2011年08月01日

パリ珍道中〜愛と肉の3日目〜

えー、ここでの宣言がことごとく実行できていないコイケです…。
ダブル更新を目指していた昨日は、帰ってきたらすでに翌日になっていたので諦めて寝ちゃいました☆
では早速、続きをば!

ー3日目。
パリに来て思うこと。それは、意外なことに食事の量が多い!!
高級なフランス料理って少量で数が多いイメージですが、庶民的なところで食事をすると単品の量が多いです。バゲットのサンドイッチとか1本(約30センチ)丸ごとだったりしますからね。

この日は友人のHが早朝に合流。英語が堪能で地図が読める女・H、今日の旅は安泰だ…!
そんなHがリサーチしてくれたステーキハウスに開店と同時に滑り込み、ほどなくするとステーキが運ばれてきました。どうやらこちらは1メニューのみのようです。
切られたステーキにスパイスとハーブの効いたソースがかかっており、隣りにフライドポテトが添えられていて…私好み!!美味しくいただきました☆
食べ終わりそうなタイミングで、ウエイトレスさんが大きいお皿とトングを携えて我がテーブルへ。
なんと同じステーキ&フライドポテトをどっさり持ってきて、私たちのお皿に先ほどの半分〜2/3の量を置いて行きました!ええ〜、勝手におかわりぃ?!
ありがたいおかわり、「頑張って」食べきる形に。同じ味で量が多い、というのは結構満足感がありますよね。。。こちらでは、お腹いっぱいになるのが先か、飽きるのが先か、といったところがございます。

この日はフラフラしながら3区にあるギャラリーも散策。有名なギャラリーペロタンにも行ってみました。
無料のギャラリーとしてはかなり贅沢!普通だったら入館料を取られる取り揃えでした。ちょうどこの時は離れのギャラリーで村上隆展もやっており、日本では見た事のないシリーズも(私が無知なだけかも)。なかなかお得感のあるギャラリーです。
その離れから戻る道中の階段を上がっていると、上がった先の壁に高さ20センチくらいのエレベーター2機発見!もちろん作品なのですが、ちゃんと階数が上がったり下がったりしていて、1Fになると「チーン!」という音とともに扉が開くんです!素晴らしい!
思わずはしゃいでHと写真を撮っていたのですが(注意書きがなかったしスタッフも知っていたので大丈夫だったはず…)、それを見たフランス人(?)のおばちゃんが何故か参戦!では次を譲ろうと席を外したら、「あなたも入るのよ!」とジェスチャーされておばちゃんのカメラに収まることに…。
そんな交流もありつつ、パリのギャラリーを楽しみました。

その後は「美味しい!」と噂に聞いた紅茶を買いにヴォージュ広場へ。
緑に癒されていると、いちゃいちゃしすぎのカップル仲間発見!
近くで老夫婦や女子高生などがわいのわいのやっている中で、チュッチュチュッチュ!!いや、そんなもんじゃない、ブッチュ〜〜〜、ブチュ〜〜〜といった感じですっ。
いいのか?!公然の面前でそんな濃厚ないちゃつき!!もう軽度のハプ○ングバー状態ですよっ!!
老夫婦は最初こそ「あらあら(苦笑い)」って感じでしたが、途中から飽きてきたのか食べたりすることに夢中。女子高生たちははなっから気に留めておらず、「あのレポートかったるくない?」といった風情でアンニュイな雰囲気を醸し出しておりました。その距離半径1メートル、さすがはアムールの国…。
日本だったら…まあ知らないフリをしているでしょうが、明らかに意識してカップルの方を向いている体側面が緊張しているでしょうね〜。まあ、そこまでのカップルがまずいないか。
うららかな緑あふれる公園で、意外な刺激物を見させられた私たちでありました…。

そんなことに時間を奪われたりしていたり、教えてもらった地図が曖昧だったりして、目的の紅茶屋に着いた時にはすんでの差で営業終了。嗚呼…。
気を取り直して、そこから歩いていける距離のもう一つの目的地へ向かうも、ここもすんでの差で営業終了。。。か、重なるものですね。
こうなったら明日またこのルートをリベンジする!地図の読める女・Hなしで!そう誓ったのでした。

せっかくここまで来たならいいところが…ということでHおすすめのベトナム料理を食べに行く事に。
パリでベトナム料理?!とお思いかもしれませんが、地元で評判のお店とのこと。実際行ってみると、店構えは控えめながらも外に行列が!噂は本当だった!
案内された席についてメニューを見ていると、隣りの世話好きアメリカ人にいろいろアドバイスをされ、微妙に裏切りつつ生春巻きと皆注文している焼きそばを注文。
焼きそばが運ばれてくると、その皿の上にはたっぷりのさいころステーキが!!
「お、お昼もステーキだった、ね…」とHと苦笑いしながら食べてみると、ステーキ専門店より肉がジューシーで美味しかったという。。。どういうこと?!

色々な意味でたじろぐ1日でありました。
<つづく!>
posted by コイケジュンコ at 20:13| Comment(0) | 日記

2011年07月31日

パリ珍道中〜迷走の2日目〜

またも更新をサボってしまった…。挽回すべく、本日複数更新を目指しますっ!!

ー2日目。
初日の前日はMさんにただただ付いて行っていただけなので、方向音痴の私としてはこの日が初日みたいなもの…!き、緊張…!!
というのも、別ルートでいらしたYさんと朝イチにサンジェルマンデプレ駅で待ち合わせしていたからなんです。昨日ふらふら付いていただけ、それ故に色々な場所が断片的に記憶に残ってしまった、そんな右も左も分からない状態な私が一人で駅まで…不安!
万全を期すため、ルームシェアしている方に丁寧に教えてもらい出発したのですが、駅から徒歩5分以内の宿だというのに15分走っても辿り着かない…!!どうやら違う出口から出てしまっていたようです。
火事場のシックスセンスを使いながらなんとか分かるところまで辿り着き「ようし、一気に走るぞ…!」と気合いを入れたタイミングで背後から「あれ?コイケさん?」の声。
後ろを振り返るとルームメイトのお二人が…!「もう少しゆっくりしてから出る」と言っていたお二人に追いつかれていました。あれほど教えてもらったのに迷ったことが丸わかりなこの状況…恥ずかしいっ!!
「あ、あは☆迷っちゃいまして!すみません☆」何がすみませんだかわかりませんが、コントのように頭をかきながらその場を離れました。。。パリジェンヌからはほど遠い立ち振る舞い…。
そして、Yさんに会えたのは家を出てから30分後でございました。。。とほほ。

その後、パレロワイヤルで2度目の迷子。近い場所でMさんと待ち合わせしていたのですが、一向に辿り着かない!!電話で指示を受けながら走り回る!!ヒールを履いているYさんを連れて…。
そうです、この日2回目のとばっちりを受けたYさん、ほんとすみません。。。
近所で10分で行けるところを3時間半かかった記録(当時小5)がある超人級方向音痴な私は、ドツボにはまると方向音痴の力を遺憾なく発揮するのですが、まさかそれがパリで…。恐れていたことが起こった。。。

フランスは、日本のように何丁目とかがなく、全て通りの名前で把握するんです。なので、通りの切り替わりなどを注意していないと痛い目に遭うんですね。その通りの名前も、オシャレな看板が建物の上の方に付いている感じなので、焦って上を見る事を忘れてしまうと進みきってしまう傾向があって余計迷うという。。。
方向音痴が街の特質を知らずに待ち合わせをするのはかなりのギャンブルですね…。
そんなことを痛感した迷子、迷子の一日でした。

そんな労をねぎらって、夜はちょっと贅沢に素敵なビストロで食事♪しかし、ここでまたパリ流儀の洗礼を受ける事に…。
腹ぺこでお店に入ったのですが、なかなかオーダーを取りにきてくれないんです。何度も手を挙げてアピールするも、「僕、オーダー取れないんで」(新米)とか、「管轄外だから」とかウインクしたりとかでぜんっぜん来てくれないっ!!オーダーが取れないから、管轄外だからといって、担当の人に声をかけてくれないのがパリ・クオリティ。ひたすら担当が近くを通るラッキーを待つしかないのです…。

フランス人はそんな状況をイライラしないのか、そう思い観察すると、かなりおしゃべりに夢中。考えてみれば、カフェでも熱心に話し込んでいるな〜。テラス席が向かい合わせではなく隣りになっているのが多いのは、よく話が聞こえる為な気がしてなりません。
まあ、おしゃべりの合間に「早くね!」と言うことを忘れませんが。(それに対して、おどけた顔して無言でロボットダンス(?!)をするウエイター…)

お料理は大変美味しかったけど、食べている時間より待っている時間の方が長かった、そんな夜は更けていくのでした。
<つづく!>
posted by コイケジュンコ at 01:13| Comment(0) | 日記

2011年07月27日

パリ珍道中〜カルチャーショックな初日!〜

えー、一昨日の昨日で早くも連日更新ストップです…。有言不実行をお許しください。。。昨日は21時とかに昼寝ならぬ夜寝してしまって、目が覚めて日記の存在に気付いたのが日付が変わる15分前でした…。

前回の日記を読み返したら、いつも以上に「!!」が多いですね…。それだけでも私の緊張の興奮が伝わりましたでしょうか。そして前回の日記でまだパリに着いてないという…こりゃ〜長くなりますな☆

パリジェンヌというと「フランソワーズ・モレシャン」な私は、パリの人々はエレガントで小粋なイメージがあったのですが、実際に行ってみたらそうでもないというのが率直な印象、意外にも合理的でサバサバしております…!
おしゃれなイメージがありますが、キャミソール&ショートパンツ&サンダルなのに肩に冬物のセーター引っ掛けてたりしますし。気分は夏!でも時々寒くなるからそういう時は暖かいものを着るの☆って感じなんでしょうね。それにしても言葉通りすぎる!!き、季節感が…。
でも、スタイルがいいのでそんなチンプンカンプンな格好でも着こなしちゃうんですよね〜。キーッ!悔しいっ!
あとビックリしたのが、カフェなどのカウンター下を見てみると紙屑だらけなんです!聞くと、紙類を下に捨てる人が結構いるのだとか。どうせ後で掃除するんだからいいだろうということみたいなんですね。あと「紙は木からできているから自然に還るのでOK」ということらしいです。いや、舗装された道では自然に還らんだろう!
掃除する職業の人がいる→きれいでも汚くても掃除はする→ゴミがひとつ増えようがあまり問題がない、ということなんでしょうけど…心配りを大切にしている日本人としては考え方がドライすぎてカルチャーショック。
そんな感じの合理主義なので、接客も日本のような過剰なサービスはありません。きれいなウエイトレスさんもお客さんの動向を伺いつつ食事。お客さんの様子を見ながらということは…あなたの様子がこちらに丸見えなんですけどー!ということで、キヨスクに続いてまたも勤務中飲食☆
しかし、1週間いてこれが普通であるんだと認識しました。売店で配達してもらったコーヒー飲みながら(紙コップではなくカップ&ソーサー!)お客さんと談笑する様子は自然だものなあ〜。
接客観察を通じて、フランス人はどんな立場でも対等な対応なんだな、ということを痛感いたしました。お客様だからへりくだらなきゃいけないということがない、日本のように「お客様は神様だ」なんてことはお店の人もお客さんも考えていないのです。
時には、間違ったレシートを巡って、頼んだ、頼んでいないの攻防を繰り広げ、ビックリするくらい引かなかったりもするのですが(オレンジジュースが人数+1の時点で向うのオーダーミスが一目瞭然だったとしても…)、日本にいる勘違いクレーマーや横柄なお客さんなどを考えると多少こんなドライな接客があってもいいのかも、と思いました。

初日のこの日は、この旅の船頭でもある友人のMさんたちと合流。私ひとり1週間遅れの参加だったのですが、他のメンバーの方々はこの日が最終日。よろしくお願いしますのありがとうございました状態。
最終日の皆さまのパリ旅行を振り返る観光に同行させていただいたため、あまり考えていなかった王道なパリ旅行も体験することができました。
見に行くつもりがなかったエッフェル塔が一望できる場所へも行けましたし。来たら来たで感動。もちろん写真撮りました!
そして、その広場の左側に金の像が三体あるのに気がつきました。鳩を持った女性(女神?)の像を見てみると、頭に本物の鳩が…!!思わず写真を撮る私。帰ってきて写真を確認したら、エッフェル塔より鳩女の写真の方が断然多かったです…。エッフェル塔より鳩に興奮した事実。。。

