が動くマイケル・ジャクソンのネックレスが気に入りましたが、面白センスをあくまで上品にまとめあげているので、普段何もつけない人間がこんな細い金のアクセなんてつけるのか?!という葛藤のもと買いませんでした…。ちなみに、別バージョンにソニア・リキエル有り。そういうセンス嫌いじゃないぜ☆
デザイナーはモナコの方で、このお店は唯一の路面店とのこと。そんな稀少な商品なのに日本のお店にも卸しているらしいんですよ!このご時世、自国で買えないものってほんと少ないですよね。。。お土産に困るわけです。

この日は、ようやくパリ旅行らしく美術館巡り。が、ルーヴルでもオルセーでもなく、装飾芸術美術館へ「animal展」を見に行きました。
チケット購入前、いつも作品を持ち歩いているためバッグの他に大きなリュックをしょっている私は怪しがられ、ひとりリュックを倹品。中でも作品が入っている箱を「これは何だ?開けてみろ」的なことを言われまして…。失礼ねっ、健全なオカシイものしか入ってません!
さて、animal展はというと、そのまんまのコンセプトでありました。アニマルモチーフというモチーフ、国・時代を飛び越えて一同に介した展示、その潔さが展示の濃さに繋がっていました。
殊に、陶磁器の悪趣味さったらありませんでした。「今までに無いものを!」というのを追求していたら辿り着いてしまったのでしょうか、「沼に住んでいる生き物たち」というタイトルがつきそうな皿がありました。ウッ、これで何を食べるんだ…!!
また、特記すべきは監視員の自由さ。よく見ると…なんか食べてるぅ〜!しかも柱が隠し棚になっていて、自分のバッグ出してるぅ〜!!柱が収納場所になっていることにもびっくりしましたが、このタイミングで出し入れする監視員にもびっくり…!!建物が格式高いだけにギャップが。。。
そして、チケットがこの施設にある展示がいくつか見られる券だったため、昨年、東京都現代美術館で見た「フセインチャラヤン展」も鑑賞することに。一度見た展示ではありましたが、会場や展示の仕方が違うと見え方も変わって、違う楽しみ方を知りました。また、展示をする人間としては勉強にもなり、見に行ってよかったです。

その後、しばらく一人街歩き〜♪この頃にはもう一人でメトロもバスも乗れ、行きたいところに行けるようになってきました。最初の迷子が嘘のよう…(涙)
それにしても、私が「きゃ〜ツボ!」という物を見つけると、日本製なことが多くて困りました…。
あるセレクトショップで蛾や蝉のバッヂを見つけ、すごいちゃちいのに1つ2ユーロもするのか〜と思いつつ買う寸前までいったのですが、よく見ると「made in JAPAN」。たしかに日本の駄菓子屋で売ってそうだ…しかも30円くらいで。しかし実際には日本で見てないわけですからかなり葛藤いたしました。出会った時が買い時…でも日本にあったら1/8くらいの値段…!!
あまりに悩んで、思わず店員さんに「これ、日本から来ました?」と聞くという悪あがき。「え?ええ…made in JAPANって書いてあるので…」と当たり前な返事をいただきました。
「そうですよね…」と、made in JAPANにどうしてもひっかかってしまい断念。。。
この日の一人歩きのときも、「きゃー素敵な色合いの車のおもちゃ!」と速攻買おうとしたところでふと嫌な予感がし、パッケージをくまなく見ると「made in JAPAN」…。これまた断念いたしました。
で、わかりました。私、日本の昭和感が漂うものが好きなフランス人と同じ感覚を持っているんだな、と。
昔から、私の作品を見た知り合いが「フランス人が好きそう!」と言っていたのはコレなのか、と納得。これからもそんなフランス人感覚、大切にしたいと思います。
さしあたっては日本人の特権を活かし、フランスで断念したおもちゃたちを探し出して安価で買いたいと思います♡

そして、パリの街歩きの楽しみのひとつはストリートアート鑑賞ではないでしょうか。何と言っても、インベーダー探し!
ストリートアーティスト「スペース・インベーダー」が作ったタイル組みされたインベーダーが世界中を侵略するべく色々な国で貼られているんですが、フランス人なのでここパリが本場なのです!
バンクシーが監督した映画「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」を楽しみにしていた私としてはタイムリー、かつ好きなアーティストでもあったので、見つける度にテンションが上がりました♪
特にパリの街歩きは通りの名前を見る為に必然的に上を見るので見つけやすい!!見つける度に写真を撮っていたら、パリの写真のほとんどがインベーダー、メリーゴーランド、そして私が持って行ったリカになってしまいました…。人に「パリ旅行の写真見せて〜♪」と言われて見せることによって気付く写真の偏り。

そうそう、今まで明記していなかったメリーゴーランド、これも語るべき素晴らしいものでした!パリはメトロ駅近くに所々設置されており、駅の特質によってメリーゴーランドのモチーフなどが違ったりしてなかなか興味深く、見つける毎に写真を取りまくっていました。何がすごいって、アニメーションのモチーフを使っていても日本のようにメルヘンでかわいらしいテイストではないところですかね…。
スプレー塗装された絵がそう見せるのか、ポケモンなどのメジャーなものも心無しか腹に一物あるような顔に見えてきます。その隣りには、黒髪がたなびいているちょっと老け顔な女性がバイク前面に大きく…怖い!!何かのキャラクターなんですかね〜?!何故これが採用されたのか。。。「これ、子ども怖がらないのかな?!」と思っていた矢先、3歳くらいの男の子が颯爽と座っておりました。利用率3割くらいだったのに…要らぬ心配でした。

それはさておき、パリで見つける度に「インベーダー、やっぱり好きだな〜」と再確認。他のストリートアートとは一線を画すオチャメ度が半端ないです。自己主張が強いストリートアートが多い中、ひっそりとこっちを見ている感じ、こちらに気付かず佇んでいる感じが、リアルの中にあるファンタジーで素敵です。
そんな話を友達にしていたら「東京にもあるよ」とのこと。調べてみたらマップなるものがあって、渋谷区中心に70以上ある〜〜!!こりゃー今後の楽しみが増えました♪

そんなこんなでようやくパリに馴染んできた私でありましたが、残すところ1泊!
最後に願っていた交流が待っていたのでした…♡
<つづく!>
posted by コイケジュンコ at 23:36| Comment(0) | 日記

2011年08月08日

パリ抜け出し珍道中〜1年越しの和解?!な5日目〜

すみません!連続更新に満足して勝手に中休みを取っていました(汗)
ではでは、もうしばらくお付き合いを!

5日目ー初めてパリを脱出〜♪この日はHと一緒にゴッホ終焉の地・オーヴェールへ!
そう、前回言っていた「因縁の彼」というのは、フィンセント・ファン・ゴッホのことだったんです。
日記でも紹介したことがありますが、ある作品を鑑賞したことによりゴッホの人と成りが気になり始めた1年ちょっと前、図書館で運命的に「ゴッホの手紙」を見つけました。読み進めていくと「ちょっと、ゴッホ!それはないんじゃない?!」と突っ込みたくなること無数回。突っ込んでばかりいると、どうしてもこのウップンを誰かに伝えたい…!という気持ちになり、友達に会う毎にゴッホの愚痴を聞いてもらう、ということをやっていた頃がありまして…。
それをやっていた頃、体調不良になったり冴えないことが重なったりしたため、「もしかして…ゴッホが怒っているのかしら?!」とちょっと恐くなり(怒られることをしている自覚あり)、読書を一時中断していたのです。
今回はお墓を訪ねて、「その節はすみません」というお詫びと「これからも愚痴言わせてもらいます」というお願いに行った次第なのです。
これからも…というのは、続きを読むプラス、私なりのゴッホ論をまとめてみようかと思ってまして。自他共にどこへ向かおうとしているのか?!と突っ込みたくなりますが、やはりこのウップンはどこかへぶつけないといけませんからね☆
そんな私の願望をHが「コイケ以外と行く機会なさそうだし」と受け止めてくれて実現したこの旅、フランス旅行で一番思い出深い旅となりました。


まずはメトロで北駅へ。ここは地方列車との乗り換えポイントかつオフィス街のようで、いろいろなタイプの方とビジネスマンたちが忙しく行き交っております。右も左もわからない私たちは直行でインフォメーションで聞き、「35番」というシンプルな答えに従いまっすぐ35番乗り場へ。
もう電車は来ており乗るばかり。しかし私たちには重大な問題がありました。それは、切符を買っていない…!
調べたときには「地方では切符が買いづらいこともあるので、往復で買っておきましょう」と書いてあったのに、片道すら買っていない!
言われた通り行ったら何かしらあると思ったのに、券売機もない…このまま乗ってしまうのは危険だろうと、とりあえずホームにいたスタッフっぽい人に話しかけ教えてもらうことにしました。
しかし、蓋を開けてみたらスタッフではなく、ただの軽装なあんちゃんであることが判明!でも運良く優しいあんちゃんで親切にいろいろ聞いてくれました。
事情を説明すると、「え?!そもそも切符がないとここに入って来れられないんだぜ?!おまえらどうやって入ったの?!」と驚かれ(の、乗らなくてよかった…!)、優しいあんちゃんは一緒に券売機まで戻ってくれることに。
ここに行きたいんだ、とオーヴェールのスペルが載っているパンフを見せると、「オーヴェールなんて駅ねえよ」と決めつけパンフの問い合わせ先に電話しようとするあんちゃん。慌てて止める私たち。そこまでしてくれる気持ちは嬉しいけど、現に書いてあるんだもん!調べてあるんだもん!合ってるよ!と軽〜く主張する(頼んでいる手前強く言えない…)も、彼的にはそれは地名であって駅名じゃないの一点張り。
普通に券売機にスペル入れこめば買えるという直前でしばらくすったもんだした後、折れたあんちゃんが「おまえらがそこまで言うなら打つだけ打ってみるけどさ」とやっと先に進んでくれると、あった!ありました!!
「あ、あった…」罰が悪そうなあんちゃんでしたが、私たちは先に進んだ喜びでいっぱい!さて料金支払いの段階で、その券売機がコインとカードのみであることに気づきました。日本のカードはたまに使えないことがあるんですが、悲しいビンゴ…!使えませんでした。。。
あちらの自販はほとんどがお札使えません。結構カード国なんですよね。たしかに両替の心配しなくてもいいし、データでお金のやりとりができるので、警備会社がお金を運ばなくてもいい…さすが合理主義の国。しかし現金でやりたい旅行者には不便なことが多い!
結局「あっちに窓口あるからそこで買いな」と教えてもらい、あんちゃんと別れることに。
ありがとう、あんちゃん…!でも最初から窓口連れていってくれてもよかったんだぜ…!!そんな恩知らずなことを思わなくもなかったのですが、出勤前に長いこと付き合ってくれていい人や(泣)。