その後はセーヌ側を説明を受けながらクルージング。すごく観光っぽい!
日差しが強すぎてあまり風景に身が入らなかったせいか、日本語で解説された音声ガイダンスが気になってしょうがありませんでした。
通常のガイダンスは「あの建物は○○で、こういうことから建てられ、こういうエピソードがあります」という感じだと思いますが、フランスのガイダンスは名所に関係ないことが多い!というか自慢が多い!!
「どこどこでは○○と言われ、どこどこでは○○と言われたパリ、要するにパリは世界から流行の先端だと思われているのです」という自慢で軽いジャブ。
そして解説もだんだん個性豊かになり、「ここは○○の踊りをする人が集まります。あなたもここに訪れたら踊りたくなってしまうかもしれませんね。 そして、夜通し踊ることでしょう。」え?!勝手にこっちのことを予言?!もうお客ほっぽらかしで目を閉じて語られている勢いです。
そんな解説をシャンソンを交えながらロマンティックに伝えていたのですが、最後の方はほとんどシャンソンメドレー。さすがロマンチストなフランス人…!ガイダンスひとつ取ってもお国柄が出るものですね。

さきほど「パリの人々は合理的」と書きましたが、逆に、斜め上の「なんでこんなものを…?!」というものがあったりもしました。
素敵なセレクトショップ・コレットへ行きまして、ショウウインドウにあったキース・ヘリングのモチーフを使った個性的なハイヒールにもだえつつ、 雑貨を物色。ソフトクリームの形をしたリップグロスを見つけ、これは素敵!と購入したのですが、家に帰って驚愕いたしました。
開けるとアイス部分には筆が付いており、コーン部分がグロス入れになっていたのですが、コーン下部分が同色の透明キャップになっていたのに気がつきました。
「あれ?なんでここだけ違う素材になってるんだろ…、…!!」
…なんと下部分がペンになっておりました。
グロス塗りながらメモできる…!!どういうこと?!なんでそれを共存させたのかがわかりませんっ!!
「そこに尖った先端があったから」??あ、そう考えると、やはり合理主義の延長での珍商品なのかもしれません。

また布屋さんも少し巡ったのですが、ゴルフボールがゴールに入りそうなところがドット柄になっているユーモアなものもありました。しかしさすがはパリ、そんなもんじゃありませんでした。一見地味に見えるスチュエーション柄、これがすごかった…!
スチュエーション柄とは(勝手に命名)、貴族がお茶している図とかが装飾的な額の中に描かれていて、それがパターンとして繰り返されているような布なんですが、柄が大きいので小物などには向いていない感じです。素材も厚地なのでカーテンとかにするのだと予想。
そんなフランスならではの絵柄をお店に入る度にチェックしていたのですが、あるお店ですごいスチュエーション柄を見つけちゃいました…!!
一人の兵隊(?)がうなだれるように倒れていて、友人が「やめろよ!その辺にしておいてやれよ!」的に庇うように前のめり、そしてそれを取り巻くヒソヒソする人々…どういうことが描きたかったんだ?!この絵面をどういうものに使うんだろうか?!
その時はただただ目を奪われていたのですが、今では「買うべきだったかな〜」と後悔しております。人に説明する時にやはり実物を見せたかった(そんな理由?!)。ちょっとパンチのある布でございました。

合理的でロマンティック、それでいてたまに謎めいたものを作るパリ。圧倒されつつ初日を終えたのでした。
<まだまだつづく!>

そういえば、コレットに村上隆のお花柄のタトゥーを全身に入れている店員さんがいたんだけど、あれ、大丈夫なのかな。。。
posted by コイケジュンコ at 23:51| Comment(0) | 日記

2011年07月25日

パリ珍道中〜ひとりぼっちのプロローグ〜

「今月は日記も頑張る」宣言をして早24日。すみません、ご無沙汰です!
でも、これからは怒濤の更新していきますよ〜!1日1更新な勢いで(の予定(の希望))。
そんなバランスの悪い感じで7月の日記、お届けいたします。。。

実はワタクシ、おフランスに行ってきたざんす!!
帰ってきたのは2週間前…一生懸命思い出しながら振り返ってみたいと思います。
7泊10日の旅だったので、私の日記がどれくらい長くなるのか自分でも想像を絶します。ご覚悟を…!

今回の旅ですが、なんと15年振りの海外!!しかも行きは一人で香港乗り換え!!ということで、なかなか緊張の旅でありました。
同じ千葉県だというのに成田空港ですでにビビり(ここに来るのも10年以上振り…)、早めに搭乗口に行くと、ぱっと見ホームな感じなのに日本人がほとんどいないことに気づきました。
考えてみたたら今回はキャセイパシフィックで行くので香港経由、なので国へ帰る人が多かったようです。日本語が全然聞こえないロビーでどんどん小さくなる私。
そして、乗り込んでからキャビンアテンダントも日本語が使えないことに気づきました!!ひええ〜〜。
完全に場にのまれながら席へ行くと、手前の席にすでに男性が。席を立ってくれた男性に「サ、サンキュー」とカタコトでお礼を言った後で、彼がおもむろにやりだしたDSの画面を見たら日本語でした…。
まさかの数少ない日本人だったー!
彼はそんな私に気まずかったのか、3時間半もの間、一度も日本語を話しませんでした。プ、プロや…!

香港に着いて、今回最初の難関である緊張の一人乗り換え…!!
言葉の通じぬ国で何かあってはまずい!!と、2時間半もあるのに乗り換え搭乗口にまっしぐら!!
しかしあまりにまっしぐらすぎて、まだ3口ぐらいしか飲んでいないペットボトルの水を没収されました…。機械通す前に行ってくれよ!袋の中確認してから通してただろうよ!!
少々のどが渇いた状態で水分を没収されるも円とユーロしか持っていない私は、1ドルの水も買えず。うう…(泣)
喉の乾きを忘れようとソファでくつろぎながら人間ウォッチング。
やはり欧米人はすごいですね。普通に床で仮眠を取ったり、大々的にトランプ大会を始めたり(総勢15名)、ここは家か?!なノリであります。

ゲートの方に行くとそういうアットホーム(!?)な感じですが、乗り換え手続きを取るまでの香港空港の警備員は結構厳しく、帽子を被っていると「それを取れ」というジェスチャーをしてきます。かなり上からの指示にあわわ…と慌てて取ると、近くにいたおっちゃんはご機嫌な感じでバッグの紐をヘアーバンドのようにして頭にバッグを引っ掛けていました。それを見つけた警備員、「おまえちょっと来い!」というピリリとしたジェスチャー。おっちゃんは「俺かい?」みたいなすっとんきょうな顔をしておりました。バッグをヘアーバンドにしているようなお茶目が要注意人物なわけないと思いますけどね〜。怒った警備員とヘアーバンドおっちゃん、そんな素敵なスチュエーション図、脳内にしかと焼き付けました。

そんなこんなで無事乗り換えができ飛行機に乗り込むと、三人席の窓側から私、フランス女性、フランス男性の並びでありました。
雰囲気のよいカップルで席外しも頼みやすそうでよかった〜と思い、実際、快適に空の旅が出来たのですが、さわやかカップルだと思っていた二人が、フランスの町並みが見えてきたくらいからいきなりいちゃいちゃし始めてビックリ!
さすがアムールの国…!フランスに帰ってきたと思った瞬間むらむらアムール魂が燃えてきちゃったんですかね。
でもここではやめてくれ!!アタイの立場を考えてくれ!!フランス着く直前から負け犬モードな私でありました。

シャルルドゴール空港に着いたはいいが、右も左もわからない私。とりあえず、そこら辺を歩いてたスタッフのおばちゃんに聞くことに。
話すよりガイドの質問文章を見せてしまった方が早い、と本を差し出すと、老眼を探しながら「はいはい、ちょっと待って〜!」(意訳)とフランス語で言う様は、ばっちりアテレコできるくらい世界共通。ちょっと親近感がわきます。
気持ちが緩み余裕が出てきて周りを見渡すと、キオスクのおっちゃんが朝飯食べながらの接客。カウンターにコーヒーとパンを広げて、カジリながらお客さんにおつりを渡してる…!!
国際的な場所なのにそんな緩くていいの?!空港でのカルチャーショックに早くもパリに対してある種の期待が。

それにはまず、オペラまで行くロワシーバスを見つけなければ!と探すもなかなか見つからず。あまり親切な案内板などがないんですね。フランス人に聞くも知っている人になかなか出会えない。そんなマイナーなバスじゃないはずなんだけどなぁ〜。
そんな中、同じバスを探しているフランス人おばちゃんと会え、二人で協力してバス乗り場を探し出すことに。
まさか着いて早々、こんな共同作業が待っているとは思いませんでした。
ダンディーな黒人男性も交え、あーでもないこーでもないとやった結果、無事ロワシーバスと対面!
初っぱなからこれでは、こりゃーいろいろ珍道中な予感…そんなことを思いつつ、期待に胸を膨らませバスに乗り込んだのでした。
<つづく>
posted by コイケジュンコ at 14:01| Comment(0) | 日記

2011年07月01日

私の頭の中のイズム

知人のおじさんに高校生だと思われていたことが判明した今日この頃いかがお過ごしですか?いくらなんでもそれはないだろう!!
twitterとFacebookを始めたため、日記離れが進んでおりました…。
今月は日記も頑張ります!!

先日駅前を歩いていたら、後ろを歩いている女子二人組の声が聞こえてきました。
どうやら二人はランチについて相談中の様子。
「私はぁ〜、野菜の気分だな〜。なんか、野菜が食べたいっ。」という女の子にその友達が、

「じゃあ、マックにする?」

思わずビクッとしちゃいましたよ!だって野菜=マックって…!!
レタスか?!パンとパンの間にあるあのレタスの事か?!
ちなみに周りはありとあらゆる飲食店が揃っている場所。
ファーストフードならせめてサブウェイの方が野菜取れるんじゃないか?!
そんな心突っ込みをするも彼女たちには届かずマックの方へ消えてゆきました…。

最近、本屋さんに行ったら雑誌「ブルータス」が「娯楽のチカラ。」という特集を組んでいました。
「娯楽」という言葉に目がないのと、いろいろな人が自分の娯楽について熱く語っているので即購入。
自分の好きなことを熱く語るというのは、普通のインタビューのような上辺な感じではなくて個人的な細かい感想などがあって、こちらまで興味が出てくることが多いですよね。
今回の特集では、辛酸なめ子の娯楽「滝沢革命」に興味が。
話だけ聞いているとすごい舞台ですよ、これは!革命を求めていくストーリーらしいですけど、内容を見ると、もうこの舞台自体が革命なんじゃないかという。。。

娯楽の対象に、私が先日アツく語った「赤塚不二夫」も。
赤塚エピソードを読みながらウンウンうなずく私。
ほめ言葉は「バカだねぇ」だったという話を聞いて、ふと15年前の私を思い出しました。
文化祭で初めて紙の服を作った私。自分が面白いと思うことをやっていた延長で生まれた作品でした。
ある先生が私のその作品を見て「バカだねぇ。でも俺は好きだ。」と言っていた、との話を聞いて、これ以上のほめ言葉はないな!と高揚した記憶があります。
あの一言で「HI-FUKU」シリーズは動き出したのでございます…(遠い目)

自分が好きな人物というのは、やはりどこか自分が大事にしていることと結びつき、少なからずその人と同じイズムを持っているもので、それを感じるエピソードを聞くと俄然エネルギーをもらえます。

「娯楽」とかそういう単語がでると必ず顔を出す、みうらじゅん氏も今回の特集にもちろん参加。
さすがはみうら先生。他の執筆陣とは一線を画しておりました。
みうら先生が示した娯楽は「フィックス画」。
興味のないものにあえて触れ、とりあえず好きだと思おうとし、「あれ?ほんとに好きかも?!」と思えた瞬間にひと思いにその絵を描いてみる。それが「好き」として定着する。という流れ。
もう意味がわかりません!娯楽というかこれはプレイです!
編集長やミュージシャン気取って一人で仕事を課していた中2の頃とひとっつも変わっていないみうら先生、殿堂入り級です。
しかしながら感心する反面、悲しいかな、いや、嬉しいかな分かるんですよ、この感じ。
振り返ってみると、私の作品のコンセプトって「コンセプト」というよりは「プレイ」な感じなんで、向いている方角が一緒なんですよね。
意味が分からないと言ったもののこの仕組み、染みるほど分かってしまった、そんな私の中にはみうらイズムがかなりの量入っていますね。

そして、川勝正幸が推薦した勝新太郎の項!!ここを読んで驚きました…!
彼の名言が色々載っている中にあった「無駄の中に宝がある」。
実は私が生み出した座右の銘が「無駄の中にこそ真意がある」なんです!なんかちょっと被ってませんか?!
まさか自分の中に勝新イズムがあったとは…まだまだ知らない自分がいるようです。

ちなみに私も自分の「娯楽」を考えてみました。
まあ、その時々にはやりはあるものですが、結構常に娯楽になっているものは「雑誌」でしょうか。
前に日記で書きましたが、ターゲットを絞っている「雑誌」という媒体は気軽にトリップさせてくれるんですよね。
年代によって、文面も問いかけられ方も全然違ってて刺激的。
例えば、若い子向けだと、ビックリマークが多かったり共感系なノリに対して、もうちょっと上の層だと「…してみては?」のような一線引いたイイ関係。年配系だと、「…するに限る。」「…しておきたい。」など、完結的に書かれていることが多いですね。見出しも「旨い鰻を食う。」みたいな、やはりちゃんと文章を留める感じ。ちょっと職人気質。
そういう温度差を瞬時に味わえるというか、キンキンの氷水飲んだ直後にあっつい白湯を飲むみたいなことが可能なのが雑誌だと思うんです。
あと、あまりにターゲット層からかけ離れた雑誌だと輪に入れない疎外感が味わえるというか、そういうM的プレイとしても楽しめます。
あ、またプレイ…、まあ、大きく言うと、私の娯楽は「プレイ」ですか、ね…。
posted by コイケジュンコ at 02:19| Comment(0) | 日記

2011年06月11日

コイケ作品のミューズ・S子ちゃん

昨日37歳になりやした…。
そんな日にいつものようにココスに行ったのですが、もう何十回と食べてきた定番ハンバーグがこれまで食べてきた中で群を抜いて美味しかったです!!
これまで何度かのリニューアルも立ち会ってきたのに、数段飛ばし級のこの旨さはどういうこと?!と、喜びを通り越し驚きを隠せませんでしたが、誕生日ミラクルだったんでしょうか。
いい年をした女が誕生日にココスかよ…と神様が不憫に思ったのかもしれません。
でも、誕生日にココスって私の中ではかなりの幸福ですけどね!
こんな日にココスに来られたのだから、「私、今日誕生日なんです」と言ってみようか?!とも一瞬思ったのですが、好奇心より羞恥が勝りそうで言えませんでした。
というか、言ったところでアラフォーを祝ってくれるか分かりませんが。ココス歴長いですが、大人が従業員に祝われているのは見たことありませんからね…。
そう考えると、「その一号に私が…!」という訳の分からないやる気がふつふつと沸き上がり…(脳内エンドレス)。

そして36歳最後の一昨日は、久々にワタクシのミューズ・S子ちゃんを撮影してまいりました!
自分で撮影するのは「カシミ屋100%」展のDM撮影以来。久々すぎて、いろいろ忘れ物をする失態をしでかしながらも、結果オーライな出来上がりに安心いたしました。
同じ大学の同級生だったS子ちゃんは、私の作家活動をずっと見てくれている一人。そして理解者であり、活動を手伝ってくれている恩人でもあります。
15年くらい前に初めて人物に着せて撮影をしようとなった時に、私の作品が一番似合いそうという理由でS子ちゃんにモデル1号をお願いしたのですが、S子ちゃんが喜んで着てくれていなければHI-FUKUシリーズはここまで続かなかったことでしょう。
お願いするこちらが「そこまでやらなくても…」と止めるほど暴走してHI-FUKUを着てくれる様子は、まさしく私が作品を作る理由そのものでした。
そんなS子ちゃんがいたからこそ、確信持って作品を作り続けて来られたのだと思います。
ちなみに、紙の服を着たナチュラルハイなモデルと胡散臭い昭和なカメラマン(私)の相性は抜群で、S子ちゃんを一番かわいく撮れるのは私なんじゃないか?!と自画自賛。
そんなS子ちゃんとの撮影、この日記はご存知のとおり文章オンリーを貫いているので画像アップはいたしませんが、twitterの方で初公開の新作をこっそりアップしております☆よかったらご覧下さいませ!
年齢を感じさせない少女のようなS子ちゃんがかわいく着こなしてくれています。

「少女のよう」と言っても、先ほども言ったようにS子ちゃんは同級生…そう私と同じ37歳。
前に1/2の年の女の子と一緒に撮影をしてもらった時は、「私もこれで引退かな…」と珍しく弱気なことを言っていましたが、あれから7年ほど経った今、アラフォーになったというのにやはり似合ってしまうS子ちゃん…すごい!やはり同じ「斜め向こうスピリット」を持っているからでしょうか。
しかも彼女、10年前に一緒にあらかわ遊園に行った時には中学生に間違えられましたからね(注:既婚)。
いつまでも一緒に、斜め上に年を取っていきたいものです。

ちなみに、この日記もたまに読んでくれているS子ちゃん、ひとつの日記を三回に分けて読んでいるらしいです。
上・中・下巻かよっ!そんなに長いか?!
…一回で読んでもらえるように頑張ります。。。
posted by コイケジュンコ at 20:09| Comment(0) | 日記

2011年05月29日

羨望の昭和

肌の丈夫さには自信があった私。
しかし、4月の忙しかった時期が終わった直後から顎にニキビができ、現在も顎に鎮座しております。なんでしょ、やはり年とともに代謝が悪くなっているんですかねえ…。
でも、位置的には「思われニキビ」の場所ハート(トランプ)
もしかして相当思われているのでは…?!なんてポジティブに考えております。
しかし、現在「思い、思われ、振り、振られ」というニキビ占いは生きてるんでしょうか??思いっきり昭和な気がしますが。というか、そもそもこれはニキビなのか?という疑問もありますけどね、年齢的に吹き出物ではないかという…。

最近の私はというと、ちょっと忙しくしながらちょこちょこ展示を見に行ったりしております。
先日は渋谷パルコにて、遊び心のある品々を展示販売している「フィジカルテンポ」を見てきました。
最終日に滑り込んだせいか結構売れてしまっていて、ツボなTシャツのサイズがことごとく合わず…。
面白いお店でしたが、買えないストレスを抱えてお店を後にいたしました。
トボトボ歩いていると、奥で岡本太郎のかほりが。
渋谷パルコはただいま岡本太郎フェアのようで、「万博 TAROコレクション」展をやっておりました。
当時の万博関連グッズが展示されており、中にはそのプレミア商品も販売。万博のチケット半券などまであり、さすがに手頃な値段でしたが(それでも500円以上はしていた気が)何にプレミアが付くかわからないものだな〜と心で腕を組む私。
ショーケースを覗くと、万博のお土産として売られていたような置物も並べられていて、なかなかのシュールさに目を奪われました。水中花のような作りで藻みたいなものと太陽の塔が入っていたり…どういうこと?!な感じが逆に引きつけられます。
そして最後目に入ったものに驚愕いたしました。
「たのしい幼稚園」のふろく、「たいようのとう わなげゲーム」…!!
当時の人気キャラクターだと思われる女の子やタイガーマスクなどが、太陽の塔に向かって輪投げしている図が!!
版ずれを起こしている発色の良いその絵は不穏な空気も醸し出しております。
他の商品も「すごいテイストだな〜。岡本太郎は見たのかな?」などと思いながら見ていたのですが、太陽の塔を棒に見立てて輪が命中している絵はさすがに「太郎は知ってるの?!」と焦りました。
最近、渋谷駅にかかっている「明日の神話」を巡って騒ぎになりましたが、Chim↑Pomのやったことなどかわいいものな気がしてきましたよ。この「たのしい幼稚園」の方がなかなか大胆なことをしているなあと感じました。
全く違う分野が起こす天然さといいますか、乱暴なまでの突飛さが強烈なインパクトを与えてきます。

昭和って何事もこういう大胆さ、不埒さがあったよなぁ〜。そう思うと、平成の今って大人しい気もいたします。
今は色々な方面に気を配って物事を進めていく時代です。とても素晴らしいことですが、そのことによって鮮度や思いが薄まっていくこともあります。
もちろん、最低限の気を配ることは大変大切なことですが、ハッとさせられる作品というのは他の顔色を伺っている感じがなく、そしてそれが作品の強みとしてにじみ出ており、私自身ちょっと羨望するところがあるのです。
「昔のものはいいなあ〜」などとお手上げ状態で言うのもシャクなので、平成には平成にしかできない濃さを作っていくぜ!と鼻息を荒くし、都会シブヤを後にしたのでした。

それにしても、幼児雑誌のふろくに太陽の塔が使われるなんて、全国民の関心が集中していたのが伺えますねー。今で言うと、東京スカイツリー…?ふろくになさそうだなぁ〜。
最近の子ども用のふろくは昔と違って実用的なものがかなり増えております!売り上げを考慮した結果でしょうが、個人的には残念なところです。
もっと山折り谷折りして部品をくっつけたい!(自分用?!)
posted by コイケジュンコ at 20:27| Comment(0) | 日記

2011年05月23日

映画「これでいいのだ!!」は、これでいいのだった!!

周りから「山下清」との異名を受けている私。
画伯という意味でなく、単にいつもでっかいリュックをしょっているからなんですが(あと作るおにぎりが大きい)。
いつも荷物が重いため折りたたみ傘も入れておく余裕がなく、突然の雨に痛い目に遭うことが度々…。
いつかはずっと入れておける傘を買わなければな〜と考えていた中、なかなか軽くて小さい傘を発見!日傘にもできるということで「これで私も30代の素敵な女性に!」と思い購入(柄が☆な時点で素敵な30代女性かわかりませんが)、それからずっとバッグに忍ばせておりました。
そして昨日ちょうど雨が!どれどれ♪とお初の傘登場!しかし、ほんの5分歩いただけで風と激しい雨により「傘差した?」と聞きたくなるくらいビショビショに!
どうやら小さすぎたようです…。一長一短。。。
まあ普通に考えて、その小さい傘を入れていたバッグは山下清ばりのリュックですから、折りたたみ傘で収まるわけがないんですよね。
こうなったらとことん山下清に近づいて長い赤傘をリュックの端にブッ差した方がいいですかね。

そんな平成の山下清、ここ数年の赤塚不二夫好きが高じて「これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫」を観て来ましたっ!
私は作品というより本人好きなので、果たしてエンターテイメントとして赤塚不二夫が見たいのか?という疑問があってとりあえずtwitterで映画レビューを検索。すると、否!否!否!たまに賛もありますが、否に偏った感想ばかりでした。
ここ最近、一方的な批判発言というものに抵抗を感じていることもあり、「そこまで言わなくても!そんなこと言うなら観に行ってやるっ!」となぜか「よかった探し」のポリアンナ状態で映画館へ。
今日は気持ちよく感想を書くためにネタバレ全開でお届けいたします。ご注意を!