無事チケットが買え、乗り換えもこなし、パリの北駅から1時間半ー…無事オーヴェールに着きましたぁ〜!!
自分たちでチケットを買って地方に来られた喜びをHと噛みしめつつ、いざ地図を見ながらゴッホを辿る旅へ!
歩き始めるとすぐにパンのいい匂いが〜♪初めての地方ということで何もなかったら困ると思い前日にパンを買っておいたのですが、こんないい匂いを嗅いだら黙っておれん!とクロワッサンなどを購入。さっそく道中食べ歩いていたら…な、なんじゃこりゃあ〜!!!う、うまいっ!!!
パリではまだ出会えてなかった旨いパンに、ここオーヴェールで出会いました…!!Hと感嘆しあい、またすぐにパン屋へ行きクロワッサンをしこたま買った私たち…。その日の夜、次の日の朝はクロワッサン祭だったことは言うまでもありません。

オーヴェール・シュル・オワーズ城を堪能した後、ゴッホの像なるものがある場所へ行きました。あのゴッホの自画像からはほど遠いやせ細ったゴッホの像…。ここでも謝っておいた方がいいだろうと、ジャパニーズ土下座をしてパチリ。Hに別アングルもおねだり(後に、「人がいなくてよかったと思いながら撮っていた」とHが告白)。
こういうことしているから怒られるんですかね…。

そして、ゴッホが最後を迎えた部屋があるラヴー亭へ。プロフィールの看板に日本語があることに感動。結構日本人が訪れるんですかね〜。それを読んで早速建物の中へ。入った途端グッズ売り場!あれ?もしかしてあった場所を徘徊するだけで6ユーロ??腑に落ちないままハガキを数枚買ってみたら、「これから部屋に案内する」とレジの方に言われました。あ、あっぶな〜…!!グッズ買わずにレジの方が気付かれなかったら、私たちそのまま帰ってましたよ!!
満を持して通されたゴッホが息を引き取った部屋。狭い部屋が妙にリアルでした。係員がいるわけではないので、撮影NGなのにおっちゃんがパシャパシャ撮りまくっている…!いや〜、撮影NGじゃなくてもちょっと撮るのは気が引けるそんな独特な空気があったのに、、、おっちゃんすごい。。。
部屋には絵を掛けるスペースがとってあり、ここの財団はここで描いたゴッホの絵をいつか掛けたいと寄付を募っているみたいです。ゴッホの絵、相当高くなっちゃって大変だろうな〜…。コレクションしている人が1枚寄付するとか粋なことをしてくれたらいいのに。とても意味ある美術館になると思います。
その後、隣りの部屋を通ってビデオルームへ。とても興味があったのに…10分のビデオで3回落ちました。。。
この頃、時差などの疲れがピークでして、ちょっとしたことですぐ落ちてしまう状況だったので、暗いってだけで意識が飛んでました。く、悔しい…!!

気持ちを切り替えて、ゴッホも描いた教会へ。
この街には至る所にゴッホ作品の看板があります。「ちょうどここから見た景色がこの作品です」という素敵なサービス。しかし数字をみると…25?!そんなに見つけられないっ!結局私が見つけられたのは5枚でした。これはコンプリートするためにももう一度行かなければ…という気にさせられます。
ちなみに教会はというと、かなり大きくて圧巻でした!パリでも教会は多くもちろん大きいですが、何もない田舎にどどーんと建っている教会はなんだか存在感が半端ないです。都会の教会は陽な雰囲気も持ち合わせているのに対し、この教会は陰というかかなり厳かな佇まいでとても印象的でした。

そこから少し歩いて行くとゴッホと弟・テオのお墓があります。洋式のお墓には初めて行ったのですが、土葬なのでひとつのお墓が大きいんですよ。ああ、ここに人が眠っているんだな…と思わせるスケール。日本の小さなお墓に慣れていたのでちょっとした恐怖がありましたね。
ドキドキしながらゴッホのお墓に辿り着くと、小さな石碑が対で設置、その前はツタのじゅうだんになっている和む素敵なお墓でホッといたしました。ツタのじゅうたんの上にはここを訪ねてきた人が捧げた花の痕跡がなんとなく見えます。
そして実は私もゴッホたちに供えるお花を持って行ったんです。しかしフランスで買った花では能がないだろうということで、日本から造花を持って行きました。その造花も…ダイソーで買った100円の「ひまわり」!!
やはりゴッホにも刺激を与えようかと、今海外の観光客が絶対行きたい場所・ダイソーの商品をゴッホに見てもらおうかと思いまして。まあ、日本製じゃないんですけどね☆
そんなネタみたいなお花を添えましたら…すごく映える絵面でびっくり!!これがすごくよかったんですよ…!!
これは写真を残しておいた方がよいだろうと、お墓で写真を撮るという行為に抵抗があったのですが思わずパチリ!いや〜映える!!
考えてみたらこれは造花=枯れない。撤去されない限り、今後しばらくゴッホの墓参りにする人たちはこのダイソー商品を目にすることになるでしょう。。。

ちなみにこのお墓の周りは一面麦畑!!ゴッホがいくつも描いたあの麦畑の風景です。
お墓に向かう道中は刈られた後で、「穂が実ったところは見られないのかな〜」と諦めていたら、お墓を出た先は一面、実った穂!!しかもちょうど風が強くなり始めて、カサカサいい音をたてている…感動!
これは写真を撮らなければならないだろうと、私はパンパンになっている山下清リュックから撮影用に連れてきていたリカちゃんを取り出しました。
ゴッホが描いた麦畑をバックにHI-FUKUを着たリカ…いい、いいよ〜素敵だよ〜〜!!グラビアカメラマンと化した私は左手にリカ、右手にカメラを持って怪しく撮影。そしてその様子をHに激写されておりました(後日判明)。
もちろん麦畑なので、たまに農家の人々がトラクターで通ります。「なんだ?おめえら…」という怪しいものを見る顔で通り過ぎて行きます。。。どう思われてもいい!かなり興奮しながら撮影しておりました。
しかし、お墓から出たときに吹き始めた風から暗雲が立ちこめたような天気になっていきまして…撮影中にポツポツ雨が!
撮影もちょうど終わり慌てて撤収!バッグに全てを詰め込んだ直後、突然の強い雨!!きゃ〜〜〜!!ゴッホのお怒りか?!
急いで木陰に入り、パンパンになっているバッグをガサゴソ探し無理矢理傘を取り出して木陰を出ると、嘘のようにあがっておりました。。。ど、どういうこと〜〜?!
こんなにおちょくられた雨に遭ったことはありません!ゴッホにいたずらされたのかしら?!お墓から出てからの天候を考えるとあり得ます!!
「もしかして、これで許してくれたのかな?ありがとう、ゴッホ!!」と都合の良い解釈をして、私たちは和解と相成ったのでした(これまた勝手な解釈!)。
思えば、この地で最期を迎えた時ゴッホは37歳。なんと今の私と同い年!そういう因縁も感じた、感慨深いオーヴェールの旅でございました。

それにしてもフランスの田舎はいい!風景はいいし、パンは美味しいし、スーパーで売っているおもちゃがいい!
帰り、電車乗る時間調整でスーパーのおもちゃコーナーに寄ったら、素敵なステッカーを発見!A4大にびっしり馬のホログラムステッカーでした。駆け抜けている馬、アイドル顔の馬、アムール中の馬…色んな馬がキラキラしてます☆
これは買わなければ!と電車の時間が迫る中無理矢理購入。今では貼るのがもったいなく、もう1枚買っておくべきだったか…とちょっと後悔しております。
<あと数回つづく!>

地方の電車に乗ってビックリしたこと、車掌さんが洋服の販売員みたいなこと!
グレーのスーツに紫のシャツ、ラベンダー色のネクタイ…「カッコいい黒人さんだな〜。地方に出張かな?」と思っていたら、ホームに降りて笛吹いていました!!
あれは制服なんでしょうか?服装自由なんでしょうか?き、気になる〜〜!!
posted by コイケジュンコ at 12:23| Comment(0) | 日記

2011年08月02日

パリ珍道中・番外編〜トイレいろいろ〜

パリ珍道中ちょっと休憩♪
私が今回の旅で気になった諸国のトイレ事情をご報告したいと思います。
前回の続きが気になっている方ごめんなさい☆(え?気になってない…??)

ではでは、まず乗り換えで立ち寄った香港から↓


☆香港のトイレ
中国は扉の下が衝撃的に空いているというのを聞いたことがありますが、空港のトイレに関してはワールド仕様なのか衝撃を受けるほどではなかったものの、扉の下と上は結構空いておりますね〜。あまり個室に籠ってる感覚にならないっ。

しかし、それよりも気になったのは、セルフで流すボタン。
感度が悪かったのか、水洗が反応しなかったので自分で流そうとしたのですが、ボタンを押しても反応しない。え?!まさか流れないトイレを当てちゃった?!と慌てつつ再度トライ。
何度か押しているとボタンが思ったより深く入りました。もしかして押しが足りなかったのかな?と、いつもは加減して使っている凶器な指圧を持つ私ですが、久々に思い切り押してみたら「どんだけ深いんだよ!」というくらいボタンが引っ込んでびっくりしました。
あんなにボタンの押しを深くする意味、あったんですかねえ。。。


☆フランスのトイレ
洗浄ボタンといえば、フランスのボタンも負けてはいません。
あるカフェのお手洗いを借り、すごくきれいなお手洗いでよかった〜なんて思いながらイザ流そうとすると…ボタンがない!!便座の後ろ、横いろいろ見ましたがやはり、ない!!
どうしよ〜と思っていたら、目の前にステンレスの大きな面が。
どれくらいかというと、全体の大きさはだいたい20×30センチくらいでしょうか、二カ所区切りが出来ていまして中央が一番大きな面になっております。
ま、まさか…と思いながら、中央にあるB5ノートサイズくらいの場所を両手で押してみました。すると、ボタンは奥へ引っ込みゴゴゴゴ〜……
これが洗浄ボタンなのかよ!!
なんか、洞窟でレンガ押したらある岩が動いて光が見えた、それくらいの感動がありましたよ。

ちなみに、カルティエ財団のトイレもこれと同じボタンだった気がします。ご興味がある方、パリへ行かれた際には是非カルティエ財団のお手洗いへ。 入場料取られますが☆
尚、こちらのトイレ、もう一つ特記すべき点は便座が高い!つま先立ちする勢いです!!
フランス人との足の長さを見せつけられた感じっ。キーッ!!