と、大いに語ろうと思った手前、何から書き始めたらいいか迷って手が止まってしまう…。それが映画自体を象徴しています。
良い意味でバランスの悪い映画と言いましょうか、取り留めがないんですよね。
かといってエキセントリックなわけではない、どちらかというとユルいテイストです。
しかしだからこそ、一筋縄で行かないような面白さがあったように思います。
コメディってテンション振り切れてたら面白い!と思われがちなんですが、そうとも限らないと思うんですよね。
私が思うに今回の映画は、赤塚不二夫という人間を描こうというよりは、赤塚不二夫になろうとしたんではないかと思うんです。だから、さじ加減をすごく重要視したのではないかと。
映画レビューで「映画★赤塚不二夫というタイトルに偽りあり!全然赤塚の生涯が描けていない」と怒意見を見かけ、「タイトル長いし、確かに別になくてもよかったかも」くらいに思っていたのですが、映画を観て「赤塚不二夫テイストで映画を作ったら」という意味でタイトルを付けたのではないかと腑に落ちました。
「リアルタイムで漫画を読んでいたわけではない若輩者が赤塚不二夫を語るな!」と怒られそうですが、個人的意見を述べますと、赤塚不二夫が「レッツラゴン」で挑戦したようなことを監督は映画で挑戦したのではないかと。
と思ったのは、この映画が「レッツラゴン」を読んだときの感覚に少し似てるんですよね。
ほのぼの始まったと思ったら過激に終わったり、言葉尻から明後日の方向に話が転換したり、脈略のないオチで終わったり、はたまたマンガですらなかったり。深読みする人もいるでしょうけど、私は「感じろ!」なマンガだと受け取りました。
そして赤塚不二夫さん自身、ギャグみたいな人生で過激なことをしても独特の柔らかさで何でも「これでいいのだ!」と思わせる不思議な力を持っているけれど、私は赤塚不二夫にいつも切なさみたいなものを感じておりました。そんな切なさやるせなさも映画の中に漂っていたように思います。
シュールさだけでなく物語も進むので唐突なシリアスモードやぶつ切り感も否めませんでしたが、下手に調和させずにあえて断片さを出したのかな、わざとかな、と感じました。この映画は名作を目指したのではなく表現の自由さを目指したのかな、と。その「自由」とはやりすぎるということではなく、「ここ!」というピンポイントのニュアンスです。
単純にコメディであればテンポよい感じにも作れたと思います。いろいろな名監督の下で20年も助監督していたならそのノウハウは絶対知っていたと思うんです。しかしあえてそれをやらずにあのユルい路線で行ったのは、無能なんではなく逆にすごいんではないかと。
夜のゴールデン街を延々と走る浅野忠信と堀北真希のシーンの長さや撮り方、赤塚不二夫の担当に復帰することへの思いを正されるコメディと真面目のさじ加減が絶妙な堀北真希の演技と、中途半端な夕日のカットなんかを観て「こりゃー確信犯だな」と思った次第です。

ちなみに「レッツラゴン」にはかかせない赤塚不二夫に連れ添った編集者が男性から女性に変更されていたことへの怒意見も多かったのですが、赤塚不二夫本人が好きだというライトなファンには気になりませんでした。逆に赤塚不二夫を見守ったもうひとつの母性、というアイコンとしては分かりやすくアリだったと思います。
そしてそれを演じた堀北真希。観るのを迷っていたひとつの理由でありました。
嫌いじゃないのですが、それこそ赤塚ワールドでハマるのか?!と不安だったので。しかしうまく化学反応していたように思います。
さっきから言っておりますがこれは普通のコメディを目指していないはずで、赤塚不二夫作品と同様に「何かひっかかる感」が重要だったんではないかと。テンポがよいと流れてしまいがちな余白的な何か。いわゆるコメディがうまい熟れた俳優さんではなし得ない、一直線に走って来るようなタイプの方がこの映画には必要で、なんというか、沢口靖子的というか、笑わせるというより一生懸命な姿を笑われるというか、それを堀北真希がうまく表現していたように思います。
うん、そうだ、この映画は「笑わせる」のではなく「笑われる」ことを目指したのかもしれないな〜。

あと最後のクライマックスのシーンでの盛り上がると思いきやくだらない落とし方(褒め言葉)とか色々語りたかったのですが、言葉にするのが難しい…!!難しいと私の長い日記が更に長くなる!ということで、この辺で打ち止めしておきます。
総じて言うと、私の大好きな「ニュアンス」にこだわっている、愛がある素敵な映画でした。
一言にまとめると…賛否両論ありましたが結果こういう映画でよかったんではないでしょうか!というところです。
…あ、タイトル通りの感想…!!もしかしたらこの映画、かなりの上手かもしれない…!!

そしていつもの映画での涙ですが…ええ、泣きましたよ。今回はさすがに泣かないと思っていたのに泣きましたよ。しかも泣かせるようなシーンでないところで泣きましたよ。
予告見ているだけで泣くような人間ですからね、もう諦めるしかない…。
posted by コイケジュンコ at 22:01| Comment(0) | 日記

2011年05月10日

父ちゃん坊や放浪記

GW終わりましたねー。最終日の一昨日は暑かった!!
熱気ある職場であまりの暑さにのぼせてしまいました。終わって缶ジュースを飲もうとしたら思った所に缶を持っていけず唇の端でドリンキン。ジュース全部垂れ流しでおニューの白いシャツにこぼしていました。
なにこれっ!コント?!まさかのひとり二人羽織状態でしたよ…トホホ。

この体たらく、大人の階段のぼりすぎ感が否めないワタクシですが、そこら辺にいるトイザらスキッズよりも大好きなおもちゃに囲まれて生活している36歳でもあります。
このGWで購入したものは、なんとフラフープ。
親族でホームセンターに行った時に見つけまして、何故か親族一同でフラフープ大会@売り場。…ちょっとしたカオスでした。
60代に負けた悔しさから購入しお風呂上がりにやっているのですが、家具や窓の障害物に気を遣いながら回す日々。家の中って何もない広いスペースって意外にないんですよね。
嗚呼、外で思いっきりフラフープしたい…!!と切望しつつ、外でアラフォーがひとりフラフープに興じていたら近所の噂になるだろうな…と思うと理性が働いてできませんっ!狭いスペースでも優雅にこなせるよう日々の練習を頑張りたいと思います。
でも結構難しいんですよ!身体への負担を軽くするためか内側に凹凸ができており、素材もやたら軽いんです。なので、あまり遠心力がないというか、かなり腰をくねらせないと回数こなせないんですよね。
なかなか手強いです、平成のフラフープ。
ちなみにこのフラフープ、よく見るとカーブした部品8本を繋げてできておりました。小さいサイズはそれが6本。
…うまいこと考えたな!大きいフラフープを継ぎ目なしで作るより、この方がコストが低い!そしてその部品を何色か作ることでカラフルなデザインにすることができて一石二鳥っ。知恵を感じるデザインでありました。

ちなみに、私は嗜好がおこちゃまなので駄菓子も大好きであります。
特にアイスは大好きなので季節に関係なく食べます。というか、雪が降るくらい寒い日に食べるソフトクリーム最高!
そんなアイス女・コイケが最近ホームランバーを食べていたら(30代女子に似合わないアイス…)、現実でもアイス界でも人生初の「ホームラン」…!!1本当たりですよっ♪♪♪
十代ぶりのアイスの当たりにテンションマックスだったのですが、ふと我に返りました。
「…これ、近所のスーパーで取り替えてもらわなきゃいけないんだ…」
この年でホームランバーの当たりを嬉しいそうに取り替えにいくなんて…ちょっと気まずい!!
まあ、「息子に頼まれてぇ〜」みたいなそぶりで行けばいいのかもしれませんが、子どもいないの絶対知ってると思うので微妙なところです。
「サッと行ってサッと取り替えてもらお!」と勢いに任せて行ったら、まさかのホームランバー完売。
う、うそでしょ〜〜?!見たことありませんよっ、ホームランバー売り切れてるなんて…!!常にたっぷりの在庫かかえてるレギュラー商品でしょうよ!
この奇跡に余計身構えてしまう私。なんですか、このくだらないプレッシャーは…!
というわけで気持ち折れる前に、GW中リベンジに行ってまいりました。
ちょっと緊張しながらレジ通される前に当たり棒を差し出すと、店員さんはそこに棒を置きっぱなしのまま商品をスキャンし始めました。ああ、まるで当たり棒を次のお客さんに自慢するような配置…!!
恐る恐る後ろを見ると、小学生とその母上が棒をじっと見ておりました。。。きゃっ!バレたっ!!
平静を装いつつお店を後にしましたが、久々に緊張感ある買い物をいたしました。
別にたいしたことではないんですけどね〜…、年甲斐もなくホームランバーの当たりが嬉しすぎたバツの悪さみたいなものが私を緊張させましたよ。
それにしても、子どもの頃はアイスが当たると嬉しさしかなかったのに、今、なんなら取り替えなくてもいいんじゃないか?と恥ずかしさと60円を天秤にかける自分がいます。お、大人になったんだなぁ…。

まあ、フラフープ見てコスト面考えている時点でいい大人ですよ。
変なところで大人の自覚が芽生えたGWでありました。
でもこれからももぐりのトイザらスキッズであり続けます!
もうすぐ37歳で「キッズ」もありませんけどね…。
posted by コイケジュンコ at 12:40| Comment(0) | 日記

2011年05月01日

ドクター中松+MJ=?

最近、すき家を見つけると吸い寄せられるように入ってしまうほど、おろしポン酢牛丼にハマっているコイケでございます。
先日、ひとり牛丼屋に入りカウンターで食していたところ、隣りの席に大学生くらいの男の子が座りました。
「牛丼並、おしんこセット」という注文を受けて、研修生バッヂを付けている品の良いパートのおばさまが「はい、牛丼並をつゆだくで」と聞き間違い。
「え?いや、おしんこセット」と言い直されると、「あ、牛丼並つゆだくのおしんこセットですね」と何故か「つゆだく」イキ。
「違います。牛丼並のおしんこセットです」とハッキリとゆっくり言い直す男の子。
そうしたらパートのおばさまが、ロボットのように腕をL字に曲げワンフレーズごとに振りながら、「牛丼並っ、おしんこセットッ、つゆだk…」「つゆだくいらないです。」と間髪入れない勢いで男の子がツッコんでおりました。
コント級の「つゆだく」へのこだわり。学生の男の子はつゆだくが好きなはず、という思いこみがなせた勘違いだったのでしょうか。隣りで聞いていても字数が合わないし、間違うような感じじゃなかったんですけど…。
まあ、若干「声に出して言いたい日本語」ですよね。「つゆだく」って。

さて、予告通り「岡本太郎展」のお話をさせていただきたいと思います!(ちなみにこの日の夜もすき家行きました。)
いつもながら流暢に構えていて、もう少しで見逃すところでした!危ない危ない。
でも、本屋さんのレジに置いてある割引券はしこたまもらっていたのです。レジで割引券を見つける度、「あれ?この間もらっていた券どこにやっただろう…」の繰り返しで合計4枚も。す、すみません。。。
とりあえず4枚持って会場に向かったものの、チケット売場の行列に並びながら「もったいないよなあ…」と思い、ふと前を見るとステキな紳士が(推定80歳)。勇気を持って「すみません…、もし割引券などを持っていなかったら、これ、い、いかがですか…?!」と、まるで1コ上の先輩にコクるが如くモジモジ話しかける私。
「え?いいんですか??ありがとうございます」と恋成就ならぬ、交渉成立!その勢いで後ろのカップルにも渡し、全て裁くことができました!
一人で何枚もの割引券を配り歩いている女…ありがたい反面怪しい!と思われていないか心配ですが、無駄にしなくてよかった!

方々からありがとうございましたの余波を受けながら、「岡本太郎展」へ入場。
入ると真っ赤な部屋にオブジェたちが。こんなインパクトある部屋に負けない、いや、それを活かして輝いている太郎作品はやはりエネルギーがハンパない!初っぱなから見せつけられる太郎パワー。
そしてオブジェ以上にすごいのが絵。何十年前に描いたとは思えない生々しいツヤと発色、息がつけない筆運び。こ、濃い!10点くらい見ているとドッと疲れが…。見ているだけでこれなのですから、太郎のエネルギーたるやどんだけすごいんだ?!と驚愕するばかり。
最後の、目をモチーフにした作品群の部屋なんて恐怖すら感じましたからね。。。

個人的には大阪万博関係が興味深かったです。万博世代ではないのでいまいち知らなかった太陽の塔の内部なんかも知ることができました。今も濃〜い民族博物館が残っていると聞き、太陽の塔も含め今度見に行こうと心に誓いました。
そして特記すべきは、太陽の塔制作秘話。
最初はモニュメントをお願いしたのに、太郎が勝手にパビリオンを構想し始めたと聞き驚きました!
まあ、もっと驚いたのは発注した側だと思いますが。お願いした担当者は上の人に怒られたことでしょう。「おいっ!どうなってんだ?!お前、ちゃんと説明したのか?!」と。
でも、それを押し通した太郎の本気度というか、気迫はすさまじいものだったのでしょうね。空気を読まず我を通すというのは、人の気持ちに鈍感であることが必要なんだと痛感した小心者のワタクシでありました。

太郎が言うように芸術=人生そのものだと思っている私は、俄然、太郎の人生が気になるところ。展示されている著書の中に、「岡本太郎の挑戦するスキー」なる本がありまして、副タイトル「白い世界に燃える歓び」。…本を開いていない段階ですでにただのスキー入門書ではないだろうという香りがプンプンします。白銀の世界というよりは強烈な赤がチラチラしますよ。
きっとこういう本にこそ随所に太郎を感じるであろうと思うのでとても読みたい!のですが、amazonで調べたところもちろん絶版、そして中古で3万円…!た、高いっ!…気長に図書館などで探したいと思います。

展示は作品だけにとどまらず、タモリの「今夜は最高」に出演した時の映像などがあったり、太郎の言葉をくじ引きでひとりひとついただけるようになっていたり、バラエティーに飛んでおりました。
ちなみに私がいただいたお言葉は「下手なら、むしろ下手こそいいじゃないか。」
この言葉だけ聞くと、なんか太郎に慰められているような感覚になりますが、ありがたいお言葉しかと受け止めましたぞ!
そして今回、グッズも凝っておりまして、キーホルダーなんかも今は見かけない昭和な留め具を使っていたりして、物欲が強い私としてはどれもこれも欲しくなってしまったのですが、キーホルダーなどはやらなくなって久しいので冷静にやめました。大人になった…。
ということで、実用性の高いお茶碗を購入いたしました。太郎茶碗で食べたら米の栄養価が2割くらい高くなりそうじゃないですか?!逆に食欲が2割増しになったら困りますけど。これ以上の食欲はノン!でございます。

そんなこんなで満喫した「岡本太郎展」。見終わった後はかなり体力が消耗しておりました。
なかなかキャッチーで見やすい展示になっていたのですが、何でも自分が納得できないと気が済まずディスプレイや土器写真も自ら手掛けるタイプの岡本太郎が、今回のキャッチーな展示に関して生きていたらどう思ったかな〜というのも気になるところですが、タモリと変なコントをやっている映像を見る限り、案外気に入るかもしれません。
ここでカミングアウトしてしまいますが、私、岡本太郎は好きでも嫌いでもなく「凄い」と思っていました。それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
今回、岡本太郎の極端な純粋さというものを強く感じました。
語弊があるかもしれませんが例えて言うなら、すごい作品の合間に理解不能な作品も作る「ドクター中松」的天才肌と、環境問題を訴えながらも最先端物好きで電飾衣装を作ってしまう「マイケル・ジャクソン」的屈託のなさを合わせ持っている感じ。
自分の興奮にひたむきだからこそこんなにエネルギーを発散しているのだ、と妙に納得いたしました。というわけで、展示を見終わった今も岡本太郎は「凄い」と思う私なのであります。

ちなみに今回のキャッチコピーは「なんだこれは!」。
私が一番「なんだこれは!」と思ったのは、草月流の花器作品。何故か太鼓持ちのような笑顔(しかもウケ口)で佇む人のような花器…。なんだこれは?!その歪んだ笑いの口の中に花を生けろってか?!
…岡本太郎、やっぱり「凄い」。
posted by コイケジュンコ at 12:49| Comment(0) | 日記

2011年04月27日

おや? 声が、遅れて、聞こえて、くるよ。

ワタクシ所用のため4日前まで長崎に行っておりました。
長崎は方言がステキッ!!女性やこどもは2割増しでかわいく感じます。
「これ食べてよかと?」とか「これもらってよかと?」と言われると、「よか、よか!!」とまるで孫という名の宝物を愛でる大泉逸郎ばりに手放しで許しちゃいそうです☆
長崎はしょっちゅう行きたいくらい好きですが、いかんせん飛行機が苦手でして。。。
こんなことで海外に行けるのか、私?!
友人に言うと「いつの時代の人よ」と呆れられていますが、15年振りに海外に行く予定があるので不安が募っております…。

というわけでなかなか落ち着かずご報告遅くなりましたが、「doT‘n’StRipes」〜ミズタマとシマシマの冒険〜無事終了いたしました〜〜!!
3日間と短い期間ではありましたが、見に来てくださった方々ありがとうございました!!
今回お初な方々とやらせていただいて、また新しい輪が広がり楽しかったです。
お客様もしかりで、あまり出会いのなかった分野の方々にも見てもらえて直接感想をいただけたのは、私にとって実りあることでした。

今回の展示は水玉&ストライプがテーマということで、新作だけでなく旧作も展示したのですが、見返してみるとあるある…、特に水玉を使った作品が結構あることが判明。こうやって振り返ると自分の傾向がわかったりしますね。
今回は、水玉orストライプをあしらったui-kutsuを新作含め6点、金沢でやった展示以来4年振りの「her shoes」新作1点の計7点の紙靴を展示。
大きな作品は、2年ほど前にTAYAさんのショーで使っていただいたじじばばドレス3点。
これ、深川いっぷくさんでやらせていただいた木版画「平成じじばばめんこ 深川スタアシリーズ」を水玉パターンにしたテキスタイル(?!)を使ったドレスだったんです。おしゃれなヘアショーにこっそりじじばばを忍ばせる私。
それに合わせて、その基となったじじばばめんこも水玉やストライプを使っている版画2点を展示。そして今回は、初めて版木も展示いたしました。
前日の設置中にミヤタさんから「版木展示しても面白いかも」との一言をいただいて「なるほど、そうかも!」と気軽な気持ちで置いてみたのですが、実際展示してみると、意外に版木に対する反響があってビックリいたしました。自分にとって当たり前にやっていたことに感心されたり、じっくり見てくださる様子が新鮮でした。
私の場合、結構作品を作ったところで完結してしまう傾向がありまして、作品が作り終わると次の作品に気持ちが行ってしまうので、「どう見せるか」ということをあまり練らないんですよね。最近特に「それではいかんなー」とは思っているのですが、こう体感すると切実に「もうちょっと『見せる』ということを考えなければ!」と思え、そんな勉強にもなった展示でもありました。

イチハラさん、谷川さん、ミヤタさんの作品は主にぬいぐるみでどれも素敵でした!買わなくなって久しいですが、ぬいぐるみって物欲がふつふつと沸き上がりますよね…!私の日記は写真入れないのでお見せできなくて残念!是非皆さんのブログに見に行っていただきたいと思います。
そして4人共通の「オーナメント」。これも4者4様で、バリエーション豊かなオーナメントが天井から無数にぶら下がっていて、とても賑やかで楽しい展示となりました。
しかし、私ったら会場写真を撮り忘れてでですね、お客様が購入してくださって吊るされた紐の残骸ばかりになってからの会場しか撮れませんでした…。やっちまった。
どれもかわいかったから売り切れ御免状態で、チャリティー目的で急遽やろうということになったオーナメントだったので、本望というか、ありがたいことでした。
私のオーナメントはというと、あまりに浮いたものを作ってきちゃったので最初苦戦するかと思いましたが、思ったより売れてくれてよかったです。(買ってくださった方々ありがとうございました!)
だって私の…キ○ケシですもの。皆さんかわいいものなのに、私、キ○ケシにHI-FUKU着せて勝手にコラボ「コイサンマン」でしたもの…。
でも袋に入れてパッケージして、「袋に入れると魅力が増す『ハッピーセット』効果」を狙ったのがよかったみたいです。

ちなみに、今展示の売り上げの一部を東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付いたしました。お買い上げくださった皆さまありがとうございます。ホームページのお知らせ欄に金額などを載せましたので、よかったらご覧になってくださいませ。


いや〜それにしても、10日くらい前の話だったので書くのに時間がかかってしまいました。思い出すにも時間がかかるという。。。トシか?!
昨日は「岡本太郎展」を見に行って来ましたので、これは早めに日記に書きたいと思います…!
posted by コイケジュンコ at 23:56| Comment(0) | 日記

2011年04月10日

いろんな意味で若返り中

4歳の甥っ子に「おしゃべりしないで食べなさい!!」と怒られたコイケジュンコです。こんばんは。
甥っ子は、今年5歳になる年中さん。昨年末は優しき兄だったのに…。これくらいなんですよね〜、私を追い越すのは。まあ、年齢的に大人の真似をし始める頃だと思うのですが、それが主に私に向けられているんですよね。。。
先日会ったら「やめなさい!」とか「○○に連れて行ってあげないからね!」とか、兄を通り越して完全に親目線です。くそう…。もうすぐ5歳だと自慢されたので、こっちはもうすぐ37歳だって自慢仕返してやりましたよっ。
そんな彼は「天国と地獄どっちに行きたい?」という質問に対して(この質問もすごいな…)、「地獄で働きたい」と答えていました。ドSかっ?!

昨日は数ヶ月ぶりに美容院に行ってまいりました。
グループ展1週間きっている今、それどころではない気もいたしますが、数ヶ月前「落ち武者風に☆」とお願いして切ってもらった髪型が本当に落ち武者になっていてビックリしちゃったのでさすがに行ってきましたよ。
「風」なのと「そのもの」なのは大きな違いですからね〜。いつの間にか貫禄ある髪型になっていました…。
まあ、前回生え際近くに切ってもらった前髪が伸びるのを待っていたのが原因ですが、そんな極端なことをしているからこんな事になってしまった訳で、自業自得です。。。
そして今回はというと、ちょっとむさくるしい髪型にしてもらいたかったので、「くせっ毛の文豪が2ヶ月髪を切っていない感じ」にお願いしました。担当してくださっているIさん、毎度すみません、こんな頼み方で…。
もっと具体的にいい説明できたらいいんですけど、想像しているビジュアルがホワホワしているので、どうしてもこういう説明になっちゃうんですよね〜。
昔担当してくれていた美容師さんに「オーダーが難しいのは、ある男性とコイケさんくらいだ」と言われた事がありまして、その男性というのはいつも季節に例えてオーダーしていたようです。それよりは分かりやすくないですか?!私のオーダー!…え?どっちもどっちですか??
とりあえず、落ち武者をそのまま生かして長めにパーマをかけ、最後に盆栽風に剪定することになりました。
しかしパーマをかけてみたら…なんか切らなくてよくね?みたいにいい感じになりまして☆ほとんど切らずに帰ってまいりました。
その出来上がりは、例えて言うなら、「寝起きの2歳児」といったところでしょうか。
文豪と2歳児では人生の含蓄が全く違いますが、大変気に入っております。基本「寝起き」スタイル大好きですし。整髪剤のCMは断然使用前派でございます。
こうして髪も心も甥っ子より年下になれたのでございます。

しかし、やはり髪を切ったり服を買ったり、そういった身に関することに投資するとすごく気分転換になりますね!
というわけでこの潤いを胸に、グループ展準備ラストスパートかけたいと思います。
今回は全員でオーナメントを作ったりしていて面白い展示になりそうです!
ただ、私のオーナメントが浮かないか心配ですが。。。趣味に走りすぎているので。しかし私と同じ世代は面白がってくれるはず!
皆さんの反応も楽しみです♪
posted by コイケジュンコ at 20:49| Comment(0) | 日記

2011年04月03日

郷に入って郷に従う!

先日、地元の駅からバスに乗って帰宅していたところ駅近くで渋滞、見慣れているはずの風景をじーっと見ていたら、あるビルの2階にムーディーなバーがあるのを発見いたしました。
ムーディーながらもアットホーム感も漂うそのバーにはちらほらお客さんも見え、ふとバー内にある大画面のスクリーンに目をやると、まさかのマツケンサンバ…!!
ええ?!ブームが完全に去ったこの時期に?!しかもムーディーなバーで何故?!
疑問が次々に浮かんできましたが、ちょっと照明を落としたお店で映るマツケンは妖艶でありました。
カップルのお客さんがマツケンサンバを見ながらまったり語り合っている様子は違和感を感じざるを得ませんでしたが(注:私の視力は2.0です)、ずっと様子を見てたらちょっと行ってみたくなってきました。
この話でお店気になった私の友は連絡ください!

え〜、4月に入り、HPのニュース欄を更新いたしました!
4/15〜17は予定通りグループ展を開催する運びになりました。
このグループ展は、イチハラサチコさん、タニカワリサさん、ミヤタケイコさんというご活躍されている作家さんたち主催のユニット展でして、テーマ毎にゲスト作家さんをお招きして展示するという面白い企画。
その栄えある第一回のゲストは…なんとアタクシ!!
大変恐縮ですが、面白くなりそうでワクワクしております♪
今回のテーマが水玉&ストライプということで今までの作品を振り返っていたのですが、結構水玉度が高いことに気付きました!意識しておりませんでしたが、私にとってはナイステーマ!だったようです。
というわけで今回は、イベントには出したけど未展示な作品と新作を織り交ぜて展示させていただきます!六本木界隈にお越しの際には足を運んでいただければと思います。

そんなこんなで、水玉&ストライプな作品に携わっている今日この頃ですが、本屋さんにぶらっと立ち寄ったら雑誌『一個人』の特集が「大江戸入門」!即買いしました。
今度作ろうと思っている木版画作品のため最近江戸や浮世絵の本を読んだりしているのですが、今はまだ取りかかる段階じゃないという時に限ってイイ文献が出てきたりしちゃうんですよね〜〜。気持ちがフワフワしちゃっていけません。
まあ、でもちょっとだけ…とぺらぺら見ていたら、あの時代、北斎や広重のような有名絵師の浮世絵が現在の価格で600円前後で買えたとの情報が…!!
まあ、ブロマイドみたいな感覚ではあったと思いますが、ろ、600円かあ〜…。物欲の強い私はきっと買ってたな。と何故か自分@江戸でものを考えてしまう私。

学生の頃は歴史とか大っ嫌いだったのですが、この年になると「へ〜!ほ〜!」ということが多くて、歴史というものにとても興味があります。
高校生の頃、日本史か世界史を選択しなければならなくて、「漢字で減点される心配がない」世界史を選んだのですがやたらと長い名前の人が多く、「どっちもどっちだった…」と途方に暮れた記憶があります。
着眼点を変えたらすっごく面白かったのに、「暗記するだけの教科」という狭い了見で歴史の授業を受けていたことが悔やまれます。まあ、そう偏った考えになってしまうくらい歴史の授業って走馬灯のように駆け足ですけど。
基本「点」なんですよね、伝えられ方が。どちらかというと「線」にこだわっていただけると頭に入ってきた気がします。
こういった後悔人間を生まないために、生徒の心を掴むような面白エピソードをちょいちょい入れた授業をひとつよろしくお願いいたします。
ちなみに私が「歴史って面白い!」と思ったきっかけは、王道の司馬遼太郎先生作品。あの淡々とした話運びは逆に人物の内面を浮き彫りにしてグイグイ引き込まれましたね。そして、時代時代の環境によって人間性が形成されるんだということを痛感、故に、歴史というものに興味を持ったのだと思います。
ああ〜、中高生の時に司馬遼太郎作品を読んでおくんだった!