そして、この事も語らなければなりません。
フランスは…トイレ自体が少ない!!
大型施設でも各階にあるなんてもっての他、降り立った空港では地下一階だけでした。
日本でいうところのSEIYUのような衣料も扱っている大型スーパーでは皆無です。地下鉄にもありません。
あるのは、美術館などの施設内、百貨店、たまにある公共トイレ、あとはカフェなど飲食店ですね。たまに有料のカフェもありますけど。
なかなかタダでトイレを使えるチャンスがないと、カフェに入るしかありません。たとえ高ーいカフェしかないエリアでも。。。

今回の旅で何度か不便を感じたフランスのトイレ事情、しかしこれは私たち日本人が甘やかされている証拠かも…と思いました。
考えてみれば、ちょっとしたコンビニでもトイレを借りられる今日この頃、長い造りの施設だと1フロアに複数のトイレが設置されており、左右を見て「どちらのトイレが近いか」判断するくらいですものね〜。
逆に日本に来たフランス人はビックリしているでしょうね。どんだけトイレ作れば気が済むんだよっ!と。
あまり遠くに行かなくても済むように、並ばずにスムーズに使えるように、というサービス精神からの配慮だと思うのですが、節電を意識し始めた今、日本の施設は過剰なサービスを盛り込んだものが多すぎな気もします。バリアフリーなどはもちろん必要ですが、電球が多すぎて暑いとか、矛盾な無駄も多いので…。
多少の不便があるのも生きる喜び、ということで、施設も腹も八分目でお願いしたいところです。


途中話が逸れてしまいましたが…
以上、海外に行ってまでトイレに思いを馳せていた女コイケのトイレレポートでした。
posted by コイケジュンコ at 23:24| Comment(2) | 日記

2011年08月01日

パリ珍道中〜成長!の4日目〜

夢の「一日二回更新」実現!8月のコイケは頑張ります!

ー4日目。
連日の街歩きの甲斐あって、日々自信がついてきた私はこの日一人でメトロに乗ることに!
初日に買った10枚のチケットも底をつきそうだったので、一人で券売機にも挑戦。
しかし初日にサクッと買ってもらってしまったため、実際やろうとするとどうしていいかわからず…。ボタンが赤と緑しかないのに、初っぱなから選択させる画面が!これはタッチパネルなんだろうと、画面をいじくるも反応せず。。。
これは人がやるところを見てからの方が確実だろうと、次に譲りました。しかし次に並んでいたのはイタリア人の老夫婦。老人力も相まって、私とどっこいどっこい!!逆に私が手助けする始末。
そんな時、デザインだと思っていたゴムを触ってしまったら画面が動き出しました!!なんとでっかいスクロールでした…。どれくらい大きいかというと大きめのコッペパンを寝せた感じ、…そんなに大きくする意味があったのか?!
そこからは記憶のもとすんなり買えまして、イタリアの老夫婦から「グラッチェ」をいただきました☆そして自分も問題なく購入、しかし気になるのは、私の後ろにスペイン人の老婦人…。
彼女もイタリア人とあーだこーだやっていた時に一緒に見ていたので大丈夫だと思い、次どうぞ〜と促したのですが、心配になって振り返るとやっぱりアワアワしてる〜!!
慌てて戻り、「ここに住んで10年経つの」と言わんばかりのドヤ顔でサクッと買ってあげました。ここでもお礼をいただき、まさかのグラッチェ&グラッシアス!
西欧人だろうと異国人はみな異国人。不慣れな国で他国同士が協力しあい結束を感じるという、朝から充実の時間を過ごしました。

その後、Yさんと待ち合わせをし、ポンピドゥーセンターへ。
名前はもちろん知っていましたが、外観を見るのは初めて!昔の建物を活かして共存するパリでは珍しい、近未来的な建物で驚きました。色鮮やかな工場みたいで私はとても気に入ったのですが、Yさんのお話では建てる時に結構反対を受けたとのこと。それを聞いて、吉祥寺の楳図かずお邸に思いを馳せました。。。

ポンピドゥーセンター近くの噴水に行ってみると、噴水の中にニキのオブジェが数点ありました。ガイコツモチーフなんかもあり素敵〜♪
そして女性が寝そべっているオブジェをよく見ると…乳から2本の噴水出てるぅ〜〜!!いいの?これ、いいの?!まあ、ニキ作品なのでユーモアがあってかわいいんですけど…その噴水の近くで幼稚園くらいの子ども達が楽しそうに遊んでいる。。。ちょっとカオスで素敵な光景だわ…。パリの度量が伺えます。グッジョブ!!

その後、昨日ことごとく時間が間に合わなかったお店巡りをYさんにつき合ってもらうことに。
2日目に迷って散々な目に遭わせたので緊張したのですが、超スムーズに全てをこなすことができました…!!せ、成長した私…(涙)!
パリの街は案外小さいので、コツを掴むといろいろな場所が繋がっていることが実感でき楽しいです。一駅も短いので、電車乗らずに歩いちゃった方が早かったり、気が付くと一日中歩いている感じ。もし迷ったら最寄りのメトロに乗れば、乗り換えすればどの場所だって辿り着けるし、慣れれば楽かもしれません、パリの街。(大きく出すぎたか?!)

そんな散策中、スーパーマーケット好きな私はスーパーを見つけるとチェックに余念がなかったのですが、あるお店でふと冷蔵コーナーに目をやると、ポテトチップスが…!!な、なんで?!
別に高級でも特殊でもない、ちゃんと密封包装されている普通のポテトチップスです。逆にシケないか?!フランス人の考えていることがわからない…。
また、商品配置も独特。同じ食材が一カ所にまとまっていないのです。たとえばクッキーを探していたとして、そこら近辺のお菓子コーナーを全て見て、「これで全部か〜」なんて思っていると、全然関係ないコーナーに違うクッキーコーナーができていたり…。ポテトチップスを探していて、ない! ない!と思っていたら、奥〜のワインコーナーに置いてあるお店もありました。なので、欲しい商品が見つからない場合、陳列棚をくまなく見る必要があるのです。
なんでこんなこと…と考えてみると、もしかして、「これを飲むときこれが食べたくなるだろ?だから近くに置いておくのさ」ってこと?!
や、やはり合理的な街…。ひょっとして、冷蔵にポテトチップスがおいてあったのもそういう理由?!
な、なんつーか…やはりパリってすごいな。。。

余裕ぶちかましたところを猛烈アタックで返されるが如くパリに圧倒されつつ、明日は最初で最後のパリ脱出!因縁の彼に会ってきます♪
<含ませつつ…つづく!>

ちなみに、フランスのスーパーマーケットのレジ係は皆イスに座っています。日本だとサービス精神的に「座ってお客様をお迎えするなんて!」というところですが、「じっとして手だけ動かす仕事なのに何で立ってるの?足が辛いだけじゃない」という感じなのでしょうね。う〜ん、お国柄。
posted by コイケジュンコ at 22:38| Comment(0) | 日記

パリ珍道中〜愛と肉の3日目〜

えー、ここでの宣言がことごとく実行できていないコイケです…。
ダブル更新を目指していた昨日は、帰ってきたらすでに翌日になっていたので諦めて寝ちゃいました☆
では早速、続きをば!

ー3日目。
パリに来て思うこと。それは、意外なことに食事の量が多い!!
高級なフランス料理って少量で数が多いイメージですが、庶民的なところで食事をすると単品の量が多いです。バゲットのサンドイッチとか1本(約30センチ)丸ごとだったりしますからね。

この日は友人のHが早朝に合流。英語が堪能で地図が読める女・H、今日の旅は安泰だ…!
そんなHがリサーチしてくれたステーキハウスに開店と同時に滑り込み、ほどなくするとステーキが運ばれてきました。どうやらこちらは1メニューのみのようです。
切られたステーキにスパイスとハーブの効いたソースがかかっており、隣りにフライドポテトが添えられていて…私好み!!美味しくいただきました☆
食べ終わりそうなタイミングで、ウエイトレスさんが大きいお皿とトングを携えて我がテーブルへ。
なんと同じステーキ&フライドポテトをどっさり持ってきて、私たちのお皿に先ほどの半分〜2/3の量を置いて行きました!ええ〜、勝手におかわりぃ?!
ありがたいおかわり、「頑張って」食べきる形に。同じ味で量が多い、というのは結構満足感がありますよね。。。こちらでは、お腹いっぱいになるのが先か、飽きるのが先か、といったところがございます。

この日はフラフラしながら3区にあるギャラリーも散策。有名なギャラリーペロタンにも行ってみました。
無料のギャラリーとしてはかなり贅沢!普通だったら入館料を取られる取り揃えでした。ちょうどこの時は離れのギャラリーで村上隆展もやっており、日本では見た事のないシリーズも(私が無知なだけかも)。なかなかお得感のあるギャラリーです。
その離れから戻る道中の階段を上がっていると、上がった先の壁に高さ20センチくらいのエレベーター2機発見!もちろん作品なのですが、ちゃんと階数が上がったり下がったりしていて、1Fになると「チーン!」という音とともに扉が開くんです!素晴らしい!
思わずはしゃいでHと写真を撮っていたのですが(注意書きがなかったしスタッフも知っていたので大丈夫だったはず…)、それを見たフランス人(?)のおばちゃんが何故か参戦!では次を譲ろうと席を外したら、「あなたも入るのよ!」とジェスチャーされておばちゃんのカメラに収まることに…。
そんな交流もありつつ、パリのギャラリーを楽しみました。

その後は「美味しい!」と噂に聞いた紅茶を買いにヴォージュ広場へ。
緑に癒されていると、いちゃいちゃしすぎのカップル仲間発見!
近くで老夫婦や女子高生などがわいのわいのやっている中で、チュッチュチュッチュ!!いや、そんなもんじゃない、ブッチュ〜〜〜、ブチュ〜〜〜といった感じですっ。
いいのか?!公然の面前でそんな濃厚ないちゃつき!!もう軽度のハプ○ングバー状態ですよっ!!
老夫婦は最初こそ「あらあら(苦笑い)」って感じでしたが、途中から飽きてきたのか食べたりすることに夢中。女子高生たちははなっから気に留めておらず、「あのレポートかったるくない?」といった風情でアンニュイな雰囲気を醸し出しておりました。その距離半径1メートル、さすがはアムールの国…。
日本だったら…まあ知らないフリをしているでしょうが、明らかに意識してカップルの方を向いている体側面が緊張しているでしょうね〜。まあ、そこまでのカップルがまずいないか。
うららかな緑あふれる公園で、意外な刺激物を見させられた私たちでありました…。

そんなことに時間を奪われたりしていたり、教えてもらった地図が曖昧だったりして、目的の紅茶屋に着いた時にはすんでの差で営業終了。嗚呼…。
気を取り直して、そこから歩いていける距離のもう一つの目的地へ向かうも、ここもすんでの差で営業終了。。。か、重なるものですね。
こうなったら明日またこのルートをリベンジする!地図の読める女・Hなしで!そう誓ったのでした。

せっかくここまで来たならいいところが…ということでHおすすめのベトナム料理を食べに行く事に。
パリでベトナム料理?!とお思いかもしれませんが、地元で評判のお店とのこと。実際行ってみると、店構えは控えめながらも外に行列が!噂は本当だった!
案内された席についてメニューを見ていると、隣りの世話好きアメリカ人にいろいろアドバイスをされ、微妙に裏切りつつ生春巻きと皆注文している焼きそばを注文。
焼きそばが運ばれてくると、その皿の上にはたっぷりのさいころステーキが!!
「お、お昼もステーキだった、ね…」とHと苦笑いしながら食べてみると、ステーキ専門店より肉がジューシーで美味しかったという。。。どういうこと?!