ところで、この『一個人』という雑誌、初めて買った気がしますがなかなかシブい素敵な雑誌でありました。見た感じ『サライ』より若い世代、50代〜の雑誌でしょうか。
雑誌というのはターゲットが絞られているため、ある意味プライベート性があって興味深いものです。気軽に違う世界を覗ける面白い媒体だと思います。
なので私はあえて色々な雑誌に手を出します。本屋さんに行くと全コーナー見る勢いで徘徊し、女性ファッション誌はもちろんのこと、男性ファッション・情報誌、趣味の雑誌、対象年齢の幅で言えば『めばえ』から『サライ』まで、面白そうな特集があると購入します。
特集内容はもちろんのこと、アプローチの仕方も年齢に合わせたものになっていたり、使っている紙質も色々で、これは色々な雑誌を見ているからこそ気付ける楽しみ方であります。

そして顕著にターゲットを感じられるもの、それは雑誌主催の通販。
今回購入した『一個人』では、江戸特集に合わせたのでしょうが、レプリカ小判〜\50,400!(赤座布団付き☆)
レプリカというにはなかなかのお値段…。ちょっと小金持っている、そんなおじさまが思い浮かぶ絶妙な値段設定。
その他にも「大人の趣味通販」なるページがあり、「神輿模型」と「甲冑プラモ」を通販、こちらも2万円〜6万円。気軽な気持ちでは手が出せないお値段ですが、サイズ的にも6万円の神輿は全高54×全幅32×全長30センチのビッグスケール…!!
お金の問題ではなく、こんなお神輿模型を買ったら間違いなく奥様からお叱りを受けるサイズであります。
他の雑誌に載せたら間違いなく「いらねーーー!!」とツッコミを受ける通販商品。こういう商品を見ながら、その向うにいる読者を想像するのもまた一興なのです。

そんなワタクシ、最近、資料探しで幼児・児童雑誌をチェックしていたところ、『小学一年生』の付録に「ゆびピアノ」なるものが付いていることを知りまして。HPを見ていると、そのゆびピアノとアコーディオンがセッションしていたりして楽しそうなんですよ!
これは手に入れるしかない!と本屋さんを巡りましたがどこにも売っておらず。どうやら、あと数日で来月号が発売するタイミングだったらしく、どこも完売だったようです。
久々に会った友達(小学生の子持ち)にその悲しみを聞いてもらったりしたのですが(どんだけ欲しいんだっ!)、先日その友達から連絡があり、「欲しがっていたゆびピアノ、ゲットしたよ!今度渡すね☆」とのこと。やったぁ〜〜!!
私の大仏指は入らないよ、と慰めの言葉(?!)をもらって諦めていたのですが、手に入れる事ができそうです。

…悲しい哉、私の前では「ターゲット層」という言葉は皆無なのでありました。。。
『一個人』を読みながら『小学一年生』の付録を楽しみに待ちたいと思います。
posted by コイケジュンコ at 21:58| Comment(0) | 日記

2011年03月23日

グラスハープ・セレナーデ

原発問題による野菜や水の影響が騒がれていますね。
免疫のない乳児にはもちろん配慮しなければなりませんが、私たち大人はそんなカリカリする必要はないのでは?と思ってしまうワタクシ。
野菜に関しては1年間食べ続けなければ大丈夫ならば、せめて今あるのだけでも食べちゃまずいですかね?美味しそうに出来ているのに廃棄なんて辛すぎる!!
可能性がゼロじゃない、ということでこういう発表をしなければならないのだと思いますが、世の中、可能性がゼロな物って良くも悪くも案外ないものです。
また、あまりに抗菌のものばかり使用していると免疫が増えなくなってしまうように、過敏になりすぎるのも自分を弱くするだけなんじゃないかと考えたりもします。私は人間体内の順応力を信じているのです。
もちろん、放射能問題はとてもデリケートな話ですが、数値や説明を聞くと「大人は食べられるんじゃない?」というのが私の結論です。
楽天的と言われるかもしれませんが、色々な問題を抱えている今、意識的に鈍感になることが必要なのかなと思います。
敏感になりすぎると先に進めませんからね。人間ずっと真っ白なままでいられるわけありません。私は泥がついている方が美味しい野菜のように生きたいと思います!

さて、ここからはいつもの「くだらない話」☆

先週の連休はお墓参りに行ってきました。
水汲み場で桶に水を汲んでいたところ、後ろに並んでいた三兄弟が柄杓を持ってふざけいていたらしく、柄が私のお尻にブスッ。
思わず仰け反る私。と同時に「こらっ!○○!」と孫を注意するお爺ちゃんの声。
うう…、お爺ちゃん見てたんですね…。どうせならお尻を突かれたことをスルーしてくれた方が幸せだった。。。
相変わらずそんな三枚目なハプニングに遭っている今日この頃でございます。
ちなみに、刺さったところは割れ目ではなくお尻のホッペですのであしからず。しかしツボに入りました。こうなったら東洋医学的に何かが改善されていることを願います。

また、私の大好きなココスの様子も見に行ってきました。
やはり通常メニューではありませんでしたが、いつも見かける店員さんが忙しく働いている様子を見て安堵いたしました。
ココスといえば、震災に遭った前日にも行きまして(行き過ぎ?)、すごい光景を目の当たりにいたしました…。

私が通された席の通路挟んで隣りにはご婦人二人が座っていました。
テーブルを見てみると、ドリンクグラス&カップの山…!!ちょっと見たことがないほどの量なんですよっ!
こっそり数えてみると、一人9つずつある…!!計18つ!!もし同じカップでおかわりもしていたら一体何杯飲んだんだ…。四人席なのに二人でテーブル半分以上グラス(圧倒的にコールドドリンク多し)で埋まっており、「グラスハープでもやるのか!?」という勢い。
お二人の年齢は見たところ60〜70代。「食欲や食の好みが年相応ではない」と方々からお褒めとお叱りのお言葉をいただく私も、さすがにこの量は…。
そんなパワフルコンビを気にしつつ自分の時間を楽しんでいたのですが、おばちゃんたちが「最後にさっぱりしたもの飲も☆」「このカップ持っていこ〜」と言い出し驚愕…!!
まずこんなに飲んだ上で「さっぱりしたもの」を求める気持ちの(腹の)余裕!そして、カップ使い回す=それ以前も使い回した可能性があり、そうすると一人で十数杯飲んでいること確定です!
そんなことに驚いていたら、最後にテーブルで精算し始めました。「日替わりランチは〜…860円だって!」
え、え〜?!揚げ物のランチ食べてそれだけ飲んでいたの〜〜?!
天晴れ。天晴れであります。
食欲のテッペンは成長期だけというわけではないということを背中で教えていただきました。
友達の食に変化が訪れ始め、「いつ食の嗜好が肉から魚になるのかしら?」と心待ちにしておりましたが、もしかしたらこのまま男子高校生のような食事を好んでいくのかもしれないと悟ったコイケでありました。
しかし私が60代になってもあのお二人の域にはいけないだろうな…。
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2011年03月19日

明けない夜は、ない!!

この度の地震で命を落とされた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された皆さまに心よりお見舞いを申し上げるとともに一日も早い前進をお祈り申し上げます。


あの地震から昨日で一週間。
一つ前の日記が物騒なタイトルということもあり(汗)、本当はもっと早く更新しようと思っていたのですが、こう改めてブログに記すとなるとなかなかうまく気持ちがまとまらず書けませんでした。
ここは私の率直な気持ちをつらづらと書かせていただこうと思います。

あの日、私は仕事にでかける15分前でした。そろそろ…という時に地震が起こりました。
最初「あれ?大きいな…」から「あれ、あれ、これやばいんじゃないか?!」と思い外へ脱出、その後もどんどん大きくなり怒号のような音とともに激しく揺れる光景を見て、絶望を感じながら必死に踏ん張りました。
千葉は震度6。周りの市に色々なダメージがある中、ありがたいことに私の家の被害はありませんでした。
被害を免れた私ですら恐怖の体験で未だ体に揺れを感じている日々。被災地の方々を思うと、胸が締め付けられます。

この日記を読んでくださっている方々はご存知だと思いますが、私は非断捨離人間。恐る恐るアトリエを覗くと、素材・本・書類が全シャッフル。大量の物で床が全て覆い尽くされ数十センチ床が上がっているような感じでした。しかしほとんどが紙ものなため破損したものはなく、奇跡的に本棚に入れた本に関しては飛び出しておらず、本棚も倒れずに済みました。
ちなみに私の大量に物があるアトリエは一軒家の2階。余震がある度にビクビクしております。。。ある程度、物を処分するときに来たのかな…。
それにしても制作などで必要なものをちょこちょこ買っていただけなのに、こんなに大荷物に。塵も積もると山になる、という言葉を痛感しております。

私の地区は停電を積極的にやっているため、ほぼ毎日停電、多いときは6時間の停電があります。
しかしお店をやっているわけでもなし、幸い日中であれば電力を全く使わないアナログアーティストなため停電どんとこい!
そんな停電初日、一番最後の夜の部ということもあり、光も音もない世界で不安になるかと思ったのですが、意外にホッとした自分がいました。
毎日流れる不安を煽るようなテレビ報道を見過ぎて心が疲れていたようです。
1時間くらいボーッとした後、今まで全くいじる気にもなれなかったi-Podを取り出し動画を見てみました。
何度も見たはずのお笑い動画に思わず吹き出し、「あれ?私、久々に笑ったな」とふと我に返りました。
こんな時期に笑うなんて、と思われる方もいるかもしれませんが、笑ったことにより俄然エネルギーがみなぎっていくのを感じました。

今被災地は映像で見るだけでも心に突き刺さるほど悲惨な、しかし現地ではその想像以上の状況を強いられています。最低限必要な物も入らない過酷な場所で、今はまだ衣食住以外のものは邪魔なだけだとは思います。
でもいずれ必ず「必要最低限の衣食住」以外のものが必要になります。人には心があるから。心が揺さぶられるというのは、最低限の衣食住では補えないエネルギーを持っているのです。
今、笑顔になれる機会があるなら不謹慎と思わず笑った方がいい。それが復興への近道だと思うのです。

私たちのように不便なことがあっても生活できる者がやるべきことは、募金、節電はもちろんのこと、自分の生活を全うすること、だと思います。
色々な団体が自粛するムードになっています。それもありだと思います。また、今のご時世、何をやろうにも電力やガソリンを浪費してしまうというジレンマもあります。
そういった意味では本当に正解がわからない状況ですが、大切なことは冷静に判断しつつ「前を向く」ということ。
私は「言霊」ってあると思うんです。
後ろ向きな事ばかり言っていても良い方向に向かうとは思えません。「大丈夫!」「できる!」と声を出すだけで一歩が踏み出せたりする、やる気が出たりする。
動ける人間がやるべきことはポジティブに生活すること、そして復興という段階になった時に色々な意味で頼もしい仲間でありたいじゃないですか!
不安がって買い占めしている場合じゃありませんよっ。2倍品出しして3倍以上の売れ行きなんて皮肉すぎる!それ故に被災地に物が行かないのであればこんな情けない話はありません。