色々な意味でたじろぐ1日でありました。
<つづく!>
posted by コイケジュンコ at 20:13| Comment(0) | 日記

2011年07月31日

パリ珍道中〜迷走の2日目〜

またも更新をサボってしまった…。挽回すべく、本日複数更新を目指しますっ!!

ー2日目。
初日の前日はMさんにただただ付いて行っていただけなので、方向音痴の私としてはこの日が初日みたいなもの…!き、緊張…!!
というのも、別ルートでいらしたYさんと朝イチにサンジェルマンデプレ駅で待ち合わせしていたからなんです。昨日ふらふら付いていただけ、それ故に色々な場所が断片的に記憶に残ってしまった、そんな右も左も分からない状態な私が一人で駅まで…不安!
万全を期すため、ルームシェアしている方に丁寧に教えてもらい出発したのですが、駅から徒歩5分以内の宿だというのに15分走っても辿り着かない…!!どうやら違う出口から出てしまっていたようです。
火事場のシックスセンスを使いながらなんとか分かるところまで辿り着き「ようし、一気に走るぞ…!」と気合いを入れたタイミングで背後から「あれ?コイケさん?」の声。
後ろを振り返るとルームメイトのお二人が…!「もう少しゆっくりしてから出る」と言っていたお二人に追いつかれていました。あれほど教えてもらったのに迷ったことが丸わかりなこの状況…恥ずかしいっ!!
「あ、あは☆迷っちゃいまして!すみません☆」何がすみませんだかわかりませんが、コントのように頭をかきながらその場を離れました。。。パリジェンヌからはほど遠い立ち振る舞い…。
そして、Yさんに会えたのは家を出てから30分後でございました。。。とほほ。

その後、パレロワイヤルで2度目の迷子。近い場所でMさんと待ち合わせしていたのですが、一向に辿り着かない!!電話で指示を受けながら走り回る!!ヒールを履いているYさんを連れて…。
そうです、この日2回目のとばっちりを受けたYさん、ほんとすみません。。。
近所で10分で行けるところを3時間半かかった記録(当時小5)がある超人級方向音痴な私は、ドツボにはまると方向音痴の力を遺憾なく発揮するのですが、まさかそれがパリで…。恐れていたことが起こった。。。

フランスは、日本のように何丁目とかがなく、全て通りの名前で把握するんです。なので、通りの切り替わりなどを注意していないと痛い目に遭うんですね。その通りの名前も、オシャレな看板が建物の上の方に付いている感じなので、焦って上を見る事を忘れてしまうと進みきってしまう傾向があって余計迷うという。。。
方向音痴が街の特質を知らずに待ち合わせをするのはかなりのギャンブルですね…。
そんなことを痛感した迷子、迷子の一日でした。

そんな労をねぎらって、夜はちょっと贅沢に素敵なビストロで食事♪しかし、ここでまたパリ流儀の洗礼を受ける事に…。
腹ぺこでお店に入ったのですが、なかなかオーダーを取りにきてくれないんです。何度も手を挙げてアピールするも、「僕、オーダー取れないんで」(新米)とか、「管轄外だから」とかウインクしたりとかでぜんっぜん来てくれないっ!!オーダーが取れないから、管轄外だからといって、担当の人に声をかけてくれないのがパリ・クオリティ。ひたすら担当が近くを通るラッキーを待つしかないのです…。

フランス人はそんな状況をイライラしないのか、そう思い観察すると、かなりおしゃべりに夢中。考えてみれば、カフェでも熱心に話し込んでいるな〜。テラス席が向かい合わせではなく隣りになっているのが多いのは、よく話が聞こえる為な気がしてなりません。
まあ、おしゃべりの合間に「早くね!」と言うことを忘れませんが。(それに対して、おどけた顔して無言でロボットダンス(?!)をするウエイター…)

お料理は大変美味しかったけど、食べている時間より待っている時間の方が長かった、そんな夜は更けていくのでした。
<つづく!>
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2011年07月27日

パリ珍道中〜カルチャーショックな初日!〜

えー、一昨日の昨日で早くも連日更新ストップです…。有言不実行をお許しください。。。昨日は21時とかに昼寝ならぬ夜寝してしまって、目が覚めて日記の存在に気付いたのが日付が変わる15分前でした…。

前回の日記を読み返したら、いつも以上に「!!」が多いですね…。それだけでも私の緊張の興奮が伝わりましたでしょうか。そして前回の日記でまだパリに着いてないという…こりゃ〜長くなりますな☆

パリジェンヌというと「フランソワーズ・モレシャン」な私は、パリの人々はエレガントで小粋なイメージがあったのですが、実際に行ってみたらそうでもないというのが率直な印象、意外にも合理的でサバサバしております…!
おしゃれなイメージがありますが、キャミソール&ショートパンツ&サンダルなのに肩に冬物のセーター引っ掛けてたりしますし。気分は夏!でも時々寒くなるからそういう時は暖かいものを着るの☆って感じなんでしょうね。それにしても言葉通りすぎる!!き、季節感が…。
でも、スタイルがいいのでそんなチンプンカンプンな格好でも着こなしちゃうんですよね〜。キーッ!悔しいっ!
あとビックリしたのが、カフェなどのカウンター下を見てみると紙屑だらけなんです!聞くと、紙類を下に捨てる人が結構いるのだとか。どうせ後で掃除するんだからいいだろうということみたいなんですね。あと「紙は木からできているから自然に還るのでOK」ということらしいです。いや、舗装された道では自然に還らんだろう!
掃除する職業の人がいる→きれいでも汚くても掃除はする→ゴミがひとつ増えようがあまり問題がない、ということなんでしょうけど…心配りを大切にしている日本人としては考え方がドライすぎてカルチャーショック。
そんな感じの合理主義なので、接客も日本のような過剰なサービスはありません。きれいなウエイトレスさんもお客さんの動向を伺いつつ食事。お客さんの様子を見ながらということは…あなたの様子がこちらに丸見えなんですけどー!ということで、キヨスクに続いてまたも勤務中飲食☆
しかし、1週間いてこれが普通であるんだと認識しました。売店で配達してもらったコーヒー飲みながら(紙コップではなくカップ&ソーサー!)お客さんと談笑する様子は自然だものなあ〜。
接客観察を通じて、フランス人はどんな立場でも対等な対応なんだな、ということを痛感いたしました。お客様だからへりくだらなきゃいけないということがない、日本のように「お客様は神様だ」なんてことはお店の人もお客さんも考えていないのです。
時には、間違ったレシートを巡って、頼んだ、頼んでいないの攻防を繰り広げ、ビックリするくらい引かなかったりもするのですが(オレンジジュースが人数+1の時点で向うのオーダーミスが一目瞭然だったとしても…)、日本にいる勘違いクレーマーや横柄なお客さんなどを考えると多少こんなドライな接客があってもいいのかも、と思いました。

初日のこの日は、この旅の船頭でもある友人のMさんたちと合流。私ひとり1週間遅れの参加だったのですが、他のメンバーの方々はこの日が最終日。よろしくお願いしますのありがとうございました状態。
最終日の皆さまのパリ旅行を振り返る観光に同行させていただいたため、あまり考えていなかった王道なパリ旅行も体験することができました。
見に行くつもりがなかったエッフェル塔が一望できる場所へも行けましたし。来たら来たで感動。もちろん写真撮りました!
そして、その広場の左側に金の像が三体あるのに気がつきました。鳩を持った女性(女神?)の像を見てみると、頭に本物の鳩が…!!思わず写真を撮る私。帰ってきて写真を確認したら、エッフェル塔より鳩女の写真の方が断然多かったです…。エッフェル塔より鳩に興奮した事実。。。

その後はセーヌ側を説明を受けながらクルージング。すごく観光っぽい!
日差しが強すぎてあまり風景に身が入らなかったせいか、日本語で解説された音声ガイダンスが気になってしょうがありませんでした。
通常のガイダンスは「あの建物は○○で、こういうことから建てられ、こういうエピソードがあります」という感じだと思いますが、フランスのガイダンスは名所に関係ないことが多い!というか自慢が多い!!
「どこどこでは○○と言われ、どこどこでは○○と言われたパリ、要するにパリは世界から流行の先端だと思われているのです」という自慢で軽いジャブ。
そして解説もだんだん個性豊かになり、「ここは○○の踊りをする人が集まります。あなたもここに訪れたら踊りたくなってしまうかもしれませんね。 そして、夜通し踊ることでしょう。」え?!勝手にこっちのことを予言?!もうお客ほっぽらかしで目を閉じて語られている勢いです。
そんな解説をシャンソンを交えながらロマンティックに伝えていたのですが、最後の方はほとんどシャンソンメドレー。さすがロマンチストなフランス人…!ガイダンスひとつ取ってもお国柄が出るものですね。

さきほど「パリの人々は合理的」と書きましたが、逆に、斜め上の「なんでこんなものを…?!」というものがあったりもしました。
素敵なセレクトショップ・コレットへ行きまして、ショウウインドウにあったキース・ヘリングのモチーフを使った個性的なハイヒールにもだえつつ、 雑貨を物色。ソフトクリームの形をしたリップグロスを見つけ、これは素敵!と購入したのですが、家に帰って驚愕いたしました。
開けるとアイス部分には筆が付いており、コーン部分がグロス入れになっていたのですが、コーン下部分が同色の透明キャップになっていたのに気がつきました。
「あれ?なんでここだけ違う素材になってるんだろ…、…!!」
…なんと下部分がペンになっておりました。
グロス塗りながらメモできる…!!どういうこと?!なんでそれを共存させたのかがわかりませんっ!!
「そこに尖った先端があったから」??あ、そう考えると、やはり合理主義の延長での珍商品なのかもしれません。