あまりの大きい被害に途方に暮れてしまいますが、小さいことを少しずつやるだけでも全然違うと思うんです。
ちょこちょこ集めていたら私のアトリエがすごいことになっていたように、例えば1億人が全員1円募金したら1億円!1人一万円なら1兆円!
そう考えると、集まった力ってすごくないですか?!
自分にできる範囲でいい、できることをやり続ける。それだけでも総合すると大きな力です。
そんな気持ちを持って、資源は大切に使いつつ、微力ながら募金をしたり経済を回すべくたまには外食したり嗜好品を購入したりする日常を復活させ始めました。
冗談なんかも言いつつ、愛すべきくだらない作品を制作したりしています。
ある意味不謹慎かもしれませんが、ここでもくだらない話を復活させていきたいと思います。
なぜなら「くだらないこと」は私の活力だから!
その上で、もし皆さんの一服材料になれるのだとしたら、嬉しいです。

明けない夜はありません!!!
ポジティブジュンコでいきますよ!!
posted by コイケジュンコ at 20:35| Comment(0) | 日記

2011年03月09日

血文字で「贈る言葉」

日中はポカポカする陽気になってきましたね〜。
3月は卒業式シーズン。街でも振り袖袴の女の子を見かけるようになりました。

卒業式の思い出というと、卒業式の練習を真っ先に思いつきます。何かが間違ってる…!まあ、練習時間が長かったですからね〜。
大学は本番のみでしたし高校も段取りくらいしか練習していませんでしたが、中学校では1週間くらい、小学校に至っては1ヶ月くらい要していた気が。
中学校の時はちょうど成長期だったので眠気との戦いでした。友達同士で「どうしたら眠くならないか対策」が流行し、最後まで生き残ったのが「目の周りにタイガーバームを塗る」のと「キツめのゴムを手首にいくつかしておいて、眠い時にゴムパッチンする」でした。「目の周りにタイガーバーム」、…かなり危険。どんだけ眠いんだ成長期!!
小学校の時は眠気こそありませんでしたが、とにかく練習が長くて「忍耐」の二文字でした。卒業式におけるタブー「手を膝から離して顔をいじる」をしないために。
在校生の4,5年生もほとんど一緒に練習で、特に卒業にまだ疎い4年生の頃はキツかったのを覚えています。というのも私、顔をよく触るんですよ。雑念が多いと小さなムズムズが気になってしょうがないですからね。
小6の時はかけ声のソロパートを任されたのですが、意外なありがたい時間が☆
ソロパートをやる子だけ全体練習を抜け出して個人練習する時間があったので、そこで思いっきり顔を触りまくることができたんです。
ちなみにソロパートは「あなたはこの文、あなたはその次の文」と先生がスパーンスパーンとセリフを割り当てていきます。なので自分自身は全く身に覚えがない「初めての参観日の話」を語るハメに…。それもまたいい思い出です。

顔を触る話に戻りますと、まあ、皆さん少なからず顔は触ったり掻いたりすると思いますが、私は産まれたときから顔を掻いていたようです。それもかなり。
聞いた話では、新生児室で赤ちゃんたちが並んだ中に一人荒くれ番長のように顔が傷だらけの乳児がいて両親はギョッとしたそうです。しかもそれが自分たちの娘だと分かって更にギョギョッ。もうさかなくん状態です。(余談:さかなくんといえば、「徹子の部屋」で黒柳徹子のことを「徹子様」と呼んでいました。)
赤ちゃんって産まれたときには爪が伸びてるらしいんですよね。その爪で掻いたもんで顔が傷になっちゃったらしいです。女の子なのに…。

さすがに赤ちゃんの時の事は覚えていないので、自分自身が覚えている顔掻きエピソードとしては(嫌なエピソードだ…)、それこそ小4の頃。
朝起きて寝ぼけ眼で洗面所に立つと、鏡にうっすら赤いものが映って見えたんです。あまりに鮮やかな赤だったため、「ん?なんだ??」と開ききらない目で凝視してみると…

なんと顔から血が流れていました…!!

あまりのショックにパァン!と一気に開眼。
ちゃんと見ると、鼻の付け根あたりから両鼻脇に向かって流れており、「人」という血文字が…!!
そう、夜中に顔を掻いて、出血するほどの傷を自分で付けてしまったようなのです。
金八世代としては「人」というと「人と人が支え合う」という意味がある有名な漢字…それが私の顔に出来上がっておりました。血で。「人」という素晴らしい漢字が一気にオドロオドロしい印象に。

小さい頃というのは恐怖なことがあると隠したくなる習性があるものです。自分の顔から血が流れているという恐怖から「家族に知られてはいけない…!」と思い、こっそり血を拭いながらコソコソ朝食。そそくさと学校に向かった記憶があります。
登校後、傷が開かないようとりあえず絆創膏を貼ることに。鼻に絆創膏、というとマンガなどでよく見かけますよね。「そうそうそんなところに絆創膏貼る怪我しないだろう」なんて子どもながらにツッコんだものですが、まさか自分が貼ることになるなんて…トホホと思いながら絆創膏を貼ろうとすると、…貼れない。
傷が一番凹んでいる鼻の付け根だったため、横に貼ろうとすると目も一緒に貼ることになっちゃうんですよ。縦に貼るのも面白すぎるし、色々試行錯誤したのですが結局自然治癒に任せることにしました。マンガよりも難しいところを怪我し、「なんでこんなところを怪我してるんだ、私…」と遠い目になった苦い思い出でありました。

…気がつけば、卒業式から痒みを経由して顔の出血の話に流れてきちゃいましたが、最後締めるために、この「人」文字エピソードを旅立つ人々への贈る言葉とさせていただきます。(最低だ!)
posted by コイケジュンコ at 21:26| Comment(0) | 日記

2011年03月05日

楽しい美術科見学

最近「毎日ヨーグルト食べているから今年は花粉症になっていない☆」と余裕かました発言をしていたら、速攻で絶好調な花粉症になったコイケジュンコです。いや〜、神様見てたのかな…。
私の症状はもちろん鼻水もすごいですが、一番やられるのが目。毎年ひどいです。
ある年なんてあまりのひどさに訳が分からなくなってしまい、耳鼻咽喉科に行って「すみません…目が、目がかゆすぎるんです…!!」とすがりつき、先生に「え?…鼻は?」と聞かれ「鼻よりも、とにかく目なんですっ!!」と気迫押し。何故か耳鼻咽喉科で目薬だけ3本ももらって帰って来ました。眼科に行け!!
もうそんな珍行動を起こすほど目がやられるんですよ。なんなんでしょうね〜。
目の大きさは人並みなんですけど、虫もよく激突してくるんです眼球に。もしかしてあまり瞬きしないタイプなのかも。目を開けっぱなしなので花粉も虫も人より多く付くんですかね〜。

そんなどうでもいいことを長く語ったところで、先週見学させてもらった素敵な授業のお話を。
多摩美学友会主催の出前アート大学を見学しに都内某小学校に行ってまいりました。こんなことをやられていたとは知りませんでした!しかももう38回目!
色々な分野で活躍されいてる多摩美OBの方が一日先生になって授業される企画物なんですが、これがかなり本格的なんです…!
放映しない「ようこそ先輩」といった感じ(テレビ取材は入っていましたが)。
その数日前、NHKで放送した「ようこそ先輩 ピエール瀧」を録画し忘れて、寝過ごしたその枕を濡らしたのが記憶に新しい私としては、否が応にもテンションがあがります。
これまた「先生」というのが、資生堂のアートディレクター・成田久さんだったからです。
第一線で活躍されている成田さんは作家としての一面も持っており、その作家さんとして出会って何気に10年くらい経つ仲なんですが、会うといつも久々状態で毎回人見知りして帰ってくることを繰り返している私。でも作品は服をモチーフにしている(彼の作品はコスチュームアート)&カラフル!なので同じソウルを持っていると感じている作家のお一人なんです。なので今回のワークショップを教えてもらってかなり楽しみにしておりました。

指定の都内小学校に着いてワークショップの部屋に通されると、成田さんの作品で部屋が覆い尽くされており、なんとDJが…!!小学校にシュッとしたDJがいるんですよっ!!なんという違和感。もうそれだけでただならぬ感じで期待が高まります。
とりあえず生徒の待つ教室へ行くと、今回のワークショップ用に黒い服を着てきたこどもたちが緊張気味にソワソワしておりました。
そこへ満を持して成田さん登場!かなり強烈な成田さんのいでたち&親しみやすい物腰に、こどもたちの心のつかみはOK!
紹介や質問コーナーが終わったところで、ワークショップの部屋へ移動。圧巻の服のフロア、成田さんのミシン掛け披露等でこどもたちのテンションがみるみる上がっていくのがわかります。さすがは柔軟性のあるこども、そうするともう入り込むのは早いですね。
その後すぐに試着大会が始まったのですが、わあっと皆思い思いに服に袖を通し始めました。これ、大人だったら興味あっても周り見ちゃってこんなにすぐに手に取れないですよ!気持ちよいくらいの食いつきでした。
やはり女の子はおしゃれに目覚めているせいかとても早い。男の子ももっとモジモジするかと思ったら、いつもと違う環境に興奮しているのか意外に早くも順応。スカート状のものも躊躇なく試着し、どんどんアレンジしていいカオス状態に。

傾向としては、女の子はやはりファッションとしてのアレンジを効かせるのがうまいですね。友達同士でお揃いの髪飾りをしたり、かわいい。
そして男子。
こういうとき男子の奇行というのは定番ですね。
巻きスカートになぜか三人で入って、数センチという極小の歩幅で皆の周りを徘徊。
その群が通り過ぎると、今度は違う方向から黄色い布を頭からかぶり腰のあたりでひもでまとめている「コーン人間」が徘徊。手も顔も出ていない状態…、まるで清水ミチ子が生み出したパーカーの紐を極限まですぼめ片目だけ見せるという奇跡のヒーロー「目マン」のようではないか…!!思わぬところで「目マン」登場に一人興奮する私。

それにしても、子供たちのコーディネイトのありえなさが絶妙で「見学者」という立場にヤキモキしてしまいました。
私もあの中に入って参加したい…!!と何度思ったことか。
私の作るHI-FUKUシリーズは、こどもが一度は通るであろうチラシ服の延長から生まれたアート。これで胸が躍らない訳がないっ!!

つか、女子美もやりませんかね、出前アート。
小学生とHI-FUKUを作り、ファッションショーがやりたい!!
歩き方指導までして本格的にやりますよ(もちろんモデル経験ないですが)!!
そんなはやる気持ちを押さえつつ、お昼休憩へ。

食事処を探しプラプラしていたら、駅前にカフェがあったのでそこへ入る事に。六本木という立地なのにカレーが410円…?!しかもコーヒーor紅茶が無料なんですよ!
何度も目を疑いながら注文すると、もっと信じられない言葉をかけられました。
「ただいまサイズアップキャンペーン中ですが、アイスティーをサイズアップしますか?」
え?!無料のドリンクにサイズアップキャンペーンって何の利益が…?!
あまりの目の付けどころの新しさに二度聞きしました。
こんな場所でこのサービス…、最近都内の飲食店の低価格が目立ちます。なんなら地元よりも安くご飯食べられますもんね。
というわけで勢いで思わずソフトクリーム食べちゃいましたよ。
カレーを食べた直後にひえっひえのソフトクリームを5分で食べてもなんともない私の頼もしき胃腸。

そして午後、今度はこどもたちの手芸の時間。成田先生のポップな顔ハンカチにらくがお刺繍しちまいなっ!という素敵な授業。
午前中とは打って変わって集中するこどもたち。やっぱり小学生って食いつきがよくて素晴らしい…!
最後は皆で発表しあって終了。
参加する前は4限分ということで「見学しているだけでは長いかなあ…」と心配していたのですが、あっと言う間でした。
先生と生徒もさることながら、企画する側・受け入れる側もノリノリでやっているのが伝わってとてもよい環境が生まれていたように思います。こういう体験、もっと広めてやった方がいいと強く思いました。

そして、今回改めてこどもの発想力に感心いたしました。
私も数年前、4,5歳の子対象のワークショップをやらせてもらった事があるのですが、こどもの作るものってほんと面白いです!
あまりに素敵で欲しくなるような斬新なものをさらっと作りますからね。
まあ、こどもに限った話ではありませんが。
作るものには「個」というものが出るので、自分とは違う人間の作るものは少なからず衝撃があるものです。教えるのと教えられるのは表裏一体なんですよね。