また布屋さんも少し巡ったのですが、ゴルフボールがゴールに入りそうなところがドット柄になっているユーモアなものもありました。しかしさすがはパリ、そんなもんじゃありませんでした。一見地味に見えるスチュエーション柄、これがすごかった…!
スチュエーション柄とは(勝手に命名)、貴族がお茶している図とかが装飾的な額の中に描かれていて、それがパターンとして繰り返されているような布なんですが、柄が大きいので小物などには向いていない感じです。素材も厚地なのでカーテンとかにするのだと予想。
そんなフランスならではの絵柄をお店に入る度にチェックしていたのですが、あるお店ですごいスチュエーション柄を見つけちゃいました…!!
一人の兵隊(?)がうなだれるように倒れていて、友人が「やめろよ!その辺にしておいてやれよ!」的に庇うように前のめり、そしてそれを取り巻くヒソヒソする人々…どういうことが描きたかったんだ?!この絵面をどういうものに使うんだろうか?!
その時はただただ目を奪われていたのですが、今では「買うべきだったかな〜」と後悔しております。人に説明する時にやはり実物を見せたかった(そんな理由?!)。ちょっとパンチのある布でございました。

合理的でロマンティック、それでいてたまに謎めいたものを作るパリ。圧倒されつつ初日を終えたのでした。
<まだまだつづく!>

そういえば、コレットに村上隆のお花柄のタトゥーを全身に入れている店員さんがいたんだけど、あれ、大丈夫なのかな。。。
posted by コイケジュンコ at 23:51| Comment(0) | 日記

2011年07月25日

パリ珍道中〜ひとりぼっちのプロローグ〜

「今月は日記も頑張る」宣言をして早24日。すみません、ご無沙汰です!
でも、これからは怒濤の更新していきますよ〜!1日1更新な勢いで(の予定(の希望))。
そんなバランスの悪い感じで7月の日記、お届けいたします。。。

実はワタクシ、おフランスに行ってきたざんす!!
帰ってきたのは2週間前…一生懸命思い出しながら振り返ってみたいと思います。
7泊10日の旅だったので、私の日記がどれくらい長くなるのか自分でも想像を絶します。ご覚悟を…!

今回の旅ですが、なんと15年振りの海外!!しかも行きは一人で香港乗り換え!!ということで、なかなか緊張の旅でありました。
同じ千葉県だというのに成田空港ですでにビビり(ここに来るのも10年以上振り…)、早めに搭乗口に行くと、ぱっと見ホームな感じなのに日本人がほとんどいないことに気づきました。
考えてみたたら今回はキャセイパシフィックで行くので香港経由、なので国へ帰る人が多かったようです。日本語が全然聞こえないロビーでどんどん小さくなる私。
そして、乗り込んでからキャビンアテンダントも日本語が使えないことに気づきました!!ひええ〜〜。
完全に場にのまれながら席へ行くと、手前の席にすでに男性が。席を立ってくれた男性に「サ、サンキュー」とカタコトでお礼を言った後で、彼がおもむろにやりだしたDSの画面を見たら日本語でした…。
まさかの数少ない日本人だったー!
彼はそんな私に気まずかったのか、3時間半もの間、一度も日本語を話しませんでした。プ、プロや…!

香港に着いて、今回最初の難関である緊張の一人乗り換え…!!
言葉の通じぬ国で何かあってはまずい!!と、2時間半もあるのに乗り換え搭乗口にまっしぐら!!
しかしあまりにまっしぐらすぎて、まだ3口ぐらいしか飲んでいないペットボトルの水を没収されました…。機械通す前に行ってくれよ!袋の中確認してから通してただろうよ!!
少々のどが渇いた状態で水分を没収されるも円とユーロしか持っていない私は、1ドルの水も買えず。うう…(泣)
喉の乾きを忘れようとソファでくつろぎながら人間ウォッチング。
やはり欧米人はすごいですね。普通に床で仮眠を取ったり、大々的にトランプ大会を始めたり(総勢15名)、ここは家か?!なノリであります。

ゲートの方に行くとそういうアットホーム(!?)な感じですが、乗り換え手続きを取るまでの香港空港の警備員は結構厳しく、帽子を被っていると「それを取れ」というジェスチャーをしてきます。かなり上からの指示にあわわ…と慌てて取ると、近くにいたおっちゃんはご機嫌な感じでバッグの紐をヘアーバンドのようにして頭にバッグを引っ掛けていました。それを見つけた警備員、「おまえちょっと来い!」というピリリとしたジェスチャー。おっちゃんは「俺かい?」みたいなすっとんきょうな顔をしておりました。バッグをヘアーバンドにしているようなお茶目が要注意人物なわけないと思いますけどね〜。怒った警備員とヘアーバンドおっちゃん、そんな素敵なスチュエーション図、脳内にしかと焼き付けました。

そんなこんなで無事乗り換えができ飛行機に乗り込むと、三人席の窓側から私、フランス女性、フランス男性の並びでありました。
雰囲気のよいカップルで席外しも頼みやすそうでよかった〜と思い、実際、快適に空の旅が出来たのですが、さわやかカップルだと思っていた二人が、フランスの町並みが見えてきたくらいからいきなりいちゃいちゃし始めてビックリ!
さすがアムールの国…!フランスに帰ってきたと思った瞬間むらむらアムール魂が燃えてきちゃったんですかね。
でもここではやめてくれ!!アタイの立場を考えてくれ!!フランス着く直前から負け犬モードな私でありました。

シャルルドゴール空港に着いたはいいが、右も左もわからない私。とりあえず、そこら辺を歩いてたスタッフのおばちゃんに聞くことに。
話すよりガイドの質問文章を見せてしまった方が早い、と本を差し出すと、老眼を探しながら「はいはい、ちょっと待って〜!」(意訳)とフランス語で言う様は、ばっちりアテレコできるくらい世界共通。ちょっと親近感がわきます。
気持ちが緩み余裕が出てきて周りを見渡すと、キオスクのおっちゃんが朝飯食べながらの接客。カウンターにコーヒーとパンを広げて、カジリながらお客さんにおつりを渡してる…!!
国際的な場所なのにそんな緩くていいの?!空港でのカルチャーショックに早くもパリに対してある種の期待が。

それにはまず、オペラまで行くロワシーバスを見つけなければ!と探すもなかなか見つからず。あまり親切な案内板などがないんですね。フランス人に聞くも知っている人になかなか出会えない。そんなマイナーなバスじゃないはずなんだけどなぁ〜。
そんな中、同じバスを探しているフランス人おばちゃんと会え、二人で協力してバス乗り場を探し出すことに。
まさか着いて早々、こんな共同作業が待っているとは思いませんでした。
ダンディーな黒人男性も交え、あーでもないこーでもないとやった結果、無事ロワシーバスと対面!
初っぱなからこれでは、こりゃーいろいろ珍道中な予感…そんなことを思いつつ、期待に胸を膨らませバスに乗り込んだのでした。
<つづく>
posted by コイケジュンコ at 14:01| Comment(0) | 日記

2011年07月01日

私の頭の中のイズム

知人のおじさんに高校生だと思われていたことが判明した今日この頃いかがお過ごしですか?いくらなんでもそれはないだろう!!
twitterとFacebookを始めたため、日記離れが進んでおりました…。
今月は日記も頑張ります!!

先日駅前を歩いていたら、後ろを歩いている女子二人組の声が聞こえてきました。
どうやら二人はランチについて相談中の様子。
「私はぁ〜、野菜の気分だな〜。なんか、野菜が食べたいっ。」という女の子にその友達が、

「じゃあ、マックにする?」

思わずビクッとしちゃいましたよ!だって野菜=マックって…!!
レタスか?!パンとパンの間にあるあのレタスの事か?!
ちなみに周りはありとあらゆる飲食店が揃っている場所。
ファーストフードならせめてサブウェイの方が野菜取れるんじゃないか?!
そんな心突っ込みをするも彼女たちには届かずマックの方へ消えてゆきました…。

最近、本屋さんに行ったら雑誌「ブルータス」が「娯楽のチカラ。」という特集を組んでいました。
「娯楽」という言葉に目がないのと、いろいろな人が自分の娯楽について熱く語っているので即購入。
自分の好きなことを熱く語るというのは、普通のインタビューのような上辺な感じではなくて個人的な細かい感想などがあって、こちらまで興味が出てくることが多いですよね。
今回の特集では、辛酸なめ子の娯楽「滝沢革命」に興味が。
話だけ聞いているとすごい舞台ですよ、これは!革命を求めていくストーリーらしいですけど、内容を見ると、もうこの舞台自体が革命なんじゃないかという。。。

娯楽の対象に、私が先日アツく語った「赤塚不二夫」も。
赤塚エピソードを読みながらウンウンうなずく私。
ほめ言葉は「バカだねぇ」だったという話を聞いて、ふと15年前の私を思い出しました。
文化祭で初めて紙の服を作った私。自分が面白いと思うことをやっていた延長で生まれた作品でした。
ある先生が私のその作品を見て「バカだねぇ。でも俺は好きだ。」と言っていた、との話を聞いて、これ以上のほめ言葉はないな!と高揚した記憶があります。
あの一言で「HI-FUKU」シリーズは動き出したのでございます…(遠い目)

自分が好きな人物というのは、やはりどこか自分が大事にしていることと結びつき、少なからずその人と同じイズムを持っているもので、それを感じるエピソードを聞くと俄然エネルギーをもらえます。

「娯楽」とかそういう単語がでると必ず顔を出す、みうらじゅん氏も今回の特集にもちろん参加。
さすがはみうら先生。他の執筆陣とは一線を画しておりました。
みうら先生が示した娯楽は「フィックス画」。
興味のないものにあえて触れ、とりあえず好きだと思おうとし、「あれ?ほんとに好きかも?!」と思えた瞬間にひと思いにその絵を描いてみる。それが「好き」として定着する。という流れ。
もう意味がわかりません!娯楽というかこれはプレイです!
編集長やミュージシャン気取って一人で仕事を課していた中2の頃とひとっつも変わっていないみうら先生、殿堂入り級です。
しかしながら感心する反面、悲しいかな、いや、嬉しいかな分かるんですよ、この感じ。
振り返ってみると、私の作品のコンセプトって「コンセプト」というよりは「プレイ」な感じなんで、向いている方角が一緒なんですよね。
意味が分からないと言ったもののこの仕組み、染みるほど分かってしまった、そんな私の中にはみうらイズムがかなりの量入っていますね。