作家として、教える仕事もしている身として、刺激をもらった一日でした。
そして、無性に小学生相手にワークショップがやりたくなってきた…!!ちょっとした感じでなく結構がっつりしたやつ。
「見ているだけ」というのが意外に辛かった美術科見学でございました。
posted by コイケジュンコ at 01:48| Comment(0) | 日記

2011年02月27日

「攻め」なセーヴル&広重、「焦り」のジュンコ

突然ですが、私、仕事でストップウォッチを使うことがあるんです。
そんなもの持ち歩いている人そんなにいないと思うのですが、そんなストップウォッチ持参の帰宅バスの中、ふと1、2メートル先の床を見たら、専門学生の足下に私のストップウォッチが落ちてるんですよ…!!しかも「ん?なんだこれ?」的な感じで蹴られてるぅ〜〜!!
なんで?!どうしたらあんな場所に吹っ飛ぶの?!
信じられなくて焦る気持ちを抑えつつ、勢いよく自分のバッグをガサゴソすると……ここにある。。。
え??どういうこと?!と頭の中がハテナでいっぱいになっていたら、専門学生が降りる準備をし始めました。床に置いていたバッグをひょいっと持ち上げると、床についていた面からストップウォッチがぶらーん、ぶらーん…。
なんと彼のストップウォッチでした。
おいっ!!床に長い紐ごと放置するなよ!びっくりするじゃねーか!!と心の中で啖呵を切りつつも、よくぞこんな近くにストップウォッチをしかも全く同じものを持っている人がいたな、という驚きでいっぱいでした。
こんな10人くらいしかいないバス車内で同じストップウォッチ持っているなんて…恋が芽生えてもおかしくない偶然ですよね☆
でも、ストップウォッチから始まる恋なんて嫌だ…。

そんな感じにドラマティック(?!)な毎日を送っている私ですが、先週はルーヴルーDNPミュージアムラボの「外交とセーヴル磁器展」へ行って参りました。
これは大日本印刷株式会社さんが行っている取り組みで、ルーヴル美術館の作品と工夫された最新技術の解説が無料で見られるんです!
作品数は多くありませんでしたが、ルーヴルと同じ質を保つため、同じ室温、鑑賞者の人数制限を守っているそうです。
私が見たときもゆったりスペースで鑑賞者3人!う〜ん、贅沢…!!
その上、すごくハイテクな様々な形のマルチメディアの解説があり、その体験自体が楽しめます。
平日夜などに一般公開もされているそうです。ホームページにて予約できるそうなので、是非♪
今回7回目だそうで、いや〜全然知りませんでしたー。 知らなきゃ損、ですよ〜!

で、今回の内容ですが、18世紀頃のセーヴル磁器ということで、あまり知識がなく見に行ったのですが大変に楽しめました。
セーヴル磁器はきらびやかで細やかなデザインの器…というなんとなくなイメージを持っていたのですが、よーくよく見てみると、余白を嫌がるように細かい柄が施され、必要以上に金を多用し、たまに渋ーい風景画が描かれている。。。
前から、ただ綺麗なだけでない「濃いっ!」感じは漠然と感じていたものの、あれ?こんなにただならぬ雰囲気あったっけ?
色々お話を伺っていると、セーヴル磁器というのは東洋磁器の影響を受けているとのこと。
た、確かに、そう言われてみると風景がちょっと東洋の山村に見えなくもない…。壺なんかを見ても金装飾のイルカが鯉っぽかったり(しかも思いっきり水を吐いているような図…)、随所に東洋のかほりが。
シアターで中国、日本の磁器がフランス磁器に与えた影響の解説を見せていただいて、確信いたしました。
この頃のフランス磁器には「ゆるキャラ」的要素があるのだと。
渋い色調、「間」を取り入れた模様のある東洋磁器を、更に素敵なものにするために金の装飾が施しているわけです。これでもかと巻き付くように施された金の装飾と渋い佇まいの東洋の壺…様々な素敵要素を詰め込んだら詰め込みすぎて「ゆるキャラ」なってしまう、まさにあの状態ではないでしょうか?!
セーヴル磁器で感じた「ただならぬ雰囲気」の謎を突き止め(注:個人的見解です)、なんだかすっきりした気持ちになりました。
今回の展示ではその頃の食事風景なんかも紹介されており、これまた興味深し。
長ーいテーブルに置かれた数々の料理の間に小さな人形が所々に置いてあるんですよ。何これ?料理の周りを小人たちが戯れている感じ?!その「余計な」感じが微笑ましく、強く惹かれました。いいな〜18世紀頃のフランス☆

このセーヴル展しかり、最近、昔のことを知れば知るほど身近に感じることが多いです。特に作り手というのはどの時代も理解できることを考えていて面白い!!
今、18世紀末に産まれた男・広重作品研究本、原信田実著『謎解き 広重「江戸百」』を読んでいるのですが、これも目からウロコ。

風景なども手掛けた浮世絵師というと、やはり北斎と広重がまず挙がると思いますが、私は広重派なんです☆
天才肌の北斎もすごく好きですが、「憧れるのは北斎だけど、付き合うのは広重ハート(トランプ)」って感じでしょうか。(今日は恋愛比喩傾向が強いな…もうすぐ春だからか?!)
広重作品というと大胆な遠近表現が特徴ですが、今まで「写真的切り取り表現」だと思っていたんです。
肖像写真とかしかなかった時代に、スナップショットのような構図なんてすごいセンスの持ち主だ、と考えていたのですが、本を読んで、色々思惑があってのあの構図たちであったことが判明。役人の目をごまかしいかに民衆にホットな情報を届けるか、そんなマスメディア的挑戦から作られた構図がいくつもあると知り、意外な事実に「へ〜!ほ〜!」と言いながら読んでおります。
ピンチはチャンス。課題をクリアするために「こうすると分からないんじゃない?!」と色々なアイディアで苦肉の策を講じた結果、あれほどの大胆な構図が生まれたのかも!と考えると、なかなか興奮します。

どの時代も、いろんな意味で「攻めている」ものが今に残っていると痛感。
これまた自分に置き換えて「攻めないとな〜」と身が引き締まるのでした。
しかし、ストップウォッチ事件ごときで焦っている小心者なんで、まあ、おかしな攻め方でしょうね。
バスケットボールの授業でドリブルで攻めて行くとき、何故か後ろ走りのドリブルになってしまっていたことを思い出しました(別名、お尻蹴散らし)。
こうなったらそんな感じで攻めたいと思います。
posted by コイケジュンコ at 01:45| Comment(0) | 日記

2011年02月16日

感受 開眼 あれ?A・RA・SHI…!!

今日はパスポート用の写真を撮りに行ってきました。「インスタントでいいや〜」と軽い気持ちでセルフのボックスで撮ったら、明後日の方向を見ながら放心している人みたいに撮れてしまいました…。
顎を上げ斜め上を見ているこの表情…これはダメ出しされるのではないか?!ということで、1度目の反省を踏まえて唯一の撮り直しをしたら、踏まえすぎて今度は顎を引き腹に一物ありそうな悪い顔に。。。
宇宙と交信しているような顔とワル顔…どちらも出国させたくない!!
両極端な表情に迷っていると時間切れになってしまったようで勝手にプリント開始。ええ〜〜!!どっちになったの?!
どっちが出て来ても最悪…とドキドキして待っていたら、撮り直した悪人顔の方でした。
大きさなどが合っていたら大丈夫ですかねぇ?ふざけてるわけじゃないし、受理されることを願います。
でもこの顔のパスポートを10年使うのか…。

落胆しつつ、近くにあったタリーズでお茶をしたところ、60代後半とおぼしき初老のご婦人が目に入りました。
一人お茶をしながら真剣に何かの本を読んでおり、チラ見するにナチュラル系かファッション系の本かな?おしゃれだな〜と思いながら、2.0の視力を駆使してタイトルを見たら「ARASHI」の文字。
…おばあちゃん、嵐の写真集を見てました。しかもかなり真剣に…!!
嵐のファン層の厚さに驚きつつも、老人の可能性を感じましたよ。

そんなことがありつつ家に帰る道中、下校ラッシュから外れた小学生たちが個々に帰っているところに遭遇。
そして恐ろしいことに、私とすれ違った小学生全員が独り言をしゃべっていました…!!
ある者は裏声で歌い、ある者は雪玉を使って架空の戦いを、ある者は何かと交信中…まあ、独り言を話す小学生は珍しくないですが、100%の確率で遭遇、しかもかなりはっきりとした独り言だったこともありなかなか凄い光景でした。

地味で何てことはない日常なのに何気にちょいちょい驚くことに遭遇する、こういう日はなかなかイイ一日であります。
posted by コイケジュンコ at 23:01| Comment(0) | 日記

2011年02月15日

サタディ・コリアンタウン

どうも、韓国ドラマは日本語吹き替え派のコイ・ジュンヨンです。あの韓国ドラマ特有の豊かな表情の演技には、抑揚のある吹き替えが私的にはしっくりきます。
そう、とうとう韓国ドラマを見るお年頃になってしまいましたよ。韓国ドラマが爆発的に有名になった頃は、全く興味なかったのに…。とは言ってもまだ2本しか見ていないので、有名なドラマとかは全く分かりませんが。コメディしか見ていませんし。まだ悲恋ものに手を出すには早いようです。
それにしても、テレビつけてたまたま悲恋っぽいシーンに遭遇すると、何故か近藤真彦主演の映画「ハイティーン・ブギ」を思い出す今日この頃。あの映画はアイドル映画ながら突き抜けた感が素晴らしかった記憶があります。ちょっとミュージカル調になっていて、心の声から歌&ダンスシーンへのなだれ込みは圧巻。すんごいまじめなシーンでコミカルさが漂います。今って廃盤かしら?DVD化されていたらもう一度見たい…!!

そんな韓流ブームがうっすら来ているこのタイミングで、友人Hたちにお誘いしていただき新大久保に行ってまいりました!
この街に降り立ったのはお初。続々と人が降りて行く中でホームも改札も作りが小さく、利用者数と駅の大きさが合っていない感じがして、この街が成長して今に至ったことを痛感いたしました。

私たちが行ったのは土曜日の夕方だったのですが、18時を目前にしてマダムたちの多いこと…!!もちろん旦那なしです。韓流の前では旦那どころではないということでしょうか。
この日の私たちの目的は韓国料理。Hが新大久保通に教えてもらったお店に行きました。その名も「まいうKOREA」。…まあ、うん、ありがちなユルい店名ですね…。ちなみに『「ま」いにち・「い」きたい・「う」まい店』の略ですので、あしからず。
しかし通な人に教えてもらっただけあって、どれも美味しかったです!!美味しすぎて後で苦しむほど食べ過ぎました。
最近、若くなくなってきたからか、食欲と胃袋の大きさがうまく噛み合いません。気持ちは食べられる!と思って食べ過ぎると、お腹の皮が痛いんですよね〜。食べた量に対してお腹の皮の伸びが限界というか、内と外でひしめき合っている痛みがあります。そこまで私を駆り立てるものはなんなんだ…。

今回がっつり韓国料理を味わって、韓国料理というのは大人数の方が楽しめることを知りました。あれもこれも食べるにはチヂミやトッポキのように量が多いものがありますし、お肉とか2人前からしか注文できないものも結構あるんですよね。鍋ものもしかり。そして周りを見回してみると、お姉様方が大人数できゃっきゃっと語り合いながら食べているのを見て、「ああ、正しい韓国料理の味わい方なんだ」と色々な意味で納得いたしました。

その後あまりに食べ過ぎたため、韓国系スーパーに寄りながらグルグル散歩へ。
ちょっと路地に入ると、更に外国な雰囲気が!異国情緒たっぷりで日本にいながら得した気分に。
それにしてもお店に混ざって民家も結構あって雑多な感じがなかなか面白いです。そして、○ブホテルが多いっ!!民家も多いのですがそれに紛れるように点在し、極めつけは専門学校の真ん前!!いいのか?!でも混沌としている新大久保ならではというか、なんかそれもアリか?と思わせる懐のでかさがこの街にはあります。

散歩していたらちょっとお腹が落ち着いたので、駅近くにあるCASAでお茶をすることに。
女性率100%!というくらい女・女・女。そこでひとしきりダベって22時半頃帰ろうとすると、席を待っている人たちがまだいるんですよ!!
一見「主婦層」に見える女性たちが深夜近くにテンション上がっている様子を見て、眠らない街・新宿歌舞伎町の程近く、ここ新大久保コリアンタウンも眠らない、つーか眠れないっハート(トランプ)街だと学びました。う〜ん、元気だ。
posted by コイケジュンコ at 23:11| Comment(0) | 日記