そして、川勝正幸が推薦した勝新太郎の項!!ここを読んで驚きました…!
彼の名言が色々載っている中にあった「無駄の中に宝がある」。
実は私が生み出した座右の銘が「無駄の中にこそ真意がある」なんです!なんかちょっと被ってませんか?!
まさか自分の中に勝新イズムがあったとは…まだまだ知らない自分がいるようです。

ちなみに私も自分の「娯楽」を考えてみました。
まあ、その時々にはやりはあるものですが、結構常に娯楽になっているものは「雑誌」でしょうか。
前に日記で書きましたが、ターゲットを絞っている「雑誌」という媒体は気軽にトリップさせてくれるんですよね。
年代によって、文面も問いかけられ方も全然違ってて刺激的。
例えば、若い子向けだと、ビックリマークが多かったり共感系なノリに対して、もうちょっと上の層だと「…してみては?」のような一線引いたイイ関係。年配系だと、「…するに限る。」「…しておきたい。」など、完結的に書かれていることが多いですね。見出しも「旨い鰻を食う。」みたいな、やはりちゃんと文章を留める感じ。ちょっと職人気質。
そういう温度差を瞬時に味わえるというか、キンキンの氷水飲んだ直後にあっつい白湯を飲むみたいなことが可能なのが雑誌だと思うんです。
あと、あまりにターゲット層からかけ離れた雑誌だと輪に入れない疎外感が味わえるというか、そういうM的プレイとしても楽しめます。
あ、またプレイ…、まあ、大きく言うと、私の娯楽は「プレイ」ですか、ね…。
posted by コイケジュンコ at 02:19| Comment(0) | 日記

2011年06月11日

コイケ作品のミューズ・S子ちゃん

昨日37歳になりやした…。
そんな日にいつものようにココスに行ったのですが、もう何十回と食べてきた定番ハンバーグがこれまで食べてきた中で群を抜いて美味しかったです!!
これまで何度かのリニューアルも立ち会ってきたのに、数段飛ばし級のこの旨さはどういうこと?!と、喜びを通り越し驚きを隠せませんでしたが、誕生日ミラクルだったんでしょうか。
いい年をした女が誕生日にココスかよ…と神様が不憫に思ったのかもしれません。
でも、誕生日にココスって私の中ではかなりの幸福ですけどね!
こんな日にココスに来られたのだから、「私、今日誕生日なんです」と言ってみようか?!とも一瞬思ったのですが、好奇心より羞恥が勝りそうで言えませんでした。
というか、言ったところでアラフォーを祝ってくれるか分かりませんが。ココス歴長いですが、大人が従業員に祝われているのは見たことありませんからね…。
そう考えると、「その一号に私が…!」という訳の分からないやる気がふつふつと沸き上がり…(脳内エンドレス)。

そして36歳最後の一昨日は、久々にワタクシのミューズ・S子ちゃんを撮影してまいりました!
自分で撮影するのは「カシミ屋100%」展のDM撮影以来。久々すぎて、いろいろ忘れ物をする失態をしでかしながらも、結果オーライな出来上がりに安心いたしました。
同じ大学の同級生だったS子ちゃんは、私の作家活動をずっと見てくれている一人。そして理解者であり、活動を手伝ってくれている恩人でもあります。
15年くらい前に初めて人物に着せて撮影をしようとなった時に、私の作品が一番似合いそうという理由でS子ちゃんにモデル1号をお願いしたのですが、S子ちゃんが喜んで着てくれていなければHI-FUKUシリーズはここまで続かなかったことでしょう。
お願いするこちらが「そこまでやらなくても…」と止めるほど暴走してHI-FUKUを着てくれる様子は、まさしく私が作品を作る理由そのものでした。
そんなS子ちゃんがいたからこそ、確信持って作品を作り続けて来られたのだと思います。
ちなみに、紙の服を着たナチュラルハイなモデルと胡散臭い昭和なカメラマン(私)の相性は抜群で、S子ちゃんを一番かわいく撮れるのは私なんじゃないか?!と自画自賛。
そんなS子ちゃんとの撮影、この日記はご存知のとおり文章オンリーを貫いているので画像アップはいたしませんが、twitterの方で初公開の新作をこっそりアップしております☆よかったらご覧下さいませ!
年齢を感じさせない少女のようなS子ちゃんがかわいく着こなしてくれています。

「少女のよう」と言っても、先ほども言ったようにS子ちゃんは同級生…そう私と同じ37歳。
前に1/2の年の女の子と一緒に撮影をしてもらった時は、「私もこれで引退かな…」と珍しく弱気なことを言っていましたが、あれから7年ほど経った今、アラフォーになったというのにやはり似合ってしまうS子ちゃん…すごい!やはり同じ「斜め向こうスピリット」を持っているからでしょうか。
しかも彼女、10年前に一緒にあらかわ遊園に行った時には中学生に間違えられましたからね(注:既婚)。
いつまでも一緒に、斜め上に年を取っていきたいものです。

ちなみに、この日記もたまに読んでくれているS子ちゃん、ひとつの日記を三回に分けて読んでいるらしいです。
上・中・下巻かよっ!そんなに長いか?!
…一回で読んでもらえるように頑張ります。。。
posted by コイケジュンコ at 20:09| Comment(0) | 日記

2011年05月29日

羨望の昭和

肌の丈夫さには自信があった私。
しかし、4月の忙しかった時期が終わった直後から顎にニキビができ、現在も顎に鎮座しております。なんでしょ、やはり年とともに代謝が悪くなっているんですかねえ…。
でも、位置的には「思われニキビ」の場所ハート(トランプ)
もしかして相当思われているのでは…?!なんてポジティブに考えております。
しかし、現在「思い、思われ、振り、振られ」というニキビ占いは生きてるんでしょうか??思いっきり昭和な気がしますが。というか、そもそもこれはニキビなのか?という疑問もありますけどね、年齢的に吹き出物ではないかという…。

最近の私はというと、ちょっと忙しくしながらちょこちょこ展示を見に行ったりしております。
先日は渋谷パルコにて、遊び心のある品々を展示販売している「フィジカルテンポ」を見てきました。
最終日に滑り込んだせいか結構売れてしまっていて、ツボなTシャツのサイズがことごとく合わず…。
面白いお店でしたが、買えないストレスを抱えてお店を後にいたしました。
トボトボ歩いていると、奥で岡本太郎のかほりが。
渋谷パルコはただいま岡本太郎フェアのようで、「万博 TAROコレクション」展をやっておりました。
当時の万博関連グッズが展示されており、中にはそのプレミア商品も販売。万博のチケット半券などまであり、さすがに手頃な値段でしたが(それでも500円以上はしていた気が)何にプレミアが付くかわからないものだな〜と心で腕を組む私。
ショーケースを覗くと、万博のお土産として売られていたような置物も並べられていて、なかなかのシュールさに目を奪われました。水中花のような作りで藻みたいなものと太陽の塔が入っていたり…どういうこと?!な感じが逆に引きつけられます。
そして最後目に入ったものに驚愕いたしました。
「たのしい幼稚園」のふろく、「たいようのとう わなげゲーム」…!!
当時の人気キャラクターだと思われる女の子やタイガーマスクなどが、太陽の塔に向かって輪投げしている図が!!
版ずれを起こしている発色の良いその絵は不穏な空気も醸し出しております。
他の商品も「すごいテイストだな〜。岡本太郎は見たのかな?」などと思いながら見ていたのですが、太陽の塔を棒に見立てて輪が命中している絵はさすがに「太郎は知ってるの?!」と焦りました。
最近、渋谷駅にかかっている「明日の神話」を巡って騒ぎになりましたが、Chim↑Pomのやったことなどかわいいものな気がしてきましたよ。この「たのしい幼稚園」の方がなかなか大胆なことをしているなあと感じました。
全く違う分野が起こす天然さといいますか、乱暴なまでの突飛さが強烈なインパクトを与えてきます。

昭和って何事もこういう大胆さ、不埒さがあったよなぁ〜。そう思うと、平成の今って大人しい気もいたします。
今は色々な方面に気を配って物事を進めていく時代です。とても素晴らしいことですが、そのことによって鮮度や思いが薄まっていくこともあります。
もちろん、最低限の気を配ることは大変大切なことですが、ハッとさせられる作品というのは他の顔色を伺っている感じがなく、そしてそれが作品の強みとしてにじみ出ており、私自身ちょっと羨望するところがあるのです。
「昔のものはいいなあ〜」などとお手上げ状態で言うのもシャクなので、平成には平成にしかできない濃さを作っていくぜ!と鼻息を荒くし、都会シブヤを後にしたのでした。

それにしても、幼児雑誌のふろくに太陽の塔が使われるなんて、全国民の関心が集中していたのが伺えますねー。今で言うと、東京スカイツリー…?ふろくになさそうだなぁ〜。
最近の子ども用のふろくは昔と違って実用的なものがかなり増えております!売り上げを考慮した結果でしょうが、個人的には残念なところです。
もっと山折り谷折りして部品をくっつけたい!(自分用?!)
posted by コイケジュンコ at 20:27| Comment(0) | 日記

2011年05月23日

映画「これでいいのだ!!」は、これでいいのだった!!

周りから「山下清」との異名を受けている私。
画伯という意味でなく、単にいつもでっかいリュックをしょっているからなんですが(あと作るおにぎりが大きい)。
いつも荷物が重いため折りたたみ傘も入れておく余裕がなく、突然の雨に痛い目に遭うことが度々…。
いつかはずっと入れておける傘を買わなければな〜と考えていた中、なかなか軽くて小さい傘を発見!日傘にもできるということで「これで私も30代の素敵な女性に!」と思い購入(柄が☆な時点で素敵な30代女性かわかりませんが)、それからずっとバッグに忍ばせておりました。
そして昨日ちょうど雨が!どれどれ♪とお初の傘登場!しかし、ほんの5分歩いただけで風と激しい雨により「傘差した?」と聞きたくなるくらいビショビショに!
どうやら小さすぎたようです…。一長一短。。。
まあ普通に考えて、その小さい傘を入れていたバッグは山下清ばりのリュックですから、折りたたみ傘で収まるわけがないんですよね。
こうなったらとことん山下清に近づいて長い赤傘をリュックの端にブッ差した方がいいですかね。

そんな平成の山下清、ここ数年の赤塚不二夫好きが高じて「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」を観て来ましたっ!
私は作品というより本人好きなので、果たしてエンターテイメントとして赤塚不二夫が見たいのか?という疑問があってとりあえずtwitterで映画レビューを検索。すると、否!否!否!たまに賛もありますが、否に偏った感想ばかりでした。
ここ最近、一方的な批判発言というものに抵抗を感じていることもあり、「そこまで言わなくても!そんなこと言うなら観に行ってやるっ!」となぜか「よかった探し」のポリアンナ状態で映画館へ。
今日は気持ちよく感想を書くためにネタバレ全開でお届けいたします。ご注意を!

と、大いに語ろうと思った手前、何から書き始めたらいいか迷って手が止まってしまう…。それが映画自体を象徴しています。
良い意味でバランスの悪い映画と言いましょうか、取り留めがないんですよね。
かといってエキセントリックなわけではない、どちらかというとユルいテイストです。
しかしだからこそ、一筋縄で行かないような面白さがあったように思います。
コメディってテンション振り切れてたら面白い!と思われがちなんですが、そうとも限らないと思うんですよね。
私が思うに今回の映画は、赤塚不二夫という人間を描こうというよりは、赤塚不二夫になろうとしたんではないかと思うんです。だから、さじ加減をすごく重要視したのではないかと。
映画レビューで「映画★赤塚不二夫というタイトルに偽りあり!全然赤塚の生涯が描けていない」と怒意見を見かけ、「タイトル長いし、確かに別になくてもよかったかも」くらいに思っていたのですが、映画を観て「赤塚不二夫テイストで映画を作ったら」という意味でタイトルを付けたのではないかと腑に落ちました。
「リアルタイムで漫画を読んでいたわけではない若輩者が赤塚不二夫を語るな!」と怒られそうですが、個人的意見を述べますと、赤塚不二夫が「レッツラゴン」で挑戦したようなことを監督は映画で挑戦したのではないかと。
と思ったのは、この映画が「レッツラゴン」を読んだときの感覚に少し似てるんですよね。
ほのぼの始まったと思ったら過激に終わったり、言葉尻から明後日の方向に話が転換したり、脈略のないオチで終わったり、はたまたマンガですらなかったり。深読みする人もいるでしょうけど、私は「感じろ!」なマンガだと受け取りました。
そして赤塚不二夫さん自身、ギャグみたいな人生で過激なことをしても独特の柔らかさで何でも「これでいいのだ!」と思わせる不思議な力を持っているけれど、私は赤塚不二夫にいつも切なさみたいなものを感じておりました。そんな切なさやるせなさも映画の中に漂っていたように思います。
シュールさだけでなく物語も進むので唐突なシリアスモードやぶつ切り感も否めませんでしたが、下手に調和させずにあえて断片さを出したのかな、わざとかな、と感じました。この映画は名作を目指したのではなく表現の自由さを目指したのかな、と。その「自由」とはやりすぎるということではなく、「ここ!」というピンポイントのニュアンスです。
単純にコメディであればテンポよい感じにも作れたと思います。いろいろな名監督の下で20年も助監督していたならそのノウハウは絶対知っていたと思うんです。しかしあえてそれをやらずにあのユルい路線で行ったのは、無能なんではなく逆にすごいんではないかと。
夜のゴールデン街を延々と走る浅野忠信と堀北真希のシーンの長さや撮り方、赤塚不二夫の担当に復帰することへの思いを正されるコメディと真面目のさじ加減が絶妙な堀北真希の演技と、中途半端な夕日のカットなんかを観て「こりゃー確信犯だな」と思った次第です。

ちなみに「レッツラゴン」にはかかせない赤塚不二夫に連れ添った編集者が男性から女性に変更されていたことへの怒意見も多かったのですが、赤塚不二夫本人が好きだというライトなファンには気になりませんでした。逆に赤塚不二夫を見守ったもうひとつの母性、というアイコンとしては分かりやすくアリだったと思います。
そしてそれを演じた堀北真希。観るのを迷っていたひとつの理由でありました。
嫌いじゃないのですが、それこそ赤塚ワールドでハマるのか?!と不安だったので。しかしうまく化学反応していたように思います。
さっきから言っておりますがこれは普通のコメディを目指していないはずで、赤塚不二夫作品と同様に「何かひっかかる感」が重要だったんではないかと。テンポがよいと流れてしまいがちな余白的な何か。いわゆるコメディがうまい熟れた俳優さんではなし得ない、一直線に走って来るようなタイプの方がこの映画には必要で、なんというか、沢口靖子的というか、笑わせるというより一生懸命な姿を笑われるというか、それを堀北真希がうまく表現していたように思います。
うん、そうだ、この映画は「笑わせる」のではなく「笑われる」ことを目指したのかもしれないな〜。

あと最後のクライマックスのシーンでの盛り上がると思いきやくだらない落とし方(褒め言葉)とか色々語りたかったのですが、言葉にするのが難しい…!!難しいと私の長い日記が更に長くなる!ということで、この辺で打ち止めしておきます。
総じて言うと、私の大好きな「ニュアンス」にこだわっている、愛がある素敵な映画でした。
一言にまとめると…賛否両論ありましたが結果こういう映画でよかったんではないでしょうか!というところです。
…あ、タイトル通りの感想…!!もしかしたらこの映画、かなりの上手かもしれない…!!

そしていつもの映画での涙ですが…ええ、泣きましたよ。今回はさすがに泣かないと思っていたのに泣きましたよ。しかも泣かせるようなシーンでないところで泣きましたよ。
予告見ているだけで泣くような人間ですからね、もう諦めるしかない…。
posted by コイケジュンコ at 22:01| Comment(0) | 日記

2011年05月10日

父ちゃん坊や放浪記

GW終わりましたねー。最終日の一昨日は暑かった!!
熱気ある職場であまりの暑さにのぼせてしまいました。終わって缶ジュースを飲もうとしたら思った所に缶を持っていけず唇の端でドリンキン。ジュース全部垂れ流しでおニューの白いシャツにこぼしていました。
なにこれっ!コント?!まさかのひとり二人羽織状態でしたよ…トホホ。

この体たらく、大人の階段のぼりすぎ感が否めないワタクシですが、そこら辺にいるトイザらスキッズよりも大好きなおもちゃに囲まれて生活している36歳でもあります。
このGWで購入したものは、なんとフラフープ。
親族でホームセンターに行った時に見つけまして、何故か親族一同でフラフープ大会@売り場。…ちょっとしたカオスでした。
60代に負けた悔しさから購入しお風呂上がりにやっているのですが、家具や窓の障害物に気を遣いながら回す日々。家の中って何もない広いスペースって意外にないんですよね。
嗚呼、外で思いっきりフラフープしたい…!!と切望しつつ、外でアラフォーがひとりフラフープに興じていたら近所の噂になるだろうな…と思うと理性が働いてできませんっ!狭いスペースでも優雅にこなせるよう日々の練習を頑張りたいと思います。
でも結構難しいんですよ!身体への負担を軽くするためか内側に凹凸ができており、素材もやたら軽いんです。なので、あまり遠心力がないというか、かなり腰をくねらせないと回数こなせないんですよね。
なかなか手強いです、平成のフラフープ。
ちなみにこのフラフープ、よく見るとカーブした部品8本を繋げてできておりました。小さいサイズはそれが6本。
…うまいこと考えたな!大きいフラフープを継ぎ目なしで作るより、この方がコストが低い!そしてその部品を何色か作ることでカラフルなデザインにすることができて一石二鳥っ。知恵を感じるデザインでありました。

ちなみに、私は嗜好がおこちゃまなので駄菓子も大好きであります。
特にアイスは大好きなので季節に関係なく食べます。というか、雪が降るくらい寒い日に食べるソフトクリーム最高!
そんなアイス女・コイケが最近ホームランバーを食べていたら(30代女子に似合わないアイス…)、現実でもアイス界でも人生初の「ホームラン」…!!1本当たりですよっ♪♪♪
十代ぶりのアイスの当たりにテンションマックスだったのですが、ふと我に返りました。
「…これ、近所のスーパーで取り替えてもらわなきゃいけないんだ…」
この年でホームランバーの当たりを嬉しいそうに取り替えにいくなんて…ちょっと気まずい!!
まあ、「息子に頼まれてぇ〜」みたいなそぶりで行けばいいのかもしれませんが、子どもいないの絶対知ってると思うので微妙なところです。
「サッと行ってサッと取り替えてもらお!」と勢いに任せて行ったら、まさかのホームランバー完売。
う、うそでしょ〜〜?!見たことありませんよっ、ホームランバー売り切れてるなんて…!!常にたっぷりの在庫かかえてるレギュラー商品でしょうよ!
この奇跡に余計身構えてしまう私。なんですか、このくだらないプレッシャーは…!
というわけで気持ち折れる前に、GW中リベンジに行ってまいりました。
ちょっと緊張しながらレジ通される前に当たり棒を差し出すと、店員さんはそこに棒を置きっぱなしのまま商品をスキャンし始めました。ああ、まるで当たり棒を次のお客さんに自慢するような配置…!!
恐る恐る後ろを見ると、小学生とその母上が棒をじっと見ておりました。。。きゃっ!バレたっ!!
平静を装いつつお店を後にしましたが、久々に緊張感ある買い物をいたしました。
別にたいしたことではないんですけどね〜…、年甲斐もなくホームランバーの当たりが嬉しすぎたバツの悪さみたいなものが私を緊張させましたよ。
それにしても、子どもの頃はアイスが当たると嬉しさしかなかったのに、今、なんなら取り替えなくてもいいんじゃないか?と恥ずかしさと60円を天秤にかける自分がいます。お、大人になったんだなぁ…。

まあ、フラフープ見てコスト面考えている時点でいい大人ですよ。
変なところで大人の自覚が芽生えたGWでありました。
でもこれからももぐりのトイザらスキッズであり続けます!
もうすぐ37歳で「キッズ」もありませんけどね…。
posted by コイケジュンコ at 12:40| Comment(0) | 日記

2011年05月01日

ドクター中松+MJ=?

最近、すき家を見つけると吸い寄せられるように入ってしまうほど、おろしポン酢牛丼にハマっているコイケでございます。
先日、ひとり牛丼屋に入りカウンターで食していたところ、隣りの席に大学生くらいの男の子が座りました。
「牛丼並、おしんこセット」という注文を受けて、研修生バッヂを付けている品の良いパートのおばさまが「はい、牛丼並をつゆだくで」と聞き間違い。
「え?いや、おしんこセット」と言い直されると、「あ、牛丼並つゆだくのおしんこセットですね」と何故か「つゆだく」イキ。
「違います。牛丼並のおしんこセットです」とハッキリとゆっくり言い直す男の子。
そうしたらパートのおばさまが、ロボットのように腕をL字に曲げワンフレーズごとに振りながら、「牛丼並っ、おしんこセットッ、つゆだk…」「つゆだくいらないです。」と間髪入れない勢いで男の子がツッコんでおりました。
コント級の「つゆだく」へのこだわり。学生の男の子はつゆだくが好きなはず、という思いこみがなせた勘違いだったのでしょうか。隣りで聞いていても字数が合わないし、間違うような感じじゃなかったんですけど…。
まあ、若干「声に出して言いたい日本語」ですよね。「つゆだく」って。

さて、予告通り「岡本太郎展」のお話をさせていただきたいと思います!(ちなみにこの日の夜もすき家行きました。)
いつもながら流暢に構えていて、もう少しで見逃すところでした!危ない危ない。
でも、本屋さんのレジに置いてある割引券はしこたまもらっていたのです。レジで割引券を見つける度、「あれ?この間もらっていた券どこにやっただろう…」の繰り返しで合計4枚も。す、すみません。。。
とりあえず4枚持って会場に向かったものの、チケット売場の行列に並びながら「もったいないよなあ…」と思い、ふと前を見るとステキな紳士が(推定80歳)。勇気を持って「すみません…、もし割引券などを持っていなかったら、これ、い、いかがですか…?!」と、まるで1コ上の先輩にコクるが如くモジモジ話しかける私。
「え?いいんですか??ありがとうございます」と恋成就ならぬ、交渉成立!その勢いで後ろのカップルにも渡し、全て裁くことができました!
一人で何枚もの割引券を配り歩いている女…ありがたい反面怪しい!と思われていないか心配ですが、無駄にしなくてよかった!

方々からありがとうございましたの余波を受けながら、「岡本太郎展」へ入場。
入ると真っ赤な部屋にオブジェたちが。こんなインパクトある部屋に負けない、いや、それを活かして輝いている太郎作品はやはりエネルギーがハンパない!初っぱなから見せつけられる太郎パワー。
そしてオブジェ以上にすごいのが絵。何十年前に描いたとは思えない生々しいツヤと発色、息がつけない筆運び。こ、濃い!10点くらい見ているとドッと疲れが…。見ているだけでこれなのですから、太郎のエネルギーたるやどんだけすごいんだ?!と驚愕するばかり。
最後の、目をモチーフにした作品群の部屋なんて恐怖すら感じましたからね。。。

個人的には大阪万博関係が興味深かったです。万博世代ではないのでいまいち知らなかった太陽の塔の内部なんかも知ることができました。今も濃〜い民族博物館が残っていると聞き、太陽の塔も含め今度見に行こうと心に誓いました。
そして特記すべきは、太陽の塔制作秘話。
最初はモニュメントをお願いしたのに、太郎が勝手にパビリオンを構想し始めたと聞き驚きました!
まあ、もっと驚いたのは発注した側だと思いますが。お願いした担当者は上の人に怒られたことでしょう。「おいっ!どうなってんだ?!お前、ちゃんと説明したのか?!」と。
でも、それを押し通した太郎の本気度というか、気迫はすさまじいものだったのでしょうね。空気を読まず我を通すというのは、人の気持ちに鈍感であることが必要なんだと痛感した小心者のワタクシでありました。

太郎が言うように芸術=人生そのものだと思っている私は、俄然、太郎の人生が気になるところ。展示されている著書の中に、「岡本太郎の挑戦するスキー」なる本がありまして、副タイトル「白い世界に燃える歓び」。…本を開いていない段階ですでにただのスキー入門書ではないだろうという香りがプンプンします。白銀の世界というよりは強烈な赤がチラチラしますよ。
きっとこういう本にこそ随所に太郎を感じるであろうと思うのでとても読みたい!のですが、amazonで調べたところもちろん絶版、そして中古で3万円…!た、高いっ!…気長に図書館などで探したいと思います。

展示は作品だけにとどまらず、タモリの「今夜は最高」に出演した時の映像などがあったり、太郎の言葉をくじ引きでひとりひとついただけるようになっていたり、バラエティーに飛んでおりました。
ちなみに私がいただいたお言葉は「下手なら、むしろ下手こそいいじゃないか。」
この言葉だけ聞くと、なんか太郎に慰められているような感覚になりますが、ありがたいお言葉しかと受け止めましたぞ!
そして今回、グッズも凝っておりまして、キーホルダーなんかも今は見かけない昭和な留め具を使っていたりして、物欲が強い私としてはどれもこれも欲しくなってしまったのですが、キーホルダーなどはやらなくなって久しいので冷静にやめました。大人になった…。
ということで、実用性の高いお茶碗を購入いたしました。太郎茶碗で食べたら米の栄養価が2割くらい高くなりそうじゃないですか?!逆に食欲が2割増しになったら困りますけど。これ以上の食欲はノン!でございます。

そんなこんなで満喫した「岡本太郎展」。見終わった後はかなり体力が消耗しておりました。
なかなかキャッチーで見やすい展示になっていたのですが、何でも自分が納得できないと気が済まずディスプレイや土器写真も自ら手掛けるタイプの岡本太郎が、今回のキャッチーな展示に関して生きていたらどう思ったかな〜というのも気になるところですが、タモリと変なコントをやっている映像を見る限り、案外気に入るかもしれません。
ここでカミングアウトしてしまいますが、私、岡本太郎は好きでも嫌いでもなく「凄い」と思っていました。それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
今回、岡本太郎の極端な純粋さというものを強く感じました。
語弊があるかもしれませんが例えて言うなら、すごい作品の合間に理解不能な作品も作る「ドクター中松」的天才肌と、環境問題を訴えながらも最先端物好きで電飾衣装を作ってしまう「マイケル・ジャクソン」的屈託のなさを合わせ持っている感じ。
自分の興奮にひたむきだからこそこんなにエネルギーを発散しているのだ、と妙に納得いたしました。というわけで、展示を見終わった今も岡本太郎は「凄い」と思う私なのであります。

ちなみに今回のキャッチコピーは「なんだこれは!」。
私が一番「なんだこれは!」と思ったのは、草月流の花器作品。何故か太鼓持ちのような笑顔(しかもウケ口)で佇む人のような花器…。なんだこれは?!その歪んだ笑いの口の中に花を生けろってか?!
…岡本太郎、やっぱり「凄い」。
posted by コイケジュンコ at 12:49| Comment(0) | 日記

2011年04月27日

おや? 声が、遅れて、聞こえて、くるよ。

ワタクシ所用のため4日前まで長崎に行っておりました。
長崎は方言がステキッ!!女性やこどもは2割増しでかわいく感じます。
「これ食べてよかと?」とか「これもらってよかと?」と言われると、「よか、よか!!」とまるで孫という名の宝物を愛でる大泉逸郎ばりに手放しで許しちゃいそうです☆
長崎はしょっちゅう行きたいくらい好きですが、いかんせん飛行機が苦手でして。。。
こんなことで海外に行けるのか、私?!
友人に言うと「いつの時代の人よ」と呆れられていますが、15年振りに海外に行く予定があるので不安が募っております…。

というわけでなかなか落ち着かずご報告遅くなりましたが、「doT‘n’StRipes」〜ミズタマとシマシマの冒険〜無事終了いたしました〜〜!!
3日間と短い期間ではありましたが、見に来てくださった方々ありがとうございました!!
今回お初な方々とやらせていただいて、また新しい輪が広がり楽しかったです。
お客様もしかりで、あまり出会いのなかった分野の方々にも見てもらえて直接感想をいただけたのは、私にとって実りあることでした。

今回の展示は水玉&ストライプがテーマということで、新作だけでなく旧作も展示したのですが、見返してみるとあるある…、特に水玉を使った作品が結構あることが判明。こうやって振り返ると自分の傾向がわかったりしますね。
今回は、水玉orストライプをあしらったui-kutsuを新作含め6点、金沢でやった展示以来4年振りの「her shoes」新作1点の計7点の紙靴を展示。
大きな作品は、2年ほど前にTAYAさんのショーで使っていただいたじじばばドレス3点。
これ、深川いっぷくさんでやらせていただいた木版画「平成じじばばめんこ 深川スタアシリーズ」を水玉パターンにしたテキスタイル(?!)を使ったドレスだったんです。おしゃれなヘアショーにこっそりじじばばを忍ばせる私。
それに合わせて、その基となったじじばばめんこも水玉やストライプを使っている版画2点を展示。そして今回は、初めて版木も展示いたしました。
前日の設置中にミヤタさんから「版木展示しても面白いかも」との一言をいただいて「なるほど、そうかも!」と気軽な気持ちで置いてみたのですが、実際展示してみると、意外に版木に対する反響があってビックリいたしました。自分にとって当たり前にやっていたことに感心されたり、じっくり見てくださる様子が新鮮でした。
私の場合、結構作品を作ったところで完結してしまう傾向がありまして、作品が作り終わると次の作品に気持ちが行ってしまうので、「どう見せるか」ということをあまり練らないんですよね。最近特に「それではいかんなー」とは思っているのですが、こう体感すると切実に「もうちょっと『見せる』ということを考えなければ!」と思え、そんな勉強にもなった展示でもありました。

イチハラさん、谷川さん、ミヤタさんの作品は主にぬいぐるみでどれも素敵でした!買わなくなって久しいですが、ぬいぐるみって物欲がふつふつと沸き上がりますよね…!私の日記は写真入れないのでお見せできなくて残念!是非皆さんのブログに見に行っていただきたいと思います。
そして4人共通の「オーナメント」。これも4者4様で、バリエーション豊かなオーナメントが天井から無数にぶら下がっていて、とても賑やかで楽しい展示となりました。
しかし、私ったら会場写真を撮り忘れてでですね、お客様が購入してくださって吊るされた紐の残骸ばかりになってからの会場しか撮れませんでした…。やっちまった。
どれもかわいかったから売り切れ御免状態で、チャリティー目的で急遽やろうということになったオーナメントだったので、本望というか、ありがたいことでした。
私のオーナメントはというと、あまりに浮いたものを作ってきちゃったので最初苦戦するかと思いましたが、思ったより売れてくれてよかったです。(買ってくださった方々ありがとうございました!)
だって私の…キ○ケシですもの。皆さんかわいいものなのに、私、キ○ケシにHI-FUKU着せて勝手にコラボ「コイサンマン」でしたもの…。
でも袋に入れてパッケージして、「袋に入れると魅力が増す『ハッピーセット』効果」を狙ったのがよかったみたいです。

ちなみに、今展示の売り上げの一部を東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付いたしました。お買い上げくださった皆さまありがとうございます。ホームページのお知らせ欄に金額などを載せましたので、よかったらご覧になってくださいませ。


いや〜それにしても、10日くらい前の話だったので書くのに時間がかかってしまいました。思い出すにも時間がかかるという。。。トシか?!
昨日は「岡本太郎展」を見に行って来ましたので、これは早めに日記に書きたいと思います…!
posted by コイケジュンコ at 23:56| Comment(0) | 日記